神様の娘

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186夢見る名無しさん:2006/11/20(月) 15:09:12 0
神様などいない
187fusianansan@:2006/11/20(月) 15:36:40 0
精神分裂病で再入院
188夢見る名無しさん:2006/11/20(月) 19:56:44 O
ハゲが激しくage
189夢見る名無しさん:2006/11/24(金) 07:37:09 O
アーゲー
190夢見る名無しさん:2006/11/26(日) 07:50:54 O
アンゲ
191夢見る名無しさん:2006/11/29(水) 13:29:22 O
アンゲロ
192狩魔:2006/12/01(金) 08:02:09 O
主人公かわいいなあЖ´`Ж
続きを楽しみに読ませていただいております。
193夢見る名無しさん:2006/12/01(金) 19:54:00 0
酋長の娘?
194夢見る名無しさん:2006/12/03(日) 19:15:14 O
あげます
195夢見る名無しさん:2006/12/04(月) 11:03:25 O
あげ〜♪
196夢見る名無しさん:2006/12/05(火) 20:10:09 0
じょうすい
197夢見る名無しさん:2006/12/05(火) 20:17:42 0
198夢見る名無しさん:2006/12/08(金) 18:22:48 O
あげ
199夢見る名無しさん:2006/12/09(土) 12:08:28 0
つ【200】  200もどうぞ!
200夢見る名無しさん:2006/12/10(日) 20:51:10 O
200get
age
どらみちゃん続き楽しみにしてますよー
201夢見る名無しさん:2006/12/11(月) 18:35:54 O
期待アゲ
202夢見る名無しさん:2006/12/13(水) 17:31:08 O
続きは
203どらみ:2006/12/15(金) 12:49:44 O
今日書くよ!
色んな漫画読んで、勉強したよ。
でも、ラストまでもってくのが難しいよ。
がんばります。
204夢見る名無しさん:2006/12/19(火) 04:54:49 O
あげ〜★
205夢見る名無しさん:2006/12/19(火) 04:57:00 0
>>203
今日ですかそうですか
206夢見る名無しさん:2006/12/19(火) 09:10:15 O
トムとジェリーの話をしようか?
207どらみ:2006/12/19(火) 12:21:58 O
すいません、急用で書けなくて…。
208夢見る名無しさん:2006/12/19(火) 22:53:49 O
>>207
焦らすのがうまいですね
期待age
209夢見る名無しさん:2006/12/23(土) 12:52:53 0
保守
210夢見る名無しさん:2006/12/24(日) 15:12:41 O
age
211夢見る名無しさん:2006/12/27(水) 17:51:02 O
保ア守ゲ
212夢見る名無しさん:2006/12/27(水) 18:10:56 0
      
213夢見る名無しさん:2006/12/29(金) 01:13:22 0
それから、この街を出るまで、あたしは何度もプーディと夜を明かした。
もちろん、踊りが終わった後、だけど。
キスの後どうなったって?
