セイスモサウルス解説(ファンブックより)
共和国首都陥落後、中央大陸の完全制覇を目指す
ネオゼネバス帝国は、共和国残存部隊の掃討に
着手した。だがゴジュラスギガの登場によって
逆に勢力圏を徐々に失っていくという事態に陥っていく。
そこでネオゼネバスはギガの格闘性能を全て無効化
する計画に出た。「対ギガ用超長距離ゾイド」の
投入である。敵の索敵範囲外からの砲撃。
それは、従来のゾイドバトルの形を変える計画だった
やがてZAC暦2106年夏。共和国軍拠点を守るギガを
予期せぬ閃光が襲った。史上最長の巨大ゾイド、
セイスモサウルスから放たれた超集束荷電粒子砲
(通称ゼネバス砲)の精密射撃の閃光であった。
セイスモは、荷電粒子砲エネルギーを8連装ビーム砲や
31門小口径レーザー胞から撃ち出すことが出来る。
セイスモサウルス機体解説(キット付属冊子より)
ゼネバスが復活した今、かつての帝国の栄光を知る上級将校たちは、
ガイロスの技術の入っていない純粋な帝国製ゾイドを切望した。
技術者たちはデスザウらーをベースにした新型機の開発に着手。
そのさなか、ゴジュラスギガがロールアウト。
ギガは強大な格闘能力と機動力をもち、高出力Eシールドと
古代チタニウム装甲で大口径荷電粒子砲にも耐える、デスザウラー
すら上回る怪物だった。
帝国将校たちは新型機にギガを超える戦闘力を要求した。
技術者たちの出した答えは、ギガの特化した能力を無効化する方法。
デスザウラー長距離砲タイプの構想であった。
しかし荷電粒子は長距離を進むうちに拡散し威力が低下してしまう。
ギガの装甲は超長距離から撃ち抜けるほどもろくはない。
そこで雷竜型ゾイドを採用。長い体をそのまま粒子加速機と砲身とすることで
荷電粒子の放火を集中させ長距離でも威力を失わない新兵器、
通称ゼネバス砲の開発に成功した。
また格闘戦にも対応すべくバイトファング、加重力衝撃テイルを装備。
中、近距離時には、荷電粒子を31門の小口径レーザー機銃からシャワー
のように発射し周囲の敵を一掃する。
さらにはブロックスと容易に融合でき武装強化も可能。
帝国の新たな象徴と呼ぶにふさわしい旗艦ゾイドである。