旧シャアの人と話が通じないんだもん
2 :
夢見る名無しさん:2010/11/27(土) 01:41:55 O
黄色い象みたいな奴が好き
ガンダムなら俺にまかせろ
4 :
夢見る名無しさん:2010/11/27(土) 01:45:45 O
ブルブルブルブル
出たなシャアめ!しゃあしゃあと!
ジュドー避けろッ!
じゅどーんっ
374 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2010/11/24(水) 23:20:02 ID:???
シャクティが言ってた
優しさに包まれた深い悪意って
だれだ?
ズガンやカガチにも指摘されてるけど
オンナに取り込まれてMSに乗った近視眼的なそそっかしさがクロノクルのヘタレなところですね。
まぁクロノクルらしいよ。
読み方はおおよそ3つ考えられる。
1.カテジナを優しさと看做してクロノクルを悪意とする読み方。
この読み方だとシャクティとカテジナの母性対立の図式が鮮明になるし
”「クロノクルという巣」を見つけたカテジナ(=可憐で優しい)”をいじめたウッソとシャクティをこらしめるクロノクルという読み方になる。
これは「だから私に”も”見える」のところとの整合性も取れて、僕の本命。
2.クロノクルは全幅の信頼がおける優しいナイトで、それに満足できなかったクソ女カテジナって読み方。
この読み方だと「二人の優しさがお互いを敵にしたのです」とのシャクティの言を
そのままウッソとクロノクルに当てはめることが出来る。
カテジナの道具のように扱われてもキッチリ役割をこなそうとしたクロノクルって読み方だけど、
そうなるとクロノクルを利用したカテジナとの対比で”何かに利用されたウッソ”って構造が必要になる。そこで3つ目の読み方を次レスで。
エマは微笑まない
3.表面上は優しく取り繕う(優しさ)けれど内心は自分のエゴを満たす為に何かを利用する行為(深い悪意)という読み方。
ウッソは本来カサレリアで自然に包まれて生きる純朴な少年だったにもかかわらず
カミオン隊の老人たちはその少年をスペシャルとして扱い、罪悪感乏しく戦争の道具に変えてしまった。
(これに嫌悪感を示したのは劇中でカテジナとシャクティの2人のみである)
ただ、この3つ目の読み方は現時点ではまだ冒険的解釈に過ぎない。
というのもこのシーンって50話の最後の方だけどラストでカテジナの手の中で2人戦ってるから
この読み方をするとその部分との整合性は取れない。故にまぁ違うだろうとは自分でも思う。
ただ、”まだ冒険的”というだけで全然的外れって事でもない。
後にクロノクルを斥けてウッソとカテジナの対峙、生身の不意打ちに失敗して
V2は落ちていくんだけれども、その後ウッソはカテジナを追おうとはしていない。
むしろ「戦いは終わった」とシャクティに呼び掛け帰り支度までしてる始末である。
その後カテジナとの対峙に赴くわけだが、その動機となるのがオリファー以下リーンホース隊面々の指示に従ってである。
本来はカテジナと戦う動機の無いウッソが何故カテジナと対峙することになったのか。
「倒すべき敵は」人をを戦いに追いやろうとする戦意であり、
死して尚自分たちのエゴの為にウッソを戦いに追いやろうとする亡霊を成仏させようとしてシャクティは祈り続けているから。
「テキキエタ!ウマクヤッタウッソ!」はそれら戦士がエンジェル・ハイロゥで昇天していったから。
決 し て カ テ ジ ナ は 敵 で は な い のだ。
そこを誤解しないように。
ただ、まぁクロノクルとの対峙の際にはまだここまで意識はされてないだろうからあくまで冒険的なんだけどね。
とまぁこういう具合に質問とか疑問拾って適当に語りたいんだけど
これって板違い?
この板はすべてを受け入れる
が、レスがあるとはかぎらない
>>11 あぁ、板違いでないなら充分。ありがとう。
786 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2010/11/29(月) 04:55:19 ID:???