それは、これを読んでるあなたたちのご想像におまかせします。
はい、この話おしまいね。
この街に、ずっといる訳にはいかないの。
だって、次の街にいかなきゃならないもの。
規模の大きなこの街では、たぶん一ヶ月。
そのくらいは滞在すると思うのね。
だから、わたしはそれまでにこの状況をなんとかしなければならないわ。
そして、これがこの状況を抜ける方法のいくつかなのね。
一つ 団を抜けて、プーディと一緒に残る。
二つ プーディと別れて、団と旅を続ける。
三つ プーディを団に加えて、一緒に旅をする。
普通に考えて、この三つだよね。
ここでは、変な力に頼りたくないの。
だって、それってプーディの意思じゃないもん。
もしあたしが、プーディの心を操って、一緒に来るようにしても、それはプーディが決めた事じゃない。
だからいや。
私のドッペルゲンガーを作って、団の方に一緒に旅をさせるようにしても、みんなを裏切ってるみたいだから、そんな事したくない。
だから、神の力がどーこーじゃなくて、二人の愛の引力が問題なの。
それが今から、神の娘であるこのあたしに、試練としてやってくる訳なの。
もし、あたしが神の力を使ってどーにかしちゃったら、自分に負けた気分になりそう…。
怖い。
プーディにこの話を切り出した時、どう返事されるのか。
AB型のプーディがどう返事するんだろうか。
A型の緻密さと、B型の本能に順ずる物を併せ持つAB型のプーディは、あたしの話にどう答えるのかな〜。
勝手に血液型探ってごめんねプーディ。この時代は、まだそういうの調べるもの無いからしょうがないよね。
ちなみに、サラスヴァティはB型でした。
214どらみん。:2006/12/29(金) 02:02:04 0
血液型って面白いよね。
理性の元に、緻密さと計算力を兼ね備えたA型。
きちんと並べるのが好きで、パズルがいつも当てはまってないと気がすまない人が多い。
自分がパズルの一部になると、きちんとパズルの自分が行くべき場所にいって、きちんと正座してる感じ。
どーせ俺がパズルの一部でも、俺が困る訳じゃねーもん。パズル作ってる奴が困るだけだから関係ねーだろ。
って言うのはB型で、パズルの一部になるのが苦手な人。
いつも変な場所にいて、なんでこんな所いるの?って聞くと、一人になりたいから。とか言って。
たまに猫の様な一面を見せる、気分屋のB型。
パズルの一部になれないからこそ、逆にパズルを作る人になったりすると、結構うまく行ったりするらしい。
とにかく好きな事をしていたい、B型はとても怠け者なので、自己中なの。
だから他の血液型の人たちと一緒にいると、結構むかつかれるらしい。
B型はB型で固まってると、結構うまく行く。
でも、いったんひねくれたB型ほどたちの悪いものはないから、ひねくれたB型同士を一緒にさせておくと、ケンカになるから注意が必要。
まーまー、やめよーぜ〜。ケンカはよくない。
そう言って入ってくるのは、大体O型。
すごく穏やかに見えるその反面、内面にものすごい炎を秘めてるの。
それが、すごい一途なものだったりするのね。
O型は、物に対して執着心が無いから。
物よりも、気持ちにすごい依存するの。
お母さんの前では、全然何も出来ない子を演出したりして、実は学校ではリーダー格のお子様だったりする。
それもこれも、お母さんの愛情が欲しいからだけって理由で。
テストで100点取って、お母さんが「テストの点どうだった〜?」って聞いても、「言いたくない」って言ったりするの。
それが、Oの甘える形。
でも、すごい純粋。
時間がゆるやかに流れているから、人生がすごい長いの。
それは、他の血液型の人間からは、想像出来ない世界。
だって、Oにとっては、その時間の遅さが普通なんだから。
だから、いつも余裕があるの。
だからマイペースになるの。
O型だけなんだよね、AB型と肩を並べるの。
ABってすごい血液型なんだよ。
215どらみん。:2006/12/29(金) 02:25:02 0
ABだけは、敵にまわしちゃいけない血液型。
単純に敵に回したならまだ救いがあるけど、裏切って敵に回したら、もんのすごいから。
もうね、フルパワーって感じ。
この世の終わり。みたいな。
そのくらい怒る…って言うか、怒りがすごすぎて、怒りに見えない。
あそこまでいくと、こういう芸術作品なのかな。って思えちゃう。
そのくらい激しい。
計算が速くて、それをすぐに行動に移す瞬発力。
計算して、理屈を理解した上で、本能のスイッチに切り替えて、脳の自動モードでテキパキとやっちゃう感じ。
両方の考え方持ってるから、色んな頭の良さがあるの。
A型の記憶力や計算力、B型の発想力や想像力、そのどちらも持ってるからすごいの。
