【JMR】 月刊誌「軍事研究」 Part.1 【図書印刷】
もっとアメリカの防衛関係の動きを追って欲しいよね。
福吉昌治先生が寄稿した2011年5月号の記事「米軍の対中戦略と極東米軍情報」
(pp.68-78) で、『国家軍事戦略』 (National Military Strategy) が解説されたように。
この記事を見ると、アメリカの防衛関係者は、世界戦略の一環として極東アジアに
今後もコミットメントを続けていく意思がある、ということが分かる。また、アメリカは
北朝鮮について、あくまでも核問題が重要案件で、日本人や韓国人の拉致問題を
重要視しておらず、北朝鮮の核問題についてはアメリカの助力を期待できる反面、
拉致問題については、日本や韓国が自ら主体的に動いて解決へ向かわなければ
ならない、ということも明確だ。