1 :
ピストル:
小説書きます。
とある少年漫画のパロディです。
ちなみにタイトルは
「生意気なだけどキュートな彼女」
一応コメディです。処女作ですのでお手柔らかに。
2 :
おっぱり加藤伝説 ◆OPPaRi.Q :02/04/21 20:55 ID:fJpiUwN7
俺を出せ
3 :
ピストル:02/04/23 02:19 ID:???
ちょっと最初の更新は急用で遅れますので一応伝えておきます。
主演の娘。は吉澤ひとみで他に安倍なつみが出てくる学園物です。
とりあえず高校一年生という設定ですが同学年の男性に男性歌手の名前を出したいと思います。
4 :
ピストル:02/04/24 17:11 ID:???
第一話「フルスピードの出会い」
「ちょっと待ってよ・・・待っててば!!ねえそんなんじゃ全然分かんないよ」涙を流しながら
一人の長身の男の腕をつかむ女の子。
「うっせーな。テメーしつけーんだよ。てめーには飽きたって言ってんだろが!!」大声で怒鳴り返す男。
女の子は倒れこんで
「うわーん。アーンアーン。ヒドイヨー」
「けっ」男は泣き叫ぶ女の子を見捨てて立ち去ろうとした。
本当にうっせーな女ってのは。腹に一発入れて静かにさせてやろーか。男はそう思いながら歩いた。
「何見てんだ。こら」
「ちょっと・・・ちょっとあんた。待ちなさいよ」後ろから低い女の声が聞こえた。
「うっせーんだよボケ。テメーのしったこっちゃねー。腹に一発・・・」
そこに居たのは綺麗な女性だった。
て、てん、てん。てんとう虫。
いや天使だ。なぜここに天使が。俺はさっきの馬鹿女に刺されて死んじまったのか・・・。
良いか。そんなことは。居たんだ天使は。美しい。心が洗われる。
女性はにっこり笑うと男の股間に蹴りを入れた。
「女を舐めんなよ。馬鹿はテメーだ」
「ひー」後ろに居たもう一人の女の子が彼女の手を引いて走り出した。
「きゃー。きゃーきゃー」そしてその場から逃げ出した。
5 :
ピストル:02/04/24 17:18 ID:???
「ひとみちゃん!!何考えてるの!!どーして昔の癖が抜けないの。ひとみちゃんは女の子なのよ。
何するのよ。あんな恐ろしげな人に」
「いやーごめんごめん。なんだかむちゃくちゃむかつくやつだったからさ」
「こんなことやってたらいつかヒドイ目にあうからね。男の女は違うのよ。いつまでもそんな分かんないなら
私もう知らないから」
「えへへ。なつみは怒った顔もキュートだよね」
[もう」
「エヘへ。もう怒ってないね」
6 :
ピストル:02/04/25 23:24 ID:???
「もったいないなー。ひとみちゃん普通にしてたら女の私がドキッとするくらい綺麗なのに」
「エヘへ。そーかなー」吉澤は照れて顔を赤くする。
「ウン。すっごく綺麗よ。色白のお肌。信じられない、美しいストレートヘア。ピンクの唇・・・」
「いやーもうやめてよ。アハハ。そんな・・・本当っぽい事ゆーの」
「今度の学校ではちゃんとおとなしくするのよ。きーと男の子にモテモテだよ」
「気色悪い事ゆーなよ。何で俺が男にもてなきゃなんないのよ」
「まーだ諦めてないの〜!?もう長い事女の子してんだから諦めなさいよー」
「誰が諦めるかい」
「変なのーそんなに女っぽくなって、キレイだってほめると喜ぶくせに」
「俺はキレイになるのは好きだ。でもな。男にチューされんのは絶対嫌なんだ」
「誰もチューしろとは言ってないけど・・・」
「でもね・・・本当にもう6年経つんだよ。ひとみちゃんが女になってから・・・」
6年。今15歳だから・・・9歳の時から女なんだ・・・
7 :
ピストル:02/04/25 23:32 ID:???
ー6年前ー
おもちゃの剣を持った男の子の、ロングスカートの女の子が川原を歩いている。
「どこ行くの。ひとみくん。今日はピアノのお稽古ある日でしょ」
「うっせーな。行きたきゃ1人で行けよ。やってられっかピアノなんて」
そして吉澤が辺りを見ると斜面の下にゲームの魔法使いのカッコをした人が居た。
「見ろ、なつみ魔法使いだ。よーし退治してやるぞ」
「よ、止しなさいよ。別に何も悪い事してないじゃない」
「魔法使いを倒すのは剣士の役目」
「いつから剣士になったのよ!!だいち魔法使いのわけないでしょ。」
「わー」
「コラー」
「魔法使いめー退治してやるー」
変なかっこの人が子供達から逃げている。
「チキショー。先を越されたかー」吉澤は斜面を走り降りる。
「ひとみくん!!」
吉澤は追いかけていた子供の前に立つ。
「鬼か。てめーら。よってたがって老人に何しようってんだ!!」
「あらま・・・」安倍は呆れた顔で見ていた。
8 :
ピストル:02/04/25 23:43 ID:???
「何だテメー。魔法使いの仲間か!!」
「うっせんだよやっちまうぞボケが!!」追いかけていた男の二人が吉澤を威嚇するが
「チェー」吉澤は持っていた剣で男の子の二人を殴る。
「こんの野郎!!」
「あわわわわ」安倍はただ様子を見ているしかなかった。
「覚えてやがれー」
「わーん」男の子は全員逃げていった。
「へっ、悪党共が、」
「ひとみくん!!」安倍は吉澤の元に走った。
「何ですぐ喧嘩になっちゃうの。話し合いで解決しなさいよ」
「知らねーのか。男の話合いてのはこんなもんだ」
そして吉澤は変なカッコの人に向きを変えて
「どうしたんだ、おっさん。魔法使ってやっつけりゃ良かったのに。MP全部使っちゃったのか?」
「もう、ひとみくん!!」
「フフフ、残念だが魔法は使えんのだよ。趣味で・・・カッコウだけなのでな」
吉澤は手を出した。
「助けてやったんだから何かくれよ」
「ひとみくん!!」
「いや、何かレアなアイテム持ってそーじゃんか」
9 :
ピストル:02/04/25 23:54 ID:???
