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匿名希望さん:
結論から申し上げると、少なくとも私が間をとりもっての出版はやめました。
理由はあまりに馬鹿馬鹿しいからです。
そもそも義侠心あふれる出版社の方々との間で盛り上がった話でした。
大前提として、誰もが私腹を肥やそうとも売名をしようとも、ましてや著作権の
問題で誰かに迷惑をかけようなどと思っているわけはありません。
オファ−があった出版社の中のいくつかはネット関係の本に関しては
この国のリ−ディングカンパニ−です。
むろん、これまでのネットにおける著作権のことも知悉していますし
、法律の専門家もいます。
そもそも載せてほしくない人の文章を載せて気持ちいい本
ができるわけないと言うのが、元編集者としての私の、口にする以前の常識です。
編集作業も私のまわりの優秀なる現役編集者たちでボランシィアの
「編集義勇軍」を作るつもりでした。
人件費が一銭もかからぬ上に大手各社のそれぞれのカラ−が出て、作品としても面白いものができるのではないかと楽しみにしいました。
でも、ぜんぶやめます。
何をやっても、善意で参加したそういう人々に罵詈雑言が投げつけられることは
まちがいないと思ったからです。
このさいですから、意見広告をめぐる投稿にもひとこと申し上げておきたい。
卑怯者が引きこもっているのは勝手だが、勇気をもって一歩を踏み出そうとする人間の襟がみをつかんで引きずり降ろすのだけはやめたまえ。
薄汚い自分の価値基準を全ての人間に当てはめるのはよしたまえ。
すくなくとも、ひとつの前向きな試みがそうした卑劣漢どもによって
ここに埋葬されたことは確かです。