【ひとりごと】今日、犬が死んだ。【ひとりごと】

今日、犬が死んだ。
8年間ウチにいた。ウチにきたとき、4歳だったから享年12歳なんだよな。
長生きなのかな。

今日の朝、母さんが騒いでた。
起こされて、ベランダを見てみると犬が不自然なカンジに寝てた。
外に出て、触れたら硬くなってた。
目が開いてて、オシッコ全部もらしてた。
最初は放心状態だった。「え？夢？」って感じ。
姉ちゃんは超泣いてた。しばらくして、一緒に泣いた。
深夜のうちで死んだらしい。
周りには犬のウンコが沢山あった。
キレイなところで死にたかったよな。ごめん。

犬と過ごした8年間を振り返ってみた。
私が幼稚園生の頃（ガキです）、犬がやってきた。
いきなりやってきた。買ったわけでなく、名前も知らない人から、じいちゃんが貰ってきた。
幼稚園から帰ってきて、母さんが「ちょっと外見てきてごらん」って言われて、外を見て犬がいたときの嬉しさが今も鮮明に思い出せる。
即効犬大好きっ子になった。小学校に上がって、図書室で犬の本を借りまくって、調べまくった。
きっとストレスが溜まるくらいに構った。散歩も沢山した。
小学3年生くらいまでそんな感じだった気がする。

4年生からは、馬鹿みたいに遊びまくって今にいたる感じ。
それを今日はじめて後悔してる。
散歩なんて全然しなくて、餌はあげてたけど、ベランダに監禁状態。
あんな狭いベランダで、私が構わなくなった4年間、一体何を考えていたんだろう。
寂しかっただろうな。外に出たかっただろうな。
野良犬になったほうがマシだったかな。今日になってはじめて考えた。

姉ちゃんもずっと構ってなかったけど、最近になって散歩するようになった。
私はしなかった。
犬と顔合わすのは、洗濯物をとりにいったとき、犬は走って私のところにきた。
足に飛びついてきた。邪魔だったから、軽く蹴ったりした。
それでも犬は尻尾を振っていた。

いつからだろう。尻尾を振らなくなったのは。元気がなくなったのは。
気付けなかった。気付いていたのかもしれないけど、関心を持てなかった。
姉ちゃんも母さんも、「最近犬がおかしい」と言っていたのに、私は「ふーんそう」って感じだった。
犬が「生きていた」から。生き物全てに死が訪れるのは知っている。
だけどそれを考えることができなかった。犬がいる8年間が当たり前すぎて、また当たり前に9年目がやってくるのだと思っていた。

9年目を迎えることはなく、2008年11月12日の深夜。犬は死んだ。
姉ちゃんが朝、「深夜の1時半ぐらいに、ベッドが揺れて、高い叫び声みたいなのが聴こえた。
怖くなって無理矢理寝た。今思うとあれは、最後に逢いにきた犬なのかもしれない。」
と言っていた。
私は何も知らずに寝ていた。
私には逢いに来なかった。当然。
悔しくて涙が出た。当然なのに涙が出た。
来たばかりのときは、ストレスが溜まるくらいかまって、
死に際になって、ストレスが溜まるくらい放っておいた。
私はなんて身勝手なんだろう。最低。

死因は多分寿命。長生きだから。
寿命以外考えたくなかった。
もし、死因がストレスだったら。考えるだけで怖かった。
私が殺した。もし死因がストレスだったら、私が殺した。
そう思って、手首を切った。

泣きまくってたら、母さんが
「あんたたちは学校だから自分が仕事の前に葬式あげてくる」と言った。
私が「行く。学校は休む」と言うと、「何を今更」と言われた。
言い返せなかった。その通りだったから。
その通りだったから、悔しかった。
馬鹿みたい。

仕方なく学校に行った。
学校ではテンションが上がらなくて空元気だった。
「いつ夢から覚めるんだろう」ずっと思ってた。
つねったら痛かった。

　

俺も犬が死んだ時は泣いたな〜

ねえ、犬。ごめんね。
犬のいる「当たり前」の大切さに今更気付いてごめんね。
嫌なことがあるたび犬を抱きしめてた日々を思い出したよ。
最近の私には悩み事ばかりで、「自分はひとり」だとか「自分には味方がいない」だとか考えていたけど、
君がいたのにね？どうして忘れていたんだろう。
こんなに近くに一番の友達がいたのに。
馬鹿みたい。気付けた今は、君を抱きしめることができない。
君に涙を舐められることもない。君に噛まれることもない。
11月11日は君の姿さえ見なかった。
姉ちゃんの話によると、元気がなかったみたいだけど。
弱ってたことにさえ気付けなかった、私を恨んでいるかな。
君を娯楽のように扱った、私を憎んでいるかな。
君は生きていたのに、君を閉じ込めてしまった。
あんな狭い場所に、死なない程度に世話するだけ。
ごめんなさい。ごめんなさい。最低だね、私は。
君は口が利けないのに、言いたいことが言えないのに。
欲求を満たしてあげられなかったね？遊んでほしかったよね？ごめんね。
夜中とか、電話中吠えるのを煩いって思ったけど、今はそれが懐かしい。
帰ってきたとき、玄関を開けた音を聞くと、毎日吠えてくれたよね。
今はもう聞こえなくて、寂しい。
正直今もあんまり実感が湧かない。8年間の当たり前の日々だったから。
今日から少し歪んでいる。「君がいなくなって1年目」のスタート。

