【リネージュ】あるナイトの日記【in夢・独り言板】

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1某ナイト ◆zQDKT.dciQ
ルールは一つ。
・書き込む時はsageてくれ。

誰が書き込んでも構わない。
ひょっとしたら俺がレスをつけるかもしれない。

ちなみに。
インターネットゲーム「リネージュ(Lineage)」公式HPはこちら。
ttp://www1.lineageonline.jp/top/index.shtml
先頭のhは自分で入れて欲しい。
2年上キラー ◆BSmarixA/A :04/05/26 11:58
リネとか糞ゲーの代表w
      ||
    n,,,,,,n
ミミミヾミ゙::::・::::::・ヽ
 ミミヾ/ゝ;;;;;;●;;)
  ミミヾ|::( ´ー`) < 糞スレずざーーーー!w  (´´
     ∪;;;;∪   )      (´⌒(´
     ∪∪  ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
4某ナイト ◆zQDKT.dciQ :04/05/26 12:05
まず、俺のキャラの自己紹介だけしておくか。

【名前】言えるわけない
【職業】CON(体力重視)ナイト
【性別】女
【レベル】書き込んでる現在は13、のはず。上昇中?


 リネージュには現在5種類の職業(種族?)がある。
「ナイト」は肉弾戦に極端に特化した職業。
非常に打たれ強く打撃による攻撃力も高い。
 弓以外の殆ど全ての武器を使いこなす
(ただし二刀流の剣「デュアルブレード」のような特殊な武器は使えない)
戦闘のスペシャリストと言えるが、多人数との戦闘には弱い。
 リネージュというゲームの特性上、敵は
大勢で襲い掛かってくることが多いので、
そういう面ではやや不利。
 魔法は一応使えるようになるらしいが、
かなり先の事になる、らしい。
5某ナイト ◆zQDKT.dciQ :04/05/26 12:10
>2年上キラー
 俺も、もしもあの時あのネットカフェに足を踏み入れなかったら
一生リネージュなどやらなかっただろうし興味すら持たなかっただろうと思う。
 はっきり言って歩くの遅すぎだしプレイヤーのマナーは悪いし
決していいゲームとは言えないと思うが、始めてしまったのも何かの縁。
 まあ、何とかやっていこうと思ってる。

>3こんぐぎどら
 こんなスレにも遊びに来て(?)くれる人が二人もいるとは
ちょっと驚きだ。完全放置されるだろうな、とスレを立てた時は思ってたし。
それはそれでよかったんだけれど。何せ「『夢・独り言』板」だし。
6年上キラー ◆BSmarixA/A :04/05/26 12:13
>>5
ポトリスに続く糞ゲーだと思う。
マナーが悪いのはキラーもなわけだがwもうやってないけどあれ、スグ飽きない?
もうかなり前に飽きた
7某ナイト ◆zQDKT.dciQ :04/05/26 12:30
 ちなみに、俺のキャラは女だが、
中身は男なので注意。まあ、とるに足らないプレイヤーの
俺を探し出すような酔狂な奴はいないだろうと思うが。
(それに、語り口調はゲーム内でも男だし)

5月26日

 俺が根城としている町が突然モンスターどもの
群れに襲撃される。
 俺が住んでいる街は決して治安が良くなく、
モンスターどもが町に襲撃されるのも珍しい事ではない。
 だが、俺よりも遥かに強い冒険者達がこの街にはうようよいる。
どんなモンスターどもが押し寄せてきてもまあ安心だ。

 だが、侵入してきたモンスターどもとの戦闘に
加勢した俺は一匹のモンスターも倒せなかったどころか、
危うく返り討ちにあうような大怪我をして逃げ出す事しかできなかった。

 自分のあまりの不甲斐なさに腹が立った。
俺はもっと強くなる事を心に誓い、更なる修練に励む事にした。
8某ナイト ◆zQDKT.dciQ :04/05/26 12:34
>6年上キラー
 ポトリスはやったことはないけれど、
正直若干飽きはじめているという事実は素直に肯定したいと思う。
まあ、そんな自分に喝を入れるためにスレを立てたようなもんだから。
このスレが1000までもつとは自分でも思ってないし。
5月26日(その2)

 俺はどうも文章がうまい方ではないらしい。

 それはともかく、めでたくレベルが14になった。
まあ、なった後に殺されてしまったのだが。
このゲーム、殺されるとかなり経験値が減ってしまって
軽くブルーになる。

 リネージュの世界に色々な変化があったようだ。
 犬のテイム(敵として出現する犬をてなづけて仲間にすることができる)
をする時の方法が変わったり、犬以外の生き物もテイムできるようになったり
したらしい。
(その他にも色々と変更点があったらしいが俺にはよく分からない)
 一匹狼の俺には関係のない話だが。
5月26日(その3)

