心の穏やかだった日々を懐古している。
HABAのクッキーにやみつきになってる。
過去7スレにわたってログを読み返してたら、うっかり立てたくなった
虚は今頃、どこで何してんのかな。
ぐぐったら、虚が実習に行ってたところの生徒のブログがひっかかったけど。
何ヶ月も前に、一回だけメールを送った。
やたら長文だったような気がする。
そしてすごく感謝していたような気がする。
返事はもちろんなかったけど。
あれから3年か。
軫とのことで精神的にやられた後はもっとひどかった。
心とも結局2年半で終わった。
でもまだ終わりきれていない。
家具を引き上げてもらい、膨大な額を返してもらうのには
少なくともあと4年はかかることになる。
翼はまるで子供のようだ。
虚と通じるところがなくもない。
まだ決定的な局面にぶちあたったことはないけれど、
たぶん、ぶつかり合ったら翼も虚と同じく
私を徹底的に無視することで意思を現すだろう。
それでも虚は芯から優しいひとだった。
どうしてあのとき、あの言葉をきちんと受け取らなかったんだろう。
翼を見ていると、どうしても虚と比べてしまう。
こんなこと、今までにはなかったのに。
虚は……
きっと、念願の教師になり、
人との関わりを通して充実した生活を送っているだろう。
昔からずっと目指していたように。
大切な人もきっといるのだろう。
結婚しているかもしれないな。
なんで今になって、虚に会いたいと思うんだろう
3年間、一度もよりを戻したいと思ったことはなかったのに。
ひょっとしたら
ぽちさんの言っていた
「将来、斗さんは何か失った事に気がつく」
っていうのは、このことだったのかな。
私の生活の一部に虚という存在がいた
あの穏やかな日々はもう、きっと得られることはないんだろう
何も考えなくとも、求めなくても与えられていた日々は。
haruninarutosabishii
春になったら苺を摘みに
まだ読んでない。
それに俺はなんて答えれば良いわけ?
って翼に言われた。
今夜は電話もかかってこない。
会えない事がストレスになるって、翼には経験がないんだろうか
めんどくせえと思う相手に連絡とかしねーよ?
だったら信じてていいんだ。
心はいつ帰ってくるのだろう。
次の帰国は四月下旬の予定らしいけどまだ何も言ってこない。
ずれる可能性もあるとは言っていたけども。
コベットの練り香水を手に入れた。
落ち着く香り。
洗いたての洗濯物みたいないい香り。
貴方のすきなわたしは
わたしが見てほしいわたしでないかもしれない
わたしのすきな貴方は
貴方とちがう貴方であるかもしれない
負担になるのは嫌で、放っとかれるのはもっと嫌
自由にさせてほしいけど、愛されてる証もほしい
ものわかりのいい振りが続くわけない
いずれ煙たがられて無くすんだったら
何も期待しないし希望も言わない
みっともなくしがみついたあの時は
心が壊れてしまったから
飲み手のないスーパードライが
冷蔵庫の中でただ静かに冷えている
喉が痛い。
風邪ひいたかな。
やっぱり熱が出た。
昨日は一日寝込んでた。
ぽちさんからお告げを受けた。
翼とは今後縁が薄れるだろうと。
天虚と、年末以来久し振りにご飯を食べに行く約束をした。
年末の食事はあんまり楽しめなかった。
それからしばらく意図的に天虚を避けてたところもあるので
今回はどうだか正直わからない。
天虚自身はとてもいい人。
だからこれは私側の問題なのだけども。
一昨日の夜、暇だから今からおまえんとこ行く、と連絡が来て、
それから遠路はるばる一時間くらい車を走らせて翼がやってきた。
つくづくタイミングがよかった。
部屋はそんなに散らかしてなかったし、
ストレッチもお風呂も済ませてあとは寝るだけだったから。
日曜の朝になったら翼の会社から電話がきて、
これから仕事の打ち合わせをしたいと言ってきたらしい。
翼は夜ならいいと答えて、通話を切ってからいい加減にしろよと嘆いていた。
そうでなくても月曜から連休返上なのに、翼の仕事はつくづく大変と思う。
デートでラーメン屋に入るのは、わたしは抵抗ない。
わたしは塩が好きで、翼はとんこつが苦手。
映画館を出たら、会社に向かわなくてはいけない時間になっていた。
ごめんないつも。
翼が呟いた。
私との時間に自分の用事を入れるのなんて、お構いなしだと思っていたのに。
最終的には天虚に行き着くのだろう
きっと運命はそういうふうに出来てる
でも、もしそうじゃなかったら?