シュラク隊「子供だから…筆下ろししよ♪」
ウッソ「イヤ〜!」
こーゆーのを見るとなんも解ってないなぁ・・・と思う。
ファラ少佐はそーゆー人だから(そーゆー人と自分を偽ったから)脇に置くけど
それ以外のホワイトアーク隊だったりマーベットだったりシュラク隊だったりルペシノだったり
劇中の女たちのほとんどすべてはウッソの男根を意識しない。
また、ウッソの男根もそれが欲望を満たすためだとか女を悦ばせるためのものだとかって事は考えない。
むしろ想像もつかない。
小説版1巻にウーイッグ空襲の話がある。
焼けた空を見てウッソはビビるんだけど、この話がなかなかリアル。
ってのも戦中産まれの禿にとっては空襲なんてのは実体験に基づくものだし
また戦後も当時の話を折に触れて耳にする機会があっただろうから。
この空襲を直接見るまではウッソにとって火は夜道を照らすものだったり料理に使ったり
家を暖めてくれるものだったりと、文化的な、人の生活に役立つものとして認識されていたから。
だからウッソにはわからない。コンピュータルームから取り寄せた書物で昔の詩人が火を恐れる表現をしていたのを。
曰く、獣のようだと。曰く、野生を喚起させる、と。曰く、獰猛なものである、と。
ウッソにとってSEXはそういうもの。子を産んで命をつなげる行為という認識はあるけれど
空爆を経験していないウッソにとってはそれが野生を満たすための行動という意識は無い。
まぁショタコンってものがロリコンの真逆だとすれば一種の性癖と理解出来なくもない。
ただ、酷くマヌケな人物評価だなぁ、と傍目から見て思う。
13 :
夢見る名無しさん:2010/11/29(月) 13:52:22 O
了解いたした
672 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2010/12/08(水) 16:15:29 ID:???
富野のNT論は「人類の革新」でしょ
Vでの富野のスタンスは”個として在るNT”ではなくて、”種として在るNT”なの。
サルからヒトへ進化したようにヒトからNTへの進化があると見做す。人類が重ねる歴史ね。
だから種として命を繋ぐことの出来る女が特別視されるし、地に根を張って生活を営む人々は
もうそれだけでNT的な素養があるわけさ。自身が花を付けなくても実を作って後に土に還る事が出来る。
戦場に咲く花は美しいけど実を付ける事は無いわけよ。
Vスレで勝手に転記されたけど
>元々の平和とは、魂がそれぞれの家に戻る事でありましょう。
>父が、母が、そしてそれぞれの連れ合いが、寄り添う事のできる世の中でありましょう
シャクティのこれを叶える為にエンジェル・ハイロゥは戦場を(というか戦意を、人の業を)消し去ったのね。
ゴメス特攻とか有名だけど、あれ戦意の塊だから製作者は手放しにあれを逍遥してるわけじゃないよ、念のため。
投降信号撃たれて戦いは終わってるのに、というか死んでるのにまだウッソに戦争をさせたがってる悪者なわけよ。
だから「倒すべき敵は」こいつらの執念であり、成仏させる為にシャクティは祈り続けてる事にウッソは気付くの。
で、天使の輪でその執念ごと成仏させてガンダムは地に落ちてアステカの遺跡が出るの。
Vはここで終わっても良かった作品だし、∀だって月の繭が流れるエピローグは本来蛇足と言えば蛇足なのよ。
ただ、決定的にカテジナとディアナの扱いが違う。
そこが読めて初めて”芯が食えた”と言える。
無理だよ、読める訳がない。少なくとも一般ウケは絶対にしない。
-以上は∀スレに書いたものの転記。-
以下は付記。