 こんなに頻繁に書き込んでると、
俺が一日中ネットゲーばっかりやってる
廃人だと思われそうだな。と思う。
そう思うのならやめればいいのに、と自分でも思う。

 修行のためにモンスターどもと戦っていたら
回復してくれた人がいた。凄く嬉しかった。
ネットゲーやってると突然理不尽な暴力に
晒される事があるけれど、逆にこういう風に
突然人に親切にしてもらえたりもする。
 そんな一瞬の人とのふれあいを求めて俺は戦い続けてる、のかもしれない。

 クラン(注1)に入らないか?と誘われる。
だが、こんな所で日記をつけてるような危険な奴に
彼らを巻き込むのはあまりにも彼らにとって失礼だ、
と思った俺は断った。
 人との接触は最小限度にする予定。

(注1)「クラン」
 血盟(けつめい)とも言う。
一言でいえば仲良しクラブの事。
似たような考え方を持つ人達が集まって助け合ったり雑談したりする組織。
(とても「仲良しクラブ」等とは言えない殺伐としたクランもあるが)
11夢見る名無しさん:04/05/27 07:31
さげw
>11
 たった一つしかないルールすら守れない
あんたに対して俺は無数の罵倒する言葉を思いつく。
だが、書くのが面倒なので自分だけsageておくにとどめる。
5月27日

 というわけで、今日もそれなりに元気に逝ってみる。
見ての通り、気がつくとレベルが一つ上がっていた。
また死んで下がるかもしれないが、俺は
異常に死ぬのを恐れる慎重派プレイヤーなので
PK(※1)に襲われるとかそういう不測の事態がない限り平気だろう。

 前に死んでしまった時に貯めこんでいた「動物の皮」(※2)を落としてしまった。
かなりブルーだ。また集めなおさないと。
 だが、考えようによってはまたやることができた、とも言えると思う。
何せ、ネットゲーというものは終りがなくまたやらなければならない事もない。
何をすべきかは自力で見つけなければならない。
 やるべき事がわからずただ意味もなくログインし続ける事ほど
虚しいものはない。と思う。

※1「PK」(ぴーけー)
 Player Killer(プレイヤーキラー)の略称。
他のプレイヤーを殺す事を生業とするプレイヤーの事。

※2「動物の皮」
 リネージュ内で使うアイテム。
売ればそれだけで金が手に入るが、
これを原材料として新たなアイテムを生み出す事が可能。
5月27日(その2)

 今日もガンガンモンスターどもを狩る。
次から次へと湧いてくるモンスターどもを
片っ端から斬り殺していくのはかなりの快感、だが、
実際はそうかっこよくもない。
敵の物量に押されて撤退する事が多い。
 が、モンスターどもの死体がそこら中に散乱しているのを見ると
何とも言えない幸せな気分になる。
今日も、そして、きっと明日も死体の山を築き続けることだろう。

 某ゲームでは昔は死体を切り刻んで食料にしたりする事ができた、らしい。
それを聞いた時には素晴らしいゲームだと思ったが、
今はできなくなっていると聞いてしょんぼりした。

 レベル15で「クエスト」と呼ばれる特殊なイベントが起こる。
だが、今の俺にはとてもクエストをこなせる自信がない。
よって、当分はクエストは無視し、修行に明け暮れる事にする。
ま、とりあえずの目標はレベル20、かな?
あと、新しい防具を揃えたり。これが自力でやるの大変そうなんだけど。
5月28日

 今日は事情があってあまりできないと思う。
けれど、こっちには書き込む。
なんか、当面は書き込みを抑えた方がいいだの何だのって
噂が流れているみたいだけれど。
29日あたりが書き込めなくなる日らしい。
あくまで噂だけれど。俺は思いっきり無視してるし。


大してできないのでモンスター図鑑のようなものを書いてみようかと思う。
まあ、全然分からん奴は妄想で書くから。
戦った事のある相手だけ。

「カエル」
 ただの蛙。怪物ですらない。
殆ど1ドットぐらいの大きさしかなく、
マウスポインタを合わせるのが倒すより難しいと思われる。
HPは殆どなく、誰でも殴れば簡単に倒せる。
 攻撃しても怪物達のように反撃してくる事はなく、逃げ出すだけだ。
 普通はあえて倒すまでもない相手。
「肉」を落とすので「肉」が欲しければ倒すのもいいかもしれない。
5月29日

 今日も変わらず修行に明け暮れる。
HPを回復させる薬を飲みまくればかなりの数の敵とも
戦える事が分かったが、赤字になってしまうのがいただけない。
所詮はゲーム内通貨、別に減っても構わない、という説もあるが、
後々の事を考えて少しぐらいは貯金をしておいた方がいいんじゃないか
と思っていたり。

