亜弥 日記

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689名無し募集中。。。
松浦、お前もこないだのハロプロ大変革のことは驚いたんだろうけど、
ごっちんや圭ちゃんの卒業もビックリだけど、オイラ自身もこの配置替えには
ビックリなんだよね。
なんで、ごっちんや圭ちゃんだけでなく、ミニモニやタンポポまでもオイラから
取り上げてしまうんだろう。
一番辛いのは、オイラが作ったとも言うべきミニモニを追い出されることだ。
それとミニモニ法でとも言うべき、身長制限を破ってまで高橋を追加したことが
オイラにとっては、もー、信じられないことだった。もー、なんでよ?って感じ。
ほら。ミニモニにミニじゃない奴がいたら、ミニモニじゃないじゃん、それ。
それはオイラの美学に反する。それは許し難いことだ。
それに、高橋は、あんにゃろ、あの時オイラを肘で押しのけやがった。
生放送で。人前で。みんなが見てる前で。きぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ。
ミニモニもそーやってオイラを押しのけやがったんだよ。
それに………、まぁいーや。これだけのことがあれば、高橋殺したって
別にいーだろ?な?お前もそう思うだろ?
うんって言ってくれよ。頼むよ。松浦。
690名無し募集中。。。:02/09/01 22:41 ID:???
矢口さんはそう言ってわたしに少しずつ近づいてきた。
その右手にナイフを持って。
そのナイフでわたしを刺そうとしているのかな。
もう、刺されちゃっても良いかな、って思ってきた。もう疲れたよ。
「な?松浦。見逃してくれるよな?」
わたしは何も答えない。
矢口さんは半笑いの顔に汗をダラダラ流しながら言った。
「でないと、オイラ、お前を…」
腕を伸ばすとナイフが刺さる距離にまで近づいてきた。
矢口さんにだったら、もう、殺されたって良いです。
わたしはまったくの無防備だった。覚悟していた。
しかし矢口さんは、そこから近づいてこないし、ナイフを刺すわけでもなく、
わたしの前に立ってるだけだった。表情は半笑いで、汗ダラのまま。
でもよく見ると半泣きのようにも見えるし、流してる汗は涙かもしれない。
矢口さんは口を何かパクパク動かした。
オイラヲコロシテクレ
え?そんなことできない、と首を振ると、矢口さんはナイフを持ち替え
それを自分のみぞおちに「ぐぐる」と刺した。
「矢口さん!」
わたしは崩れ落ちる矢口さんの体を受け止めて、そう叫んだ。