亜弥 日記
で、×日がやってきた。
後藤さんはたっくさんの材料を持ってやって来た。
「さ、始めよっか。松浦はまず玉葱剥いてくれる？」
わたしがタマネギの皮をむいている間、後藤さんは牛挽肉豚挽肉卵パン粉牛乳と
材料を買い物袋から出して、準備し始めた。
「パン粉を牛乳でふやかしたのをツナギに入れると、フワッと柔らかくなるんだよ」
「ほ〜、なるほど。あ、タマネギ終わりました。うげ、指が黒ずんでる〜」
「あー、それはレモンの汁で指洗うと取れるよ。ほれ」
と後藤さんは袋からレモンをとりだし、輪切りにしてそれをわたしに渡した。
「（ぐにぐに）お〜、取れた〜。後藤さんすご〜い」
「松浦みじん切りできる？」
「できませんっ」即答した。
「じゃ」後藤さんは、手慣れた手つきでタマネギを、したたたたたたたたたた、
とみじん切りにした。すご〜い。
次に甘味と香りを出すためにタマネギをバターで炒めて（わたしが炒めました）、
それを挽肉卵ふやかしたパン粉と一緒に合わせ、塩コショウして、隠し味に砂糖を
少々入れた。
「さっ、松浦、出番だよ。混ぜて混ぜて練りに練って練りまくれー」
粘りが出るまで全体が白っぽくなるまで混ぜまくる。
「良く練っとかないと、焼いたとき割れちゃって中の肉汁が出ちゃうんだよねー」
練り終わって、ハンバーグを形作る。
「こっからはわたしも知ってますよ。ポンポンやって空気を抜くんですよね」
わたしが形取ったハンバーグを後藤さんは焼く係。
隣のコンロでわたしはニンジンのグラッセを作っているナベを見てる。
ハンバーグを焼いて出た汁にケチャップ赤ワイン少々加えソースを作り、
冷凍のジャーマンポテトをレンジでチンしてニンジンのグラッセと一緒に
つけ合わせて、はい、できあがり〜。
後藤さんはたっくさんの材料を持ってやって来た。
「さ、始めよっか。松浦はまず玉葱剥いてくれる？」
わたしがタマネギの皮をむいている間、後藤さんは牛挽肉豚挽肉卵パン粉牛乳と
材料を買い物袋から出して、準備し始めた。
「パン粉を牛乳でふやかしたのをツナギに入れると、フワッと柔らかくなるんだよ」
「ほ〜、なるほど。あ、タマネギ終わりました。うげ、指が黒ずんでる〜」
「あー、それはレモンの汁で指洗うと取れるよ。ほれ」
と後藤さんは袋からレモンをとりだし、輪切りにしてそれをわたしに渡した。
「（ぐにぐに）お〜、取れた〜。後藤さんすご〜い」
「松浦みじん切りできる？」
「できませんっ」即答した。
「じゃ」後藤さんは、手慣れた手つきでタマネギを、したたたたたたたたたた、
とみじん切りにした。すご〜い。
次に甘味と香りを出すためにタマネギをバターで炒めて（わたしが炒めました）、
それを挽肉卵ふやかしたパン粉と一緒に合わせ、塩コショウして、隠し味に砂糖を
少々入れた。
「さっ、松浦、出番だよ。混ぜて混ぜて練りに練って練りまくれー」
粘りが出るまで全体が白っぽくなるまで混ぜまくる。
「良く練っとかないと、焼いたとき割れちゃって中の肉汁が出ちゃうんだよねー」
練り終わって、ハンバーグを形作る。
「こっからはわたしも知ってますよ。ポンポンやって空気を抜くんですよね」
わたしが形取ったハンバーグを後藤さんは焼く係。
隣のコンロでわたしはニンジンのグラッセを作っているナベを見てる。
ハンバーグを焼いて出た汁にケチャップ赤ワイン少々加えソースを作り、
冷凍のジャーマンポテトをレンジでチンしてニンジンのグラッセと一緒に
つけ合わせて、はい、できあがり〜。
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それでは、いただきま〜す。
ハンバーグに舌づつみを打ちながら、後藤さんとお話しする。
そう言えば、こんなに後藤さんと長い時間お話しするなんて初めてだ。
やはり話題といえば、
この前のお食事会の時、ホントにビックリしましたよ〜。後藤さん、
ソロおめでとうございます。
あ、んあー、ありがとー。
わたしも後藤さんがソロになってうれしいですよ、なんかこう、仲間が出来たなー、
って感じで。
ははは、そーなんだ。何かジュースもらうね。
どうぞ〜。やっぱりモーニング娘。入った最初のときからソロ狙ってたんですか？
いや、ちがくて、そーじゃなくって、１年前になんとなくソロになりたいなーって
思ったんだよねー。ご飯おかわり。
はい、・・・・・はい。
うん、それでモーニングとかハロプロってほら、何かガッコみたいな感じでしょ？
あー、わかりますわかります。
それでいつも新しい人が入ってきて、常に変化していくってゆーね、けして
立ち止まることは許されない、みたいな、そこが・・・
カッコエエなー、と。ロックやなー、と。
あはは、そーそー。
わたし思うんですけど、ハロプロって宝塚みたいにしたいんじゃないですかね〜。
それで雪組とか星組とかが、プッチとかタンポポになるってゆー、感じで。
んー、もはやプッチもタンポポもオリメンいないしねー。でも規模がえらい小さいけど。
そこらへんは、プチ宝塚ってゆーか、ポップな宝塚ってゆーかそんな感じで。
まー、あんまり大げさにすると動きにくいんで、コンパクトな方が、コストも掛からないし。
ツアーって言ってもどうせカラオケ歌って回るんだから、たくさん回れば回るほど
