幻覚剤だけはやるな。
やるなよ。
ひどいよ。ほんとうに。
6月5日。
今日は子供を食べました。
おいしかったです。
穴から男が監視しています。目が黒いです。何かを食べている。
あのナイロンの艶が、女の頭髪に見えました。怖いです。
透明なビニールに赤い水が入っていました。実に覚えがありません。白い猫が三匹ぷかぷかと浮いていました
顎が無い。顎が無い。
ぎゃあ、ぎゃあ。
風邪気味だよ
ダーリンお父さん健在なの?
だあに甘えたい
抱き締めて 優しくして
六月七日。
行っていた。
疲れた。
疲労。
同じ。
多くを言うなと、知らない人が言っていた。
その事を、どの様にして考えたのか。
明けてしまう。空が青い。
前に、テレビで見た教会のステンドグラス。あれも、青かった。
ナレーターが何かを言って、私は悲哀を強く感じたのを覚えている。
「あれは、そう言う色だ」と、画面に映っていた爺さんは言っていた。
その芸術家の名前は、知らない。
夜明けの空は、その色に近いと思った。
悲しいような、美しいような。
無い。そう思った。
部屋の中を見ても、それに替わる物は無いのだと。思わさられた。
それで、どうすればよいのか。等と、考えたけれども、この空腹感は無くなりはしない。
毛布が風に揺れるている様に見える。
揺れているのは、私の視覚。
あ。
忘れた頃に遣って来て、眠りを止める。
眠ってしまう寸前に、大きな音を立てて、眠りを妨害する。
怒りは無い。受け入れてしまったから。それは、そう言う物で、そう言う事だと。
吐きそうになる。
今は、明け方。今は明け方。今は明け方。
七時になれば、よいと思う。
複雑な精神は解らないが、よいと思ったから、よいとする。そう言う事にする。
音楽でも掛けるか。
その前に眠ってしまう様に思うが。
眠い。眠い。
苦味を通し入れる。そうしても、眠い。
時間的な余裕。
髪が長くて、髪が長くて。
見えてくるのは、階段の錆びた手摺りで、それに囲まれる様にして、私は座っていてた。
十一段目。
煙草の白い煙りが漂う。灰が飛んいる。
段下に、灰の塊が落ちていた。
汚いと思った。
独善。
空は明るい。
なんとか、なんとか。
変わればなあ、と、思っていたりして。
それが何なのか解らないのに。
何とかなるとか、思いたいけれども、簡単には思えないと言う事を知っている。
あー。
難しいんだよ。
そーなんだ。
複雑な事なんだ。
私は、未だ考えているのに。
それでも、進んでいる。
こうしている間も、聴いている間も、ベンチに座っている今も、煙草を吸っている今も。
考える前に、書く前に、行ってくれ。
終わってしまう、色々な事が。
あー。
大きな声で言ってみたい。
普通。普く通る。それは何なのだろう。
真夜になって、灯が消えて、明かりは減って、人はいなくなった。
いつまでも、ぬるい風が吹いている。
現実感を薄くする様な、何か。
未だ思うよ。
生きて行けるのかなと。
「お姉ぇぇえさん!!!助けてぇぇえ!!!」だと。
二人の警察官が、坊主頭の男を取り押さえていた。
「うわあぁあぁあぁあ!!!」だとか、「助けてえぇえぇえぇ!!!」だとか叫んで暴れていた。
ドラッグでもやっているのかと思ったが、警察官が、「帰りたくないのか!?」だとか、「暴れるな!!」だとか言っていた。
考えるに、あれは家出人だと思う。
暴れている坊主の人と目が合って、始めに書いた様な事を言われた。
無理だっつうの。俺が捕まるわ。
数分前の事でした。
怖かったけれども、楽しかった。
パトカーが着ていたから、行ってしまったかな。
どうも仕様もない大人になりました。
返してください。
あげぱん。食べたい。
親父が卵の事をまろやかまろやかと言っていてうるさい。
名古屋はエ〜エ〜で ♪
いつも無い。無い。
諦めよう。
何か書いてくれ。飽きがくるまで。
読みたくなる様な文。
電線が冷たい。熱を持つまで待ってみる。
そうすれば、眠れると思う。
何か書いてくれ。何か言ってくれ。
暗くなる前に帰れ。
神様、起こしてください。
七時になったら、起こしてください。
キリストでも、仏陀でも、何でもいいです。ですから、頼みます。
七時になったら、アパートのチャイムを鳴らしてください。ノックでもいいです。
その時は、できるだけ急いでください。
枕元で、「七時になったよ」と一言かけてください。私は、起きないと思います。
そしたら、毛布を剥いで、窓を開けて、台所と浴室の換気扇を回してください。
それでも、毛布に包まろうとしたら、窓から毛布と布団を棄ててください。それでも、行こうとしたら、毛布と布団を燃やしてください。
その後は、浴室に連れて行ってください。
拒むと思いますが、引きずってでも連れて行ってください。台所のナイフを使って脅してもいいです。
服は自分で脱ぎますので、新しい物を準備しておいてください。
それと、ガスをいれて温めておいてください。寒いのは嫌なので。
バスタオルもよろしくお願いします。
赤と黄の二枚です。