 宿代すらケチり、町外れの廃屋で今日も眠る。

モンスター図鑑No.2
・「ウサギ」
 「カエル」同様、ただの野生動物である。
殴りつければ文字通り脱兎のごとく逃げ出してしまう。
「カエル」よりはHPが高く、倒す前に逃げられてしまうかもしれない。
無理をして倒す価値はあまりないと思うが。
 「動物の皮」を落とす可能性があるので、
「動物の皮」を得る為狙う、という手もあるが、
他にも落とす敵は山ほどいるのであえて狙う必要はないだろう。
5月30日

 一分もプレイしていない。

5月31日

 今日も一分もプレイしていない。
まあ、これには色々と理由があるわけなのだが。
凄く簡単に言っちゃうとナイトのキャラを作り直そうかと思ってる、という事だ。

 今のキャラの名前が気に食わない、という理由で。
まあ、長いこと付き合うキャラクターだから、
あんまり変な名前にはしないほうがいいと思う。
変な名前にして妙に気に入ってしまったりする事もあるけれど。

モンスター図鑑No.3
・「鹿」
 「カエル」「ウサギ」同様ただの野生動物である。
「カエル」「ウサギ」」「鹿」は、いずれも攻撃すると逃げ出す、という点で一致している。
 「鹿」は、逃げ足こそ遅いものの、「ウサギ」よりも格段に高いHP
を持ち、ダメージをあまり与えられない序盤では倒す事は難しいかもしれない。
 あえて積極的に倒す相手では無いが、
もらえる経験値は「ウサギ」等よりは割高で、
まだモンスターと戦う自信のない冒険者の訓練の相手としては
うってつけ、と言えなくもない(普通は狙わないけれど)。
6月1日

 今日も1分もプレイしていない。
というか、課金切れだ。
まあ、数日前にそろそろ課金切れますよメールが来てたので
そろそろ切れるんだなって事は分かってたのだが。
 別に急いでいるわけではないのだが、今日あたりに課金しておくかな。

 キャラクターを作り直すプランが固まったので
レベルはまた1からやり直し。

モンスター図鑑No,4
・「猪」
 どこにでもいる(?)ごく普通の猪だが、
「カエル」「ウサギ」「鹿」とは違い、こちらの攻撃にちゃんと反撃してくる。
また、仲間意識があり、一匹が反撃の態勢になると周りにいる他の「猪」
も全員反撃の態勢になり一斉に襲いかかってくる。
 その攻撃は下手な怪物のものよりはるかに強い。
 HPの少ないキャラクターでは「猪」の大群の攻撃を受けきれないであろう。
腕に自信のないうちは手を出さないほうが賢明だ。
6月2日

 恐らく今日も一分もプレイしないだろう。
課金切れで盛り下がってる印象はぬぐえない。
というか、リネージュ以外にもやらなきゃいけない事は山ほどあるし。

 明日にはもう一度課金できるかなぁ。
怪しい所だと思う。

モンスター図鑑No.5
・「シェパード」
 これまたどこにでもいるシェパード。
まあ、どこにでもいるかどうかは分からないが。
 ちなみに、シェパードとは犬種の一つ。
向こうから襲ってくる事は無いが、「猪」同様
仲間意識があり仲間の犬が攻撃を受けると一斉に敵に襲い掛かる。
シェパード以外の犬でも仲間とみなすので注意。
 とにかく数が出るため、HPが低い状態で囲まれると
死亡確定とも言えるが、一匹の力は「猪」より劣るので、
数が少ないと判断した時は攻撃してみてもいいかもしれない。

 また、犬は魔術師でなくてもテイムし仲間にすることができる。
仲間にした犬は戦闘によって成長し、
プレイヤーの頼もしいパートナーとなるだろう。
6月3日

 俺はいつまでLv1なんだろう、と思ってみたりもする。
とにかく、今はリネージュができる状態ではないので、
当分は課金すらしない。
(今週末あたりからいけそうな予感はするけれど)

モンスター図鑑No.5
・「ビーグル」
 どこにでもいるかどうかは知らないがごく普通のビーグル犬。
犬の中でも見た目の愛らしさは上位に位置する、と思われる。
所詮は主観だけれど。
 「シェパード」と性質は殆ど同じ。
向こうから襲ってくる事は無いがこちらの攻撃に対しては
反撃してくる。犬の仲間全員で一斉に襲ってくる所も同じ。
仲間にできるところも同じ。
 ただ、仲間にした時は戦闘能力的にはやや劣ると言われているようだ。
見た目が愛らしいので、マスコット、という事なのだろう。
21夢見る名無しさん:04/06/04 14:04
一回死ぬと経験値復旧にちょっとしたコンシューマRPG2、3本
クリア出来るほど時間が掛かるからな・・・