Vガンが他作品と決定的に違う事があと2点ある。
ひとつは無傷でガンダムが残ったこと。
もうひとつは人類を革新する具体的な行動を起こした人物(シャクティ)が描かれたこと。
1点目は言わずもがなラストシューティングから一連の流れ、スイカバー、五体不満足、行方不明、左手右足破損(戦闘不能)
2点目は改行制限で次レス
上述のように攻撃兵器ではないエンジェル・ハイロゥでシャクティがやったのは
>皆様に聞こえておりましょう。大地に宿る力が、私達を包み始めています。大地の精霊達が、
>このリングに溢れた私達の祈りを、より強いものに育てています。
>そしてこの力を、冷え切った戦士達に投げ与えましょう
これ。どことなくナウシカっぽいね。
アムロにしてもシャアにしても”個として在るNT”で、「人類全てに叡智を授けることは出来なかった」わけですよ。
ところがシャクティはエンジェル・ハイロゥで(少なくともその戦場に居る戦士たちには)その叡智を授けてしまった。
ヒト→NTへと進化させてしまった。これをやったキャラってこれ以前にもこれ以後にも無い。
あえて言やーエヴァが似たような事やった風にも見えなくもない。
だから僕はハンゲルグが生きてようが死んでようがどうでもいいんです。
あのエンジェル・ハイロゥに包まれたのならカテジナとまでは言わんが似たような事になっててもおかしくないし。
文字通り宇宙世紀を終わらせた作品だし後に戦争をやるならシャクティの否定になっちゃうから。
ガイア・ギア封印されてるのはそんな気持ちからじゃないかなぁと思います。
旅のゆくえの ゆらめく闇に
希望をきざむ人の切ない思いを
ひなげしの色で紡ぎ合わせ
道にしよう
星の向こうに 未来があると
若者達は夢のつばさを広げて
ひなげしの花を散らしながら
旅立っていく
これ子守唄であると同時に鎮魂歌でもある。
(ひなげしの花言葉は思いやり)
たぶん旧シャア住人で誰一人意識してないだろうけど、これエピローグの墓のシーンで出てくる。
ただ、カテジナ到着と同時に消えるんだよね。あのシーンでカテジナにこの唄は聞かせられない。
だから僕はエピローグの意味を以下のように解釈する。
シャクティが考える平和は
>元々の平和とは、魂がそれぞれの家に戻る事でありましょう。
>父が、母が、そしてそれぞれの連れ合いが、寄り添う事のできる世の中でありましょう
これなの。
ひなげしの旅の向こうにを聞いてカルマ全開のカテジナは母性を拒絶すんの。
途中V2に会って「ハロ!この人は撃っちゃいけない!」が
最終話の「フランダース、静かに」と対応するわけよ。
これは作劇上明確な意図を持ってやってることだし、「荒んだ心に武器を向けること」すら危険なんだよ。
重いコンダラ背負って試練の道を行く旅人に思いやりの道を作ったシャクティの母性で終劇してんの。
魂の終の住処は墓場なんだよ。エンジェル・ハイロゥで昇天した戦士たちと違って
祈りで人の業を消されたカテジナは魂の終の住処を探さないといけないの。
カサレリアは「こんにちは、さようなら」で一夜の宿を乞う場所ではあっても、そこに旅人の墓は作れないんだよ。
前書いたのそのままコピペすると繋がり不自然になるね。ニュアンス書き留められれば良いから別にいーけど。
>>7 クロノクルはカテジナにとって優しいナイトだった。そして(或いは「だけど」、もしくは「だからこそ」)ウッソとは敵となり、悪意を持つようになった
クロノクルは本来戦いを好む人物ではないが、カテジナの為に、マリアの為に野望を持ち、戦争へと参加した
カテジナは身を立てる手段としてクロノクルの側で、戦いに赴く事を選んだ(選ばざるを得なかった?)