後は、飯を炊いておいてください。
みそ汁は、流し場の下にインスタントの奴があります。それで頼みます。
ご飯は、茶碗に半分くらいでいいです。
また、コーヒーもよろしく頼みます。薄めで。
熱いと飲めないので、あらかじめ作っておいて冷ましてください。よろしく頼むよ。
それと悪いんだけど、おんぶして自動車に乗せてください。ホントに悪いんだけど、運転も頼みます。
神様、宜しくお願いします。
あ。
今日は平日だったのか。
それにしても、暇だ。
足跡の無い階段。
汚れてはいないが、考えさせられる。
汚い男が路上で暴れていた。
私は、呼ばれたけれども、笑うしかなかった。
どうも仕様も無い笑みだよ。
段下に灰が落ちている。
誰かが棄てた吸い殻も、段下に落ちている。
コンクリートの上に、黒い焦げ痕が残っていた。
点けた火を消した跡。
コンクリートに、痛みは無いのだろうか。
ぼんやりと、思った。
どうすればよいのだろうか。等と考えている。
時間は過ぎて、それを何回もしていて。
時計を見てみれば、二時前になっている。
何にも成らないと、解っていていても、どうすればよいのかと、考えていないと不安になってしまう。
電子メールを送ろう。
そうするか。
何ができるって言うんだよ。
俺は神様じゃないよ。解ってるよ。
救いようがないんだ。そんなものはどこにもない。知ってる。
自分を見てみりゃ分かる事だ。
苦ったらしくてべたっついてる。
ああ。たちが悪いよ。
全て救えたらいいね。俺の独善でさ。
ああ、皮肉だよ。くだらないことだ。
あー。
今日は起きているぞー。
歌ってるよ。知らない唄。
お金を崩す。
六月十二日。
船が沈んでいる所を目撃しました。
悪い夢を見ました。
静かにしてと、眠そうな声で言われた。
フローリングの上で足音を無くす。
彼女は、枯れた観葉植物に水を降り注いでいた。丸で、雨みたいだと思った。
カーテンを開ければいいのにと私は言ったんだ。何回も。
無言。何も言ってくれない。
部屋の中は暗い。湿っていて、暗い。
静かにしてと、また言われた。
彼女は、カッターナイフの刃を折っている。ばらばらになった刃は、そのままフローリングの上に散らばっている。
それに飽きたら、カーテンを開けてくれるのだろうか。
黒焦げになった人形が言った。
「楽しかった?」
五歳の時の誕生日に買って貰った人形が言った。
「嬉しかった?」
金色の髪に青色の瞳の女が言った。
「よかった?」
知らない。私は何も知らない。
ただ、燃やしてみただけだ。
どこまでも夢の中だと暗がりで炎を見ていた。じっと見ていた。火が消える瞬間まで、ずっと見ていた。見ていた。
その中に飲まれて行きそうな感覚を、後ろの暗がりが醒めさせてくれる。
静かになって、ぱちぱちと火の粉が飛ぶ。
何かが暗くなる。何かが暗くなる。
信じているものも、途切れて無くなってしまう。
解らなくなる。
火が消えると、終わってしまった。
楽しかったのか。疑い。
明かりを消すなよ。骨が見えなくなるだろう。
砕けるまで、浴室に入れとけよ。
眠り。クエスチョン。浅い海。
アメリカは大陸。原爆ドーム前。
眠りの代わりに幻覚。
窓ガラスが青い。風で割れて砂になった。
片目が遠い場所にある。
水槽の中のシーラカンスは寂しそう。
雨が止まない。スリップして電柱に突っ込んで行った。
診断書を書く医師の背中。
外は暗い。海の水が無くなった。
天国は、ここ。
あー。許されないよ。
止まらない自転車が老婆を殺す。
現実感が無い。
現実に存在はしている。このアパートに住んでいる。そうして、生活をしている。
現実感が無い。それを感じられない。
こうして生存している事に、現実感が感じられない。
それだからだろうか、物事を観念的に考えてしまうのは。
有り余る時間。意味だとか、価値だとか。
強い感覚が無い。
ハードロックは一過性。ハードロックは一過性。ハードロックは一過性。
飽きる。
パンクロックは爆弾?
音が残留する。
イーエムアイ。
インスタントロックスター。
有り余る時間。
強い感覚。
飽きる。
ネガティブ。誰にも理解されないだろう。
それでもいい。それが自然な事だから。
そーだろう。
人が人を理解する事はできない。原理的に不可能だ。今までの経験から解しているだけでさ。構造なんたらだろーがなんだろーが。
どこまでいっても、独善だよ。
独善。
何だって言える。何だって。
なあ。虚しくないのか。
そうしたとして、何になるって言うんだよ。
ここは、ここでしかない。閉じられていて、現実になる事はないよ。
何だって言える。何だって。
嘘だろうが、本当だろうが。それすら、解らなくても。
何だって言えるんだよ。
なあ。意味はあるのか。この先を生きて行けるのか。
おまえの記憶。
強い痛みが欲しいんだろう。
望まない様な事が。
誰も聞いていないさ。
信じていない。
「全てが大事だ」と大声で、街角で、扇動的な人達が言うんだ。
助けてやれよ。
周りには誰もいない。
なあ。何になった?
正しかったのか?
その女を棺の中に入れてやれ。
老いる前に、「私は幸せだった」と言って。
葬ってやればいい。枯れない造花。
おい。
待てよ。
中に何が有った。
撃たれる前に殺してやれ。
暗がりで猟銃の引き金に指を掛けた。
痛みはないのか。おまえの場所。
おい。
待てよ。
中に何が有った。
返ってくる鳴き声。
黙り込んでいる。
おい。待てよ。何が有った。
多くの光りを陽光の下で集める。
おまえの記憶。おまえの夢。
全てが大事だと。
全てが大事だと。
全てが大事だと。
おまえは正しいよ。
あー。終わりだね。
読み返してみたら、殆ど私のレスポンスだった。
わろす。
続きの無い文。
こうして、明かりを見ている事が、×××××××。
ただの暗号。唸り声。
底は暗い。暗い。始めから暗い。
ただの記号。唸り声。
コーヒーの苦味が無くなるまで、この白い板の上で夜をやり過ごしている。この暗い底意の中で、何かを考えている。
線画の様に見えた弦。
解ってほしい。解ってほしい。解ってほしい。
音を鳴らして床を揺らした男は自殺した。
銃で頭を撃った。
「誰かを憎む事は簡単だね。」「あなたの様に怒りを喚き散らす事は簡単だね。」「書きなよ。皆に対して言いなよ。」「おまえらが憎いって。」
解ってほしい。解ってほしい。解ってほしい。
「曖昧だね。」「複雑だね。」「あなたは暗いよね。」「死んだ方がいいと思うよ。」
醒めてしまう、その前に。
これを解ってほしい。
空いた窓から風が入ってくる様。
回ってはいいない。扇のない円形。
誰も歩かない通り道。
雨が降って、湿度計の数字が上がる。
数日の眠りの怠慢。今日は浪々。
歩いては、止まって。
進んでいるのかと、人に聞いてみたい。止まってはいないよね、等と人に聞いてみたい。
どうもしようも無い事はあるだろう。
俺の事。
歩いている。地道を歩いている。
返す事の無い様に。
カーテンが白い。扉は黒い。アパートは暗い。
白い手紙が飛んで行った。
知らないメッセージ。
火の点いた街灯。夜になった。
燃えてしまったよ。 メッセージ。
燃えてしまったよ。 メッセージ。
誰も読まないよ。楽しくない夜も過ぎて。
毒が盛られた皿の上。銀のスプーンを差し入れる。
どれくらい酷いの? 白けてしまうよ。
どれくらい酷いの? 暗い顔するなよ。
手紙が飛ばされた。
青いガソリンの中で燃えている。
誰も読まないよ。知らない人のメッセージ。
悲しい顔するなよ。
いつまでもいる。いつまでもいる。
幽霊みたいだって笑うなよ。
神様に願ってみる。
信じてみる。
街灯に火が点いた。夜になった。
確かな事は。確かな事は。
換気扇の扇が無いのに、回っている。
忘れたいのに。忘れたいのに。
悲しい顔するなよ。 暗い顔するなよ。
今は、夜だってさ。悲しい夜だってさ。
疲れたよ。
白いテーブルの上でコーヒーを打ち撒けてくれ。
煙草の灰が飛び上がって。ギターを叩き壊して。
餌が欲しいんだろう?
あげるよ。少しの痛みを。
テーブルを汚すなよ。
明かりを消すなよ。CDを掛けるなよ。
逃げるなよ。選べないよ。
薬が欲しいんだろう。
あげるよ。レキソタン。
嘘ばかり言ってさ。
嫌われてさ。
それでも笑っている。
「どうして?」「ピエロだからだよ」。
彼は一輪車に乗って、階段から落ちて行った。
銃は持ってないよ。誓うさ。
ナイフもない。どこにもないよ。
箱に女をいれて埋葬する。
夢を見た。
彼女が呼んでいる。汚さないでと。
いつまでも、この場所は暗い。
午後の日差しの中で揺り椅子の上の老婆は、静かに息を止めた。
それでも湿った風は吹いて、揺り椅子を揺り動かしている。
漂う臭いが無くなるまで。
強い、陽光の下。
彼女が呼んでいる。汚さないでと。
いつまでも、この場所は暗い。
落書きだらけの橋の下。
赤いスプレー。錆び付いた青いドラム缶。
彼には口が無い。物を言わない。
それでも、銃の引き金に指を掛けている。
彼には目が無い。
頭部を探している。
再生されたビデオテープの中。
針金が縫われていた。
弾痕。
夢の中で銃を握りしめている。
白いコップの中の胎児。
彼女が読んでいる。汚さないでと。
いつまでも、その場所は暗い。
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夢見る名無しさん:2010/06/17(木) 00:37:26 O
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