逆に、どちらの悪い部分ももってくるんだけど。
たとえば、キチンと整頓する心が強く働きすぎて、目立つ存在になれなくて。
その上に、B型の独りになりたい症候群が出たりすると、友達が出来づらくなったりするし。
まぁ、結局は基準にしかならなくて、最終的には本人の遺伝子そのものと、育った環境と運命の産物が、その人の性格だし。
血液型の話はこれでおしまい。
レベル1を卒業するために、人間の一生涯を、5000人くらい観察したしね。
そのつど血液型を見ていたから、上記の様に思っちゃったりするんだよね。
そう、そしてAB型はね、すごい人生を歩むんだよ。
信念と言う一本道から、絶対外れないの。
外される時も、たまにあるけど。でもすぐ戻る。
歴史には残りづらいけど、すごい人生。
なぜかって、生き方がまっすぐすぎて、妥協出来ないから、頂点がとりづらい。
色んな歴史には、載っていないAB型がいるけど、その時代、その場所では、そのAB型の人間は、ものすごい人数に信頼されていた。
そして、その人に信頼されると言う事は、もう奇跡なの。
滅多にある事じゃないの。
だから、ABと付き合えてる人は、すごい運の良い人。
だけど、そのABを裏切ったら、マジでやばいから。
216どらみん。:2006/12/29(金) 02:30:11 0
それは、あたしとプーディの事でした。
プーディと付き合えてるあたしは、すごい運がいい。
プーディは、まだ若いけど、大工さんの棟梁をやってた。
親方って呼ばれてた。
親方って呼び方じじくせーからやめろよ!って言ってるプーディが面白かった。
道を行き交う人、みんなプーディに挨拶する。
この危険な夜の街を、平和に散歩出来ていたのは、実はプーディのおかげだった。
プーディは、この街の住民に、心から好かれていたのだった。
そのプーディに、今日話を切り出す事にしたよ。
217どらみん。:2006/12/29(金) 04:06:58 O
Bの文句ばかり言ってごめんね
自分がBだから、悪い所ばかり言っちゃう。
フォロー入れとくと、経営者とか芸術家が向いてるらしいよ。
218夢見る名無しさん:2006/12/29(金) 14:37:23 O
お、書いてる書いてる!
219夢見る名無しさん:2007/01/01(月) 03:54:44 O
今回なんか血液型診断でしたね。
私がABだから学ぶこと多かったです
そうかー妥協もしなきゃいけないよなー
執筆頑張ってください。
220どれみ。:2007/01/05(金) 02:37:37 0
朝が来た。今日の夜に、プューディに伝える予定なの。
この朝は、とても乾いた光の太陽。
なぜか潤いが足りない気がする。
緊張が、そう感じさせているのか、それとも、緊張が、太陽をそうさせているのか。
あたしは、緊張が大嫌い。
好きな人なんていないと思うけど、あたしはその中でも嫌いな方だと思う。
自分が駄目になる気がするんだよね。
緊張って言うものが、あたしを駄目にするって言う気がするの。
なんでって、あたしはいつも、その緊張に耐えられないから、その緊張の元となる物から、逃げ出しちゃうから。
よくやってたよ、人間の人生を五千人くらい監視するの。
他人の人生で、自分にどういう影響も及ぼさないから、軽く考えていたの。
でも、その五千人分の人生が、こうやって影響してきたね。
自分の人生のつもりで見ていたのではないから、ほぼ無意味だったって。
そういう風に影響してきたよ。
だから、つまりは。
あたしが見た五千人くらいの、人間の監視は、この、サラスヴァティの人生に、この恋愛の駆け引きに、まったく力にならない。
自分の人生のつもりで見ていればよかった。
そうすれば、自分の人生の様に、力になったはずなのに。
でもそれは過去の事。
次のレベル2のために、この人生を終えたらもう一度人間の人生の監視をやり直す必要があるわ。
もう、こんな過ちはしたくないもの。
夜、あたしはダンスを踊る。
いつものように。
ナンダが、あたしに注意をはらっているのがわかる。
今までは、放し飼いにした飼い猫みたいに扱っていたくせに、この頃はまるで、首輪が抜けた犬みたいな目で見てる。
何を感づいているのよ。ナンダったら。
あーもう、ほっといてほしーなぁ…。
気乗りしないダンスは終わり、お客さんもどこか不満気な感じでお帰りになります。
ナンダがあんな目でこっちを見てるからだよ。
思い切り踊れないじゃん。
自分のテントに戻る時、ナンダがあたしに声をかけた。
221どれみ。:2007/01/05(金) 02:39:08 0
「お疲れ、サラ」
「ナンダ、お疲れさま」
ナンダは改まってる。改まってる時の言い方はいつもこうなの!