カテジナだって戦う必要がなければ戦いたくはないだろう。これまでの台詞からそれは見て取れる
好戦的と思えるのは、戦争という状況と、それによって身を立てようとした向上心がそう見させるのであって、決して自ら戦争を起こそうとした人間ではない
だからシャクティは二人のそれを、戦士を浄化する母の役目として公平に受け取り、感じて「優しさに包まれた深い悪意」と表現したのではないだろうか
これならば、1とも2とも意味が繋がると思う
19 :
rodem99:2010/12/27(月) 11:19:10 0
ウッソ糞だ。うじうじしすぎて気味が悪い。
クロノクルやカテジナさんに頑張ってもらいたい。
ビルケナウの活躍を見たかった
何故シャクティが戦場でヤナギランの種を播いたのかというテーマで2000字ぐらい書きたいけど
どうしたもんかな
たとえば盲目の人に対して「目が見えなくて可哀想ですね」。
たとえばブサイクな人に対して「ブサイクに産まれて可哀想ですね」。
紛れもなく”同情”というやつだけど、言われた側って一体どう思うだろうか?と考えたときに、
やはり健常者がめくらに対して、あるいはイケメンがブサメンに対して同情することって相手の身になってるんだろうか?という疑問がついてまわる。
それは侮辱って言ったほうが正確じゃないか?って思う事ってないですか。
何か状況を改善するためにレーシック薦めたり髪型とか服のコーデとかアドバイス送ってみても
余計に惨めさを煽ってるだけ、親切の押し売りをしてるだけって思ったりしませんか。
同情と思いやりって根本のところから違うもので、前者って人間を、或いは相手を腹の底の部分で見下してないと出て来ない感情だと思うんですね。
で、そういう気持ちが一片でもある時って、そこに愛って状態は産まれないと思うんですよ、自分は。
人と人とが誤解なく分かり合うことってそれこそニュータイプでもないと不可能なことで、
健常者にめくらの気持ちはわからないし、日本人に少年兵の気持ちはわからないですよ、当たり前の事だけど。
ただ、分かり合えないという事を(それこそ誤解なく)認識しないとそれは虚しいだけで、
認めてしまうことは絶望だと思うんです。ただ、「人と人とが誤解なく分かり合う事が出来ないという絶望」を下敷きにしないと愛って状態は産まれないんだと思うんです。
たとえば朝起きます。
窓辺のカーテン開いて朝日を見てウーンと伸びをする。
シャクティなら「今日は良い天気だから少し遠くまで放牧に行ってみよう」とか思うかもしれない。
カテジナだったら前日に勝手に天気の予想して寝床に付く。
翌日ちゃんと晴れてたら計画通りに一日をこなすような心づもりで放牧に出掛けるだろうし
万が一、雨が降ってたら計画通りに行かない事に数時間ぐらい不機嫌になってると思うんですね。
天候ってのは自分の思い通りにはならない。
カテジナは思い通りにならない事に腹をたてる。
シャクティはそれをしないんだね。陳腐な表現だと「ありのままを受け入れる」。
自分以外のヒト(ときには自分も)も天候と同じように自分の思い通りにはならないもので、
状況に半ば飲まれるような形でウッソは戦場で戦士の真似事をやるんだけど、
シャクティは行動を咎めることはあっても人間を咎める事をしないキャラだと思うんだよ。(いや、まぁ「おかしいですよ」って色んな人に言ってるけど。)
ヤナギランって高原であれば結構どこにでも咲く花で、少なくとも両親がシャクティを探す目印になる花でもないんだよね。
じゃあ何故ヤナギランなのか。じゃあ何故戦場でヤナギランを植えるのか。
シャクティは戦場をカサレリアにしようとしてたんじゃないかな、と。
戦場にウッソが赴くというのなら止めることが出来ない。
それは雨降ってる空を見て晴れろとお願いするぐらい 意 味 の な い こと。
戦場に咲かせるヤナギランはそれがカサレリアの象徴であるから。
ウッソが戦場に赴くのならカサレリアはウッソにとって癒しに?(正気に)なるから。
戻ろうという意思表示ではなく戦場にカサレリアを作ろうとした。これは 意 味 が あ る こと。
わかるかな。
同情ではない思いやりというのが何なのか。
カウンタ掛けてみたら1500文字もなかった。まぁいいや。
あと過去ログちょこっと見てて誰も指摘してなかったんだけど、
オデロ死んだシーンでのシャクティの台詞。
「知っている人?オデロさん。いいえ、ロメロさんも、ゴメス艦長も、ジン・ジャハナムさんも、おじさん…。皆、皆が…」
↑このおじさんってハンゲルグじゃなくてクロノクルおじさんだから。
だから前セリフ集の句読点の位置間違ってるよね。
「知っている人?オデロさん。いいえ、ロメロさんも、ゴメス艦長も、ジン・ジャハナムさんも。おじさん…、皆、皆が…」
こうならないとおかしい。
28 :
あげ:2011/01/19(水) 21:09:15 0
あげ
モビルアーマービルケナウ出るぞ!メカニックは離れてくれ!!
