妄想してみよう

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1夢見る名無しさん
明日オレはいつも通学で使っている電車に乗る。
いつもの駅で降りる。
すると後ろから声をかけられた。
「いつも見てました。これ受け取ってください」
そういって目の前にいる女の子はチョコを突き出している。
よく見るととてもキュートでオレ好みだ。
ありがとうといってオレはチョコを受け取る。
今のオレは世界一幸せだろう。
ははは、今日も元気です。
2夢見る名無しさん:04/02/13 19:53
ほほう
    n,,,,,,n
ミミミヾミ゙::::・::::::・ヽ <糞スレずざーーーー!w
 ミミヾ/ゝ;;;;;;●;;)            (´´
 ミミヾ|::( ´ー`)ノG□~      (´⌒(´      
    ゚(つ_つ ≡≡≡(´⌒;;;≡≡≡
4ちーず ◆0721lXhDLk :04/02/13 19:54
妄想じゃなくて空想かと
5石毛利昭:04/02/19 00:40
勝手に妄想するぜ。
6石毛利昭:04/02/19 01:01
西を目指してみたい。とにかく西。地理的な意味での西。
となると出発点は当然東。到達点は西だから相対的に見て出発点は東。
俺が生まれ育ったのも今住んでいるのも東京だから、これは絶対的に見ても東。
東という概念自体、西との相対化によってしか存在し得ないものなのはわかってる。
だけど、日本は極東って呼ばれちゃうくらい東にあるし、7世紀にはもう小野妹子が「日出処」とか言っちゃうほど
世界的に見ても東ってイメージ。その日本の中でも東京は名前に東って文字がついてるし、
相対的に考えなくても東京といえば東だなって納得させるだけのものはある。
それで俺は今これから東を後にして西に旅立つ。いや、旅立ちはしない。
旅立ちたいという話。目指してみたい、で始まったのにもう目指すことになってるくらい目指したい。
だって西は日が沈む。東から昇って「うんうん、さすがは俺の住む東」とか思って
午前中は口笛吹いちゃうくらい余裕を見せちゃう。お昼ごろも頭の真上にあって
「いやあ、さすがに日差しがキツイねえ」なんて言いつつまんざらでもない表情。
ところが!夕方が近くなってくると状況は一変。なんか段々西の方に移動しているような気がする。
まさか。だって太陽って言ったら東じゃん?東から昇るのは有名だし、既に誰もが認めてる。
だけどちょっとずつ西に傾いていってるのは事実。これが4時くらいになるともうヤバイ。ダメ。もう東の天下は終わり。
あの赤さはどう見ても西日。東日って言葉はないけれど、西日ってのは関東の人でも言っちゃうくらい言う言葉。
これはもう、東の全面的敗北。生命の象徴って言われる太陽が東ではもう沈んでるのに、西に行けばまだ見れるはず。
スゴイ損した気分。俺らの町が暗くなった頃、西のやつらはまだ夕焼けとか見てるし。
だから俺は西に行こうと思うんだ。仕事もサボって。うどんのつゆの薄い西に、あえて。
7石毛利昭:04/02/19 01:19
今部屋はスゴイ暖かい。セーター着てるうえに暖房つけてるからなおさら暖かい。
だけど今から西に行く妄想をしてみようと思う。当然西に行こうとすると外に出なくてはならない。
今は深夜だから絶対寒い。春一番も吹いてずいぶん暖かくなったけどそれでも2月は寒い。
でも西は絶対東より暖かいはず。だって沖縄も東京より西だし、「南国土佐を後にして」って歌もあるけど
土佐があるのも東京より西の方。土佐は南国なんて呼ばれてるくらいだから絶対暖かい。これはほぼ確実。
桜前線とかだって西から東に上ってくるから、西に行けば暖かいって情報は相当信憑性あると思う。
だから俺は今寒いのとか我慢できる。厚着もしないつもり。だって西に着いたとき暑かったら困る。荷物がかさばる。
西に行くのはいわば旅だ。東京から大阪まで新幹線で3時間のこの時代にしても、これは旅だ。
旅で一番苦労するのは荷物の問題だ。荷物の問題で一番苦労するのは衣類だ。これは歴然としている。
旅行の帰りとか荷物まとめると最後に絶対入らないのは、衣類。だから俺は厚着とかはパスだ。今寒くてもパスだ。
俺は長旅を覚悟してる。途中で苦難の道も覚悟してる。だから長期的展望を立てとく。今は、着ない。
どうしても寒かったら買えばいい。西は東と違ったファッションセンスかもしれない。南国土佐とかいうからには
アロハシャツなんかも売ってるかもしれない。そういうのを旅先で調達する。ここに旅の意味があるかもしれない。
東で買った服をそのまま来て西に行ったんじゃ、情緒ってもんに欠ける。旅に一番必要なのは情緒。
いつも着てる服で西の町を歩いてもそれは日常の延長。それじゃ、ダメ。
8石毛利昭
ちょうど荷物の話が出たところなので、西に行く際には何を持って行こうか考えてみる。
最低限の生活必需品は持って行くとして、他に旅に出るとき必要なのは旅の友。
さっきも言ったけど旅に一番必要なのは、情緒。だから、旅の情緒を掻き立ててくれる様な物を持って行かなきゃダメ。
そういう場合やっぱり最初に浮かぶのは音楽。絶対コレ。旅先で聴きたい曲はいっぱいある。
だけどいちいちたくさんCDを持って行くのは荷物がかさばる。これ、大問題。
だから俺が目をつけてるのはMP3プレーヤー。HDDに録音できるやつ。これは旅に必携。
もうビックカメラで大体めぼしはつけてある。これがあればどんな曲でも旅先で聴ける。
一人旅はきっと寂しい。スゴク寂しい。ものスゴク寂しい。そんなときは勇気の出る曲とか聴く。
最近オススメなのは筋少。これはいい。「タチムカウ」とか聴いてるとスゴク勇気が湧く。
だけど一人きりの夜は夜空を見上げてセンチメンタルに浸りたいときもあると思う。
一人草枕を結びつつ振り返る今までの人生、自分がしてきたこと、出逢ってきた人。
そしてまだ見ぬ西の地に馳せる希望と憧憬。そんな気分にピッタリなのは筋少。やっぱ筋少。今のオススメは筋少。
でも筋少ばっかりじゃなんなんで、他にもオススメを挙げてみたりもする。
となるとやっぱり、沢田研二、ジュリー、これが二押し。「憎みきれないろくでなし」なんて最高。
「昨日は昨日でどこかで浮かれて過ごした筈だが忘れてしまったよ」ときて
「明日は明日で楽しいだろうが余りに遠くて予想も出来ないよ」とくる。
もう、今日のこと以外考えてないの、なにも、全て、マッタク。ホント文字どおりのろくでなし。最低男。
だけどこんなろくでなしはどうしても憎みきれないろくでなし。なぜか人から愛されてしまうろくでなし。
こういうのに憧れる。普段の自分じゃできないけど、旅先で誰も知ってる人がいない街とかに行ったら、こういう男を演じてみたい。
旅ってのは今の自分じゃない自分になりたいって変身願望を満たしてくれるところにも醍醐味がある。
だから俺は西に旅して寂しいときは筋少聴いて、西の地に着いたらそこで憎みきれないろくでなしになる。
これで一つ西に行く目的もできた。俺は目指す、西の地を。