心にメールを送った。
返事が来た。
意外だった。
今週末また翼が来ると言ってきた。
なんだか珍しい。
心のことを気にしてのことか、単にいつもの気まぐれかわからないけど。
心は月末には帰国する。
問題は心がどこに滞在する気か、ということ。
荷物を引き上げる話もわかっているのかいないのか。
翼からの毎夜の電話は取れなくなるかもしれない。
日本酒でスキンケアのスレを見て興味がわいたので、
ワンカップの純米酒を買ってきた。
これで何週間も使えるなら安上がりだとルンルンしながら
フタをあけて別の容器に移そうとしたら見事に倒して、200円が無駄になった。
こんなもんだ私の人生。
翼に小さな期待をした
自分が悪かったんだと思う。
翼が私に何をしようとも、
逆に何もしてくれなかったとしても
今までまったく気にならなかったし
だから大きく落胆することもないと思ってた。
実際なかった。
だっておそらく私は、
愛されて必要とされているわけじゃない。
わたしだってこころから翼のことを好きなわけじゃないんだって
自分に言い聞かせながらいつもいる。
いつそっぽを向かれても傷つかないようにしたいから。
寂しい人間だね
怖くて自分をさらけ出せない相手と一緒に居て
何の意味があるんだよ
本当にそうだね
でも
いきなり何もかもをさらけ出して
受けとめてくれる人なんてそうそういない
もしも受け止めてくれたとしても
私のほうが怖くなって逃げ出してしまいそうだ
「今の彼にはまだ無理。
自分の気持ちのみを優先し、
あなたの痛みまでを見ようとはしていない。
自分以外の誰かを信用する勇気を
まだ持ち合わせていないように見える」
ぽちさんの言葉は、前半は翼にあてはまるけれど
後半は心のほうに当てはまっている気がする。
……頭が痛い。
翼と外に出て帰ってくると、
なぜか必ず、ひどく具合が悪くなる。
体調だけじゃない。
メンタル面がひどく消耗してる。
来週はルーブル美術館展に行く。
天虚がそれに付き合ってくれることになった。
こんな時になってもまだ
心が三日後にお祝いを言ってくれるのをどこかで願っている
昨日、天虚からバースデーメールが来た。
「愛してます」といつものコメント。
ありがたいんだけど、二日早いよ。
十年友達でしょと。
夜その話を翼にしたら、
お前の誕生日まだ知らないよ、いつだと聞かれた。
うん、だから話振ったんだけどね。
そもそもミクシイ踏めば書いてあるけどね。
翼には何も期待してないけど、気付かれないまま終わるのも嫌じゃん。
好かれるけど愛されない
相手を大事にしてもしなくても大事にされないんなら、
こっちが必死になるだけばかみたい。
酷い男ばかりを好きになる。
虚と別れてからのわたしはめちゃくちゃだ。
翼と話していたら、俺ってわかりやすい?と聞かれた。
私にとってはそうでもないと答えたら、じゃあ俺のことをどう思う?と……。
どうって言われても。
翼が何を目指してそんなことを尋ねるのか、よく見えない。
言いたいことは色々あるし、翼にとってはめんどくさいであろうことも聞きたいのだけれど、
聞かれているのはそういうことじゃないだろうし。
答えあぐねていたら、まあいいやと話を切り上げられた。
金がない、仕事が来ないから稼げないと聞かされたのに、
それでも週末は会いたいなんて私には言えない。
どこかに行きたいわけじゃないからこそ
傍にいるためだけに高速代を払ってまで来てくれとは言えない。
Yと○○かどうかは当事者同士が知っていればいいこと。
○○と答えれば信じるのか?○○ないと言ったら信じるのか?
