4回の講習を終えると、幹部が聖教新聞の定期購読の申込用紙を出して購読をせまり、経理担当者が
毎月集金するといいます。
同社では創価学会に入るかどうかで昇給にも露骨な差別があるといいます。
技術者で入社した豊田哲さん=仮名=は今年三月、社長と社長の長男の取締役がいる
席によばれ、昇給について告げられました。
同社の給与は、「妙法による山分け」と称する特異な算法で決まるシステムですが、それに
よると豊田さんの給与は約四十四万二千円となるはずでした。しかし、その席で社長は、
表を指さしながらはっきりこういったといいます。
「本来はその金額になるはずだが、ランクは上げられない。キミは学会に入らないし、聖教
新聞も購読しないからだ」
そして示された金額は、約九万円も低い約三十五万八千円でした。
豊田さんは憤ります。
「私は学会に入らず差別されましたが、一方で入信して給料が上がった人もいます。思想・
信条の自由を踏みにじって労働者を差別し、あげくには倒産で給料不払いなんて許せません」
同社が新入社員教育などにつかったテキストの一部
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