生の声が政治を語る23

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434生の声 ◆cc3RB/STnCwU
●鳩山について その1

研究されてないのは、「グズ」「無能」で片付けた方がラクだから、「数カ月後に選挙で姿をけしている可能性が高いから」だと
思います。(私自身もそうでした)

私は彼をこう分析していました。・敵を作らない体質 ・自分が行き詰まったら立ち行かない存在になった ・強攻策 など

今回いろいろ掘っているうちに、鳩山はスタンフォード大学で、博士号をとっていることをしりました。
で、どうやらオペーションズリサーチというのをやっている。
数学には詳しくないんですが、線形計画法という手法があり、それは目的関数(自分がやりたい事)を設定して、
そこに制約条件をつける。制約条件下でもっとも高い目的関数を得るような解を得るというのが、中心のようです。

これは第2次世界大戦で、バトルオブブリテンで、苦境にたったイギリスが、オペレーショナルリサーチと称して
数学の専門家を集めて「いかに最小限の損害で敵を倒すか」というモノだったようだ。
それが発展してオペレーションズになったようです。

で、オペレーションズリサーチを見ていくと、私が使っている愛用している書物の内容と酷似している。

鳩山の政治手法というのは、個別であれ、大枠であれ、目的関数を設置して、制約条件を分析することで、
最大限の結果を上げようとしていることが伺えます
435生の声 ◆cc3RB/STnCwU :2010/03/31(水) 14:35:47 0
●鳩山についてその2

鳩山ってのは「友愛政治」なんですが、本人が言うには、「友愛」を訳すと「自立」と「共生」であると、しつこくいっています。
「自立」は小沢の政治信念であり、ここで、小沢と鳩山は、政治的に大きくつながることになります。

また「自立」と「共生」を達成するには「地域主権」が必要で、これもかなりしつこく言っている。
小泉が「郵政改革」なら鳩山は「地域主権」なのは間違いありません。 
「共生」は菅、「地域主権」は小沢、岡田の政治理念とかないます。

ちなみに「友愛」「地域主権」も彼の、数学・工学的な発送から出ていて、今の状況は制約条件が多すぎて、
目的関数が小さくなってしまう。「地域主権」を達成することが、制約条件を減らし、
目的関数(国民の幸福)を増やすのだと鳩山は言っています。


話が複雑になってきますが、要は鳩山は、「友愛」というなの、国民個人「自立」「共生」、そのために「地域主権」を
目的関数に設置しているのであって、他の問題は「制約条件」にすぎません。

基地問題も「制約条件」なんですが、これは、日本の安全保障という大きな「目的関数」が出てくるので、
ちょっとやり方を変えている。

今回の亀井がどうしたこうしたは、「制約条件」が支持率下落などで変化してきたので「さっさと決めてしまおう」
という類のモノでしかないと思われます。
436生の声 ◆cc3RB/STnCwU :2010/03/31(水) 14:40:53 0
●鳩山について その3

ただし、鳩山は、「地域主権」をどう進めていくか、具体的なプロセス、方法は見えてこないし、
国民は「地域主権」そのものが見えないと思います。

国民は、「政権交代」ということのワクワク感、また期待感があったのですが、それが全然なかった事に失望して、
その元凶である、鳩山、小沢を嫌っています。

鳩山は「国民」(選挙)という、巨大な制約条件をどうやって解決していくのか、考えなければならないと思います。
その点が、鳩山が抱える大きな不安点だと思われます。