Lv51→Lv52になるまで2回切断死してモニター叩き割りそうになった

>21氏
 そんなに時間がかかるのか?
金さえ払えば死んで失った経験値を取り戻せる、
という話は本当なんだろうか。
 俺はまだリネージュの世界について知らないことだらけだから、さ。
だからこそ面白い、と思ってるけど。
6月4日

 ようやく課金し、プレイ再開。

今度のキャラはこいつだ。

名前:だから、言える訳ないってばさ。
職業:CON型(体力重視)ナイト
性別:女→男

ぶっちゃけ外見が男になっただけ。

 案山子(かかし)を殴って体力をつけて次は実戦、
という前も通った道のり。
やっぱり、突然弱くなると自分の実力を見誤りやすくなるな。
すぐ無茶して死にそうになる。敵は己の中にあり。

モンスター図鑑No.6
・「ウルフ」
 日本にはもういない野生の狼。狼だが犬扱いされている。
(「ニホンオオカミ」は既に絶滅している、はず)
性質は他の犬と全く同じなので以下略。

 仲間にした時は、他の犬より打撃の射程が長く、
空腹になりにくいという特性がある、「らしい」。
自分で確認したわけではないので分からないが。
24夢見る名無しさん:04/06/05 16:14
お、課金したのね
アデン聖堂でアデナ払えば死亡時ロストした経験値の半分は復旧させてもらえる
まあ、低Lv時は復旧にさほど時間掛からんからあまり必要無い

>>俺はまだリネージュの世界について知らないことだらけだから、さ。
  だからこそ面白い、と思ってるけど。

ハゲドゥ、ネタバレしないようにぼちぼちレスさせていただくよ
>24氏
 そうなのか。
アデン聖堂ってどこ?って感じだし、当分は縁がなさそうだな。

 あなたがネタバレを書かない人でよかった。
ネタバレ厨が押し寄せてきたらこのスレは廃棄するつもりなんだけど。

まあ、時々思い出したように覗いてくれるといいかもしれない。
6月5日

 ナイトは「隠された峡谷」というレベルの低い人専用の
比較的安全な地域から冒険を始めるのだが、
この「隠された峡谷」に一つだけある村にちょっとした変化があった。

 ナイトの初期装備は「ダガー」と「レザージャケット」なのだが、
どちらもとても弱い上に店で売ることができないので、
少しお金が貯まっていい武器防具を買ったら
即捨てられ、町中にゴロゴロと転がっているという代物だった。

 運営会社が景観を損ねると思ったのか何なのかは知らないが、
この「ダガー」と「レザージャケット」を引き取って回復アイテム「リンゴジュース」
に換えてくれるNPCが出現した。
 どうせなら無料で換えてくれればいいのに、と思うのだが、
ちゃっかり料金をとる。スズメの涙ほどだけれど。

 最初、こいつの存在を知らずに「ダガー」を消してしまい、
(アイテムは道端に捨てる他にも「消す」事が出来る
「消し」たアイテムは永遠に消滅する)
後からダガーを買いなおすという本末転倒な事をしてしまった。
6月5日(その2)

 順調にレベルが上がる。
なんというか、ずっとこのままのバランスだったらよかったのに、
と思う事もしばしば。
初心者エリアを出るといきなりきつくなる事を知ってるから。
その先の事は知らないけれど。

 今夜も何処かのクランが元気に攻城戦をしている。
いつか傭兵として何処かの戦争に参戦したいと思っているけれど、
モンスターにてこずってる今の腕前じゃあどこも雇ってくれないだろう。
 俺の旅はまさに武者修行の旅となるだろうな、と思いつつ今日は廃屋で就寝。

モンスター図鑑No.7
・「ドーベルマン」
 本気になれば人を簡単に噛み殺せるという獰猛な犬。
たまーに実際に飼ってる人がいるが、あんな危険な生き物でも可愛いのだろうか?
まあ、好みは人それぞれだけれど。
 獰猛な犬とは言えど、殺戮マシーンのような化け物相手に日夜戦闘を繰り広げている
プレイヤー達にとってはただの犬でしかない。
が、犬である以上攻撃すると他の犬も大挙して押し寄せてくるので注意。

 犬の中では最高の戦闘能力をもつ「らしい」。
が、捕まえ方が他の犬と若干異なる「らしい」。
6月6日

 今日も今日とてひたすら修行。
後一息で「隠された峡谷」を卒業できる。
嬉しいような嬉しくないような。

 「ガンジのトーテム」なるアイテムを拾った。
見た事も聞いた事もないアイテムだ。
誰かの落し物に違いないと俺は思った。
日記を書き終わったら掲示板にでも書いておこうと思う。

