とある男子の7年間の恋愛キロク

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513七男@レス代行さん
どれくらい経っただろうか。

運が良かったのか、今回の委員会活動中、柴咲とは一言も口を利かなかった。
というよりあちらから何も話しかけてこなかった、と言った方が正しいだろう。
担当の先生の「解散。」という言葉が聞こえた瞬間、俺は教室を飛び出し、帰路についた。


近くの公園に着くと
ベンチにはポツンと一人、宮崎が座っていた。

小さい公園なのだが、宮崎しかいないことによって少し広く見えた。

「ごめんね待たせちゃって。」