30 :
夢見る名無しさん:2011/01/21(金) 00:51:19 0
長文なら負けないぞ
ビルケナウかわいそす
第一回(俺だけ)徹底討論
議題:ファラはメッチェを愛していたか?
今他の小説読んでるからとりあえず議題だけ設定しとこ。
追記。
あげとかやんなよ
俺のスレだから。ここ。
62 名前:吾輩は名無しである[sage]
いつだったかトルストイがギロチン見物に言って
人を殺すための機械がある種様式美を持って受け入れられている事に強い嫌悪感を示すじゃないですか
Vガンダムに出てくるファラグリフォンって人は丁度SBR(ジョジョ7部)で死刑執行人の家系としてツェペリ家があるように
ギロチンの家系として生を受けた女性なんですね。
そもそもがVガンダムってのは一応13歳だかの少年ウッソを主人公としているロボットアニメなのだけど、
子供向けアニメによくあるような主人公の成長ロマンを描くような作品とは一風変わっていて
むしろ主人公ウッソは語り部として、狂言回しのような性格を持って作品を泳いでいく存在なんです。
成長というベクトルで言うと彼を取り巻く女性たち、特にカテジナやマーベット、男性ではオデロやクロノクルなんか辺りの成長の方がよほど大きい。
未だに僕は”復活”の最終章に於いて、カチューシャがネフリュードフを愛していたが故にシモンソンにくっついていったかというところに
気持ち悪いぐらいの違和感があるのです。
おそらくそれはトルストイも同様で、カチューシャの口から「ネフリュードフを愛するが故に」という意味合いの言葉は聞かれないし
また、トルストイ自身の考えもそこにはなく、その心情というものはあくまで”ネフリュードフの思うところ”としてネフリュードフに語らせるのです。
彼自身は女の情動というものに思いがまだ至らず、「自身を愛するが故か、愛しないが故か」という二元論に落とし込めてその枠内で情動を整理しようとしますが
カチューシャの心情として、犠牲とも愛情とも付かない言葉に成り得ないような女性としての情動がある風に自分には感じられます。(念のため言っときますが性愛じゃないですよ)
Vガンダム作中のファラ・グリフォンという女性は前述のようにギロチンの家系として生を受けたわけですが、彼女自身それを自身に背負わされた運命と認識はしながらも
やはりどこかで人間らしい生、妻となり母となり子を産み育て死んでいく人間らしい生を求めていたように思います。
その優しさはギロチンの家系であることを隠すために鞭を持つ厳しい女性として振舞うことで、さながら大衆からの畏怖の原因をギロチンとは違う鞭によるものだ、と偽ろうとしていくところに見て取れます。
63 名前:吾輩は名無しである[sage] 投稿日:2011/01/25(火) 10:48:20
彼女は自分に傅くメッチェを愛していたのか?
ここにカチューシャのネフリュードフに対する心情と同じものを自分は感じるのです。
カチューシャにとってネフリュードフがまるで絵本の中に出て来る理想の王子様であったように、ファラにとってもメッチェはそれで、
純潔を換金されたカチューシャの失望に比して、ファラに対するメッチェの思慕というものはあくまで女主人に傅く下僕のそれでしか無かったのです。
それは生理的嫌悪感を示す人生のトラウマたるギロチンを設置する際のメッチェの手抜かりない所作に「あらかじめ予見していた失望」を現実として認識する時にでる表情がそれを物語っています。
メッチェはあくまで下僕として忠実に主人を守るための人身御供としてファラを生かすのですが、その犠牲を一身に受けたファラはいよいよ破滅への道を辿ります。
3日間の宇宙漂流の際、それまでの考えをまとめ、妻としての生、女としての充実を求めてより一層タシロに献身し、シャクティに背負わされた宿命をある種の皮肉を以て笑い、
メッチェと自身との関係をウッソとシャクティになぞらえて、その結びつきに嫉妬にも似た感情を覚え、ウッソに対して「メッチェのところに行ってもらいたいのだ」と自身を正当化して欲しいのだと心情を吐露します。
その後のウッソの台詞を換言すれば明らかです。
「僕はあなたを好きにはなりませんよ!」
メッチェはファラを愛してはいなかった。二度目の失恋がここです。タシロは含めません。メッチェの代わりの人もタシロと同一項です。
その後ファラはマーベットの妊娠に気を取られ、この作品中もっとも悲劇的なウッソの台詞を聞いて死ぬのです。
僕はファラのメッチェに対する心情というものは愛とは別個のモノだと思います。理性的であるが故の、人間的であるが故の、エゴ全てを呑み込む事が出来る故の。
一応カチューシャ’としておきますが、彼女のネフリュードフに対する心情って本当に愛なんでしょうか。
僕にはいまもって言葉でそれを描く事が出来ないのです。
それでは。
他のとこに書いちゃった。1個目は文字数制限で投稿日時を削除。
また小説読み直したら意見変わるかも変わらないかも。
802 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2011/01/31(月) 20:53:11 ID:???