 実際に落とし主がいるのかどうかは知らない。
だが、落とし主が困っている可能性がある以上
俺は黙っているわけにはいかない。

 特定される危険性を伴う行為だが、別に特定されても
それほど危険とは思えない。
人付き合いも皆無だから他の人に迷惑をかけることもないだろうし。

モンスター図鑑No.8
・「バレーベア」
 「隠された峡谷」にのみ出現する野生の熊。
本来の「ベア」に比べて大人しいらしい。
そのためか、戦闘能力も本来の「ベア」には劣るらしい。
 「バレーベア」の方からこちらを攻撃してくる事は無いが、
こちらの攻撃にはしっかり反撃してくるので注意。
 攻撃力はそれほどでもないが、野生生物とは思えないほど打たれ強い。
戦うならそれなりに腕に自信がついてからの方がよい。
6月6日(2回目)

 今日はこれぐらいで寝る予定。お休み。

 「ガンジのトーテム」の持ち主、現れない気がしてきた。
それならそれで構わないのだけれど。

 相変わらずこの町は殺伐としてると同時に活気に満ちている。
武者修行の場としてはピッタリだ。
なんか、誰かが「ここは修行の場だよ」みたいなこと言ってたし。

 現在の俺の防具はいわゆる「ドワーフセット」(※)なんだけれど、
何故か盾だけが全然でなくて困ってた。
もう剣とか要らないから!!と心の中で悲鳴をあげていた。
でも、ギリギリ間に合ってよかったと思う。
ただの防具じゃあこの先やっていける自信がなかったから。
 俺、アイテム運があるのかないのか分からないな。

(※)「ドワーフセット」
・「ドワヴィッシュアイアンヘルム」(ドワーフ族の鉄兜?)
・「ドワヴィッシュラウンドシールド」(ドワーフ族の円形盾?)
・「ドワヴィッシュクローク」(ドワーフ族の外套?)
 いずれもモンスター「ドワーフ」および「ドワーフウォリアー」から
手に入るアイテムばかり。
全てを同時に装備すると「AC−1、最大HP+5」の追加効果が得られる。
(ACとは、簡単に言うと敵の打撃攻撃に対する防御力の事で、低ければ低いほどいい)

 なお、「ドワヴィッシュソード」(ドワーフ族の剣?)
というアイテムもあるが、これはセットには含まれない。
6月7日

 やってる事自体は昨日と何ら変わりない。
ただ黙々と修行に打ち込む。
友達がいないだけ、という説もあるけど、
チャットしてる暇があったら体動かしてた(もちろんゲームの中で)
方が楽しい、という人なので。

 眠さゆえかとても情けない死に方をしてしまった。
しかも、2度も。
 今日は調子が悪いみたいだ。もうこの辺でやめておく。

モンスター図鑑No.8
・「ローグ ブラックナイト」
 外の世界にいる「ブラックナイト」の弱体化されたもの。
 「ローグ」とは英語で「ごろつき」という程度の意味なので、
「ブラックナイト」としての技量をろくに身につけられず
つまはじきにされた者達、と解釈する事もできる。
 本来の「ブラックナイト」とは全く比較にならない弱さだ。
「ローグ ブラックナイト」の方から攻撃してくる事はないので、
積極的にこちらから攻撃していきたい。
6月8日

 町で「骨セット」と呼ばれる強力な防具のセットを
売っている人を見かける。
その人は「骨セット」を一式15000アデナ(「アデナ」はお金の単位)
で売っていたのだが、俺の全所持金は15000アデナに達していなかった。
「骨セット」が欲しかった俺は早速交渉を始める事にした。

 こういう生きた人間との係わり合いというのが
ネトゲの最大の魅力ではないか、といまだに思っている。
オフラインのRPGだったら所持金が足りなければ買えない、
そこで終わってしまう所なのだが。

 結局、俺が全所持金+そのとき持っていた「ミスリルの鉱石」「魔力の石」
全てを渡す、という事で交渉がまとまり、
俺は無事に「骨セット」を入手する事ができた。
金額的には確かに痛かったが、「ドワーフセット」と「骨セット」
の間では2倍近い性能差があり、「骨セット」は非常に価値のある品物だ。

 今日はもうちょっと修行してから寝る予定。

モンスター図鑑No.9
・「バレー ジャイアントスパイダー」
 「ローグ ブラックナイト」と同じく、
「隠された峡谷」のみに出現する弱体化された怪物の一種。
弱体化されたとは言えど蜘蛛らしい素早い動きで
冒険者を翻弄し、また、その牙による攻撃は
未熟な冒険者をやすやすと屍に変えてしまうだろう。
 HPこそ低いものの、攻撃力が高く、素早いため
決してなめてかかれる相手とはいえない。
 向こうから攻撃してくる事がないのが唯一の救いか。
注「骨セット」
・「ボーンヘルム」(骨の兜?)
・「ボーンアーマー」(骨の鎧?)
・「ボーンシールド」(骨の盾?)
この3つを指して「骨セット」と言う。
NPCに材料を渡して作ってもらうのが普通の入手方法。
全てを同時に装備すると「AC−2、最大HP+10」の追加効果が得られる。
6月9日

