生まれ変わるとき

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290びびんば
私の母親は、女の子が欲しかったらしい。
うまく説明できないけど、どうやら、子供の頃の親からの影響が、後の性格を左右する。
女の子が欲しいと思っていた母のところに生まれ落ちた男の子だった。
どうしても、女の子よりになってしまうのだろうなあ。
オマケに兄弟いない。自分の思うがままに育てられていく。
今でも母の言葉が耳に残っている。
「いいお友達なら、ひとりだけでいい。あとはいらない。自分よりバカな子とは付き合うな」
私が言い返したのは、
「僕より頭のいい子は、僕とつきあえないことになるね。だったら、お友達いなくなるよ」
どうやらこの辺りに、今の自分の孤独感の原因がありそうだ。
291びびんば:2001/01/05(金) 01:15
母の言うのは、正論だろう。
頭のいい連中と付き合って、切磋琢磨することにより、自分も頭が良くなる。
でも、自分が一番バカならば、友達も多いのだが、自分が一番ならば友達をつくれないのだ。
また、友達側に立って考えると、僕よりも頭のいいヤツは、頭の悪い僕と付き合えないのだ。
僕も自分より頭の悪いヤツと付き合えないのだから、友達がいなくなるのだ。
こんな矛盾点をついたら、
「そんなの屁理屈!」と怒られた。しかし、どうにも納得できなかった。

自分の悪い部分を指摘され、返答に困ると、「そんなの知らない」とか「屁理屈!」で片付けられてしまう。
幼稚園の頃、女の子の水着しか着せられていない。母は「風邪をひくから」
まったく理屈が不明なのだ。私が幼少のころ体の弱い子であったのは事実だ。
しかし、海やプールに入ってしまえば、同じことなのに・・・

かなり、ゆがんでいる母の心。でもその頃の父母の年齢と、同じような年齢になった。
悪いのは、母なのか?いや、そんな行動を許している父にも問題ないか?
母の行動が、ゆがんでいることに、なんで気付いてあげられなかったのか?
とにかく、父の思い出は少ない。少なくとも私が高校卒業するまで生きていたのだから、
もう少し思い出があってもいいのに・・・いつも家にいなかった。
いても、父との会話が少なかった。叱られたことも、ほとんどない。
母の矛盾点を指摘して、母が私に怒っているときに、「コラ!」と言われた程度しか思い出せない。
父と遊んだこと・・・雪が積もった朝に、遊んだこと。または公園のボートぐらい。
どちらも、ほとんどないから覚えているだけだ。
母と遊んだこと・・・全くなし。あるかもしれないけど、記憶にない。

結婚して自分に子供ができたなら、とにかく家族でいっしょに遊びたい。
学校の成績なんて、どうでもいいからさ。お利口な子でなくていいよ。
292びびんば:2001/01/05(金) 01:38
こんなこと書いていると、自分の両親を憎んでいるのか?
半分イエスで、半分ノーだ。
ちょっと前まで、母を憎んでいた。こんな性格にしたのは、母の育て方に問題あると。
で、わかっていたはずなのに、何の対策もせず、子供の世話を母一人に任せていた父。
憎むよりも「何で、こんな母を好きになったのか?」という疑問があった。
でも、死んでいるので聞くことができないのだ。

しかし、自分の性格の悪さを、両親のせいだと言ったところで、何の解決もできないのだった。
自分の性格に気がついたのなら、自分で治すしかないのだ。
でも、今まで原因が不明だったので、先天的な性格なのか、後天的な性格なのか?問題だった。
どうやら後天的なので、端正するのは可能だろう。