3 :
SUNTORY:
♪死んだ女の子♪
扉をたたくのはあたし あなたの胸に響くでしょう
小さな声が聞こえるでしょう あたしの姿は見えないの
十年前の夏の朝 私は広島で死んだ
そのまま六つの女の子 いつまでたっても六つなの
あたしの髪に火がついて 目と手が焼けてしまったの
あたしは冷たい灰になり 風で遠くへ飛び散った
あたしは何にもいらないの 誰にも抱いてもらえないの
紙切れのように燃えた子は おいしいお菓子も食べられない
扉をたたくのはあたし みんなが笑って暮らせるよう
おいしいお菓子を食べられるよう 署名をどうぞして下さい