運命の灯。

このエントリーをはてなブックマークに追加
1L&M
世間では私のことを悪魔的犯罪化学者と呼ぶ者がいる。事実私は遺伝子工学を通して人類を変えようとしているからだ。
即ち、多種間の精子と卵子を配合させて人類初の怪人を作り出すのだ。例えばネコと人間を配合して猫娘を作り出す。しかし今日学会から追放されてしまった。神の領域を侵す不届き者らしい。

こんな私に手を差し伸べてくれた団体があった。「ジャーク」と言う秘密結社だ。
日本政府を転覆させ世界もを支配しようとする集団だ。無差別殺人、誘拐、強盗、爆弾、テロ、なんでもする集団だ。
私はまず、狼の精子を採取し分子レベルにしてから、人間の卵子と結合させて、DNAを作成し、女の子宮に戻す。狼人間の誕生だ。
狼男はあらゆる悪事をした。だが私はまだ物足りなかった。

そして、つぎはさらってきた少女を改造することにした。
年は15才。おとなしそうな女の子だ。まず、蛸のDNAを採取し、少女の体内のDNAと結合させ、細胞を分子レベルにして体内に戻す。
蛸は体を切り刻まれても新しくからだが複製される。これでこの女は不死身になったと言う事だ。(藁)
外観は少女のままにしておいた。ためしに腕を斧で切り落とした。
腕がぽとりと落ち、切り口からは真っ赤な鮮血が飛び散った。
切り落とされた腕はみるみる青くなりやがてただの肉の塊になった。
だが彼女の体からはあたらしい腕がもう再製していた。
これでは日本政府も我々ジャークの物になり、学会の連中を叩きのめす事が出きる。