何を言い出すんだろ。何かの前フリなんだよ、これ。
「あーサラ…。お前今日何してる?」
「今日?今日はねー、この町で知り合った友達と遊ぶ予定だよ。どうかしたの?」
「友達?…そうか、友達か…。 …それならしょうがないな…。」
ナンダは引き下がってしまった。
「ごめんねー、ナンダ。また違う日にしてよー」
あたしはそう言ってテントに戻った。
ナンダは、その場に立ち尽くして、ずっとこっちを見てた。
あー何なのもー!
気づいてないとでも思ってんの!?
神様じゃなくても気づくよ!
本当にナンダって言うのは、困ったお兄さんだよ。
あたしは、テントの中で、踊りの衣装から私服のサーリーに着替えていた。
すると、突然テントの入り口掛かっていた幕がまくりあがった。
まくりあげたのは、ナンダだった。
「サラ!じゃあいいよ、今日は友達に会いに行け!」
人が着替えているのに、そんな事を言いにわざわざやってきたらしい。
「会いに行くよ!そんなのさっきの話で言ったじゃない!分かってるのに、なんでわざわざ言いに来たのよ!着替えてるでしょ!」
あたしは、着替えようとしていたサーリーで、自分の体を隠しながらそう言った。
「あぁ…ごめん、そういうつもりじゃなかったんだけど…、とにかく聞いてくれ!お前、会いに行けばいいけど、その前に時間取れるだろ!お前…アレなんだからよ!」
ナンダは、とにかくあたしと今話がしたいらしい。
「その前に時間とれる?なんで取れると思うの?」
念のために、ナンダがどういうつもりなのか聞いてみる。
「お前、好きなだけ時間とれるだろ。俺とお前で菩提樹の下で起きた出来事。あれが夢じゃなかったら、お前はいくらでも時間が取れるはずだ」
ナンダは、確認しようとしてた。
あたしの全てについて。
あたしが神の娘であるか、そして、その神の娘であるあたしが、今何をしているか?誰かに好意を抱いているのではないか、などと。
人間であろうと、あたしの兄であるナンダは、心配なんだろうね。
222どれみ。:2007/01/05(金) 02:43:44 0
そして、今少しだけ、あたしはこう思った。
この、素晴らしい兄と、あたしの事を心配してくれるこの兄とは、このサラスヴァティの人生の中でしか、一緒に過ごす事は出来ない。
一瞬で過ぎてしまう、この人間の人生の中でしか、ナンダと一緒に過ごす事は出来ない。
そう思うと、洪水の様な悲しみがあたしを襲う。
だから、いつも人間の世界…つまり下界の中での事象については、あまり深く考えないようにしてる。
そうしないと、あたしの心が、つぶされちゃうから。
人間は、神を憎む時がある。
それも、悪魔を憎むかの様に憎む時がある。
それは、その思いを向けられている神にとっても、すごく恐ろしい事。
なぜなら、神は人間…いや、生物全てに愛されたいと思って、生命体を作ったのだから。
生命体はいつか、「考える」と言う独特の知性と言う物を持った、「人間」と言う生物にまで進化した。
その人間になった途端、「神」を「憎む」と言う、反逆心を芽生えさせる。
神を憎む瞬間は、人によって様々だけど、大体は相場が決まってる。
宝くじが当たるのを、普通の奇跡だとすると、逆の奇跡を憎む。
そうだね、例えば…。
貧乏な家に生まれたその人は、自分をここまで育ててくれたお母さんに感謝するの。
で、お母さんはその人に色々な習い事を教えるために、海外に留学させるの。
貧乏だから、ギリギリで生活するんだけど、お母さんはがんばる。
で、いつの日か、博士号をとったその人は、お母さんに会いに自分の国に、飛行機で戻ろうとするのね。
その、飛行機が、墜落するの。
そして、墜落した飛行機から、死体が出るの。
その死体は、その、お母さんの、その人なの。

そういう時、人は、神を憎む。

悪い奇跡の瞬間も、良い奇跡の瞬間も、人間は神の存在を感じる。
「宝くじが当たった!神様ありがとう!」
「飛行機が落ちるなんて…神よ、呪ってやるぞ!」
どちらの奇跡の瞬間にも、神と言う言葉を出している。
つまり、人間は、無意識の上で、神の存在に気づいているのね。
でなかったら、神なんて単語はこの世にないよね。
もう一つ言えば、人間の脳はすごいのね。
223どれみ。:2007/01/05(金) 02:45:45 0
意識上よりも、無意識上の方がすごいよ。
なんでって、意識上では物事のうわっつらしか感じられないけど、無意識上では、細部まで感じちゃうから。
その無意識上で感じた事は、嘘がないの。
意識上では、色々な物が邪魔をして、自分で自分に嘘をつくような感じで、感じ取られた物が何かの勘違いって事にされちゃったりするし。
でも、無意識上は本物。
その無意識上で、神の存在を人間は理解してる。
だから、神様って言葉を出す。
でも、誰も神様を見た事ないんだから、不思議な話だよね。
さて、ナンダ。
いつでも時間取れるだろ!ってそれはつまり、あの日のあの出来事を確認するとともに、あたしが今何をどう思ってるか聞きたいんでしょ?
あたしがこの頃、様子がおかしいって感づいたから!
「じゃあ、二度目のあたしとのお話だね。力使ってる時のあたしと」
「…俺は、よく分からないが、お前にこの力をあんまり使ってほしくない。だから俺がこういう事をお前に頼む時は、すごく追い込まれている時なんだ」
ナンダはすぐにこういう事を言う。
「俺がお前の小遣いを借りるのは、すごく追い込まれている時だ」
ナンダは昔、そういってあたしからお金を借りた。
そして、そのお金ですぐに仲間の所に行って、なんかギャンブルしてた。
勝負が終わって、みんながその場からいなくなっても、ナンダは一人だけその場から動かなかった。
動かないのではなく、ナンダは気を失っていた。
よほどショックな事があったんだろう。
あたしはそういうナンダを見てる。
そしておそらく、あれはあたしの貸したお金を、一瞬ですったショックによるものなのかもしれない。
そんな事があった訳で、あたしはナンダの「すごく追い込まれている時」と言うのを信用出来ない。
でもまぁ、信用出来なくても、説明するんだけどね。
説明しなかったら、ナンダが病んじゃうから。
224どれみ。:2007/01/05(金) 03:11:12 0
さっき、人間が神を憎む話したけど、あれはあたしがなぜ人間の事を深く考えないかって話だったね。
途中でナンダの話に戻っちゃったけど。言い忘れてた事があったよ。
なぜ、人間の事を深く考えないか。たぶん、管理者であるお父さんも同じだと思う。
と言うか、たぶんお父さんの方が、人間に感情移入しないと思う。
感情移入して、お父さんのお得意のレベル3で全部上手くいく様にメンテナンスしちゃっても、それはこの宇宙の自分の力じゃない。
宇宙自身の力で、自分の中に起きている出来事をなんとかしなくちゃいけない。
それが、自立だから。
ただ、病気は治す。
病気は治すし、観察もする。
定期健診だってする。
それがレベル1であり、2や3である訳。
だから必要以上に感情移入しない訳なんだけど、それがさっきの話に繋がってくるのね。
最悪の奇跡が起きた生物には悪いけど、その運命を直す事は出来ない。
最高の奇跡も、最悪の奇跡も、どちらの奇跡も運命と言う川の流れを良くさせるための物だから。
世界の運命は、たくさんの川の様なもの。
いつか、川は大きな流れだけになっていく。
小さな小川は、やがて隣を流れている大きな川に飲み込まれる。