カテジナって絶対にウッソのこと好きだったよな!男なら漏れの言いたい事が分かるだろ?
わからん。
この子何か勘違いしてるのよね
カテジナがウッソに対して何がしかの父性を認めてたという意味での家族愛に近しいものはあったかもしれない。
家族愛というか「ウッソを父と認めた上での理想的な家族像に対する憧憬」はあったかもね。
似た役どころで言うとクェスとシャアの関係・・・いや、クェスとアムロか?となるとチェーンがシャクティになるのか?
なんか違うな。昔ラビリンス魔王の迷宮って映画(デヴィットボウイ主演)があったけど、カテジナって丁度あんな感じ。
ウーイッグ空襲が白うさぎの縦穴で目が覚めたら目が見えなくなっていた、的な。
「大尉は変わろうと必死なんだ」からパイロットの真似事を始めた辺りがカテジナが狂い始めたのだと思うけど
この辺りの心象描写がフィルム上結構薄い気がするので、そうなる必然を見つけるのが難しい。
小説読まないとなかなかねぇ。俺はまだそこまで行けてないから知らん。
ていうかウッソのチンチン意識すんのやめない?(笑)
歳の差云々の前にある意味近親相姦だから、それ。
813 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2011/01/31(月) 22:36:04 ID:???
ちょっとキチガイが湧いただけで一体なにをそんなに悲観してるのか
相も変わらずアホばっかなんだもん
愚痴のひとつも言いたくなるわい
何が「正論」だ・・・
Vガンダムって奥が深いからなあ……
Vガンとあんま関係ねーけど「人それぞれ」って言葉の不躾さをちょっと語るか。
これはまぁ「他人には他人の考えがあるからそれを尊重しましょう」の気持ちなんだろうけど
実際にはそんな使われ方はされてない。
どういう意味かっていうと、”自分の知ってる世界だけで世の中の全てを総括します”っていうひどく独裁的なものの考え方なんだよね。
「あぁ、お前はそう思うの。あっそ。でも俺はこっちの考え方だから。」って具合。
立ち位置を変えれば見方も変わってくるもので、人間が成長するときって実は立ち位置が変わってるわけ。
立ち位置が変わるからモノの見え方が変わる。
こりゃ当たり前の話。観察してるモノ自体は何も姿を変えてない。変えたのはあくまで自分。自分の立ち位置。
自我ってもんは流動的で相対的なもんの筈なんだけど、
”人それぞれ厨”って奴は自分の立ち位置を変える事に物凄い恐怖感持ってるよ。
だから本来的な意味での”思いやり”だとか”人格の尊重”って理念はそこには全く無くて、ただただ我執にだけ囚われる。
だから成長はしないんだよ、この子ら。どうあっても立ち位置変えないから世界を測る物差しが増えない。
増えないし、人格としてそこで完成されて成長止まっちゃうわけよ。
いいよね、口当たり柔らかいし。「人それぞれ」って。
死ぬまでやってろバーカ(笑)
904 名前:通常の名無しさんの3倍[sage] 投稿日:2011/02/02(水) 23:03:56 ID:???
ラストの「冬の間はお守りを持っていたい」ってのはどういう意味なんだぜ?