金になるからね。バンドマンのツアーなんかと比べてかなり安上がりだし。
あとは定期的に新曲を出して、話題をとぎれさせないようにしておけば、良いでしょ。
あと、卒業してソロになって成功するっていう前例を作れば、モー娘。とかハロプロが
アイドル歌手への登竜門みたいになって、そーなったらしばらく安泰なんじゃないの？
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もはやどっちがわたしなのか後藤さんなのかわからないほど、話が弾んだ。
ハンバーグに舌づつみを打ちながら、後藤さんとお話しする。
そう言えば、こんなに後藤さんと長い時間お話しするなんて初めてだ。
やはり話題といえば、
この前のお食事会の時、ホントにビックリしましたよ〜。後藤さん、
ソロおめでとうございます。
あ、んあー、ありがとー。
わたしも後藤さんがソロになってうれしいですよ、なんかこう、仲間が出来たなー、
って感じで。
ははは、そーなんだ。何かジュースもらうね。
どうぞ〜。やっぱりモーニング娘。入った最初のときからソロ狙ってたんですか？
いや、ちがくて、そーじゃなくって、１年前になんとなくソロになりたいなーって
思ったんだよねー。ご飯おかわり。
はい、・・・・・はい。
うん、それでモーニングとかハロプロってほら、何かガッコみたいな感じでしょ？
あー、わかりますわかります。
それでいつも新しい人が入ってきて、常に変化していくってゆーね、けして
立ち止まることは許されない、みたいな、そこが・・・
カッコエエなー、と。ロックやなー、と。
あはは、そーそー。
わたし思うんですけど、ハロプロって宝塚みたいにしたいんじゃないですかね〜。
それで雪組とか星組とかが、プッチとかタンポポになるってゆー、感じで。
んー、もはやプッチもタンポポもオリメンいないしねー。でも規模がえらい小さいけど。
そこらへんは、プチ宝塚ってゆーか、ポップな宝塚ってゆーかそんな感じで。
まー、あんまり大げさにすると動きにくいんで、コンパクトな方が、コストも掛からないし。
ツアーって言ってもどうせカラオケ歌って回るんだから、たくさん回れば回るほど
金になるからね。バンドマンのツアーなんかと比べてかなり安上がりだし。
あとは定期的に新曲を出して、話題をとぎれさせないようにしておけば、良いでしょ。
あと、卒業してソロになって成功するっていう前例を作れば、モー娘。とかハロプロが
アイドル歌手への登竜門みたいになって、そーなったらしばらく安泰なんじゃないの？
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
もはやどっちがわたしなのか後藤さんなのかわからないほど、話が弾んだ。
やっぱ私、松浦みたくはなれないなー。
え？一体どうしたんですか？
ほら、さっき、ソロおめでとうって言ったでしょ。ふつー卒業のことを
悲しむもんだと思ってたけど、私。
あ、あ〜、そんなもんですかね〜？
そこら辺の、前向きさってゆーか、割り切りってゆーか、なりきりってゆーか、
それが絶対松浦マジすごいと思うよ。誉めてるからね、これ。
いや〜、えへへへ。
それが私を松浦との、さ、違いなんだろーけどね。てゆーかあんた化物だって。
え〜〜〜〜〜？
まーね、私もこれから頑張っていかないといけないねぃ。
そーですね。お互いがんばっていきましょー。
・・・・・・・・・じゃ、私、帰るわ。
え、もう帰っちゃうんですか？まだ良いじゃないですか。
うん・・・・・・・・・・ま、明日もアレだし、ね、帰るよ。
そうですか・・・じゃ今日はどうもありがとうございました。
じゃね。お疲れさま。
はい、おつかれさまでした〜。
一人で後かたづけやら食器洗いをしながら考えた。
いや〜、今日はとっても良い一日だったな〜。
後藤さんでもソロになるのは不安なんだ。
モーニング娘。とゆう看板を捨てるのはとっても勇気のいることだと思う。
その点、わたしはすっごく幸福な方なんだろうな。
え？一体どうしたんですか？
ほら、さっき、ソロおめでとうって言ったでしょ。ふつー卒業のことを
悲しむもんだと思ってたけど、私。
あ、あ〜、そんなもんですかね〜？
そこら辺の、前向きさってゆーか、割り切りってゆーか、なりきりってゆーか、
それが絶対松浦マジすごいと思うよ。誉めてるからね、これ。
いや〜、えへへへ。
それが私を松浦との、さ、違いなんだろーけどね。てゆーかあんた化物だって。
え〜〜〜〜〜？
まーね、私もこれから頑張っていかないといけないねぃ。
そーですね。お互いがんばっていきましょー。
・・・・・・・・・じゃ、私、帰るわ。
え、もう帰っちゃうんですか？まだ良いじゃないですか。
うん・・・・・・・・・・ま、明日もアレだし、ね、帰るよ。
そうですか・・・じゃ今日はどうもありがとうございました。
じゃね。お疲れさま。
はい、おつかれさまでした〜。
一人で後かたづけやら食器洗いをしながら考えた。
いや〜、今日はとっても良い一日だったな〜。
後藤さんでもソロになるのは不安なんだ。
モーニング娘。とゆう看板を捨てるのはとっても勇気のいることだと思う。
その点、わたしはすっごく幸福な方なんだろうな。