全ては寝坊したのが一番いけなかった。
起きたときにはもう既に11時半過ぎで、もう行くの止めよっかなって思ったけど、
すぐに思い直して、家を出た。もう昼の部はあきらめた。頼んだよ。
なんやかんやでやっとこ新宿駅到着。時刻は13時半過ぎ。高速バス乗り場へと急ぐ。
乗車券を買おうと列んでると、駅員、じゃなくてバス会社の職員が
予約してます?と訊くので、いや、と答えると、予約してないとだめぽ
みたいな顔をするので、やっぱダメかと思い、発車時刻の電光掲示板を見れば、
14時10分発も次の15時10分発も空席状況が×印で表されていたので、
バスはあきらめて電車にしよう、とJRの方に戻った。
電車で行くことは頭になかったので、路程はどうだったかうろ覚えで困ったが、
みどりの窓口の前にあったJR時刻表を読んで、中央本線で大月駅まで行って
そこから富士急行に乗れば良いようなので、それにもう他に選択肢がなかったので、
自販機で大月駅までの切符を買った。
ホームに上がると、後10分ほどで特急かいじ109号(うるおぼえ)が来るそうなので
売店でミックスサンドとアミノサプリを買ってからそれに乗った。
車内で車掌から特急券を買って、文庫本(何を読んだかはナイショ)を読みながらマターリ。
もう、ジタバタしてても始まらない。
大月駅に到着。早速富士急行フジサン特急に乗り換える。
特急券の裏のマスクドフジサン(これもうるおぼえ)にワロタ。意味不明。
他は特に記すべき事は無し。
富士急ハイランド到着。ちょうどコンサート会場へのシャトルバスが出てるというので
それに乗り込む。
料金は100円です。料金は降りるときにいただきます。
車内には女子は一人しか乗っていなかった。
おとなしく目立たぬようにしていよう。
会場にやっと到着。時刻は16時半になろうとしていた。
着くなりマネージャやスタッフの皆さんに遅刻のお詫びを言って回る。
大変申し訳ないことをいたしてしまい、本当にすみませんでした。
その後、あいつとの打ち合わせ。昼の部と同じようにやらないとね。
まさかわたしの方があいつのコピーをしないといけないなんてね。
とにかく、時間がないので、段取りを頭にたたき込んだ。
テストの前の日でもこんなに頭を使ったことはないな、よくよく考えてみれば。
ともあれ、夜の部のステージは始まった。
平家さんのいないステージが。
「松浦、行きまーす!」