・・・生の声が政治を語る・・・

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岡田の役割は「前原たちのフタ」じゃないでしょうか?
生の声論だと「接戦だと亀裂が入る」とされていましたが、それは選挙の御輿が怨念や未練を抱えた場合です。

選挙→敗者が敗北宣言(「全力で新執行部を支える」)→敗者側から勝者に近い人物が(代行職や副代表も含め)複数執行部入り
この過程を経る事で党内に反主流派・非主流派を作らずに済ませられますし、亀裂も残しません。
・小沢鳩山に対抗できるのは岡田だけ(前原たちだけでは数が揃わない)
・岡田が我慢辛抱して協力してるなら彼を担いだ勢力も逆らえない(小沢に反する前に岡田に反する事になる)
岡田を御輿にし接戦を演じる事でこの状況を演出できる。

(可能性はほぼないと思いますが)岡田が勝った場合、党内融和を理由に現行の選挙体制の維持=執行部人事を現体制のままで小沢を選挙対策ポスト(自民のように党4役体制)も可能です。
これも岡田以外には前原たちに呑ませる事が難しい人事案だと思います。

菅はこの流れで居場所がない。小沢の後継には鳩山が、前原のフタになるには政策的立ち位置が違いすぎる。
岡田を支える側にならなれるけど、岡田抜きで前原と共闘はできない。
「小沢・鳩山の後ろにつく」「岡田を通じて前原と組む」「単独でこの二勢力と闘う」
どれかを選ぶしかないですが、この場合どんな状況に変化しようと菅は次期総理候補の党内順位が3番目以下になります。
今までは小沢鳩山体制が崩れた場合の1番手だったのですから総理を目指しているなら大幅な後退になります。
唯一2番手圏内(次の次)が狙えるのが「岡田について前原と官房長官争い」する場合です。