モーニング☆クエスト【小説】

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1チャ−ミー ◆l6x88D/U
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             ∋oノハo∈        ヽノノノヽ
               (     )・・     (      )     /  ̄\
               (   )        (   )      /    |
              (    )        (    )     (     )   川  o)
               し'(_ノ          し'(_ノ       ⊥'''⊥    ノノノハ::: 
             :::::: ::::::        :::::: ::::::       :::::: ::::::     :::::: ::::::
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2チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 15:36 ID:???
【勇者として・・・】

(プロロ〜グ)

|
|<#%$DF$T%%$$%&')~~hopi-?
|
|<うるさいねん!日本語喋れや!
   (\(\
    ヽ、\ `、
      ヽノノノヽ           ∋oノハo∈
      ( ´ Д `)<ん?何事? (´D`;)<あいぼんと、愛ちゃんれす・・へへ
      (つ⊂)            (つ⊂)
      (    )            (    )
       し'(_ノ             し'(_ノ

|
|<#%!"%$"""!"$%&(~~;hopi-・・・
|
|<なんや!やんのか〜かかって来い、いつでもやったんで〜!
   (\(\
    ヽ、\ `、
      ヽノノノヽ         ∋oノハo∈
     ( ;´ Д `)<ちょっと・・・ (´D`;)<最近、仲悪いれすね〜
      (つ⊂)           (つ⊂)
      (    )           (    )
       し'(_ノ            し'(_ノ

|
|<#hage!"$%&(’’;hopi-!
|              |\/L 
|<いくで〜ライデイ〜<ボカッヽ(・・・・ いい加減にしなさい!>
               |/\|^.(
                ↑
     ∋oノハo∈   ごっちんに殴られた
      (´D`;)<・・・・へ・・へへへ・・(痛そ・・・)
      (つ⊂)
      (    )
       し'(_ノ                                     あいぼん
                                                ↓
                                              |\/L      メ
       ・・・・上海の風との最後の戦いを前に、なんともほのぼのとした<ボカッヽ(_〆(@@;)・・・・・・
                                              |/\|^.(
3チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 15:42 ID:???
圭ちゃんと、梨華ちゃん、珍しく2人でお散歩中・・               

    ノノノヽ
  (  `.∀´)<いよいよ最後の敵、上海の風か・・
   (つ⊂)
   (    ) 〜ノノハヽ〜
    し'(_ノ   ( ;^▽^)<なんか、今から緊張しますね・・
          (つ⊂)
          (    )\
           し'(_ノ  \
                  \
\                  \
  \

                        \ | /
 ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃     ―‐ ● ―‐  ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃
         ⊂⊃                 / | \          ⊂⊃
                  ⊂⊃
しびれへいけAが現れた!
しびれへいけBが現れた!
しびれへいけCが現れた!


              ⌒ヽ          ⌒ヽ          ⌒ヽ
            ( `◇´ )〜    ( `◇´ )〜    ( `◇´ )〜
            ノ  ||||||        ノ  ||||||         ノ ||||||
             ノノノノ从        ノノノノ从        ノノノノ从
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    ノノノヽ
  (  `.∀´)<ちっ、ちょっとは休ませなさいよ、まったく

 〜ノノハヽ〜
  ( ;^▽^)<どうします?みんな呼ぶ?

    ノノノヽ
  (  `.∀´)<・・・・いや、その必要は無いよ、この程度の相手なら私等だけでも
              大丈夫でしょう、それに大勝負の前に、少し休ませてあげたいしね

 〜ノノハヽ〜
  ( ^▽^)<・・・そうですね、じゃあいきますよ、ベギラマ!

              ガン!       ガン!       ガン!
            |\/L        |\/L        |\/L
           <  ⌒ヽ      <  ⌒ヽ      <  ⌒ヽ
            ( `◇´ )〜    ( `◇´ )〜    ( `◇´ )〜
            ノ  ||||||        ノ  ||||||         ノ ||||||
             ノノノノ从        ノノノノ从        ノノノノ从

しびれへいけAに86のダメージを与えた!
しびれへいけCに83のダメージを与えた!
しびれへいけBに88のダメージを与えた!

    ノノノヽ
  (  `.∀´)<やるじゃない、じゃあ私も逝くわよ!それ!

圭はしびれへいけBに張り手をかました!しびれへいけBに158のダメージを与えた!
しびれへいけBを倒した!

    ノノノヽ
  (  `.∀´)<ふん、大した敵じゃないわね

しびれへいけAの攻撃!梨華にパシルーラを唱えた!

     ゚       ゚。 o    ゚ *<キャ〜 ゚         ゜  ゚。
                   ノノノ
 ゜            ゚         ゜              。 ゚        ゚
           。  ゜           ゚へ。へ       ゚。 o         ゚
                                  ゚。

梨華は遥か彼方へと飛ばされてしまった

しびれへいけCの攻撃!圭にしびれる液体を浴びせ掛けた!
   〜 〜
    ノノノヽ
  ( ;`.∀´)<・・・うう・・体が・・
 ((  (つ⊂) ))
   (    ) 
 ((   し'(_ノ ))

圭は体がしびれて、動けない、圭は魔物達に何処かへと、連れ去られてしまった!


                  これまで、何とかやって来た勇者達に、魔の手が伸びる・・・・・
4チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 15:44 ID:???
       (\(\  
   !   ヽ、\ `、
∋oノハo∈  ヽノノノヽ  !
 (  ´D`)   ( ´ Д `)<・・             / ̄
 (つ⊂)    (つ と)        大変です!>|;^◇^〜\ )))

    /   ̄\
   /〜;^◇^|<今、外に出たら何か、置手紙があって・・・

   ヽノノノヽ
   ( ´ Д `)<置手紙?・・・

   川o;・-・)< 内容は?

置手紙、その差出人はなんと、モンスタ〜のボス、上海の風からであった
「こざかしい真似を続ける、勇者諸君、身の程も知らずに、この私に向かって来ている
そうだが、もう無駄な事は止めなさい、今止めると言うなら諸君等の命だけは助けよう
その気があるなら使いの者が行くので、その者にそなたらの持つ【勇者の剣】を渡しなさい
もし断れば、こちらが捕らえている、そなた達の仲間が命を落とす事になるだろう」
という内容の物だった
     
   @ノハ@
  ( ‘д‘)<仲間って・・・

   ヽノノノヽ !
   ( ´ Д `)<・・梨華ちゃんと、圭ちゃんは?

   川o;・-・)<それが、目が醒めた時にはもう、姿が見えなかったんです。

    /   ̄\
   /〜;^◇^|<どうしましょう?

