亜弥 日記

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694名無し募集中。。。
川o・-・)ノ<はい〜、すべてを知る娘。紺野あさ美です。

物語も終わりへと近づき、広げた風呂敷も収束されつつあります。
未だ解決していない問題もありますし、また新たに挿入されるネタもあったりして。
ですから、まだまだ予断を許すところではないのですが、今しばらくおつき合い
願いたいところであります。
あと、自分で読み返してみたんですけど、やっぱり時系列的におかしいところが
あって、かなり無理がある部分があるのですが、あんまり気にしないで、
なんとな〜く読んでいただきたいと思います。
ん?
あれ?後藤さん、どうしたんですか?なんでここにいるんですか?

「紺野、お前、全部知ってるってホント?」
「あ、はい、全部知ってます」
「じゃ、私のことも?」
「はい………知ってます」
「じゃ、ここで私に殺されるのもわかってるんだね」
後藤はおもむろに日本刀を振りかざした。

「え?」

後藤が刀を振り下ろすと、紺野の体は斜めに真っ二つに分かれた。
695名無し募集中。。。:02/09/04 19:15 ID:???
真っ二つになったのは紺野の体の残像で、それはすぐに消えた。

「?」後藤は周囲を見渡した。
「こっちですよ、後藤さん」背後から紺野の声がした。
振り返りざま後藤は紺野を斬った、はずだったが、またしても手応えなし。

「無駄ですよ。絶対私は斬れません」

紺野は胸の前に印を結びながら、後藤の眼前の空中に浮かんでいた。

「紺野、お前」
「ふふふ、驚きましたか?」不敵に紺野は笑った。
「じゃ、私もちょこっと本気にならないとね」後藤は上段の構えを取った。

紺野が空中から降りてきて床に足をつけた瞬間、後藤は先を取ろうとしたが、
その前に紺野は数えきれぬほどに増殖した。

「?残像拳?分身?」
「だから無駄ですってば。私、にんじゆつ村で忍道の奥義を伝授されたんですから」
5.1chどころではないくらいのサラウンドで紺野は言った。
696名無し募集中。。。:02/09/04 19:15 ID:???
「どうして私を狙うんですか?」
「お前、私が藤本殺したのも知ってんだろ?」
「はい、知っています。理由も知っています。貴さ…」
「言うな!言わなくて良い。私がミジメになる」
「不安だったのはわかりますが、後藤さん、悪く考えすぎだったと思います」
「そーだよ。悪ぃかよ。テンパってたんだよ。ネガティブにもなるって」
「でも人を殺すのに正当な理由なんてありませんよ」
「わかってるよ。でもあの時のお前の一言でこれ思いついたんだよ」
「あぁ、あれ(>636)ですか。あれは私もちょっと軽率でした」
「あれで爆弾を使って松浦か藤本か、あわよくば二人とも消してしまおうって
 ひらめいたんだよね。火薬が足りなくて、結局藤本だけだったんだけど」 
「ひどいですよね。でも二人より後藤さんの方が貴さんに気に入られてると…」
「だから言うなって。うるさい。やっぱお前殺す。お前はしゃべりすぎる」