好き勝手スレで取り上げてくれよ
なんでだろうね。鯨のお守りか。
貰ったの37話ぐらいだっけ。
あの辺はノアの箱舟とかモーゼの海割りとか聖書っぽいエピソード全開で俺もよくわからん。
イクとレンダ攻めてきて鯨の臭いでメメント・モリ突き付けられて
シャクティのお説教聞いたら気にならなくなってたっていう。
ウォレンがあの回で地球に慣れないエリシャに「結婚できない」って嘆くシーンがあるけど
もし、シャクティのお説教だけでは不十分で(あのシーンが単純に戦闘で興奮してたから気にならなかっただけだったとして)、
ガンブラスター内で機械油の臭いに敏感だったマルチナが未だに地球に馴染めない事を示唆してるのだとしたら
オデロのやった鯨のお守りは結婚指輪のようなもんで、ギャバンとソシエみたいな関係がちょっと見えるのかなーと思う。
(だからと言ってここでロラン役にトマーシュ充てるのはどうかと思うけど。)
つーかマルチナが「続きがある」って言ってるわけだから、夫婦像が想像出来てるって意味でギャバン持ち出してくるのも何か違うのかな。
まま、とりあえずオデロ死んで、北海の鯨を想起させといて、エンディングで墓を出すってのは綺麗ですよね。
「文明かくあるべし!」みたいな富野節。
前置き長くなりましたな。
生前に暖かく思いやりを投げてやったオデロが
「訳もない冬の悲しみ」を和らげてくれる気がした、とかそんなんで良いんじゃないですか。
どっちかっつーとアンダーフックから北海炎に染めてまででのカテジナに対するウッソの心象描写の方が書きたいッス。
これアンナ・カレーニナ意識してるよ。
つーかVガンって絶対トルストイ意識してるよ。
185 名前: 通常の名無しさんの3倍 02/09/18 03:14 ID:RUvV59GD
けっこうマジレス
カラマーゾフの兄弟→どすと毒でまくり→ロシア文学最高峰のひとつ
アンナカレーニナ→トルストイ毒でまくり→ロシア文学最高峰のひとつ
それから→夏目毒でまくり→日本近代文学最高峰のひとつ
レイジングブル→スコセッシ毒でまくり→アメリカ映画の最高峰のひとつ
Vガンダム→富野毒でまくり→日本TV連続ドラマ最高峰のひとつ
つうか、日本のTVドラマでVガンに比肩できるのなんてある?
まだ、黒澤の「天国と地獄」とかならいいけどさあ・・・・
「おしん」とか最悪だし・・・・・・
↑こういうの書いてた奴どこ行ったんだろう。。。
俺は10年近く遅れてしまった。
レイジングブル見たけど最高峰という表現は厳しいと思ったよ
主人公の人生に希望がない
Vガンダムやアメリカの映画ならE.T.みたいに希望があった方がいいと思うな
42 :
夢見る名無しさん:2011/03/17(木) 20:05:25.96 O
アムロ
あげ
唐突だけど、富野由悠季『ガンダムの家族論』を読みおえた。
書中Vガンダムのことをさして「歪」(いびつ)であまり好きじゃない旨
いってたんだが(今まで通りではある)、人の志向を内向的にさせる病的な作品に
なってしまったところが好きになれないんだとかどーとか。
具体的にはどこら辺をさして「人の志向を内向的にさせる」と感じるんだろ。
思い当たる人います?
うーん・・・あの公園の砂場とか浜辺で砂山作って壊すっていう一連の衝動があるじゃないですか。
大事に大事に組み上げて来て、最後なんかどうでもよくなったのと憎たらしくなったのと綯い交ぜになった感じで
親の敵のように全力で蹴り入れてバラッバラにしてやりたくなる衝動。このシーンってエヴァにも出てたけど。
僕が不十分だと思うのはねえ、あの一連の衝動のあと、つまり砂山を粉々に砕いたあとに、
その跡地から目を切れなくなるような脅しを受けてる感じまで描かないと片手落ちだと思うんですね。
フーッフーッって肩で息しながら目ぇ切ったら負けっていう終のないdefenceまで描かないと。
シャクティは理想像描いてしまった感があって、あれに憧れながら我執切れない人って
見つめ続けてくれる君がいないままの終わりないdefenceじゃないですか。それって大変じゃないかなーって。
僕はどうもちょっと驕りじゃねえかなぁと思うのは、90年代ってそういう時代だったと思うし
病的な作品になっちゃったっていうか病的な時代を反映し過ぎちゃったって言い方じゃないとダメなんじゃねえのって思うよ。
具体的って言うとなぁ・・・このスレで俺が体現してるって事じゃダメかね
ダメか。
うん、「理性によるコミュニケーションを意図的に断絶してる」ということでどうだろうね。
禅問答より行動だろベイベーで聞く耳持たないオトナと善は剣より強しなコドモ?