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<どうするって言っても、見殺しには出来ないよ・・・

  ∋oノハo∈
   ( ;´D`)<でも、どうして上海の風は【勇者の剣】なんか欲しがるんれすかねえ

   川o;・-・)<聞いた事があります、上海の風を倒すには【勇者の剣】と【光の珠】がいる
           そして、その2つを持つ勇者でなければ倒せないと・・・

  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<・・・(何が起こってるんだろう)

    /   ̄\
   /〜;^◇^|<渡せばもう、上海の風は倒せない、渡さなければ梨華さん達の命か・・

  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<[アサミン、どうかしたの?]

   川o;・-・)<[え?はい、実は・・・]

アサミンは愛に事の成り行きを教えた

  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<・・(大変だ・・・【光の珠】か・・・・・)

   @ノハ@
  ( ‘д‘)<師匠、来たみたいですよ

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<・・・・あいぼん、・・・(ゴニョゴニョ)

   @ノハ@
  ( ;‘д‘)<・・・分かりました、のの、逝くよ!

  ∋oノハo∈
   ( ;´D`)<・・・あい・・

5チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 15:44 ID:???
何やらごっちんから指示を受けたあいぼんはののを促して、使いの者と思われる魔物の
元へと逝く


                   (\ /)
                 彡ヽ (ё) ノ<フフフフ 【勇者の剣】を預かろうか・・・
                   /   \

使いの使者はニイニイ蝶だった、あいぼんは【勇者の剣】を掲げると、それを取りに来た
ニイニイ蝶を一刀両断に切って捨てた!
                       シュ
                   (\  ||| /)
                 彡ヽ (;ё| ) ノ<フフ フ?・・・( 私、こんなんばっか・・・・グフッ)
                   /   | \
ニイニイ蝶を倒した!

   川o;・-・)<!!よろしいんですか?殺しちゃって・・

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<私達の使命は上海の風を倒し、平和を取り戻す事よ・・・

  ∋oノハo∈
   ( ;´D`)<・・・梨華しゃんは見殺しにしるんれすか?・・クスン

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<(圭ちゃんもでしょ!)のの・・大丈夫だよ、見殺しになんかしない、みんないい?
         方法は2つしかないよ、2手に分かれて、梨華ちゃん達を救い出すか
         それとも、上海の風を倒すか・・・・

   川o;・-・)<なるほど、救い出せればそれでいいし、上海の風を倒せば倒したで
          他のモンスター達も死ぬ・・・いい作戦です。

    /   ̄\
   /〜;^◇^|<・・・・・・・

   @ノハ@
  ( ‘д‘)<・・・それで、メンバ〜構成はどうしましょう?

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<・・・それが問題だね・・・

その時、パシル〜ラで飛ばされていた梨華が戻って来た

  〜ノノハヽ〜
  ( ;^▽^) <ただいま〜、あ〜疲れた・・・ん?みんなどうしたの?

  ∋oノハo∈
   ( ;´D`)<・梨華しゃん!

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<・・・・自力で逃げて・・・来たの?

  〜ノノハヽ〜
  ( ;^▽^) <え?

ここまでの事の成り行きを説明される、梨華は自分はパシル〜ラで飛ばされていただけ
だという事を話した

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<じゃあ、捕らえられてるのは圭ちゃん1人か・・

  〜ノノハヽ〜
  ( ;^▽^) <私に圭さん救出の方は任せて、元々私のせいでもあるし・・

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<・・梨華ちゃんのせいなんかじゃないけど、じゃあお願いね

  〜ノノハヽ〜
  ( ;^▽^) <分かった、早めに助けて急いで合流するよ

   ヽノノノヽ 
   ( ´ Д `)<うん・・・よし、みんな逝くよ!


  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<・・・・・

作戦と呼ぶには、あまりにも・・・・・それでも負けるな、勇者達
6チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 16:10 ID:???
こうして、捕らえられている圭の救出には梨華が、残りのメンバ〜で魔王の城へと分かれて
勇者達は旅立った


                           /)
         /)             (\⌒\∋oノ(\(\
⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ     __    ミ/  ’  \( ´ヽ、\ `、    
         /    /   ⌒ヽミ/      ・・   ヽノノノヽ
        (   ノノ(            /    \ヽノ( ´ Д `)
         \        ) @ノハ@ )     〜⊂    )つ
_______)    \  \( ‘д‘)ノ         ( ヽノ
                  ノノ⊂   )つ       (((( し(_)
(○)  (○)             ( ヽノ
                   (((( し(_)


  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<・・・・・[アサミン、その【光の珠】というのは、何処にあるの?]

   川o;・-・)<・・[え?はい、この先の光の洞窟にあるらしいのですが]

  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<・・・・・[あ、あそこか・・・それがあると、魔王を倒せるんだよね?]

   川o;・-・)<・・・[ええ・・・・・あの、どうする気ですか?まさか・・・]

  (\ノノノノ从/)
  | 川 ’▽’川<・・・・・[逝って来る、私まだ一度も活躍出来てないし、これで貢献すれば
                 あいぼんさんにも、認めてもらえるかも・・・しれないし、それじゃ]

   川o;・-・)<・・[あ、でも、あそこには]・・・あ〜逝っちゃった・・・・・


まだ見ぬ敵、上海の風、魔物の大ボスであるこの上海の風を倒す為には、【勇者の剣】
そして、【光の珠】がいる、剣の方はもうある、残るもう一つの鍵となるであろう【光の珠】
を見つけ出してから出来れば向かいたい所ではあるが、仲間の1人が捕らえられ、危険
な状況である以上、もうそんな事も言ってはいられない、そんな時エルフの愛がみんな
の役に立とうと、単身【光の珠】があると言われる光の洞窟へと向かった、しかしそこには
到底、愛では歯が立ちそうも無い敵が待ち受けていようとは、愛には知る由も無かった
7チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 16:52 ID:???
   〜ノノハヽ〜
    ( ;^▽^)・・・とは言ってみたものの、何処捜したらいいんだろう・・・・
     (つ⊂)
    (    )
     し'(_ノ

この果てしない世界の何処かに捕らえられていると思われる圭を捜し出し
救い出さなければならないのだが、まさに雲をつかむようなもので何処を
どう捜せばいいのか、それすら分からない上に、それほど時間も無い
途方に暮れていたその時に、モンスターが現れた!まさに泣きっ面に蜂である

                        \ | /
 ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃     ―‐ ● ―‐  ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃
         ⊂⊃                 / | \          ⊂⊃
                  ⊂⊃

マコキュラが現れた!
                    __  ノノノ ___ 
                    \  ∬`vv´∬   /
                      \⊂(  )つ /
                       ) | \/ | (
                     /  |  |   :\
                      ̄ ̄ し'(_ノ  ̄ ̄ 

ん?しかし、ものは考え様だ、こいつに圭の居場所を白状させれば・・・

マコキュラの攻撃!マコキュラは様子を見ている

梨華の攻撃!ギラの呪文を唱えた   マコキュラに38のダメージを与えた!

