■ネット巫女・田口ランディの人生相談「パクってナンボ」4■

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昨日一臨床医という名前で書き込みした者です。最初に私の発言が皆様に
いらぬ波風を立て、本来の論点からずれてしまった部分もあるかと思い、
この点をお詫びいたします。まず、こちらのことは田口ランディという
名前でYahooで検索し、関連するスレッドのどこかを見つけて、そこから
手繰って参りました。どこのスレッドを最初に見つけたのかはもう忘れて
しまいましたが、たしか4ヶ月程前のことで、これが私の初2チャンネル
体験でして、書き込みは昨日のが最初です。精神医学と心理学は確かに
深い関連がありますが、同一疾患に対してもアプローチ法が全く違って
いる部分もあり、また分野も細分化されており、勿論多岐に渡って知識
豊富な方もおられるでしょうが、神経伝達物質を介した樹状細胞同士の
情報伝達の分子構造、などを専門とする少数派である私などは、寡聞に
して心理学の知識など皆無に等しいです。言い訳がましいですが、医学部
6年のうち「心理学」を学んだのは学部1年(全体としては3年目、多少
の大学間での差はあるはずですが)の1年だけでも医学部を卒業し医師免許
を取得したら、全科を標榜する資格があるのです。極端な話、昨日まで
眼科医だった人が今日から精神科病院に就職して勤務すれば精神科医、
それが法律的には合法です。ですから、一臨床医というのは患者さんに
実際接する一医者、という意味で、精神科医でござい!と主張するのは
私にはまだおこがましいな、との認識でのHNのつもりでした。私が何故
書き込んだかというと、患者さんから「田口ランディに共感しない先生は
おかしい」と言って詰られた事が自分の中での発端です。

193none:02/03/03 09:30
軽い睡眠障害が主症状で他にはこれと言って病名として診断
されるような状態ではないと思われる患者さんが「田口ランディ」の
著書を鵜呑みにして自分は「境界型人格障害」だと主張し、処方した投薬
を拒否なさる、それでも不眠が辛くてどうにもならない、との訴えが強く、
私もかなり対処に困窮しました。ランディに共感しないと、その方に
明確に主張したつもりはないですが、対話療法に重点を置き過ぎ基本的
薬物療法をとても軽視している感があるランディに同調していないのを
見抜かれていたようで、その方との信頼関係を取り戻せたと思えるように
なるのにゆうに数ヶ月かかりました。それが「ランディ」に興味を持った
きっかけです。ちなみに極々下っ端の臨床医(臨床家も心理療法士も
私にはしっくりこない呼称です)など、ネットに割ける時間は
あっても一日数時間、後はバタバタ雑事に追われています。こちらが
「雑誌板」であるという認識もあまりなかったので、畑違いな発言を
しておりましたらお詫びいたします。
そして何とか時間をやりくりしログを読み進んで行くうちに、盗作
問題、素人心理学者ぶりっこ(あげくに相談していた方は自殺)、
周囲に対する虐めや嫌がらせ・・・などに関して少しづつ理解する
ようになり、社会的な影響の大きさを含め慄然としました。3流作家
とはいえ、メディアの威力は絶大で、どんな問題でもそうですが、
テレビ放送の翌日や比較的メジャーなサイト上に記事が掲載された後など、
外来では驚くほど多くの患者さんから質問が出たり話題にされたり
いたします。これからももっと鵜呑みして盲目的に追随する人が
出てきはしまいか、そして疾病の症状の重篤な人ほど簡単に依存、
信奉してしまう可能性が高いことを考え、周囲の方ばかりではなく、
一般に与える影響も、ランディ問題を見過ごしには出来ない一つの
大きな要因と思います。ランディは不特定の個と関わる事に対しての
責任感もなく放言を繰り返している印象です。「精神科医との勉強会」
というのも、それこそ権威を担ぐ感じの表現に思え、私は良い印象は
持てませんでした。そして昨日は、書き込みした方への個人攻撃で
貴重なスレッドを使用するより有意義な方向に話を持っていければ、
と思ったのが書き込みの主目的だったのですが、
かえって論点がズレてしまったようで申し訳ありませんでした。
この新スレッドで書かれていたように、非は相手(ランディ)にあり、
冷静に対応していけば2チャンネルの論客の方々(素直に感心しており
ます、論理的で隙が無く知識豊富な方が多い)が論破される事は
まずもって無いと思われますので、書き込みする方への過剰な猜疑心、
罵倒などは出来るだけ控えて、問題追求の手はどこまでも緩めないのが
望ましいのでは、と言いたいですが、それが2ちゃんねるだ、と言われ
れば、そうですかと黙るしかありません。「猿だ」「偽だ」と言われ
吃驚した気持ちは162、189さんと同様でこの点共感しました。
つまらぬ長文で申し訳ありません。ライターの方の如く洗練された文章は
書けませんでした。最後と申し上げてからの再登場で恥じ入りますが、
これで本当に失礼いたします。