「す、すみません。冗談なので気になさらないで下さい」
「いや、良いんだよ。これを上げよう」そして変な男は一冊の本を出した。
「魔本。天の恵じゃ」そして変な男は去っていった。
「趣味なんだって。変なじーさん」
「そんなもんもらってどーすんのよ。捨てちゃいなさいよ」
「へへへ。こんなもんにビビってんのか。ただの本だぜ」
「よしなさいよ。何か呪いとかありそーよ」
そして二人はしばらく川原を歩く。
「ね〜〜。絶対捨てた方が良いと思うよ」
「うっせー」
「おい」後ろから1人の男の声がした。
「こいつらを随分と可愛がってくれたそうじゃねーか」その男の後ろにはさっき吉澤がボコボコにした男が居た。
「謝りゃそう痛い目にあわんですむぜ」
「違うのよ。その子達がおじーさんを」
「バカじゃねーの。何俺に勝てる気ににってんの」吉澤が安倍を遮ってしゃべりだした。
「ああ!?」
「ちょっとぉ。ひとみくん!!」
「デカけりゃ強いってもんじゃねーぞ」
「このガキャー!!」男は吉澤に殴り掛かった。
「へっ」
先ほど吉澤にちょっかいを出した男は全員気絶している。
「大丈夫!?」
「全然OKだよ。負けるか、あんなのに。こいつも無事だったし」吉澤はシャツの下からさっきもらった本を出した。
「まだ持ってんのー。捨てなさいってば」
10 :
ピストル:02/04/26 00:01 ID:???
わずかに切った口から出た血が本に落ちた。
「オっ。いけね。血ぃ付いちゃった」
「きゃ〜。もう捨てなさいってば〜」
「しかし何の本だろね」吉澤は安倍を無視して本を開けた。そこにはピエロが描かれていた。
「何だこれ。ピエロ・・・」すると本が急に光出した。
「うわっ」
「ひっ」
するとピエロがにやりを笑った。
吉澤が思わず本を捨てた。
「わわわわ!」
「だから言ったのに。だから言ったのにー」
「ン?ジジイはどうした。」そこには小さいピエロが居た。
「まあ良いか」そしてピエロは吉澤と安倍を見た。
「フン。私に何か用か」
11 :
ピストル:02/04/26 00:15 ID:???
「ふわーなんかしいねーけどちいせー。なんなのコレ?」
「私は」
「ホント。ホントー。小さいし悪い事しなさそー。かわぃぃ」
「私は・・・」
「可愛いか。こんなのが」
「あら、可愛いじゃない」
「私・・・」
「カブト虫よか強ぇかな」
「ピーちゃん(ペット)と友達になってくれないかしら」
「うるさーい!!人の話を聞けェ!!」ピエロはついに怒鳴った。
「私を呼び出したお前。一つだけ・・・どんな願いも叶えてやろう」ピエロは口調を戻して続けた。
「世界一男らしい男の中の男にして下さい」吉澤はとてもうれしそうに答えた。
「ちょっといきなり決めんのー。普通もっと考えるわよ。魂とられるかも知れないじゃない」
「ご安心をお嬢様。なんと初回特典にしてただ」そしてピエロは不思議な呪文を唱えだした。
「えっ!?初回特典」
そして吉澤を不思議な光が包んだ。
「わわわわ・・・・」
そして本が落ちた。
「うぐっ。うわーびっくりした」
「大丈夫ひとみくん。」
「ああ。何となく」
「ひとみくん。あんな非現実的な事起きてんのにアッサリ希望述べたりしないでよ。
命取られたらどーするの。大体普通信じないわよ。何でも受け入れないでよ」
「あった事はそれとしてぶつかって行くのが俺の信条だ。そーいやどーだ。俺って男らしくなったか」
「なるわけ無いでしょ。そんな・・・」吉澤の質問に安倍は吉澤を見たが言葉を詰まらした。
とても驚きの表情をしていた。
13 :
ピストル:02/04/27 14:47 ID:???
14 :
:02/04/28 01:19 ID:???
これはパロディーといえるのか?
ただ単に名前入れ替えただけじゃん。
セリフも全部同じだし(藁
丸パクにしてももうちょっと文章広げるとかあるだろ。
これじゃ漫画を見た説明だ。
16 :
ピストル:02/04/30 22:24 ID:???
>>14>>15 すいません。でも次辺りからこの小説のオリジナルキャラが出てきます。
17 :
ピストル:02/05/02 16:26 ID:???