   〜ノノハヽ〜
    (  ^▽^)<どう?私の呪文の味は、なんならベギラマも味わってみる?

     ノノノ 
   ∬;`vv´∬<いえ、あの参りました・・・ 

   〜ノノハヽ〜
    (  ^▽^)<だったら、命だけは助けてあげてもいいわよ、その代わり
           あんた達がさらった私達の仲間の居所を言いなさい!
     ノノノ 
   ∬;`vv´∬<・・・はい、この先にある、祠に閉じ込めてあると聞きました
                ・・・・それでは、私はこれで

やった、これで圭さんを救い出して、みんなに合流出来る、でも、何かあまりにも
簡単に白状したわね、まあ有り難いけど、私ってそんなに怖いのかなあ・・・・

疑えばきりが無い、とはいえそんなに簡単に捕らえている人質の居場所を教える
はずもない、言わば魔物側にとっての切り札のありかなど・・・・・
しかし、他に手など無い、しかも時間も限られている、今はこの情報を信じるしか
無い、罠かもしれないとは思いながらも、教えられた祠へと急いだ
8チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 20:02 ID:???

愛はこの光の洞窟という所の場所は前から知っていた、そこに【光の珠】 がある
なんて事は知らなかったが、ここにはたくさんの宝物があるという事だけはエルフ
の間でも噂されていたのだ、でも元々エルフには物欲というものが無いので
もちろん訪れたのは初めてである

       ⌒ヽ        ⌒ヽ        ⌒ヽ         ⌒ヽ        ⌒ヽ
    ( `◇´ )    ( `◇´ )    ( `◇´ )    ( `◇´ )    ( `◇´ )


             ∂⌒⌒ヘ
      ___  (\ノノノノ从/)
 ___     (( | 川’▽’川・・・・何処だろう・・
      〜ス    :|/   )
        ((((  ○(/( ノレ〉
  ___      ノ )ノ
         (( し'(_ノ
    ___
________________________________________

不気味な静けさと、異様な壁の模様に怯えながらも、この洞窟の一番奥へと
やって来た、すると宝箱と思われるものが数個置かれているのが見て取れる
この中に【光の珠】 が・・・・

     |
     |________________________________
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  /⌒ヽ   ⌒|  /⌒ヽ   ⌒|  /⌒ヽ   ⌒:|  /⌒ヽ   ⌒|
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   ̄ ̄ ̄ ̄       ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄     ̄ ̄ ̄ ̄
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        /|
      /  |
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  /      `◇)
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         |          ∂⌒⌒ヘ
|                (\ノノノノ从/)
 \              (( | 川ノノノノノノ
`◇)                 |/   )つ
 /              / (/( ○ ) /
|                   ノ ノ ノ
              /  (( し'(_ノ )) /
                 /  /ス〜
_________________________________________
9チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/29 21:33 ID:???

幾つかある宝箱を一つ一つ開けていく、中身はGoldのものもあれば、武器や防具
の物もあった、が、そんな物には目もくれず、【光の珠】を求めて次々と宝箱を開け
ていく、幾つか開けた時、運悪くミミックに当たってしまった

     |
     |________________________________
_   /      _____________
          (::::::::∂::::::::_\
           |※※※※|\)
           ~::~~~~~~~~\|
           /::`◇´:::::/|<・・ふふふ、ザラキ!
           |~~~~~~~~~| : ||
           |※※※※|/レ〉
            ̄ ̄ ̄ ̄
          ∂⌒⌒ヘ
        (\ノノノノ从/)
      (( | 川ノノノノノノ・・・!!
         |/   )つ
        (/( ○ )
         ノ ノ ノ
      (( し'(_ノ )) 
                  
ミミックの攻撃!ザラキの呪文を唱えた!
不気味な調べが愛を襲う、気持ちを弱くすれば、今にも魂を奪われそうになる
所だが、今の愛には効かなかった、自分自身の為だけなら、そんなに強くは
なれなかっただろう、だが、今の愛には強い目的と、使命感がある
しかし、致命的なのは、愛には攻撃に転ずる手段が無いのだ、攻撃呪文も無いし
力も無い愛にとって、逃げ出す事しか身を守る手立てが無いのである

愛の攻撃!愛は逃げ出した、しかしミミックが、逃げようとする愛の足に噛み付いた
激しい痛みが愛を襲う、それでも必死で飛び上がる、左足にかなりの深手を負ったが
なんとか愛は逃げ出した

痛みをこらえ、最後に残った宝箱を開ける、もしこれもミミックだったら・・・
恐怖で震えながらも勇気を出して開けてみると、なんと中には眩しい程に光り輝く
【光の珠】があった、

  (\ノノノノ从/)
  | 川;’▽’川<・・良かった

目的の物を見つけた喜びも、もちろんあったのだが、ミミックで無かった事に
心から出た言葉だった、それ程に先程の出来事が胸に刻み込まれていた
よし、後はこれをみんなの所に持って行かないと・・・

         \
          \
            \
             \       ヌ〜
               ( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ              |      ⌒ヽ        ⌒ヽ
               (/从*;。;∀~#从レレ〉 |               |   ( `◇´ )    ( `◇´ )
             |  (/(/:::|   |:::::::::レレ〉 |
              |   (::::::|______|::::::::::::) (\_________/) |
                | (:::::::|______|::::::::::::) (:::::|___|::::) |
                 (::::::::|_______|::::::::::::)(:::::|___|:::::)   |
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ∂⌒⌒ヘ  ⌒ヘ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          (\ノノノノ从/)ノ从/) ))
        (( | 川;’- ’川- ’川・・・・・(どっち・・・だったかな〜)
             |/   )
        ((((  ○(/( ノ○〉
            ノ )ノ
         (( し'(_メノ
____________________
        /|
      /  |
     /   ::|
   /      \
  /      `◇)
/        /
        ::|

 \
`◇)
 /

10チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/04/30 07:04 ID:???
                        \ | /
 ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃     ―‐ ● ―‐  ⊂⌒⊃        ⊂⌒⊃
         ⊂⊃                 / | \          ⊂⊃
                  ⊂⊃


  /⌒``\ /⌒ヽ    /⌒``\ /⌒ヽ  /⌒``\    /⌒ヽ
/     /     \/     /     \/     /     \

"^'"~"
   (\(\             "^'"~""""^'"
    ヽ、\ `、  "^'@ノハ@              "^'"~"""
      ヽノノノヽ   (  ‘д‘)<あれ? ∋oノハo∈
      ( ´ Д `)<ん?愛ちゃんは? (´D` )<・・・・
      (つ⊂)    (  ノ          (つ⊂)   / ̄ ヽ
      (    )    し'(_ノ          (    )  |^◇^〜ヽ
       し'(_ノ                  し'(_ノ  (     )""^'"~""""
                "^'"~""""^'"~""""^'"~"""   ''ゝ'''ゝノヽ
                   それが、実は・・>川・-・o;)
         """"^'"~"                 ノノノハ:::


愛がいないのを不信に思ったごっちん達に、アサミンが事の成り行きを
説明する、


    川;o・-・)<愛さんも皆さんの役に立ちたかったんだと思うのですが・・・
    ノノノハ:::

     @ノハ@
     (  ‘д‘)<・・・何かあるの?