 強力な「骨セット」を装備したおかげか
町周辺のモンスターどもとの戦いがぐんと楽になった。
Lvももう15だ。

 Lvが15になるとクエスト(特別なイベント)
があるらしい。
俺が住んでいる街の周辺には「ブラックナイト」
というモンスターがよくうろついているのだが、
こいつらを倒してアイテムを入手すればいいらしい。

 だが、「ブラックナイト」は、必ず6体以上の群れで行動し
一体に攻撃すると一斉に襲いかかってくる危険な相手。
 とりあえずこのクエストは当分の間放置する予定。

モンスター図鑑No.10
・「バレー ラットマン」
 頭に「バレー」と名のつくモンスターは
全て「隠された峡谷」のみに出現する弱いモンスターだ。
峡谷で引き篭もってるから体が弱いのだろうか。
 ラットマン……直訳するとネズミ男、だが、
風貌もそんな感じなので恐らく本物のネズミ男であろう。
「ゲゲゲの鬼太郎」のネズミ男とは全然違うが。
 こいつははっきり言って弱い。
Lv5以上のナイトなら油断さえしなければ簡単に倒せるはずだ。
 まあ、いくら化け物とはいえネズミなんていう
(単体では)とても戦闘能力が高いとは思えない生き物を
模しているのだから当たり前と言えば当たり前か。
6月9日(その2)

 後一息でレベル16。
強力なアイテムを身につけると、
ついつい自分が一気に強くなったような錯覚に陥ってしまう。
今の俺はまだ「骨セット」の力でちょっとだけ強くなったに過ぎない。
武具に見合うだけの力をつけなければ。
武具に振り回されてるなんて思われたくないしな。
(最も、このゲーム、防具では外見は殆ど変わらないけど)

 だが、今日の修行はここまで。
6月10日 SKT(注)廃屋にて

 早起きしたので早朝特訓でレベル16に。
朝頑張ったので、今夜は修行は休む予定。
同じゲームばっかりやってたんじゃさすがに飽きるし。

(注)「SKT」
 「シルバーナイトタウン」の略語。
「Silver Knight Town」の頭文字を全部繋げて
SKTと言う事が多い。
 初心者エリアを出たナイトが最初に訪れる町なので、
本来なら初心者が多い、はずなのだが、
現在は半ば無法地帯と化している(特に道具屋近辺は極めて危険)。

モンスター図鑑No.11
・「バレー ライカンスロープ」
 頭に「バレー」と名のつくモンスターは以下略。
 「ライカンスロープ」とは、獣化する人間全般の事をさす言葉だ。
ネズミ男、狼男、虎男等の事である。
(無論他にも山ほどいるが)
 「ライカンスロープ」全般の特徴としては、銀の武器あるいは聖なる武器でなければ
傷一つつけられない、とか、回復速度が異常に速い、というものがある、らしい。
このゲームに出てくる「ライカンスロープ」はそこまで上等なものではないらしいが。
 銀の武器に弱いという特性がある、という噂なのだが、
「バレー ライカンスロープ」は弱いので、そこまでする必要もないだろう。
「バレー ラットマン」よりは手強い。LV5程度のナイトでは苦戦必死だ。
・・・まだ飽きてなかったのか!ww
>36麻莉時々キラー氏
 我ながらバカだと思う。
まあ、俺のようなバカがいまだにリネージュ内には
山ほど巣食っているわけだが。
 暇だ暇だと連呼しつつもプレイしてる
バカよりは幾分マシだと思ってるけど。
同レベルかもしれないな。
6月11日 SKT廃屋にて

 ログインした瞬間廃屋の入り口で誰かが乱闘してた時はビックリした。
そーっと斬りかかられないように家を出た俺。
今思うとよく襲われなかったものだと思う。

 ここ数週間ぐらいか、中国人(と思われる人物)
達がリネージュの世界にぽつぽつと現れ出したらしい。
ほぼ占拠状態の場所もあるらしいが。
 SKT周辺でも本当にごく稀に見かける。
というか、俺は出くわした。
 俺はプレイヤーの中の人になんて爪先ほどの興味もない。
が、どうも彼等中国人(と思われる人物)達の評判はよろしくないようで、
中国人(と思われる人物)を狩るなんて目的のクランまで立ち上がったらしい。
 そういうわけで、今、リネージュの世界は管理者が期待してた(と思う)方向と
全然違う方向で妙に熱い。
 日本人部隊VS中国人(と思われる人々)部隊
なんて戦争があったらさぞ面白くなりそうだ。
 小規模な抗争は日常茶飯事らしいが。