ひとりの友人を失くした。ひとりの家族を失くした。
構ってあげなかった。今更気付いて馬鹿みたい。
「後悔先に立たず」

>>12
私は始めての経験です。
でももう二度とない。もう二度と生き物は飼わない。

メリーちゃん。
「♂なのにメリーって、変な名前」って沢山言われたよね。
私が幼稚園生の頃つけた名前。
構わなくなっても、呼んだら全速力で走ってきたよね。その当たり前も、今は苦しいほど懐かしい。
今日は何度呼んでも起き上がってはくれなかったけど、私がつけた名前を天国にも持って行ってね。
ダメな飼い主でごめんなさい。ダメな名付け親でごめんなさい。
不幸だったかもしれない。こんな家に飼われて嫌だったかも。ごめんね。もう、終わりだよ。
ゆっくり眠って。安らかに眠ってね。
ごめんね、ごめんね。ありがとう。
君から元気を奪ってごめんなさい。
たくさん生きてくれてありがとう。
大好きだよ。

独り言失礼しました。
文章にまとめて、反省してちょっとスッキリしました。
短い糞スレですみません。

乙

俺も小３から七年飼ってた犬が苦しそうに倒れているときに
かぜかと思ってほっておいたら次の日うちの犬はいなかった。

きてみた。

>>17
ありがとう。
>>18
切ない。
そういうのってすごい後悔しそう。

亡くなって2日目。
なんかすっきりしたつもりで、すっきりできていない。
当然かな？って思うけど、学校とかで普通に笑えてる自分が嫌だ。
さすがに当日はすっごいしらけてたけど、最近もう立ち直ってますみたいな感じな自分が嫌だ。
ずっと引きずってる自分も嫌だけど、何も気にしてない風な自分も嫌だ。
嫌だ。犬には私より後に死んで欲しかった。
先に死にたかった。

五年前くらいに、一匹の飼犬が亡くなりました。
夜中で突然の出来事で、母親の泣き声が響いてました。
最後は腕の中でぐったりなって、私は何が起きたかさっぱり分かりませんでした。
次の日には車で火葬場まで連れて行きました、隣りに有る犬の亡骸がどうしても怖くて。ずっと窓の外を見てました。
あっけない内に骨に変わって、あっけない内に何も無くなって。
何も見えなくなりました、生きてた頃の跡形が何も見えなくなりました。
そしてもう一匹の犬を飼っているんですが、その犬は死んでしまった事を理解出来ていなかったみたいで、死んだ犬を待っていたんです。
けど帰って来るはずも無いんです
もういないんです
その犬はもう年をとっていて
明日死んじゃってもおかしくないんです
そんな明日が嫌だから、そんな明日がきっと来るから
絶対に来ることなんだから

>>21
なんか虚しい？感じですよね。
もう何もしても戻ってこない。どれだけお金を積んでも戻ってこない日々を適当に扱ってた自分が今思うと、馬鹿みたい。
なんか虚無感、なんですよね。哀しいけど、なんだかすぐに涙が溢れてこないっていうか･･･状況が理解できない。

そうなんですか･･･。その犬を、死ぬまで大事にしてあげてくださいね。
沢山一緒にいて、後悔して欲しくないと思います。
ありがとうございました。

昨日、火葬した。
十二年間、犬が「犬」であったカラダがぜんぶ無くなった。
私が八年間抱いた、カラダが無くなった。
もう、どうしても、なにをしても、「メリーちゃん」には触れられない。
いつでも抱くことができたあの頃が懐かしい。
一週間前でいい。戻って、ずっと一緒にいたい。
十二年間お疲れ様。
安らかに眠ってね。

まさに一期一会だな
失った日々は戻らないのでこれからの日々をどうぞ大切に

>>24
しっくりくる言葉だね、一期一会。
なんかこの経験で色々学んだ気がする。
きっと死ななかったら学べなかったんだろう。生きてる分放置していたんだろう。
皮肉なことだなぁ。
一日一日大切に生きたいです。後悔しないようにしたいです。