    川;o・-・)<ええ、実はあの洞窟にはいわくがあって、私もよくは知らないのですが
    ノノノハ:::   私等とは格が違う魔物がいるらしいんです・・・

   ヽノノノヽ
   ( ;´ Д `)<・・・まずいね、

   ∋oノハo∈
   ( ;´D`)<・・・・愛ちゃん・・・

   /〜;^◇^|<大丈夫なんですかねえ・・・

     @ノハ@
     (  ‘д‘)<・・・アサミン、その洞窟何処にあるの?

アサミンが光の洞窟がある場所を説明する、しばらく考えていたごっちんが口を開く

   ヽノノノヽ
   (  ´ Д `)<・・・あいぼん、

     @ノハ@
     (  ‘д‘)<はい、先逝ってて下さい、愛ちゃん連れてすぐに追いかけますから

   ヽノノノヽ
   (  ´ Д `)<・・・気つけてね

     @ノハ@
     (  ‘д‘)<はい、

自分達が向かおうとしている所にいるのは魔王の上海の風だ、多くを愛の援護に逝かせる
訳にはいかない、とはいえアサミンの話だと、その洞窟に待ち受ける魔物も強敵らしい
考えた挙句に出した結論は、1人でも十分な実力のある、あいぼんに白羽の矢を立てた
それを受けてあいぼんが、すぐさま愛の元へと走り出す、上海の風との戦いの時にあいぼん
がいないのは痛いが、一方で愛と共に【光の珠】を持ち帰れたなら、戦いを有利に進める
事が出来る、しかし、勇者達に訪れる現実をカードなどで占うとすれば、絶対に引いてはいけない
カードが出るのは避けようが無いだろう・・・・
11チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/01 01:50 ID:???

魔物を脅して聞き出した情報から、圭が捕らえられていると思われる祠へと
やって来た梨華、その中はほとんど前が見えない程に暗闇に包まれていて
歩くのにも難がある所だった、


|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||||ii||lli
トボトボ;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
   〜ノノハヽ〜;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|
;,:,i|liil||( ;^▽^)・・・なんか・・怖〜い・・
;,:,i|liil||(つ⊂);il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
;,:,i|liil||(    );il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
  (((( し'(_ノ;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||lli

その中を恐る恐る奥へと進むが、どうも様子がおかしい、物々しい雰囲気では
あるのだが、まだ一度もモンスタ〜が出て来ないのだ、もちろんそんな者は
出て来ないに越した事は無いのだけれど、そんな事があり得るだろうか?
仮にも人質をかくまっている場所にその仲間が救いに来ているのだ、邪魔する
者がいてもおかしくは無いのだが・・・・・・・

しばらく進むと、暗がりの中に牢屋のようなのがあるのが見えた、もしやと思い
中を覗いて見るが圭の姿は無い、しかしこの牢があるのは一つ、二つでは無さそうだ
このどれかには居るかもしれない、そう思い不気味な静けさと暗闇の中を梨華は進んだ


________
 ||  ||  ||  ||  ||  ||
 ||  ||  ||  ||  ||__::||
 ||  ||  ||  ||  ||∂||
 ||  ||  ||  ||  || ̄||
 ||  ||  ||  ||  || ̄||
 ||  ||  ||  ||  || ̄||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   〜ノノハヽ〜
     ( ;^▽^)<圭さ〜ん・・・
     (つ⊂)
    (    )
     し'(_ノ

_____________________________________________________


_________________
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 ||  ||  ||  : ||  ||  ::||
 ||  ||ノ ||ヽヽ||  ||_ ||
 ||  ||;`||∀´||)ウウ|∂||
 ||  ||つ||⊂)||  || ̄::||
 ||  ||( || )::||  :||  :||
 ||  ||:し'||(_ノ ||  ||  :||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
12チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/02 01:28 ID:???
一方あいぼんは、アサミンに聞いた光の洞窟に来ていた、だがその中は迷路のように
複雑になっており、中々愛を見つけられずにいた


  ■
 /  \
/    \@ノハ@ 。゚ <愛ちゃん、何処やねん・・・
      ゚ ( ‘д‘)っ゚     弱いくせに・・・勇気だけはあんねんから、も〜
      (つ   /
       |  (⌒)\
       し⌒^   タッタッタッ
        '''''      \

そして、どれ位走り回っただろうか、奥へ奥へと来た時、わずかに愛の声が聞こえた
近くにいる、あいぼんはその声を聞いて安堵では無く、逆に嫌な胸騒ぎを覚えた
それは、僅かだが聞こえた声が悲鳴のようなものだったからだった、急いで声が
聞こえた方向へと走る




             ( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ
             (/从*;。;∀~#从レレ〉・・・クッ、ククク
             (/(/:::|   |:::::::::レレ〉
               (::::::|______|::::::::::::) (\_________/)
               (:::::::|______|::::::::::::)  (:::::|___|::::)
               (::::::::|_______|::::::::::::)(:::::|___|:::::)
            _/ミ(::::::::::|_______|::::::::::::)::::|___|:::::)
           /ミ (:::::::::::|_______ |:::::::::::::)___|:::::)
         /ミ   (:::::::::::|______ |::::::::::::)_|:::::)
       彡彡彡   (:::::::::::|     |::::::::::::):::::)
     彡|/|/|/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    (\ノノノノ从/)  
    | 川\´- `川
    |/ メ )|||ilill|||
   ○(/( ノレ〉ilill|
    ノ )ノ
  し'(_ノ




              @ノハ@!
              (     )・・・・愛ちゃん!
               /(   )つ
             (/(    )
                し'(_ノ

細長い道を進んで来ると、少し広がった空間に出た、そこであいぼんの目に
飛び込んで来たのは、見た事も無い魔物と、血を流し、すでに命の火が消えた
愛の姿だった・・・・・・・・
13チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/02 01:43 ID:???
ようやくここまで辿り着いた、思えば長い道のりだったが、ようやく来たのだ
もちろんここに来る事が目的ではない、ここにいるであろう魔王、上海の風を
倒し、魔族を滅ぼす事が私達の最終目的であり、使命でもある、これまで
戦ってきた魔物達とはレベルが違うだろうし、何より勇者側は4人を欠いている
苦戦は必至だ、しかしここで下がる訳にはいかない、不気味に聳え立つ魔王の
城への道を勇者達は歩き出した