そんな事が、いつの時代も起きている。
そして、大きな川に飲み込まれた小川を、助けるためにはいかない。
助けてしまったら、時間が無意味に流れた事になる。
その小川が、飲み込まれた事は、この宇宙にとって、すごく大事な事だったのだ。
だから、助ける事は出来ない。
助ける事は出来ないから、神は憎まれる。
そんな説明をしようとしてたんだけど、忘れちゃってたよ。てへへ。

さて、ナンダに説明しなきゃね。
225どれみ。:2007/01/05(金) 03:49:11 0
みなさん語愛読ありがとうございます〜。
インド編がなかなか終わらなくて困ってるよ。
終わる時はすぱっと終わっちゃいそうだけどね。インド編。
人間のキャラ…個性を伸ばした方がいい、みたいな書き込みがずっと上の方にあったけど、
やっぱり私には無理だねー。
これ職業じゃないし、時間もないし、発想もないや。
それに固執すると、絶対この作品は壊れる。
だから、やっぱり自分の持ち味だけ出す事にしました。
一度作品を書き出したら、自分を信じる。
側にいてくれる、編集さんもいないのだから。
だから頑固にいきます。
たぶん、私の人生の中で、片手の指だけで数えられるくらいの、作品の一つなのだから。

応援してくださっているみなさん、本当にありがとう。
そして、おそらくこれからも応援してくれる事に、心から感謝いたします。

P・S
あけましておめでとうございます。
226どれみ。:2007/01/05(金) 04:07:47 0
宇宙人が、大船団で地球に来る話、があった。
でも、ただのお決まりの、地球侵略じゃないのね。
地球に来て、一年だけその宇宙人達は、地球人と共存するのね。
で、一年たつと、その宇宙人達は自分達の住むコロニーに戻るのね。
その時、地球人達も9割くらいその宇宙人についていってしまうって話なんだけど。
そしてコロニーについた地球人は、コロニーに入るための儀式をするのね。
その儀式が、遺伝子を根本から治す手術。
年を取らなくなる。
そして、脳を電波でコロニーブレインと呼ばれる、このコロニー全ての情報を管理するコンピュータとつなげる。
このコロニーブレインは、中継役でもあるので、自分の送りたい情報を、ブレインづたいに誰かに送る事も出来る。
だから、携帯で言うとムービーや写真をメールで送る様なもの。
そして、そういう機能の他に、目で送信受信したりする機能も追加される。
これらの手術をする時、自分の外観は自分でデザインしなければならない。
だから、ほとんどの人は20代くらいの時の自分を外観に設定する。

で、このコロニーの中で起きて行く、一人の旅人の物語を書こうとしていた。
たぶん、この話が終わったら、それを書くかもしれない。
227どらみ。:2007/01/07(日) 05:07:35 0
>>224からの続き。

最近のあたしの行動がおかしいって思ってるのかな。
だから話したがってるんだと思うけど。
「じゃあいいよ、今話そうよ」
そう言って、あたしは時間を止めた。
キョロキョロするナンダ。
「何キョロキョロしてんの?何か話があるんでしょ?」
テントの外を見て、何かいつもと違う光景に違和感を覚えている様な顔をしながら、ナンダはこっちを向いて言った。
「もうなんかしたのか?」
「したよ、時間止めた。だってあたし、この後予定あるもん。普通ならこんな事しないけどね」
「なんで普通ならこんな事しないんだ?」
「だって、この事知ってるの、ナンダだけだし。みんなに言いふらしてたら、めちゃくちゃになりそうじゃん」
ナンダはあたしの兄だから、こういう特等席がある。
神の力を見せれるのは、ナンダだけ。今のところは。
「はい、いいよ話して」
あたしがそう言うと、ナンダは話を始めた。
「最近、踊りが終わるとお前は必ずどこかに行く。着いて行って調べても良かったが、面倒だったから行かなかった。
だから結局お前が何をしていたのかわからない。最近、何をしているんだ?」
ナンダは心配しているらしい。
だけど、あたしから言わせてもらうと、ほっといてほしい感じ。
でも、嘘はつかない。
本当の事を言って、納得してもらいたい。
「好きな人が出来たから、その人に会ってるだけだよ」
「な、なに!!?だ、誰なんだそいつは!唐突にどういう事だ!」
唐突も何も、予定を組んでから好きになる方がおかしいでしょ。
恋は唐突にやってくるものなんだから。
「大工さんだよ。まだ若いけど、親方さんなんだって。」
「お前、今日もそいつに会いに行くのか?」
「そうだよ」
「じゃあ、今日俺にも会わせろ!」
228どらみ。:2007/01/07(日) 05:10:00 0
いきなり何を言い出すんだろう、この人は。
これこそ唐突でしょ。
「なんでいきなり今日なのよ。こういうのを唐突って言うんでしょ〜。違う日に紹介するから、今日は勘弁してよ」
「いや駄目だ!こういうのは早い方がいいんだ。傷が深くなる前に対処した方がいいだろ」
「ちょっと変な事言わないでよ!あーもーいい。もーわかった。はい、面会終わり。じゃ、行ってきま〜す」
あたしはそう言って、時間の流れを戻した。
再びキョロキョロし始めるナンダ。
「おい!戻したのか!まだ話終わってないぞ、さっきみたいにしろよ!」
「あんまり使うと、眠くなるからいやなの!出かける時に眠いのいやでしょ〜?分かってよ!」
「だったら今日会わせろって言ってるだろ!」
一体今日のナンダはどうしたんだろう。
でもあたしだって突き通すよ。
絶対会わせない。
今日は来てほしくない。くんな!言っちゃ悪いけど邪魔だから!!!
「今日は絶対無理。でも違う日だったらいいよ」
そう言うと、またおかしくなるのね。
「なんで今日じゃ駄目なんだよ!今日何があるんだ?やましくなかったら今日でもいいだろ!」
大声で叫ぶから、団のみんなも集まってくる。
兄弟ゲンカか、珍しいな〜。みたいな目をして見てんの。
恥ずかしい。恥ずかしさと面倒くささの相乗効果で、だんだんイライラしてきた。
「だから、二人で遊ぶ約束してるのに、一人増えたら余計な気を使わないとならないでしょ?そうなるのが嫌だから言ってるの」
「ほ〜、そうか、俺は邪魔者か。お前にとって俺は邪魔な奴だったんだな。よ〜く分かったよ、そ〜かそ〜か〜」
あたしは、それを言われてキレてしまった。
「邪魔なんて言ってないでしょ!?一人で被害妄想して、馬鹿じゃないの?そういう事言われると、本当に邪魔っぽくなってくる」
ナンダは、それを言われて固まってしまった。
あたしは、言い過ぎたと思いつつも、その場にいるのがつらくなったので、その場から立ち去ってプューディとの待ち合わせ場所に向かった。
229夢見る名無しさん:2007/01/10(水) 00:40:13 0
☆ゅ
230夢見る名無しさん:2007/01/11(木) 18:57:16 O
あけおめ
今年も頑張れよ
231夢見る名無しさん:2007/01/14(日) 01:02:56 O
ホントに閉鎖するかはわからないけど
ちゃんと文章保存しといてくれよ
232どらみ:2007/01/15(月) 00:16:30 O
閉鎖…。
どこかにブログ作らなきゃ。
233夢見る名無しさん:2007/01/17(水) 06:57:49 O
あげ
234夢見る名無しさん:2007/01/24(水) 02:15:07 0
ほしゅ
235夢見る名無しさん
ほしゅ