183話「この瞬間」
嬉し涙を浮かべながら気絶しているジュリ、それを穏やかな笑顔で見下ろしながら
「あなたも」
「私の中に…」
ゆっくり渺茫の方を振り向き(一転きつめの表情になる)渺茫と向かい合うマキ
マキと渺茫の間辺りの天井に開いていた穴から時田がスッと降りてきて着地する
時田「マキ… …さん」
深道「時田か…手負いではあるが…それはもはや関係ないか」
(エアマスターと渺茫の間の“壁”になれるか)
彰子、渺茫に笑いかけながら「ふ 面白いね」
渺茫「エサだな…“邪鬼”の」
時田「待ちわびました…この瞬間を」
マキ「……」「やめたほうがいいよ」(ここまでで四分の一くらい)