 ⊂⌒⊃          ⊂⌒⊃          ⊂⌒⊃
         ⊂⊃                             ⊂⊃
                    |〜〜
                    |/     ⊂⌒⊃
                    | 
                    ∧
                   / ゝ
                   |   |::   |〜〜
                   |□  |:    |/
                  | ̄ ̄: ̄|   |
                   |   |::   ∧
               |■■■■■■| ̄ ̄|
               |□□      |□ |
               |         |##    |〜〜
                ̄|######### |##    |/
                 |###|⌒|### |##    |
               :   ⌒ヽ ⌒ヽ :    ∧
                     \    /⌒ヽ ̄|
                  /    ノ⌒ヽ
               ⌒ヽ   /⌒ヽ
                    ⌒ヽ/⌒ヽノ⌒ヽ
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               ⌒ヽノ⌒ヽ⌒ヽ⌒ヽ/   ノ
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                          ヽ、\ `、       \
             ∋oノハo∈        ヽノノノヽ
               (     )・・     (      )     /  ̄\
               (   )        (   )      /    |
              (    )        (    )     (     )   川  o)
               し'(_ノ          し'(_ノ       ⊥'''⊥    ノノノハ::: 
             :::::: ::::::        :::::: ::::::       :::::: ::::::     :::::: ::::::
             ::::: ::::::::         :::::: ::::::::        :::::: ::::::::     :::::: ::::::::
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14チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/02 02:02 ID:???

  川o;・-・)<・・・気づいてますか?チェケさん・・・

/〜;^◇^|<・・・うん、凄い気配が後ろから・・・

  川o;・-・)<・・・お2人には言わないで下さい、時間がありませんし、
                私が何とかしますから

/〜;^◇^|<え?でも1匹、2匹じゃなさそうだよ?

  川o;・-・)<ええ、そのようですね、とても私なんかの手に負える相手ではありません
           でも、・・・・・・何とかします

/〜;^◇^|<・・・・・まさか・・・アサミン?

  川o;・-・)<・・・同じ事なんですよ、チェケさんも本当は分かってるんでしょう?

/〜;^◇^|<・・・アサミン・・・・私もすぐ逝くから、ね

  川o;・-・)<・・・はい、それじゃあ

そう言い残すと、アサミンは1人で来た道を戻って行く、その戻る方向からは
無数のモンスタ〜達が迫って来ていた

川o;・-・)<・・(怖がってはいけない、仮にも私は勇者の皆さんの仲間なんだ
          勇者を志す者として、恥じないようにしないと・・・)

前方から迫り来るモンスタ〜軍と、アサミンとの距離がどんどんと詰まってくる
アサミンは後ろを振り返って見た、ごっちん達の姿が小さく見える、ここまで来れば
大丈夫、あっちには被害は及ばないはず、モンスタ〜軍がアサミンの目の前まで来た


           〜'~`〜'~`〜'~`〜'~`< ウ〜〜〜  
        ⊂( l|ll  ●`ー´● l|ll  )つ
          (              )
           `、_,〜、_,〜 、_,〜 、_,〜'          〜(ё)〜
   __
  |彡彡\_::/
  (0^〜^0)/<笑えるね、おまえ   (~) ( ハヽヽ)
  /   )つ    クク・・          | | ( `.∀´ )< ふふふ、おまえみたいなカスが
  / ̄ ̄ ̄\                  (ミl‐彡`∞´ミミ   このメンツ相手に何しようっての?
  /  ☆☆ |                  || ̄( (保)∪ミ
  ∬;`ー´∬                   ||  ( .(~) )
 ノノノノノノノノノノノヽ _,.,/( `◇´)i,,__     ||  .(__(_)   (ё) _,.,/(`◇´ )i,,__<どけ、カス!




                 川  ;o) ・・(怖くなんか・・・・やっぱり怖い・・・)
                  ノノノハ::: 
                  :::::: ::::::
                  :::::: ::::::::


同じ事・・・アサミンが言うこの同じ事とは、チェケラッ鳥にも実は分かっていた、魔王を倒すという事は
各地に散らばっている全ての魔物の最後を告げる事、魔王上海の風が死ねば、当然全ての魔物達は
絶滅する、それはアサミンや、チェケラッ鳥とて、例外では無く・・・・・・・
魔物達がアサミンに襲い掛かろうとしたその刹那、アサミンはメガンテの呪文を唱えた
15チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/02 18:06 ID:???
暗がりの中から、僅かにうめくような声が聞こえる、聞き覚えのある声だ、未だに
魔物が一度も出て来ないのは気になるが、聞こえたうめき声で、圭がここにいる
という事は間違い無さそうだ、急いでそこに向かいたい所だが、こう暗くてはそうも
いかない、それでも少しずつ近づいてみると、ようやくその声のヌシのいる所まで
辿り着いた、その場所にある牢の中にうずくまるようにして座っている圭に声をかける

〜ノノハヽ〜
 ( ;^▽^)<圭さ〜ん!

すると、それに気づいた圭が飛び起きて、牢のオリの所までやって来た


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

_________________
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 ||  ||  ||  : ||  ||  ::||
 ||  ||ノ ||ヽヽ||  ||_ ||
 ||  ||;`||∀´||)ウウ|∂||
 ||  ||つ||⊂)||  || ̄::||
 ||  ||( || )::||  :||  :||
 ||  ||:し'||(_ノ ||  ||  :||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        〜ノノハヽ〜
         (    )<もう、捜しましたよ
          (   )
          (    )
           し'(_ノ

よし、何はともあれ、辿り着いた、後はこの牢屋の鍵を開けて圭と共にみんなに
追い着かなくては、それにしてもよっぽど怖い思いでもしたのだろうか、牢の中から
こちらを覗いている圭の顔が異常に怯えている様に見える、普段の強気な圭からは
およそ想像も出来ない位の怯え方にちょっと驚いた、

〜ノノハヽ〜
 ( ;^▽^)<圭さん、今開けますから、もう安心して下さいよ

    ノノノヽ
 ( ;`.∀´)<あ、あ・・・・

落ち着かせようと、話し掛けた梨華だが、圭の怯えの原因はここまでに受けた
恐怖や、不安ではなく、生々しい今だった

;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||ii|liil||ill|||||ii||lli li;||i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
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;il||||il|||li||i||iiii`vv´;ilii;lili;||liil||il`ー´l|||||ii|li;||i|`vv´liil||ill|||ilill|||ii||lli |lli
|||li||i||iiii;ilii;lili;||i|liil` ´||ill|||ilill|||ii||lli,,|iё|liil||ill|||ilill|||ii||ll
|||li||i||iiii;ilёi;|i|liil||ill|||ilill|||ii||lli,,|iёi|liil||ill|||ilill|||ii||lll||||il|||li||i
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;il||||il|||li||i||iiii;ilii;li|liil||ill|||ilill|||ii||ll|liil||ill|||ilill|||ii||lll||||il|||li||i
,,|i;,:,i|liil||ill|||i`ー´||l||il|||l〜ノノハヽ〜;il||||il|||li||i||iiii;i`vv´lii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|
;,,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll:,i|liil||( ;^▽^)<え?,,|ii|liil||ill|||ilill|||ii||ll,|liil||ill|||ilill|||ii||ll
;,:,i,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll|liil||(つ⊂);il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
;,:,i,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll|liil||(    );il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
  ,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll  し'(_ノ;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
                   あんたの・・う、後ろ・・・
                  |/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