台詞的な意味じゃなくて絵面的な意味で富野節でゴリ押しされてる感じが色濃く出てんじゃねーかな。
たとえばねー、東洋哲学に則って「諦めることは美徳だー!一切皆苦だー!タフに生きろや女どもー!」ってアジっといて
実際そーゆー生き方をしたファラさんぶっ殺しちゃったところ。かな。
でも俺にしたらシロッコぶっ殺された時とあんま変わんねえなあ。
うーん。Zをどう自己評価してるんだろうね。
>謎だ。何故オリファーの特攻は犬死にでリーンフォースのそれは「泣いた」「燃えた」なのか。
熟考したけど・・・うーん。
後者はなぁ・・・赤子をあやすときの「いないいないばぁ」に近いものが・・・あるんじゃないのかなあ。
両手で顔を隠すと赤ん坊は目の前にいた人が居なくなったことに驚いて、直後開けてやると居た事に安心するというメカニズム?
「くるぞ!くるぞ!」って思わしといて「やっぱり来た!」的なもの。ピッコロさんがナッパにやられて悟空が来たのと同じような。
ポイントは老人たちの意思疎通が完璧である事よりも
若者たちには老人が何を思って退艦命令出してるのかわかってないようにスッとぼけさせてるところが重要じゃないかと思いますよ。
オリファーはな・・・シュラク隊、せめてジュンコさん辺りが絡んでないとドラマ性出てこないと思うよ。
部下守るために、とか。そういう分かりやすい動機付け。もっと規模大きく、地球クリーン作戦を実行させないためという動機付けはあるけど
バイク戦艦の見た目のインパクトだけでリアリズム的な意味での恐怖の演出に失敗したって事じゃないかな。
だからまぁ月の都市一個踏み潰すぐらいの事させてから特攻すればまた印象も変わったんじゃねーのって思うけど
オリファーの殉死という事実よりも、オリファーの死を受け止める主人公たちというカタチの方が重要なんじゃねーのって思うし仕方ないんじゃねーの。
うん、いやもっとファラの「あなたは女性でありすぎたんです」に注目してよね。
もう見てて固まるしか出来ないもの。涙も出ねえ。こんな残酷な死があるのかって。
あらめ
48 :
夢見る名無しさん:2011/09/07(水) 22:51:56.90 O
42なみえ
遠慮
50 :
夢見る名無しさん:2011/10/14(金) 22:45:14.17 O
ガンダムカフェ
51 :
夢見る名無しさん:2011/10/27(木) 01:21:36.10 0
可笑しいですよカテジナさんw
逆襲のシャアの次に好きだな
ビーム○○がたくさん出てきて
53 :
夢見る名無しさん:2011/10/29(土) 19:58:06.58 0
げんがおぞ
54 :
夢見る名無しさん:2011/10/29(土) 20:00:14.33 0
ごとらタソ
55 :
夢見る名無しさん:2011/10/29(土) 20:10:21.24 0
ビルケナウ
今のアニメのクオリティーで改めてvガンダムの映画を制作してほしい今日この頃のおじさんが記念カキコ。
57 :
夢見る名無しさん:2011/11/14(月) 17:32:25.64 0
首チョンもよりリアルに
58 :
夢見る名無しさん:2011/11/19(土) 22:08:22.92 0
VVVヴィクトリー!合体パーツ123機動戦士出撃だ大地をゆるがすモビルスーツ
正義の戦士だ機動戦士V!
大空の唇に生まれた吐息ね
60 :
夢見る名無しさん:2011/12/08(木) 01:18:45.35 0
ossu
61 :
夢見る名無しさん: