コトの発端は、「(゚Д゚)ゴルァ!!!財団・探検隊支援チ−ム」からの情報だった
「探検隊支援チ−ム」・・・
私が編成する「怒探検隊」への情報収集及び、資材調達、etc・・・
要するに「怒探検隊」の裏方である
そこの所員の1人が実に興味深い情報を発見したのだ
「D・ランド」・・・
「ウオシュレット・D」氏による創設・・・
元々、作家であり映画制作による成功から
自らの名を冠したテ-マパ-クを完成させた
そしてそのテ-マパ-クは・・・
D氏のメインのキャラクタ−である、動物達や不思議な力を持つ人間
言語を解する自動車や草木、はてまた食器、などによって構成されている
またそのキャラクタ−やテ-マパ-クは、全世界から絶大な支持を受けており
事実上、ファンタジ-の世界では他の追随を許さない存在に成長する
1つの才能が世界制覇を成し遂げたのだ
しかし富と名声を得たにもかかわらず、彼は走り続ける
世界各地にD・ランドの創設を試みたのだ
その足跡は彼の没後も止まる所を知らず
現在ではアメリカに2つ、ヨ-ロッパに2つ、日本・・・
そして11月18日のラッキ−・マウスの誕生記念と合わせ、香港で開園
5日後だ・・・
この異常とも思える行為に、あるゴシップの記者が食いついたのだ
話はD氏の作家デビュ-の時代まで遡る
当初、純文学を書いていた彼がなのだが、まったく売れなかった
その日の食事も満足にできない生活が続き、苦難の日々が彼を荒ませた
それでも彼は書き続けた
小さい自宅の小さい部屋で・・・
つまり私が今いるこの部屋だ・・・
だが、彼の作風が突然変ったのだ
純文学から現在の「D・ランド」を中心とする話に変る
それからの彼の快進撃は飛ぶ鳥も落す勢いだった
次々と新しいキャラクタ−、物語を生み出し、全てヒットした
その特異な発想と想像力に人々は酔いしれる
だが、ごく一部の人間には畏怖を感じさせるモノがあった
D氏には狂気を感じるというのだ
確かにこれだけの短時間で、1つの才能が世界制覇を成し遂げるというのは
天才という言葉では覆いきれない
作風が急展開したのも納得ができないモノがある
そしてゴシップの記者が1つの事実を突き止めたのだ
D氏は黒魔術に手を染めている・・・と・・・
ある日、この記事を掲載した雑誌が発売された
しかし、半日もしないうちにこの雑誌は全ての書店から回収される
そして、この記事を書いた記者は行方不明になり現在も消息を絶っている
それ以来、D氏に対するゴシップはタブ−となってしまったのだ
だが、その僅かな雑誌をウチの「探検隊支援チ−ム」の所員が発見した
さらにある年の「ラッキ−・マウスの誕生記念」の記者会見で、酔った勢いもあるのだろうが
D氏が口を滑らせた
「本物のD・ランドが存在する・・・
私はそこで見た物を書いているだけだ・・・」
翌日、ハドソン川にD氏の遺体が浮いた・・・
明らかに他殺だったのだが
懸命な捜査にも関わらず、犯人は不明のまま捜査は打ち切られる
当時は様々な疑問と疑惑を残し話題となったが
結局、創始者はこのD・ランドの謎の答えと共に他界した
この資料に目を通した時、私は思った・・・
面白い・・・(`∀´)ゴルァ!!!
そう思った私は、独自に調査を始めた
私は50年以上前に造られたこのテ-マパ-クについて調べ上げる
基本設計の図面、施工した業者、改築増築、出入りした人間の数、etc、etc・・・
今、私がいる部屋のコトもだ
この場所を中心として「D・ランド」は増殖している
もっとも1番最初は「ゴ-スト・マンション」だけだったみたいだけど・・・
そして調査を続けるウチに最大の謎に出くわした
この「ゴ-スト・マンション」だ・・・
現在でも、このテ-マパ-クでは人気のアトラクションだ
そしてD氏の創設当時の部屋として、この部屋も公開されていた
だが・・・
毎年ある時期に悪い噂が立ちはじめたのだ・・・
11月18日前後に、従業員、お客、を問わず行方不明者が続出した
しかもD氏の部屋で・・・
関係者達は、外に噂が漏れるコトを恐れた
そして厳重な封印がなされ現在に至っている
もう50年以上前の話になるが・・・
その謎が今、私の目の前にある・・・
封印・・・? 黒魔術・・・? 行方不明・・・?
フン・・・そんなモンで私の作家魂が止めるられると思っているのか(゚Д゚)ゴルァ!!!
次の大冒険の本編のネタを捜すという目的もある
最近ネタ切れなんだよな〜(TДT)ゴルァ!!!
それに〜私の想像するモノがあったら〜(^Д^)ゴルァ!!!
むふふふっ・・・(`∀´)ゴルァ!!!
私は扉のノブに手をかけた
いざ、50年の時を経て封印が解かれる時が来たのだ
これまでのシリ−ズで修羅場を潜り抜けてきた私だ
扉の向こうに何があっても驚かないぞ
せ〜の〜
(゚Д゚#)ゴルァ!!!!!!
「ガチャ!」
うわっ!!!(◎Д◎)ゴルァ!!!
ハアハア・・・
びっ、ビックリした・・・(TДT)ゴルァ!!!
てっきり通路があるとか、悪くても怪物がいると思っていたのだが
モップとバケツが置いてある、ただの倉庫だ・・・
人間、予想と相反するモノに出くわすと驚くもんだ、わっはっは(^Д^)ゴルァ!!!
って、今の誰も見てなかったよな・・・(TДT)ゴルァ!!!
んじゃ、アッチの扉か・・・
まぎらわしいんじゃい!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!
私は再び扉のノブに手をかけた
今度は恐る恐る・・・
「ガチャ!」
封印は解かれた・・・
ミガチャ
AA
=゚_゚) ヒョウケイホウモン
ミバタン
↑風肴子キターーーーーー!!!!
いや、むしろメーテルキターーーー!!!!
薄暗い部屋だ・・・
背後の部屋からの明かりが少し先の地面を照らしているだけで、先は見えない・・
私が2〜3歩足を進めた時にそれは起こった
漆黒の闇に包まれたのだ・・・
振り返るが、扉と明かりは消失している
こっ、これは・・・?
更に異変が起る
私の足の裏の感覚が無くなった、上下左右前後が判断できない
まるで宇宙空間の中に放り込まれた・・・
と、いう感覚に包まれる・・・
私は慌てて、懐からライトを取り出しスイッチを・・・
「ムダですよ・・・
闇は変わりません・・・」
こっ、この声はピュトワか・・・?
その声がきっかけだったのだろか
必然だったのかは私には解らない・・・
やがて私の眼前の闇が実体化を始めた
闇が見えるのだが見えない、見えないのだが見える
そんな曖昧なモノが見え隠れする
だが、確実に何かが存在するのだけは判った
やがて私の目が慣れたのかもしれない
もしくは、その何かが華舞台に登場する機会を伺っていたのかもしれない
それは現れた・・・
AA
=゚_゚) ヒョウケイホウモン
・・・。
なっ、何だ・・オマエは・・・
AA
=゚_゚) < 風肴子・・・
だっ、だから何なの・・・? (TДT)ゴルァ!!!
AA
=゚_゚) < メーテル・・・
『怒・超新星・パァァァァァン-------チ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!』
『ばっこ-ん!!!』
AA
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!=T_T)ゴルァ!!!」
『ピュトワ、オマエもだぁぁ(゚Д゚#)ゴルァ!!!
怒・暴走機関車・パァァァァァン-------チ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!』
『ばっこ-ん!!!』
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁ!!(TДT)ゴルァ!!!」
『私の勝利だぁ、うわはははははははっ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!』
↑あっ、別に怒っている訳ではないのだよ(゚Д゚)ゴルァ!!!
挨拶挨拶、うわははははははっ(^Д^)ゴルァ!!!(^Д^)ゴルァ!!!(^Д^)ゴルァ!!!
ピュトワのレスから想像すると風肴子は有名コテなのか? (゚Д゚)ゴルァ!!!
だが私はオマエのコトは全く知らん(^Д^)ゴルァ!!!
だからまた遊びに来てくれコノヤロウ!!!
突然なのだが・・・
本編への繋ぎとして、他の出演者達も軽く出る程度の番外編!
私1人が中心となる50〜60レス程度の短編にするつもりだったのだがコノヤロウ!!!
50を過ぎた時点で、まだ私は別世界のD・ランドに辿り着けないぞ(TДT)ゴルァ!!!
オマケに他のヤツラが勝手に活躍を始めてしまったのだコノヤロウ!!!
書いてる自分が言うのもナンだがコノヤロウ!!!
面白すぎるぞ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!
よって再宣言をする・・・
作品紹介
夢・独り言板の闘神 「怒」 が大爆破を起こす
新たなる冒険の息吹と共に!!!