と尾が言うので、
あんたらが事実どうであろうが
そこでわたしに嘘をつくことにメリットもデメリットもないって知ってる。
だから本当のことを聞かせてくれと言ってるんだ
と答えた。
でも、その時点でもう答えは出たようなものだ。
違うならば以前の尾なら即答していた。
それをしないというのは事実認めたってことだ。
そうだよね?と聞くと、尾は肯定した。
わかった。あなたはそのまま自由でいるといいよ。
じゃあね、と言って私は窓をオフにした。
そしたら携帯に尾からメールが来た。
「言っておくけど、俺は誰とも○○ない。
ただそこに突っ込んで聞くのは無粋だと言いたかった。
言いたいことはそれだけだ」
無粋だろうと何だろうと、許せない基準はだれにでもあって
そこに不安をかかえたままじゃちゃんと○を○○になれっこない。
今度からは、お互いに不安を解消し合える人を探す。
いままでありがとうね。
しばらくして、尾から返信。
「よくわかった。遠まわしな言い方をしてすまなかった。
○い○○が見つかるといいな。」
本当は、わたしには尾を……る自信が全くなかった。
だからYと……いてくれれば、ひきずらなくて済むと思った。
だけど、それ以前の問題だったのだね。
尾にとってのわたしという人間は
それまで尾をとりまき、これから尾をとりまいていく無数の
「壁の向こう」の大勢の一人に過ぎないのであって
だからこそ、尾にとってわたしのつっこみは
「他人」からの不愉快な干渉でしかなかったのであって
そして
それがくつがえることは将来的にもないということなんだね。
よくわかったよ。
発端になったのは牛斗。
たまに箱をやりとりしてる時からPMを寄越してきてた。
拒否設定でスルーしている(私からは内容は確認できる)のに懲りない。
反応しない相手になぜそんなに執着出来るのか理解できなかったけど、
とうとう根負けして返事するようになった。
私さえあれば他に箱はいらないだとか
この世で二番目に好きなのはサッカーだとか言ってくる。
聞いてないのに。
この人が命だと知って、自分は同類なのかと思ってしまった。
でも牛斗に関してはことさら信用ならないのはわかってた。
WやK、そしてあのYからも同様の話を聞いていたから。
Yのことは嫌い。
すぐ酔っ払って○る女だから。
ABと付き合っていた時ですら○○○た○は多いと聞く。
あれは病気の一種なんじゃないかと思う。
少しでも仲良くなると、自分から積極的に持ち掛けてくるっていうんだから質が悪い。
だから私は、Yみたいな○に引っ掛かる人間に興味は持てない。
そんなYに私と同じようなことをしてたんなら、
当然身奇麗なわけはない。
そうであるはずがない。
だから牛斗にストレートに聞いた。
答えは、「愛する斗と出会う前」。
過去を許せないほど狭量なつもりはないし
愛を免罪符にすることを認めないつもりもない。
だけど私にとって、Yの件に限ってそれは全くの別問題となる。
牛斗の中では、私とYとは同列なのだ。
心との○○のトラブルが解決できるかもしれない。
牛斗によって。
まさか牛斗がその道のプロだったとは。
金曜の夜、尾に別件でスカイプに誘われた。
牛斗に依頼することを話したら賛成してくれた。
尾も、心との件は気にしてくれていたらしい。
翼が来るまでの間、ひとしきり尾と喋って、また遊ぼうと言われた。
尾は先日の事を気に留めていなかった。
私たちがすぐに元通りになれるのは、おおいにこの尾の人柄による。
土曜の朝、最近出来た大型モールまで行って「ラスト・ブラッド」を観て来た。
翼のナビにはまだ住所がなく、迷いながら走って到着したのは開場ぎりぎりだった。
女優陣が美しい以外は特に見所のない映画で、
翼と私の評価はいまいちだったのがなお残念だけど、仕方がない。
翼は夕方から泊まりがけの仕事があり、私を送ってから現場に直行した。
翼は、楽だからと言う理由でチノパンしか穿かないが
長身で細いので、私はジーンズの方が絶対似合うと思っていた。
いつだったかそう話したとき翼は気が乗らなそうだったけど、この日はジーンズ姿だった。
翼はこういうところが可愛いと思う。
牛斗が来たのはその日の六時頃だった。
午前中に身内の見舞いに言ってきたという。
