>>166 >>101(世論調査)の根拠
朝日新聞の世論調査のうち「比例の投票先」(以下投票先と記す)は、補正すると、実際の結果にかなり近づきます。
実際の結果は、有権者全体の得票率(以下得票率と記す。)で計算します。
補正をかける部分は
1・公明党の投票先は常に4%だが、得票率は8%で安定している。
残りの4%は自民に投票すると答えている。
2・自民党は2000年以降、すべての国政選挙で、17%以上の得票率を得ている
3.自民党は4%の浮動層が存在し、この層は、自民党に投票するか棄権する傾向がある
(これらの層が動けば自民党は21%の得票率になります)
4.民主党は民・由合併以降得票率が22%前後で安定している。
5.共産党は5%、社民党は3%の得票率で安定し、国民新党・新党日本など小泉解散以降に誕生した新党は合計で3%の得票率がある。
6.よって(予想される投票率)-(公明8%+ 共産5%+社民3%+その他3%)=(自民-公明補正4%+民主)になる。
選挙直前は連続世論調査になるので、投票率に近いサンプルを探す。
そうすると
http://www.asahi.com/special/08003/TKY200904200328.htmlから >>101を説明すると
投票率 65%の場合 予想得票率を算出すると
自民 投票先 25% - 公明党補正(1・で説明した部分) 4% = 21% 公明=8% 与党 29%
民主 投票先 32% -共産除く野党 6% - 投票率補正 2& = 24% 共産除く野党=6% 野党 30%
共産 5% 共産 5%
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投票率 64〜65%
こうなります。
ここから投票率が上昇した場合無党派層は与党には投票しません。
なぜなら2005年郵政解散のとき、投票率67%で自民党の得票率が25%、その他の選挙ではすべて21%以下です。
つまり、投票率が上昇した場合、もう自民党に上積みはないので、結果として野党に流れることになります。
小沢が批判をあびたまま代表で選挙しても得票率が落ちない理由は、郵政選挙でも民主党は23%の得票率を得たからです。
民主党はここから落ちることは考えづらいでしょう。
>>168 については民主党について書くところで説明します。 結論から言うと民主党は割れないので、割れることを前提とした
予想は無理です。
以上は朝日新聞4月の世論調査をもとに算出した選挙予想です。
今後の展開で変わる可能性はあります。
>>166 総選挙には直接関係ないのですが、内閣支持率の見方を紹介します。
内閣支持率で一番重要なのは、「内閣実行力」です。
内閣実行力は麻生政権が誕生するまでの、朝日新聞「内閣支持理由」の「首相が○○さんだから(支持・不支持)+なんとなく
(支持・不支持)」で算出していました。
朝日新聞は麻生政権以降、支持理由の取り方を変えてしまったので、現在では読売新聞の
「首相に指導力があるから(支持・不支持)+首相に安定感がある(支持・不支持)」で算出しています。
このスレではこれ以降、「内閣実行力支持率」と呼びます。もちろん有効回答者の割合で算出します。
内閣実行支持率は 不支持率と比較して 2:1 が理想です。
内閣実行力支持率は、内閣支持率の中身を解き明かすことができます。
例えば、小泉政権下、田中真紀子が辞任したとき、内閣支持率はガタ落ちしましたが、内閣実行力支持率は
変動しませんでした。また、小泉政権下では、景気に不満を持つ国民がかなりいました。2003年までは内閣不支持理由の
6割以上が景気対策でした。しかし、内閣実行力支持率がこれを支えました。
小渕政権でも内閣実行力支持率は、発足当初1:2だったのですが、政権が盤石になるにつれ2:1に逆転しました。
内閣支持率がホンモノかニセモノか計る場合重要な指標だと考えています。
>>166 >>168 自民党
「森派+公明党」で麻生政権を作り即解散を目論んだが、麻生にだまされ失敗。
森派 総裁選で中川と森+町村+安倍が対立。事実上の分裂状態。
津島派 参議院は青木が総裁選で与謝野を立て、いつでも小沢と組める体制を作った。
衆議院はベテランが麻生に乗っかり、若手が石破を担ぐ。
麻生 総選挙で「自民+公明>民主+共産除く野党」という状態を作り、大連立か民主から一部をゴボウ抜きにして続投しようとしている。
民主党(小沢汚職疑惑以後)
小沢 汚職疑惑は権力の即死を意味していることを知っているので、総選挙を小沢で行く可能性は低い。小沢はそれも百も承知。
また自分が首相になってしまうと、来年の参議院選挙を仕切れる人物がいないので、党内に残りたい。
しかし後任候補が、どんぐりのせいくらべで、民主党の支持率もおちてないので辞め時をはかっている。
党内主流派(小沢+鳩山+輿石軍が過半数を握っているため小沢の支持なしに他は代表になれない)
菅 小沢の秘書が続投したとき、一気に代表奪取を狙ったが失敗。戦略の甘さを露呈。しかしその後はダンマリを
決め込んでおり、一時完全になくなった代表の芽が出てきた。 当選回数と演説のうまさが強み
岡田 若手や長老の信頼厚い。戦略も素晴らしい。党を割る気ゼロ。だが企業献金の問題で、玉虫色の回答を出し
郵政選挙以来の弱点である優柔不断さを露呈。
鳩山 長い幹事長生活で政局のツボおさえる。菅と岡田が対立したりした場合浮上。あくまでも小沢の指名待ち
話題になってる長老(黄門)と若手(前原)
黄門は小沢ぎらいだが、岡田と同じく党を割る気ゼロ。 黄門も藤井も党をめちゃくちゃにする気はない。小沢に
穏便に辞めてほしいだけ。
前原は戦局センスがまったくない。将来性はともかく現時点では誰も相手にしていない。
その証拠に盟友野田が前原とまったく歩調を合わせてない。
安倍(も政局センス無し)とアメリカいった瞬間に次期政権で干されることが確定。
>>166 衆議院選
民主党単独過半数 → 強力政権。青木と組むこと必至。来年は衆参ダブル選挙を打って自公に壊滅的ダメージを与える可能性
がある。
野党連合過半数 → 国民新党や社民党、民主党内政局がグダグダになった場合、青木や衆参ダブルをちらつかせて
公明党を取り込む可能性あり
与党ギリギリ過半数 → 大連立か前原ゴボウ抜き。 内閣不信任案が通る不安定な政局になる(もちろん出し時は
衆参ダブルになる日程)ので大連立濃厚。 自・自連立時のように民主党がかなりの
要求をしてくる
与党圧勝 → 大連立か前原ゴボウ抜き。もちろん後者の可能性が高くなる。
選挙のポイント
争点は「政権交代」
民主党が「渡辺ヨッシー」カードをどこで使うか。
麻生の支持率がどこまで回復するか