「夢よ。私達夢を見てるんだわ!」安倍は自分を落ち着かせようと言った。
「なんだよ。二人同時に夢なんて見れんのか?第一どっから夢だ」
吉澤の問いに安倍は意を決して吉澤を見直した。
「どうした?・・・どうしたんだよ。お前」吉澤は更に問い直したが安倍は言わない。
「やっぱり男らしくなってるの」吉澤はうれしそうに言った。
「・・・・・男らしくはなってません。それは間違いです」
「じゃあなんだよ。人の事をジロジロと」
「あの、何されても正気を保つのよ。・・・いいわね」
そして安倍は吉澤の胸を触った。
そこには確かに女性の柔らかさがあった。
「うそ。・・・・ひとみくんが」安倍は目に涙を浮かべた。
「なんだ。なんだ。どうした」吉澤は心配そうに聞いた。
「うわーん。ひとみくんが女の子になっちゃった。胸もあるー。」(しかも私より立派だ)
「えっ。」吉澤の顔が青くなった。
「うわっ」服をっひっぱり胸を見て驚きの声を上げた。そしてズボンも中をのぞいた。
「ひゃー」そして吉澤は先ほどのおもちゃの剣を股に挟んだ。
「ふん」
「馬鹿な事やってる場合じゃないでしょー」安倍は吉澤をどついた。
「チキショー。危ない奴だと思ってたんだ。いきなり魔法とか言いやがってあのジジイ。
笑い方もフォフォフォってバルタン星人みたいに」
「今の今まで疑ってなかったでしょうが。」
「あーん、あーんひどいよ。馬鹿なのはしょうがないけど・・・あんなのに引っかかって・・・
可哀想。かわいそすぎるー」安倍は涙を流していた。
「泣く事ないじゃねえか。いいじゃねえか。女でも。コギャルにでもなってやるよ。ハハハ。
俺の事だ。きっと大美人になるぜ」吉澤は必死に冷静さを保とうとしていた。
18 :
ピストル:02/05/02 16:37 ID:???
「気にいって頂いたようですね。私もうれしいです。」ピエロはクールに二人にしゃべった。
「テメー。まだいたのか。すっかり消えたと思ってたぜ。こんな事していい度胸じゃねーか。
誰が気に入るか!。元に戻せー!!」吉澤はピエロに凄い勢いで怒鳴った。
「おや。女の中の女になりたいじゃなかったんですか。よろしい、次の願いはそれですね。
では見返りとして寿命を10年ほど頂きます」
「まー、悪徳商法みたい」安倍が言った横で吉澤の怒りでぶち切れる音がした。
吉澤は本を閉じる。
「おっ」ピエロは声はそれから聞こえなくなった。
「ふざけんな。てめー!!」
「ちょ」安倍が止める間もなく吉澤は本を川に放り投げた。
「なんてことするのー。なんだってひとみ君そんなに気が短いの。
ひとみ君今自分が何したか分かってるのー」安倍は吉澤は大声で言う。
「何があ。・・・知ってるか。一度でも人を騙すやつは必ず繰り返すんだ」(ひえー。あんな凄い魔法使うやつだから飛ぶと思った)
「あんな世のためにならない本捨てちまって当然だぁー。・・あははは」吉澤の顔が真っ青になっていた。
安倍の顔も青くなっていた。
「
19 :
ピストル:02/05/02 16:46 ID:???
吉澤は安倍をつれて自宅に帰った。
「ダメよ。ひとみちゃん。またピアノのお稽古サボって。なつみちゃんまでつき合わせて。
本当にダメじゃない。悪い子ねー」吉澤の母親はやんわりした口調でしゃべった。
「・・・・・」吉澤は何も言わない。
「どうしたの」母は不思議そうに聞く。
「母さん俺!!ヒョンな事から女になっちまった」吉澤は母に話した。
(よく考えると危ないセリフね)安倍は心で思った。
「胸のなつみよりあるらしいんだ」
「よけいな事は言わなくていいの」
母はそれを聞いて少し不思議そうな表情で、
「アハハハハハ。神妙な顔して何を言い出すかと思ったら、新手の悪戯なの?」
「へっ?」
「ひとみちゃんは最初から女の子じゃない」
そこに吉澤の父が現れた。
「どうしたんだい。楽しそうだね」
「あらあなた。ちょっと聞いてよ。この子あかしな事言うの。まるで自分が男の子だったみたい・・・」
母は笑いながらしゃべっていた。すでに吉澤の耳には入っていなかった。
20 :
ピストル:02/05/02 16:53 ID:???
ー回想シーン終了ー
「参ったよな。なつみ以外誰も信じてくれなくて、写真とかも女にすりかわってたし」
「あの後、川に何かを必死にさがしてるひとみちゃんを見たわ。」
「はは、あの時すぐ飛び込んで探しておけば・・・」
「あの本。・・・とあのジジイ。絶対見つけ出して男に戻ってやるのだ!」吉澤は校舎前で大声で言った。
周りは不思議そうに話している。
「声が大きい〜」
「テヘへ」
教室
吉澤は自分の席に座っている。
「すんごいわねあんな綺麗な子見たことないわ」
「どこの中学だったのかな」
「俺の好みだ」
みんな吉澤を見てザワザワしている。
21 :
ピストル:02/05/02 17:03 ID:???
美しい、美しいって言葉は君のためにあるんだ。そんな君に今僕は話し掛けるネタを持ってはいるが・・・
いや行くんだ。同学年の兄貴にいつも比較されては負けて、普通で平凡だった自分から脱却すると誓っただろ。
斜め後ろ、このポジションが良いんだ。今ならねえ君と言いながら軽く手を触れられる。
その髪の感触も少々感じられ・・・はっ!?
そこで男は自分の後ろの男達の気配、いや殺気に気づいた。
殺す、絶対に殺す、俺の天使に何をする。ハブだ、絶対ハブだ。ハブ決定。
超能力は無いはず、でも聞こえる。仕方あるまい。だが一番最初に声を掛けるのは俺だ。
「ねっ、ねえ君、君の隣にくる長瀬ってやつさあ、気をつけたほうがいいよ。県外まで名が通ってる悪なんだ
あっ。俺は剛。堂本剛。」
「あっ俺・・・・私吉澤ひとみ」
22 :
ピストル:02/05/02 17:15 ID:???