 まあ、俺は中国人(と思われる人々)にも、反中国派日本人にも
力を貸す気はない。
この力が全ての世界では自分の主張を通すにも力が必要だ。
今の俺は自分自身を守るだけで精一杯。
とても他人の事なんて見てられない。
6月12日 SKT廃屋にて

 住処としている廃屋の場所を変えた。
ここならあまり人も来ないだろうと思う場所だ。
……もとより廃屋には存在している意味などないから
わざわざ来る奴はかなりの変わり者に違いないが。

 レベルが順調に上がる。
それはそれでいい事なのだが、
大事な事に気付いてしまった。
俺は廃人になりつつあるのでは、という事実だ。

 まあ、本物の廃人というのは24時間睡眠も食事もとらずに
プレイし続けるらしいから、それとは違うのだが、
いわばプチ廃人と言ったところか。
 ちょっと自分が恐くなってしまった。
修行のペースが落ちるかもしれない。

モンスター図鑑No.12
・「バレー オウルベア―」
 「オウルベアー」とは、頭が梟(というか猛禽類の鳥)で
体が熊、という異形の怪物の事である。
ちなみに、こんな感じになる。
ttp://home2.highway.ne.jp/list/Figu017.html
 「D&D(ダンジョンズ&ドラゴンズ)」というRPGにおいて
その姿を見かけることがあるが、基本的にマイナーな
モンスターだと思う。
 倒すと高い確率で果物(リンゴ、レモン等)を落とす。
果物はずーっと先になるとジュースにする事ができる、らしい。
 強さはまあまずまずだと思う。とんでもない強敵では無いが、
ある程度力をつけてから挑むとよい。
6月13日

 昨日はなんか廃人になりかけてるんじゃないか
とか変な事を考えてたが、リネージュをやらなかったら
別のゲームをやってるだけだ、という事に気付いた。

 オフラインのゲームを休日丸一日ぶっ続けでやってても
それほど罪悪感がないのに何故オンラインのゲームをやっていると
罪悪感があるのだろう。どちらもゲームなのに。
こんなのは俺だけなのか?

 ちなみに、今日は一日リネージュ断ちをする、と決めていたので
全くプレイの方は進んでいない。

 まあ、明日からまた再開するし。

モンスター図鑑No.13
・「バレー ハーピー」
 「ハーピー」とは、ギリシャ神話に登場する怪物で、
鳥の体に人間の姿を持っていると言われている。
アルゴー号の冒険物語ではトラキア王ピネウスが
食事をしようとする度に食卓の上に排泄物を撒き散らして、
食事を台無しにする鳥として登場する。
 比較的攻撃力が高いのだけれど、それよりも
特徴的なのは、普段は空に浮かんでいていかなる攻撃も受け付けない、という事だ。
影に近づくと地上に降りてくる。この状態ならダメージを与える事が可能。
だが、ある程度ダメージを与えると上空に逃げてしまう。
上空に逃げられるとやはり無敵状態になるので、
戦う時は上空に逃げる隙を与えないようにするとよい。
ちなみに、上空に逃げられた時は地面にポーションか肉を置けば
また降りてくる。知っていると便利だろう。
6月14・15日

 なんか俺の周りが色々と騒がしくて。
あまりできなかったのだが。

 今日もまあ修行に明け暮れてたわけで。

 ここの所やってる事は殆ど毎回変わらないんで、
話のネタを作るのに結構苦労してる。誰も見てないと思うけど。

 俺はそもそもネットカフェに立ち寄った時に
偶然リネージュを見かけたのがきっかけで、
リネージュの世界に迷い込んだのだが、
リネージュのどこがそんなに魅力的に感じたか。
俺が最も魅力を感じたのは、何十人もの冒険者を
たった一匹で皆殺しにしたという「ドラゴン」の存在だった。
圧倒的な力を持つ怪物と是非殺し合ってみたい。
あわよくばこの手で仕留めたい。そう思ったのがきっかけだった。
だが、今はもう「ドラゴン」はいないらしい。
 それでも、俺は走り続ける。いつか伝説の怪物と出会えると信じて。
6月16日SKT廃屋にて

 それなりにやったはずなんだけれど、
不覚にも死亡してしまって経験値ダウン。
まだ経験値の減る量は大した量じゃないみたいだが、
それでも死ぬとそれなりに凹む。
まして自分自身の単純なミスから来た死亡だと余計に。

 これ書いたあとちょこっと潜ってくる予定。
減っちゃった分ぐらいは取り戻しておかないとな。
 でも、帰ってきたらもうヘトヘトで布団直行だと思うんで、
多分ここには今日はもう書かない。
6月17日 SKT廃屋にて

 ようやくレベル18になった!
昨日死んだ分を取り返してやる、
と思ってガンガンモンスターをぶっ殺してたら
レベルが上がってた。
まあ、もう少しで上がりそうってところで殺されたんで、
こうなるかもしれないとは思ってたけれど。

 今日、見知らぬ冒険者から「マジッククローク」(注)
というアイテムを購入。
人から物を買うのはこれが二度目になるな。
50アデナという破格の安さだったので即購入してみたんだが。

(注)「マジッククローク」
 鎧の上に着るマントの一種。
ACがー1される他、ほんの少しだけ
魔法に対する抵抗力が上がる。
6月18日 SKT付近にて野営

 今日はあまりできなかった。
まあ、仕方のないことではあると思うのだけれど。

 俺が倒すのに非常に苦労している
ゴブリンとホブゴブリンの群れを一瞬のうちに片付けてしまった
ダークエルフの人を見かけた。
 正直、凄くかっこいいと思った。
やはり、男なら強くあらねば。今より、もっと強く!

モンスター図鑑No.14
・「バレー トロール」
 「トロール」とは、スカンジナビアの国々に住む巨人族の事。
厨御用達の北欧神話に登場する霜の巨人族「ヨトゥン」の末裔とも言われている。らしい。
が、現在はただの粗野で凶暴なだけの怪力巨人である。
 一見すると攻撃力が高いだけのごく普通のモンスターに見える。
だが、実は倒されても異常な速度で復活する、という特殊能力を持っている。
(復活しない個体も居る)
復活能力の発動は一度だけなので、もう一度倒せば完全に消滅する。
 2回倒せる可能性があるため、経験値は二度おいしいモンスターと言えなくもない。
ただ、攻撃力がそれなりに高いので連戦するのは危険かもしれない。
6月19,20日 SKT付近の森で野営

 19日は全くやらなかった。

 20日は色々あってすごく眠いので
もう寝てしまおうと思った。
 ほんの少しだけ稼いだけれど。
不覚にも死んでしまって結果的に経験値がマイナスになってしまったのだが。
くよくよしててもしょうがない。
全く根拠のない自信を持って立ち上がるしかないんだ、と自分に言い聞かせ、
再び修羅どもの戦場へと舞い戻る俺。
6月21日

 時間がないので手短に。
レベル19に到達。
レベル20になったら近くの洞窟を探索してみるつもりなんで、
ちょっと楽しみ。これからも頑張って修行するぞ!
6月22日

 できるだけ人とは接触しないようにしようと思っていた俺だが、
敵から「魔法書(グレーターヒール)」を拾ったその時から
運命が変わり始めた。

 俺はナイトだ。ナイトは相当先に進まないと
魔法は使えない。殆ど使えないと言ってもいいぐらいのようだ。
だから、魔法書なんか持ってても意味はない。
だから、魔法書を売ろうと思ったんだが、
いくらぐらいで売ればいいのかさっぱり分からなかった。

 そこで暇そうにしているプリンセスに話し掛けてしまったのが
全ての間違いだった。

 大体の相場の金額が聞けたので、とりあえず売りの広告は出せたのだが。

 だが、俺の気性は世話になりっぱなしという現状をよしとしなかった。
何かそのプリンセスのために俺にできることはないか。
一番の近道はそのプリンセスのクランに入る事だった。

 俺はクランに入った。俺の人生プランが音を立てて崩れていくのが
今の俺にはよく分かる。
 全ては俺自身が決めた事。
48にゅふ:04/06/23 01:09
なんでLV13以上で渓谷にいられるのん・・・・・・
>48にゅふ氏
 そういえば、はっきりと書いていなかった気がするけれど、
とっくの昔に「隠された峡谷」からは追放されている。
「隠された峡谷」は別に治安は悪くないし。
時々「SKT廃屋にて」とか書いてあるから
俺はSKTに居る、という事が伝わってたと思ってたのだが。

 モンスター図鑑が古いのはまあ、ネタ切れを防ぐため。
6月23,24日

 クランでの生活、二日目に突入。
クランチャットでもっといろいろな話しているか
と思いきや、意外とみんな静かなので驚いた。
 こちらとしてはその方がやりやすいが。

 俺の心はあくまでソロイストのままのようだ。
まあ、一日二日で性情が変わるわけはないので
当然の事といえば当然の事だが。

モンスター図鑑No.15
・「ロスト ラミア」
 RPGでごくまれに登場する下半身が蛇の
女性の魔物が「ラミア」である。
だが、場合によっては下半身が蛇でない事もあるようだ。
リネージュに登場するラミアの下半身は例外なく蛇だが。
 「隠された峡谷」のダンジョンに出現する。
 ダンジョンに生息するモンスターは外にいるモンスターに比べて
格段に強い事が多い。当たり前の事だが。
向こうから襲ってくる事こそないものの、体に毒を持っていて、
「ロスト ラミア」から攻撃を受けた時、毒に犯される可能性がある。
戦うなら毒消しである「シアンポーション」の準備を怠りなく。