_________________

10、20?暗闇で定かではないが、無数の魔物と思われる目が、梨華の背後で
光っていた
16チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/03 15:44 ID:???
怒りと、悲しみとで震えるその身を抑えつつ、あいぼんは
勇者にのみ使う事が出来る呪文の一つ、ライデインの呪文を唱えた

  @ノハ@ 
  ( ;‘◇‘)<ライデイ〜ン
  (つ⊂)
  (    )
   し'(_ノ 


                   / /
                   \ \
                   / /
                   \ \
                   / /
                   \ \
                   / /
                   \ \
                   / /
               "”;,∴ミ\ \"”;,∴:
             ( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ
             (/从*;。;∀~#从レレ〉
             (/(/ |   |  レレ〉
               (  |______|    ) (\_________/)
               (  |______|    )  ( |___| )
               (  |_______|    )( |___|  )
            _/ミ(  |_______|    \_|__  )
           /ミ (   |_______ |    )_ミ\_ )
         /ミ   (   |______ |    )_ ) ミ\


確かに、この見た事も無い魔物の頭上を捕らえたかに見えたのだが
当の魔物はさほどのダメ〜ジがあるとも思えない表情でこちらを見ている
それでも、一瞬よろけた隙に、あいぼんが愛の元へと駆け寄る
魔物の動きに気をつけながら、愛に声をかける、しかしすでに事切れた愛
からの返事は無かった




    @ノハ@
    ( ;‘д‘)<クッ・・・・
    /∂⌒⌒ヘ
   (/(\ノノノノ从/)                / ̄)
    | 川\´- `川つ              /   \クッ、ククク・・・おまえも死にに来たのか?クク
    |/ メ )|               /,〜    |
  ○(/( ノレ〉'(_ノ               〜\~#从 / |)
  ,〜ノ )ノ  ○                  レレ〉 / :|)
  し'(_ノ                       /   ||)
                           (  / |)
                           |  / \)
                            (\  /
                             ( (\

愛の死を悲しむ間も無く、魔物が忍び寄る、あいぼんとしては切り札であった
呪文のライデインを受けても倒れない相手に、どう戦えばいいのか、本来ならば
恐怖から動けなくなってしまう所だが、もうあいぼんの頭にはそんな事は
よぎる事すら無かった、使命でも、勇者としてでも無く、ただ、ただ、いつも喧嘩ばかり
していた、でも本当は大好きだった友を、仲間を失った悲しみと、相手への憎しみだけで
この得体の知れない敵、【上海の風】へと飛び掛っていった

                    !!
               ( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ
          @ノハ@从*;。;∀~#从レレ〉
   うわああ>(  ‘д‘)つ/ |   |  レレ〉
      彡  (つ   (⌒) )) |______|    ) (\_________/)
         (_ノ⌒    (  |______|    )  ( |___| )
                 (  |_______|    )( |___|  )
              _/ミ(  |_______|    \_|__  )
             /ミ (   |_______ |    )_ミ\_ )
           /ミ   (   |______ |    )_ ) ミ\
         彡彡彡   (   |     |    ): ) 彡彡彡
       彡|/|/|/       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |/|/|/
17チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/03 18:20 ID:???

                      ド〜〜〜ン!
                      __,,:::::,,__ :::::,,
                    ...‐''゙ .     ''‐...
               ;;;;;;;;;; ..‐..................................`‐..;;;;;;;;;;..
                   ||il;i:ii,..,.i||l||il;i:ii,..,.i||l||il;i                     
                      )    \
      ____ /  ̄\/ ̄ ̄     /
     /      /  〜:^〈・・ウウ_ノ ̄ ̄
   /       (     ) /
       (\(\  `⊥'''⊥ (
   !   ヽ、\ `、       \
∋oノハo∈  ヽノノノヽ  !    \
 ( ´D`)   ( ´ Д `)<・・    \
 (つ⊂)    (つ と)          \
 (    )    (    )           \
 _し'(_ノ___し'(_ノ_________ \



(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ  
  ( ;´ Д `)<どうゆう事?・・・

 ∋oノハo∈ 
  ( ;´D`)<?アサミンは?どこれすか?

  /   ̄\
 /〜;^◇^;|<うっ・・これでいいんです、逝きましょう、時間がありません

(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ  
  ( ;´ Д `)<・・・今の、アサミンが?

  /   ̄\
 /〜;^◇^;|<・・・同じ事なんですよ、魔王を倒せば私達も生きてはいられないんです
            だったらせめて、皆さんのお役に立ちたかったんです・・・うう

 ∋oノハo∈ 
  ( ;´D`;)<・・・しょんな・・・・

(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ  
  ( ;´ Д `)<・・・・・・

 ∋oノハo∈ 
  ( ;´D`;)<だったら、もうやめましょう!

  /   ̄\
 /〜;^◇^;|<・・・ダメです!なんの為にこれまで頑張ってきたんですか!

 ∋oノハo∈ 
  ( ;´D`;)<らって、チェケさんも死んじゃうんれしょう?ね?やめようよごっちん・・

(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ  
  ( ;´ Д `)<・・・・・・


魔王を倒せば、仲間であるチェケラッ鳥は死ぬ、この事実がののとごっちんに大きく
圧し掛かる、みんなの犠牲になって死んだアサミンを失って、尚もまたチェケラッ鳥
まで死なせたくない、思い悩む勇者達であったが、敵はそんな勇者達を待ってはくれなかった
いつのまにか勇者達の前に現れていた魔物の容赦無い攻撃が襲い掛かる
18チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/03 18:40 ID:???
いきなり勇者達の目の前に現れた魔物、【平家の魔法使い】はいきなりメラゾ〜マの
呪文を唱えた!炎の玉が勇者達へと迫り来る


(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ  
  ( ;´ Д `)・・
   (つ と)
   (    )                                              ___
 ∋oノハo∈                                           | |
  ( ;´D`)                                  メラゾ〜マ!> ミ彡
  (つ⊂)                     ('∴”===========================(\◇´ )
  (    )                      '"”                     ヽ \ノ ノ
   /  ̄\!!                                          \  ⊂)
  /〜;^◇^|                                           ノ     (
  (     )                                          ~~~し~'(_ノ~~
   `⊥'''⊥

あまりに一瞬の事に身構える暇さえ無かった勇者ののに強力魔法のメラゾ〜マが
当たろうとした瞬間、チェケラッ鳥がその前へと飛び出る,受けてしまえば耐えうる
事など出来はしない、




(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ !! 
  ( ;´ Д `)・・え?
   (つ と) !!:'"”:  '"”``ヽ
 ∋oノハo∈ .,.⌒ヽ;,:'"”;,∴:
  ( ;´D`)    ‘:,.; /:'"”
  (つ⊂)  /〜^◇‘===========================
  (    )/ ∴‘,.;\:'" '
    し'/ // '''⊥∵’;: :'"”
   サッ彡
   <アブナイ!