「ふう、剛のやつ兄貴の俺を置いて先に行きやがって、・・・ここか俺のクラスは」
1人の髪を金髪に染めた男が教室に入った。
ん?何だ。やけに騒がしい。あそこか。
男はすぐに騒ぎに原因を見つけた。そこには吉澤と弟の剛が居た。
・・・綺麗だ。俺が今まで付き合った中で一番美しい。・・・ふっ。中学時代ナンバーワンの
プレイボーイと呼ばれた俺の相手に不足は無い。しかし何で剛が・・・まあ良い、関係無い事だ。
すぐに金髪の男は吉澤の元に歩み寄った。
「へい。どうしたんだ、剛。こんな可愛い彼女としゃべったりして」
「兄貴」
「お兄さん?」吉澤は兄弟の顔に違いに驚いた。
「やあ、おじょうさん。どうやら君と僕は運命の出会いのようだ。ほら君の心はトキメイテイル」
男はいきなりわけの分からない言葉をしゃべった。
「オマエさあ。馬鹿じゃねえの」吉澤ははっきりと言った。
(あらま。はっきり言っちゃった)安倍は吉澤の後ろの席に座りながらそう思った。
「ふっ。どうやら照れてるみたいだね。僕の名前は堂本光一。光一で良いよ。
きみはひとみちゃんでいいね。」
「ちょっとお前・・・」吉澤は言いかけると教室が再びざわめき出した。
「
おらー、てめーら何群れてんだ。長瀬さんの邪魔だー」
「ナガセだー。」
「きゃー」
「今日はすこぶる機嫌が悪いらしいぞ」
長瀬は一直線に吉澤の元に歩く。
「ははーん。ついてるぞ。どうする、お姫様」長瀬の目は吉澤を睨んでいる。
23 :
ピストル:02/05/02 17:20 ID:???
今回の更新終了です。
オリジナルキャラとはプレイボーイ男の堂本光一です。
堂本剛とは兄弟という設定です。
さらに長瀬とジャニーズ系で今の所は統一しています。
あと、安田はジャニーズがやる予定です。
小林の登場まで長いですが一応細かい配役まで決まってます。
しばらく娘。は安倍と吉澤以外は出る予定が無いですがそこは御了承ください。
299 名前:名無し娘 メール: 投稿日:02/05/02 18:55 ID:62eWHrQm
>>269 の言ったタイトルの小説があったよ。
小説総合スレッドで見たら分かるけど、キンキキッズや長瀬が出てる。
これ書いたのキミ?
>>24 ちなみにそこの269もおそらくこいつ。
>作者
氏ね。
26 :
ピストル:02/05/09 19:35 ID:???
>>24>>25 すいませんが、それを書いたのは私じゃありません。
それと更新はもう少し遅れますが待って頂けたら幸いです。
27 :
ピストル:02/05/11 03:14 ID:???
第二話「男みたいな女の子」
「さっきは世話になったなぁ・・・。また会えるとは思わなかったぜ。ちょっとキレーだと思ったら
図に乗りやがって・・・立てコラ」
長瀬は低い声で吉澤に言った。
「どうしたんですか?長瀬さん。ヤバイっすよ。入学早々にこんなに可愛い女の子に・・・」
「うっせー!!」長瀬はその男を一発に殴り倒した。
「きゃー」近くにいた女の子が悲鳴を上げる。
「うぜってーんだよ子分気取りで勝手に付きまといやがって。誰もお前なんて子分にしちゃいねーんだよ」
「まあ本当の悪党だわ」安倍は思わず呟いた。
イカンぞ。この僕の忠告も虚しくマイエンジェルはこの悪党と問題を起こしていたのか。
た、助けなくては。しかし駄目だ。あの狼のような男に羊のような僕がかなうわけがない。・・・
そーだ!
剛はある事を思いついてシュミレーションした。
「ヤメロー。ケダモノめがー!!」
「ウー。ガルルル」羊のような剛と狼の長瀬。
「危ないわ。剛さん」心配そうに見つめる吉澤。
「いいんだよ。吉澤くん。僕は君のためなら死ねる!!」剛はカッコよく言った。
「なら死ねやー!!」長瀬のパンチで剛は倒される。
28 :
ピストル:02/05/11 03:33 ID:???
「・・・くん。剛君・・・あっ、気がついた」吉澤は安心したように言う。
「吉澤くん・・・大丈夫だったかい?すまない。僕がふがいないばかりに・・・」
「大丈夫。あの後すぐに先生が来てね」
「そーか。よかった。君にもしもの事があれば僕は・・・」
「ありがとう。好きよ。剛くん」そしてほっぺにキスをする。
「あうう」剛は勝手に想像した妄想に酔っていた。なお他のその他大勢の生徒も同じだった。
そんなのは見向きもせずに長瀬は吉澤にじりっと近づく。
「暴力は止めてください。ひとみはおてんばだけど女の子ですよ」安倍が間に割って入った。
「オイオイ。危ないから引っ込んで・・・」
「ダメダメ。絶対させないから。女の子は男の子と喧嘩しないの」
(ひとみには喧嘩させない。女の子として生きていかせるの!)安倍は心でそう強く思っていた。
「なら僕がこの男の相手をしよう。男同士なら問題あるまい」そう。さらに先ほどのプレイボーイふうの男。
堂本光一が間に入った。
「いい度胸してるじゃねーか」
「女性に手を上げるような男は許せない。ましてやマイハニーに手を上げるのは許せない」
「誰がハニーだ。・・・お前もあっち行ってろ」吉澤は光一と安倍を押しのけた。
「おいっ!?」
「ヤーン」そうしてる間に今度は剛が前に出た。
「なんだテメーは」
「ひとみさん。御安心を。僕は・・・俺は・・・・・君のためなら死ねます」剛は長瀬の問いも無視して言いきった。
「ハハ・・・後ろ後ろ」吉澤は振り返りっぱなしで前をみていない剛に指摘したがすでに遅かった。
「じゃあ死ねえ」長瀬の必殺パンチで剛は瞬時に倒された。
「アチャ〜」光一は呆れていた。
29 :
ピストル:02/05/11 03:44 ID:???