銀の車、黒いスーツケース、白いワイシャツ。
用意した資料を見てもらい、これから必要になる流れについて話し合う。
牛斗は根気よく詳細を聞いてくれ、
ときどき「可哀相だったなあ」とか「可愛いことを言うなあ」などと漏らしていた。
自分がこんなにも、命に心惹かれてしまうとは思っていなかった。
尾より、翼より、そしてもちろん心などより
遥かに簡単にこころを掴まれてしまった。
かつて角が見せてくれたように、お互いを理解したい意志と許容がそこにあって
かつて虚が与えてくれたような優しさと愛情を感じることができる
それは命もまた私と同じものを求めているからに他ならない
ただひとつだけ問題があるとすれば
命のアドバイスを受けて、心とのメールをなるべく絶やさないように苦心している。
珍しく心からの返事もちゃんと届く。
ただ、そこには愉快な内容は一つもない。
それでもまだ私を信用しているのかもしれない……と思うと、
今までされてきたことを全て忘れるどころか、後ろめたささえも感じてしまう。
これが心の作戦ならば、なんという天性の心理術師だろう。
私の言う通り、この件が終わるまで俺たちは距離を置いた方がいいんだろうな。
と命は言った。
資料に目を通していると、当時の私の感情のありようがリアルに追えて動揺するのだと。
決して今は違うと頭で理解していても、どうしようもないのだと。
夜、命が逢いに来た。
平日はお互いに仕事があるから、無理はさせたくないのが私の希みだ。
以前は福島に週一で通っていたこともあると言う。
だからこのくらいの距離なんかへっちゃらだよ、と笑う。
仕事とプライベートは分ける方かと聞くと、はっきり別けると答えた。
やはりそう。
命は本当のプロだ。
ただ、命の言うこと全てに酔えるわけでは勿論なくて
中には私なりに思うこともある。
保守だ
一昨日、実家で姪と遊んでいたら翼から電話があった。
戸惑ったように、お前いつもと何か違わね?と言われた。
何が?と聞き返したけどよくわからなかった。
夜にかけ直したら、昼間より翼は幾分機嫌が良さそうだった。
何か用だったのと聞いたら、たいしたことはなかったらしい。
トランスフォーマーを見に行こうと言われた。
心の件はどうよと聞かれたので、最悪どうにもならない可能性もあると話した。
実際、命の言うところに拠れば半分は**で取り返せるだろうが、
任意の部分は相手の強制ではなく自分の意志であるようにも取れるので
弁護士に依託するかもしれないと言われている。
翼の声が私を労るように柔らかくなったので、何だか胸が痛んだ。
この人にとって私はきっと溺愛できる存在じゃないんだろうけど
少なくとも好意を持ってくれてはいる。
それが例え、お気に入りのおもちゃを傍に置いておきたいだけのような気持ちだとしても。
TrickのDVDを返してもらったら、今後どうしようかと悩んでる。
愛され方に不満を持って、言いたいことがいえないまま一緒にいることが
私にとっていいのかどうかわからない。
その夜、命に改めて思っている事を伝えたら、苦しませてしまったようだった。
動きたくても動けない。
頭でわかっていてもどうにもならないことがあると。
それに、現***に対しては打算も確かにあるのだと。
客観的に見れば、それは命の甘えだと思う。
およそ二十年も前に命が自分で選んだことだ。
その理由が、現***が**すると言うのを止める為だとしたって、
責任は取らなきゃいけなかった。
その時からどんな*とも関わる人生を諦めなきゃいけなかった。
ただ不幸な人を増やしてしまうだけなのだから。
そんなこと、きっと命だって知ってる。
これが現***による復讐だってことを。
きっと誰よりも泣きたいくらいに解っている。
当初の通りだ。
命は距離を置くとはっきり言った。
少なくとも心の件が終わるまでは。
その後どうなるか、私にも命にもわからない。
明かりをつけたまま寝たら、虚の夢を見た。
目が覚めて少し泣いた。
起き上がると命からのメッセージが届いていた。
命と私は性質がよく似ている。
だからこそ、生き方が違うと解り合えることが出来ないのかも知れない。
お互いに自己主張しあって譲れない。
相手に妥協することができない。
傷つけたくないし苛立たせたくないのに