まともにメラゾ〜マを受けたチェケラッ鳥は原型すら留めず、その羽だけが
あたりにヒラヒラと舞っては落ちた、


(\(\
 ヽ、\ `、
  ヽノノノヽ  
  ( ;´ Д `)・・     '"”``ヽ
   (つ と)     彡ヒラ
   (    )  '"”``ヽ 
 ∋oノハo∈ ヒラ ミ'"”;,∴:
  ( ;´D`;)<チ、チェケ・・'"”``ヽ
  (つ⊂)   '"”;,∴:   ヒラ
  (    )       ノノ   '"”;,∴:
   し'(_ノ    '"”``ヽポト
19名無し募集中。。。:02/05/04 00:35 ID:???
生きてる?
20名無しちゃんいい子なのにね:02/05/05 11:14 ID:???
保全sage
21チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/05 16:39 ID:???
圭に言われて、後を恐る恐る振り返ると、いつの間にか無数のモンスタ〜に囲まれていた
従来怖がりな梨華はほとんど条件反射のように、ベギラマの呪文を唱えた!
しかし、これが功をそうした、今まさに梨華へと襲い掛かろうとしていた、吸血鬼系の
魔物のグループ全てを一網打尽にした!
マコキュラA、B、Cを倒した!梨華は新しい呪文を覚えた!
_________
 ||  ||  ||  : ||  ||  ::||
 ||  ||ノ ||ヽヽ||  ||_ ||
 ||  ||;`||∀´||) ∂|| いいから、先に開けなさい!
 ||  ||つ||⊂)||  || ̄::||
 ||  ||( || )::||  :||  :||
 ||  ||:し'||(_ノ ||  ||  :||
|||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i; |||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;li
,,|i;,:,i|liil||ill|||l||ill|||||ill||il|||l〜ノノハヽ〜;il||||il|||li||i||iiii;lili;||i;;;,,|i;,:,i|liil||ill|
;,,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll:,i|(\( ;^▽^)<キャ〜ベ・ベギラマ〜,,|ii|liil||
;,:,i,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll|  (((   );ilつ||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
;,:,i,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll|liil|lii(    )つ|;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
  ,,|i;,:,i|liil||ill|||ilill|||ii||ll||l  し'(_ノ;il||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||i|liil||ill|||ilill|||ii||lli
  \   /         \    /       \    /
      ガン!          ガン!         ガン!
   |\/L ノノノ___  |\/L ノノノ___    |\/L ノノノ___
  <  ∬   ∬   / <  ∬   ∬   /  <  ∬   ∬    /
    \⊂(  )つ /     \⊂(  )つ /      \⊂(  )つ  /
      ) | \/ | (        ) | \/ | (          ) | \/ |  (


しかし、倒したのはほんの一グループのみ、絶体絶命の状況には違いない
慌てて牢の鍵を開けて、圭を外に出す

〜ノノハヽ〜
 ( ;^▽^)<・・・え〜と、あ、後はお願い圭さん・・・

   ノノノヽ
 ( ;`.∀´)<・・・ぶっとばすわよ、あんた!じ、じゃあ、襲ってくる奴は引き受けるから
           あんたは呪文で応戦して!

〜ノノハヽ〜
 ( ;^▽^)<あ〜い・・・
22チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/05 16:45 ID:???
暗闇の中から、少しづつ2人の方へと向かって来る魔物達、中には単体で出て来ても
苦戦を強いられそうな見覚えのある魔物までいた、だが、そんな奴等よりもっと気になる
のは後の方で不敵に笑っている見た事も無い大きな魔物の影だった


                    ( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ
                    (/从*;。;∀~#从レレ〉||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
                    (/(/:::|   |:::::::::レレ〉||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;|`◇´|||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
||||||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;| (::::::|______|::::::::::::) (\_________/)||||il|||li||i||ii
          0^〜^0       (:::::::|______|::::::::::::) (:::::|___|::::) ||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li
||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;       ||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;    
        ||||il|||li||i`◇´ili;||||li||i||iiii;ilii;li,・'     ||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||l⌒ヽi||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;   _,,.. -
   ||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,, ,・    ,. ‐'     ||||il|||( `◇´ )〜 li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
||||il|||li||i||iiii;ilii;lili;||||li||i||iiii;i(\       /  ,l!.‐´/)||||il|||li||i||iiii;ilii;||ノ |||||| ||li||i||iiii;ilii;lili;||i;;;,,|i;
   |彡彡\_/ (( (\(\    / ./ /)/) ))         ノノノノ从
   (0^〜^0)/     (\ ヽ\ ././  / ノ/)    (~) ( ハヽヽ)
   /   )つ          从 `.∀´ 从 /)        | | ( `.∀´ )
  / ̄ ̄ ̄\        彡┌()ilヽ/l!.ll!)_ノ          (ミl‐彡`∞´ミミ       /./
 /  ☆☆ |          ,/ ”l! ̄i''l!~ l.   l!,:::       || ̄( (保)∪ミ    ( `.∀´)
  ∬;`ー´∬         _,.,/  ,/ _.,|' .l, !,._  .l!:       ||  ( .(~) ) ,    ヽ(   )ノ 
 ノノノノノノノノノノノヽ        ,/    l,     i,,__      ||  .(__(_)    _,.,/,  ,\,,__

                      ノノノヽ
                    ( ;   )<さあ、かかって来なさいよ!
                    ⊂(   )つ    (無理にとは言わないけど・・・)
                     (    )〜ノノハヽ〜
                      し'(_ノ ( ;   )<・・・え〜と、え〜と
                          (   )つ
                          (    )
                          し'(_ノ