「そうやってオメーって女は顔だけで男を騙して・・・あれ」長瀬が向き直った瞬間、吉澤は視界から消えていた。
「えっ」長瀬が目線を上げるとそこに飛び上がっていた吉澤がいた。
「チャー」次の瞬間に吉澤がブルースリーみたいな回し蹴りで長瀬を蹴り飛ばした。長瀬は机を弾き飛ばして倒れこんだ。
なおその弾き飛ばした机の一部が長瀬の額に落ちて長瀬は完全に気を失った。
「ワーイ。勝ったー」
「『勝ったー』じゃないでしょ!何よそのステキな笑顔は。」
「なんだよー。正当防衛じゃないかー」吉澤は安倍の言葉に小さく言い返した。
「どーして私の言葉が分かんないの。そんなふ〜に生きてもひとみちゃん。不幸になるだけじゃない。
中学の時なんて言われたか忘れたの?スケバンだのバンバンだの罵られて。」
「バンバンとは言われてないよ」吉澤は小さく言い返したがそれも遮り
「せっかく誰も知らない中学に来たんだから、ちょっとはおとなしく!」
しかし周りは天使を見るような眼差しで口々に言った。
「素敵。」
「ムチャクチャかっこいい」
「シンピの美少女は強かった」
「結婚したい」
まだ続けるのか?
643 :名無し募集中。。。 :02/04/26 00:18 ID:nWv7hD5a
ずるい女板におもしろい小説あったよ。
さっきリアルタイムで読んだけど安倍と吉澤の掛け合いが面白い。
スレタイトルは「男性歌手が娘と絡むパロディ小説書きます」ってやつ。
これ書いたのも作者だろ?
31 :
ピストル:02/05/14 15:55 ID:???
(ちょいと脅そーとしただけなんだが・・・この俺が2度も女にやられるとは・・・信じられねー。
ったくだせー事になっちまったぜ。だからって女とマジで喧嘩するってのもなー。)
長瀬はそう思いながら歩いていた。すると
「てめーかよ、長瀬ってのは」校内の先輩の不良が絡んできた。
ここは校舎の隅っこ。
「やめませんか先輩。こうゆーの。別に俺この学校シメよーとか思ってねーし」
「なんだってこのやろー。やる気になったら出来んのか」
「なめてっとぶち殺すぞ。悪趣味ヘアースタイルのボケが」
「・・・・・・・何で俺が黒い服が好きか分かるかい?」長瀬はそう言うと上着を脱いで金網のところにかけた。
そして長瀬は続ける。
「血が目立たねーからだよ。もちろん俺の血じゃねーぜ」
「なんだよそりゃ。長瀬。俺たちを脅してんのか」不良の1人が言い返した。だが先程に比べ勢いが無かった。
「ビビったんなら止めたほうがいーぜ。直感は大切ヨ」
「この野郎誰に口聞いてんだっー!」次の瞬間不良の1人が長瀬の頬にパンチをヒットさせた。
「なめんなよ。中坊ごときで」
次の瞬間長瀬は向き直りその男を殴り返した。男は倒れて静止した。
「先に手ぇ出したのお前等だぞ。そのへんよろしくな」
「このガキャー」残りの不良が一斉に殴り掛かった。長瀬も相手をまっすぐ見据えて掛かっていった。
32 :
ピストル:02/05/14 16:01 ID:???
吉澤と安倍は教室の窓際に壁にもたれながらしゃべっていた。
「ちょっと中学ん時と違う反応だったね」
「まああの時はまだ子供だったしひとみちゃん男の子よりも強かったし。でもそれだけじゃないよ。
だんだん女の魅力が上がってるのよ、あの悪魔さんひとみを女の子に変えた時言ってたじゃない。
女の中の女だって」
「うわー。なつみなんか嫌いだー。どうせ俺は女だー」吉澤は安倍の言葉にショックを受けて走っていった。
33 :
ピストル:02/05/14 16:42 ID:???
(女になっちまったもんはしょうがないとして6年前のあの日から開き直って生きてはみたけど・・・
あの魔法ジジイも全然見つかんねーし本当に一生このまま女なら・・・なつみの言うとーり男だった事は忘れた方が・・・)
吉澤はそう決心しかけた時近くの茂みから長瀬が出てきた。
「ボケドモが・・・」かなり声は苦しそうだった。
(げっ、バカ男)吉澤は瞬時にそう思った。
そして長瀬は地面に倒れこんだ。
「・・・どした?大丈夫か?」長瀬は起き上がり
「何だてめー」
「うわっ」起き上がった長瀬の顔を見て驚いた。殴られたあとが無数に残っていたからだ。
「どこ行ったあのガキャー」
「逃がすんじゃねーぞ。3年のメンツがかかってんだー」さっき長瀬に絡んだ不良の声が聞こえた。
「ちっ。次から次へと。行けよ・・・。テメーの順番は後にしといてやる・・・よ」
長瀬がそう言ったが吉澤はなかなか動かず長瀬を見ていた。
「なんだよ」長瀬が聞いたが吉澤は手を出した。
「こっちだ!!」吉澤は長瀬の腕を絡めて走り出した。
「うおっ」長瀬はただ驚くだけだった。
しかし長瀬はいきなりでバランスが取れなかった。
「何やってんだ!!しっかり歩けよ!!」
そして二人は校庭の裏のトイレの脇のドラム缶の陰に隠れていた。
創作欲は外野の意見さえなどもろともせず……
って創作じゃねえやこれ!
35 :
ピストル:02/05/14 16:56 ID:???