全てが裏目に出てしまう。
ただ解ってほしい、
受け入れてほしい。
そう願うばかりで。
たった二日間で、こんなにもすれ違ってしまった。
「距離を置くということは、距離を保ちながら一緒にいることだ。
別れることとは違う」
と命は言った。
だけど、私の言葉の一々にいらつく状態で
それでも彼は私を好きなままなんだろうか。
二人の幸福な未来を信じられるのだろうか。
激情家でロマンチストな命の気持ちは
立場を交換したら私にもきっとよく解るのだろう。
もはや愛情はないと言いつつ、心の行く末を心配してしまうとか
もしも会わなくてはならないとしたら、
心に頼まれたものをきっと用意するだろうとか
そんなことを言われたなら穏やかでいられるはずがない。
今のお前が悪いのではないとわかっている
と命は言う。
私と心の揉め事の中心には、かつて私が注いだ全力の愛がある。
それこそが、命が嫉妬する理由でもあるし
私を立ち直らせたい理由でもあるのだと。
命を深く愛し始めている
私たちは付き合ってるのかと聞くと、翼はそうだよと言った。
だから、別れて欲しいと私は言った。
翼は少しの沈黙のあと、わかったと答えた。
今度の三連休に、泊まりで温泉に連れてこうと思ってた。
最近どこにも連れてってやれてねえなって思ったから……。
翼がくれようとしたサプライズは優しかった。
以前の私なら、きっと泣くほど喜んだだろう。
でも私は、抱き留めてくれる腕が欲しかった。
私を思う愛の言葉が欲しかった。
車の話じゃなく、素っ気ない背中じゃなく、
好きだって向き合ってくれる愛情が欲しかった。
もしも命と出会う前に翼がそれをくれていたら、
私は翼を選んだかも知れない。
告げたらもうもとには戻れない。
たとえ後悔したとしても遅い。
翼を選ばなかったのは私なのだから。
こころの拠り処は彼ではありえないと私が判断したのだから。
心が帰ってくるのは明日と明後日の予定。
うちには入れない。
昨夜は命が心配してついててくれた。
もし心が来たなら、言い争いにならないように話し合うと言ってくれた。
しかしそれも杞憂に終わり、夜更けになってから心がメールを寄越した。
命の微笑みが私の胸の奥を燈す。
そこに火傷するほどの熱さはないのに、
私から焦がされてしまいたい衝動を興させる
でも、私は本当に「愛されて」いるのだろうか
かつて、愛されることに懐疑的になっても
それが完全な形で解消されたことはなかった。
得てして相手が向き合おうとはしてくれなかったからだ。
今の命と私は、互いの価値観のぶつけ合いを続けていて、
私が新しい世界に怯えるたびに命が根気よく教え込んでくれる。
それはまるでサリバン女史とヘレンケラーのやりとりのようだ。
画面越しの命はまるでリアルとは別人だ。
しかし、それは彼の方が私に対して強く感じていることかもしれない。
>でも、どうか、どうかお願いですから、[これをやり遂げなければといった]強迫観念に取りつかれたり、
>不安になったり、動揺したりしないで下さい。本当にそんな必要はありませんから。
不安要素が多すぎる現状をまるで見透かされたようだ。
こと命に関しては、本当に「私が私であって」いいのかわからなくなる。
けれど言ってしまえば、もしも私のありのままを受け入れられず
他の理想な人間に造り変えようと思うような相手ならば
そんなのはわざわざ付き合うに値しない相手ということなのだ。
命とは終わった。
大丈夫。
命を愛したと思ったのは錯覚。
だって始めはあんなに、信用ならないと思っていたではないか。
それが真実だったとわかっただけのことだ。
心に成り代わって私を服従させ、
心以上の支配者になることが命の目的だったなんて。
心と比較するのはいつも命のほう。
心にはあれだけのことをしたのに
おれにはたったこれだけのことでそうなるのか、と。
私の事情を知っている者ならば、
二度と同じ轍を踏みたくないと思ってることくらいわかるはず。
保守
ドン底の気持ちになってからようやく
理解できなかったこと
むしろ理解したくなかったことに向き合う気になった
なぜなのかな
考えてもわからない?
8日から水星が逆行開始。
9月一杯まで。
特に気をつけるべきは17〜23日。