打撃系では勇者グル〜プの中でもトップクラスの圭が前線に出て、襲い来る魔物にあたり
後から攻撃系呪文のスペシヤリストの梨華で蹴散らす、右も左もすっかり囲まれ、逃げ出す
事は不可能と悟った2人は覚悟を決めて、それぞれの得意分野で、この無謀とも言える
戦いへと、入って逝った
23チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/05 20:16 ID:???
呪文がほとんど効かない相手、しかもこの魔物【上海の風】は、破壊力はもちろんの事
その見た目からは想像も出来ない程のスピ〜ドを兼ね備えたモンスタ〜だった、これでは
いかに勇者といえども勝負はすぐにつくかに見えた、しかし、怒りに我を忘れひたすら
魔物【上海の風】へと襲い掛かるあいぼんのスピ〜ドは【上海の風】をはるかに凌駕するものだった

                                   
                                    \\
                              彡  ⌒⌒  ミ
                               /彡彡彡@ノハミ
               ( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ   /ミ |/|/|/ (‘д‘  )つ
          @ノハミ 从*;。;∀~#从レレ〉  ∀~#从     (つ メ) ))
          (  ‘д‘)つ/ |   |  レレ〉 ミ          (((_ノ(⌒) ))
        彡  (つ   (⌒) )) |______|    ) (\_________/)
            (_ノ⌒   (  |______|    )  ( |___| )



しかし、全ての攻撃をかわすという訳にもいかず、かわしきれずに受けた
【上海の風】の攻撃で、少しづつあいぼんの体力は奪われていった


@ノハミ
( ;‘д‘)<ハアハア・・・おまえ、なにもんやねん!

从*;。;∀~#从レレ〉<クク、私か、私は【上海の風】の1人さ

@ノハミ
( ;‘д‘)<!【上海の風】の1人?・・・魔王の城にいたんじゃ・・・

从*;。;∀~#从レレ〉<ククク・・いるさ、魔王の城にも、そしておまえ等の仲間を捕らえている祠にもな
            
@ノハミ
( ;‘д‘)<・・・・一体、どうゆう・・・なんで魔王が3人も

从*;。;∀~#从レレ〉<【上海の風】というのは魔王の名称ではない、それに私達は・・・
               ・・・ふ、これから死ぬおまえが知る必要は無かろう、死ね!


                    |  |
       @ノハ ミハ ミ_。゚       /ミ
       (   ‘) ‘)    _  /ミ   
      /  メ)つ メ)つ ))   ⌒⌒  | |
     (/(  ノ  ノ  サッ _ 彡彡彡 ド〜ン
     (((し'  '(_ノ '(_ノ_  ミ |/|/|/ //


【上海の風】は1人じゃない、魔王の名称でもない?もう何が何やら訳が分からなくなって
きたあいぼんだったが、今はそんな事をあれこれ考えている時ではない、とにかく目の前の
敵、こいつを倒さなくては、しかし、呪文も効かず、あいぼん程度の直接攻撃では致命傷
を与えるのは難しそうだ、それにここまで激しく動きすぎたのと、受けた打撃による傷のせいで
次第にあいぼん自身の動きも鈍ってくる、もはや万事休すかと思われた時、あいぼんの頭に
一つの事がよぎる、1人じゃないか魔王の名称じゃないか知らないけど、こいつが【上海の風】
だというのなら、
疲れ果てた体で、魔物の攻撃をかわしつつ、倒れている愛の方を見る、血の気を失い
白くなってしまっている愛の手に、眩しく光を放つ【光の珠】が握られているのをあいぼんは見た



               _@ノハミ!。゚
               _(‘д‘  )つ
                _(つ メ) ))
                   (((_ノ(⌒) ))ズザ〜
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
( ⌒⌒⌒⌒⌒⌒ ノ
〈从        レレ〉<おのれ、ちょこまかと!人間ごときが〜
〈从        レレ〉
 〈从      レレ〉
 (  |______|    )
24チャ−ミー ◆l6x88D/U :02/05/06 16:31 ID:???
突然現れ、メラゾ〜マの強力呪文まで使いこなす、狙われたのは勇者ののだったのだが
咄嗟にチェケラッ鳥が身代わりになって受けた為、ののは難を逃れた、しかしメラゾ〜マを
まともに受けてしまったチェケラッ鳥は、死の川を渡らずにはいられなかった



  /⌒``\ /⌒ヽ    /⌒``\ /⌒ヽ  /⌒``\    /⌒ヽ
/     /     \/     /     \/     /     \

"^'"~"
               "^'"~""""^'"
                    ___
                   | |
                   ミ 彡
                  ( `◇´)<チッ、下等モンスタ〜の出来損ないめが、邪魔しおって
                (\( ヽノ )つ    ふん、まあ良い、今度は外さん
                 \ \o/
                 (      )
                  ~~し~'(_ノ~~


 ∋oノハo∈
  ( ;´D`)<・・・チェケたん・・・・ひどい・・

   ミ 彡
 ( `◇´)<ふん、笑わせるな、心配しなくてもすぐ後を・・ん?・・!?

悲しみに涙して、平家の魔法使いに憎しみの目で見つめるのの、そのののを一笑し、
次の攻撃に転じようとする平家の魔法使い、しかしその時、目にも止まらぬ速さで
勇者ごっちんが動く、あっという間も無い程のスピ〜ドで魔物との距離を詰めたかと
思った瞬間、素早く勇者の剣を抜く、



                    ___
                   | |
 (\(\               ミ彡
  ヽ、\ `、  ヽヽ       (\◇´ )<!!グエッ?・・
   ヽノノノヽ  シュ        ノ ノ
   (  ´ Д `)   \\ スパッ  :‘,.;
    (((━つ(=======>:'"”;,⊂),:'"”;,∴:
    (    )      ノ    (,:'"”;,∴:"
     し '(_ノ      ~~~し~'(_ノ~~  


              
 (\(\ 
  ヽ、\ `、      
    ヽノノノヽ                ヽヽ
    (  ´ Д `) <あ〜? '"”;,∴: :‘   ,;___
    /   つ        ”;,⊂),      | |:'"”;,∴:
   (/(    )       ノ    (,:'"”   ;,ミ彡 ∴:"
  〆 し'(_)        ~~~し~'(_ノ~~    (\◇´ )ボトッ


まさに電光石火、相手に身構える暇さえも与えずに、一瞬にして切って捨てた
平家の魔法使いを倒した!

    ヽノノノヽ
    (  ´ Д `) <何か言ったか?おまえ!

 ∋oノハo∈
  ( ;´D`)<・・・ご、ごっちん?・・・



  ∋oノハo∈
   ( ;´D`)<・・あい、ヒック・・・
   (つ⊂) ヽ、\ `、
   (    )  ヽノノノヽ
    し'(_ノ  ( ;´ Д `;) <・・・・のの逝くよ・・・
          /  
         (/(    )0   \
        〆  し'(_ノ      \
       /              \
\                      \
  \

もちろん勇者ごっちんの実力は知っている、しかし今見せたごっちんの姿は、いつも行動
をともにしているののでも、恐く見えてしまう程だった
遂に2人だけになってしまったごっちんとののは、もう目に前に見えてきた魔王に城へと進んだ