「どこだー」
「長瀬ー」
「出て来いこらー」不良達は長瀬を探していた。
(何だ。この女はなんで・・・)長瀬は不思議そうに吉澤を見ていた。
「何人居たんだ?」
「えっ」
「敵だよ。たくさん居たんだろ。高校生にもなって番長ごっこってのも、バカだね男ってのも」
そして吉澤はティッシュを丸めて長瀬に渡した。
「ハイ。入れときな。シャツが血だらけになるよ。ここに隠れてりゃそのうち諦めるよ。ちょっと待ってよーと」
長瀬は吉澤の横顔を見つめていた。
「お前怖くねーのか。俺のこと?」
「何で?」
「いや・・・だってお前、俺に恨みかった覚えねーのか」
「ああ、あれかー。細けーこときにすんなよ、ティッシュやったろ。チャラだよチャラアハハハ」
(なんないかな。やっぱ)吉澤はうつむきながらそう思った。
「男みてーなやつだな。お前」
「本当か!?」吉澤は本当にうれしそーな顔で答えた。
(ウワッ)長瀬はその顔に惚れたようだった。
長瀬はそっと吉澤の肩をつかんだ。そして吉澤の唇にキスをしよーとした。
「うわっ。うわわわ!!何すんだよテメー!!」吉澤は必死で抵抗したがすでに長瀬の顔は近くに来ていた。
が、次の瞬間。コンクリートのブロックが長瀬の右頬に直撃して長瀬は気を失った。
「ひとみちゃんに何すんのよー。このケダモノー」そう投げたのは安倍だった。そして吉澤の前に立って長瀬を怒った。
「なんだなんだなんだー」吉澤はただ混乱していた。
36 :
ピストル:02/05/14 17:09 ID:???
「オーヨシヨシ」安倍は吉澤の慰めていた。
「怖いよ怖いよ男怖いよー脳がどーかしてるよー」
「だから男は怖いって言ったじゃないの」安倍はやさしく吉澤を抱きしめている。
「チューしよーとしたよ〜」吉澤の声はかなり震えていた。
「どーしたんだいひとみさ・・・」
「うわー!!」剛が落ち込んでいる吉澤を見て声をかけようとしたがあっさり蹴り飛ばされた。
「やられキャラかしら」安倍はあっさりと言った。
「っていきなり何すんのよ!!」安倍は驚いて聞いた。
「だって男だぞ。また突然脈絡なく襲ってくるかもしんないじゃんか。男だぞ。男!!」
(ウーンと・・・男を恐れるのはいいとして、これはちょっとうまくないわね)安倍は考えていた。
「なあ、俺ってもし今でも男に戻ったら、なつみにあんなことしよーとすんのか。」
「そっ、それは分かんないけど・・・かもしんないわよ」いきなりの吉澤の質問に安倍は顔を赤くしながら答えた。
吉澤は自分は安倍に迫る光景を想像した。
「ひとみくんやめて、嫌だってばー」
「うるせー大人しくしてろー」
「キャー」
それを想像して吉澤は顔が青くなった。
「ウワッ。怖ぇー。男怖ぇー、なんて奴なんだ男ってのは!女子高に転校しなくっちゃ!!」
「ちょっと、あの人1人でそこまで決め付けないほうがいいわよー」
37 :
ピストル:02/05/14 17:11 ID:???
第二話終了です。次回は
「これも恋・・・??」です。どうかお楽しみに。
お楽しみって……いやいやいやもうなんなんだよこいつはー
あららタイトルまでパクリかよ
(゚Д゚)オ マ エ 楽 し い の か
39 :
ピストル:02/05/17 04:22 ID:???
第三話「これも恋・・・?」
学校の廊下。男達は吉澤の事を話している。
「しかし吉澤ってマジ綺麗だよな」
「そこら辺の女とは違うぜ」
「この学校きて正解だぜ」
「マジ抱きてーよな」
次の瞬間その抱きたい発言した男は殴り倒された。
「怪獣でも抱いてろ。ボケ」
「みだらな妄想すんじゃねー」
そんな事は知る由も無い吉澤はその男達の所へ歩く。
そして剛と吉澤は偶然か一瞬目が合った。
「あっ。あのさ。ちょっと聞きたい事があるんだけど」
「何?分かる事なら何でもいーよ」
「君ってさ・・・。いつもはどんなことを考えてるの?」吉澤が剛に聞いた瞬間、周りは静まり返った。
40 :
ピストル:02/05/17 04:38 ID:???
この感じは・・・まさかこの天使が僕に・・・
来たぞ。生まれてから常に平均点。親からもつまらない奴と言われて馬鹿にされて。
テストもいつも平均点。マラソンもちょうどまんなか。兄貴の光一は優秀でモテモテ。
いつも兄貴の方が注目されて俺が引き立て役になるたび心がズキンときた。
いや兄貴だけじゃない。クラスメートの誰かが凄い特技があるたび胸が締め付けられる思いだった。
でも分かった。俺の自慢できる事は・・・すっごい綺麗な彼女がいる事だったんだ。
剛は頭に今までの回想をしてすぐに返事をした。
「あのね・・・」しかしすでに吉澤はそこには居なかった。
「君はどんな事考えてるの?」剛の後ろにいた男に吉澤は聞いた。
「俺?・・・そーだな。飛行機かな。いつか自分の設計した飛行機で・・・この大空を自由に飛びまわるのが夢なんだ」
「いつもそんな事考えてるの?」吉澤は大空を見つめながら話す男にもう一度聞き直した。
「そうさ。僕の頭はいつもそれで頭が一杯さ」
「フーン。飛行機か・・・いいね」吉澤は笑顔で言った。
なんて可愛いんだ。口からのデマカセだったけど・・・ヤるぜ。君の為に飛行機を作って見せる。
次の瞬間、その男はまた違う男に蹴り倒された。
「ふかしこいてんじゃねー!!知ってるんだぜ。お前が前にエロ本を万引きして捕まったの。
しかもSMだっただろ。凄い過激すぎて店の人から見逃してもらっただろ。」
そして更にその男を追い込む言葉が続く。
「お前の家は別名エロ本図書館言われてんじゃねーか」
「全てのAVを集めるのが夢って」
「熱く語ってたのは嘘かよ」
そして近くの女子からも言われる。
「うわっ。サイテーこいつ」
「しかも中学でSM?」
「そういえば顔もそっち系よ」
吉澤はその事実を知って顔が青くなった。
「ぶ〜ん。ぶ〜ん」その男は放心状態で両手を広げてバカみたく歩き去った。
41 :
ピストル:02/05/17 04:50 ID:???
