とある男子の7年間の恋愛キロク

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514七男@レス代行さん
「大丈夫。こっちこそいきなり会いたいなんて言っちゃってごめん」
「大丈夫だよ。」

この後しばらく沈黙が続いた。
何か話さないと、と思ったが宮崎が今にも泣き出しそうな顔をしてたので言葉が詰まってしまった。

宮崎はそっと話し出した。

「うち、七男くんを、心から、信頼してるから。」
「うん。」
「誰にも、言わないでね。絶対に。」
「うん。」

途切れ途切れで話す宮崎に
俺は「うん」と答えることしかできなかった。
つくづく自分の男としての小ささを思い知らされた。