信じられない。なんてやつなんだ男ってのは!!そんな事ばっかり考えやがって。
俺が男のころはそんな事考えてなかったぞ。・・・俺が男だったのは9歳だったからか。
そうだよね。子供は男とか女とか違わないし。
吉澤が悩んでいた時、背後から長瀬が抱きしめた。
「どーしたんだい。マイエンジェル。そんな悩ましげな顔で歩くと心配しちゅじゃないか。
なんだったら俺が相談に乗るよ」
「てっめー。離せ!」
「ハハハ。可愛い抵抗だ。無理だよ、こーなったら男には勝てない」
「くっ。離せテメー!」
「小鳥みたいやわらかーい。いい匂い」長瀬がさらりと言うと吉澤は急に下を向いた。
「どうしたの。泣いちゃうの」だが次に来たのは吉澤は頭突きだった。
「ぐわっ」長瀬は思わず顔をおさえた。
「イテーナ。このバカ男がー!」そう言いながら長瀬の股間を蹴り上げた。
「お前。一度ならず二度までも・・・」
「ウルセー!!」その騒ぎのほかのクラスの生徒も様子を見る。
「ひとみちゃ」安倍が声をかけようとしたが吉澤は聞いていなかった。
「べたべた触ってんじゃねー。調子に乗りやがって気色ワリー。俺は男だー!!」
だがそう言い終えたと思ったら安倍が素早く吉澤の手を取った。
「キャー。キャー。キャー」そして叫びながらその場から離れた。
長瀬はその場で1人気を失っていた。
42 :
ピストル:02/05/17 05:15 ID:???
翌日。やはり話題は吉澤でその話題を話しながら登校する生徒がいる。
すでに紹介した堂本光一。剛。それにめがねを男、国分太一と髪の黒い岡田准一だ。
「オッハー」
「おう、オハヨ。相変わらず元気だな。岡田は」
「うん。でも光一くん。昨日の話聞いた?」
「ああ。吉澤ひとみだろ。知ってるよ。」そこに国分が入る。
「三年でたばになっても勝てない長瀬をボコボコにしたんだろ。」
「しかも俺は男だって叫ぶし」剛もがっかりした感じでしゃべる。
「何だよそれ。あっち系?」国分も聞きなおす。
そして廊下の交差点につく。
「あっ。俺はコーヒー買ってから行くわ」
「ああ。俺はトイレ行くな」
「じゃあ俺たちさきに教室行くわ」そうして国分は自販機。剛はトイレ。岡田と光一は教室に向かうはずだった。だが・・・。
国分は1人、ラブレターを持って吉澤の下駄箱の前に向かう。
「ハハハハバカどもが。ちょっと変わってるのも神秘的なんだろが」
そして下駄箱を開けると無数のラブレターがあった。
「ウヌヌ。男のくせにラブレターとは」そう言って国分は全てのラブレターをゴミ箱に捨てた。
そして国分は自分のラブレターを入れた。
「フフフ。ご利益がありますよーに」そして国分は吉澤の上履きに目が行った。
「あの子が履いてた靴だ。果たしてどんな香りが」だが嗅ごうとしたとき。さきほど国分が捨てたラブレターの入っている
ゴミ箱が後頭部を直撃した。
「キサマァ!ラブレターを捨てることまでは黙ってみてやったが」
「変態かオノレ!ひとみさんを汚すな」
「ぼくの未来のお嫁さんに何をっ!」上から岡田。剛。光一。
だがその三人もラブレターを持っていた。
「お前達・・・」国分は察したように言った。
「図々しいぜ。相手にされると思ってるのか」
「俺は本気だぜ」剛が。
「僕もだ」国分も。
「ふっ。自分に落とせなかった女は居ない。それが美少女なら多少の苦難は付き物さ」
「何済ましてんだよ。あと俺もだぜ」光一のキザなセリフに突っ込みを言いながら岡田も言う。
「ヤルか。あれ?」岡田が言い出す。
「なんだい?あれって?」
「そうか兄貴は知らないか」
「ちょっとオタク入ってない?」
「オタクはお前だけだ」岡田はやはり突っ込みは忘れない。
そして光一を除く3人は手を取る。
「俺たちひとみちゃん親衛隊。抜け駆けはしない」
「へえ。そんなのあるんだ。面白そうだな。俺も参加するわ」光一はそれを見てあっさり参加を表明した。
43 :
ピストル:02/05/21 00:59 ID:???
「あれ、上履きが・・・イジメ?」剛達が団結会をしてる横で吉澤が下駄箱を開けて靴が無いのを見て
悲しそうに呟いた。
そして次の瞬間、剛、岡田の二人が国分を蹴り飛ばして吉澤の足元を倒れた。
「そこの変態が犯人です」
「ひとみさんの御靴の香りを嗅ごうなんて真似をしたのを現行犯で取り押さえました!」
岡田と剛がここぞとばかりに言う。
「ひでーぞ。仲間じゃないのか」
「お前はもう除名だ」国分の訴えをあっさりと剛が言い返した。
「靴の臭いかいでどうするの?それって意味あるの?男なら誰でもするの?男はいつもそういうの
考えてんの?」吉澤は不思議そうな顔をして聞いた。
「ああ無垢だ」
「なんてかわいーんだ」
(・・・凶暴と聞いたが純粋なんだな。これはおとしがいがあるな)岡田を剛は口に出して
感想を言ったが、光一は頭でそのような事を考えていた。
「みんながするわけじゃないけど、そーだね。僕にとっては言わば山登りさ。そこに山があれば昇る。
僕はそこに靴があるから嗅ぐんだ」そう言いながら国分は眼鏡を直した。
「フーン。でも俺のは嗅がないで。覚えられたくないし」そう言うと吉澤はその場を立ち去った。
44 :
ピストル:02/05/21 01:06 ID:???
「おっはー、ひとみちゃん。みんなが友達になりたいって」安倍は吉澤を見つけると声を掛けた。
(なつみ以外の女ってどうも苦手なんだよな)
「どうも、昨日男に馬乗りになって暴れたバカでーす」吉澤は心では思いながらも笑顔で返事をした。
「アハハ。でも怖くなかった?」
「いやね。正当防衛なのになつみが怒って。短気なんだ。こいつ」
「なにおー」安倍は吉澤の言葉に顔を赤くしながら軽く怒る。
「うわー、髪の毛細ーい」
「色も白いー。こんな手で男の子殴るなんて勿体なーい」他の女の子も吉澤の髪や手を触りながら笑って言う。
「いーな。俺も女ならあの輪の中に・・・」国分は影で鼻血を垂らしながら見ている。
「おれで鼻血出す女は輪の中に入れねーよ」岡田はきつい突っ込みをする。
45 :
ピストル:02/05/21 01:23 ID:???
「昨日あんな事になってたけど、ひとみちゃんって男の子嫌いなの?」1人の女の子が吉澤に質問した。
「嫌いだ。男なんてろくなもんじゃねー。人が大人しくしてりゃすぐつけあがるし」
「大人しくなんてしてなかったよ」安倍は吉澤に的確なつっこみを入れた。
「そんな事かんけーない。あのバカが悪いの。嫌いだ長瀬。妙に髪長いし男のくせに」
「ちょ、ちょっとひとみちゃん」安倍は吉澤の暴言を止めようとした。
「バカで嫌いって俺の事か」長瀬が鋭い目で睨みながら現れた。
「そーだ、嫌い。お前なんて大っ嫌いだ」吉澤は目をそらさずはっきりと言った。
「ふっ、それは結構。じゃあな」長瀬はそれだけ言うと去っていった。
「いいの?恨まれちゃうよ。あの人かなりの悪だし」
「あはは。好かれるよか全然ましじゃん」吉澤は平気な顔で言った。
「まあ万が一の時は僕が君を守るから」後ろから光一が爽やかに言う。
「うわあっ」吉澤は思わず驚きの声を出した。
「ははは。そんな照れなくていいよ。ハニー」光一は髪をなびかせながら続けた。
「誰がハニーだ。お前本当にバカだな」
「ハニーにバカって言われるなんてうれしいよ。じゃあこれから二人東京ラブストーリーでも始めようか」
「何がラブストーリーだ。お断りだ。ボケ。なつみ行くぞ」吉澤はそう言うとその場を逃げるように後にした。
「ふう。照れてるのかな」光一は髪をかきあげながら言った。
「何が照れるじゃっ」すると背後から岡田の蹴りが来た。
「ふっ」光一は素早く振り返り岡田の足をつかんだ。
「何をする。背後からとは卑怯だぞ」光一は岡田の足を下ろすと岡田に言った。
「卑怯は兄貴の方だよ。抜け駆けしないってルールを決めてまだ1時間経ってないよ」
「あっ。そうだったな。ごめん剛。岡田。それと出遅れた国分。ついな。じゃあ」
光一はかるく謝ってそのまま光一も走り去った。
「もう、兄貴はいつもこうだ」剛は怒りの表情をわずかに見せた。
ホ ン ト つ ま ん な い な お 前
何?もしかして自己満のためにやってんのコレ?マジキモイよ
47 :
読者:02/05/27 20:11 ID:???
>>46 そうですか?
ちょっと見たけど斬新で良いと思いますよ。
ジャニーズの出番が多いのとモー娘。から2人しか居ないのは残念だけどかなりストーリー展開は良いとおもう。
>作者
わかってんだよてめー。
つまんねー能書き垂れやがって。
低能で馬鹿なんだからすぐばれるんだよ、自覚しろ。
>>48 低能ってこの作品の構成は結構出来てると思いますが・・・。
ジャニーズの誰かと吉澤の恋愛物って少々抵抗があったけどこれはコメディでいと思う。
僕は吉澤は男に戻らずに光一か剛と結ばれたりすると面白いと思う。
でも国分と岡田の男4人の会話も面白いしつまらないのはおかしいですよ。
50 :
辻:02/06/06 23:29 ID:???
51 :
あいぼん:02/06/07 19:22 ID:???
パクリやからあかんねん。
宣伝失敗があかんねん。
あとな、あんたの場合漫画→文に起こして書いてる訳やんか。
それって簡単みたいで、実は結構難しいねん。そこをまず理解せんと。
あんた自分の書いたもん出来るだけ客観的に読み返してみぃ。
場面展開とか、状況説明なんかが自分の頭ん中だけでわかってて
読者に伝わらん部分がかなり多い、それに気付かんか?
つまり、文章力が圧倒的に足りないわけや。
あんたに限った話ちゃうけどな。あんたの場合特にそこがひどい。
まあ、えらそーなこと言うてもうたけど、期待しとるわけちゃうから。
安心して放棄したり。誰も責めへんから。
面白いんじゃないですかー?
良いと思います是。
55 :
あ:02/11/06 20:35 ID:???
、 ./┃ ヾ
Σ ノノハヽヽ ./ ┃
||(‘〜‘川 ./ ┃ ヾ
m/^〜し~. / .┃
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ノ~ ̄\___J テヘテヘ . ┃
| γ⌒) ノ ノハヽo┃
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・アドレス欄に半角で「0」と書きこむと、名前が緑色のままIDを隠す事が出来ます。
自分の考えに自信のない方はIDを隠してください。
・またここは狼や羊ではないので、いかに書き込みが少なくてもそう簡単に逝く事はありません。
苦しい…
くるっぷー、くるっぷー