「ぼっ、僕は先ほどス-パ-・コンピュタ-の侵入に成功したんでが
D・ランドには、とんでもない謎があることが判明したんです!!!」
「我が調べた文献には・・・
『巨大な星が2つ現れる時に「ファンタシア」は蘇る・・・』という記述がある・・・」
「アナタの体温はどの箇所でも外気温と同じ25度だっちゃ・・・
人間の平均体温って何度か知ってる?」
「わたくしが絶対に阻止します、例え命が尽きてもね・・・
だから・・・みんな早く行けーーーーッ!!!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!」
「ぜっ、全部交わされた
なっ、なんという腕前だぱんだ・・・」
「赤子の腕を捻りつつそこから三角締め!
という鬼の様な連繋も辞さない位のレベルですぞ(゚Д゚)ゴルァ!!! 」
「アンタは屋上からやって来た、空を飛んでね・・・
もっと正確に言おうか・・・オマエは『ファンタシア』からやって来たんだ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!」
∧∧
「すっ、凄く強い魔法使いが現れてたニャ・・(T-T) ∧∧
御主人はヤポンをかばって大きなダメ−ジを受けたニャ・・(T-T)」
「ゆっ、許さない・・・
み゛━━━━━━━━━━━ッ!!!!!!(T0T#)ゴルァ!!!(T0T#)ゴルァ!!!(T0T#)ゴルァ!!!」
「これは『質量保存の法則無視カプセル』でちゅ〜
中に何が入っているかお楽しみでちゅよ〜ヽ(*`∀´#*)ノ」
「それにしても毛深いですな〜、本物みたいですぞ
チョット待ってください、食事を済ませますから・・・ラ(^∀^)g」
「私の勝利だぁぁぁ!!!
うわはははははははっーーーーッ!!!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!
お互いのメンツと命を賭けての邂逅の果てに・・・
遂に激突、「ラッキ−軍団」対「( ゚∀゚)g軍団」!!!
著者の想像をも超えた果てしないスケ−ルのドラマが、今始まる!!!
そして勇者達に最大の危機が!!!
原作 怒
監督 怒
製作総指揮 怒
主演 怒、キノ、さえ、じぇしい、人工芝、ぱんだ、ピュトワ
ペコ、ヤポン、み-たん、リヴ、ラ( ゚∀゚)g
途中参加者 未定
配給 仕事中だ(゚Д゚)ゴルァ!!! / 夢・独り言板系列
ハイパ−ノンストップアクション ミステリ−ファンタジ−アドペンチャ− スペクタルロマンテックエビスビ−ル
ラ( ゚∀゚)gの大冒険 「伝説の魔道士」
そして「夢・独り言板」は爆裂する・・・
園内・カフェ
「ハアハア・・・
つっ、疲れたね〜♪(@0@)」
「でっ、でも、アトラクションは半分も乗ってないでちゅ〜ヽ(*@o@*)ノ」
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(@0@)
「もう暗いし、明日キノたん達がきてからにしよう〜♪(@0@)」
「賛成でちゅ〜ヽ(*@o@*)ノ」
「ところで怒たんはドコに行ったの〜?♪ (^0^≡^0^)」
「ヤポン、怒たんを捜してきてくだちゃい〜ヽ(*^ー^*)ノ」
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(^0^)」 ヒュン!!!
「それじゃあ、怒たんが見つかったら
ホテルに帰ってディナ−にしよう〜♪(^0^)」
「今夜のディナ-ショ-はホイットニ-・ヒュ-ストンでちゅ〜ヽ(*^ー^*)ノ」
「やったぁ〜♪(^0^)」
「あっ、ヤポンが帰って来たでちゅ〜ヽ(*^ー^*)ノ」
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(T0T)」
「どっ、どうしたのヤポン〜?♪(^0^)」
「ふんふんふん・・・
なっ、何でちゅって〜ヽ(*`Д´*)ノ」
「なっ、何て言ってるの〜?♪(`0´)」
「いっ、怒たんが・・・倒れているんでちゅって!!!〜ヽ(*`Д´*)ノ」
「まっ、まさか〜?♪(`0´)」
「ヤポン、案内するでちゅ!!!〜ヽ(*`Д´*)ノ」
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(T0T)」
D・ランド 隣接ホテル 医療室
「と言う訳で、ゴ−スト・マンションの近くで倒れていたの〜♪(T0T)」
「手懸りらしきモノは無かったでちゅ〜ヽ(*T-T*)ノ」
キノ 「それが昨夜の晩ですか・・・」
さえ 「まあ本人に聞くのが1番手っ取り早いだろう」
じえしぃ 「お医者さまも、外傷は大したコトはない
もうすぐ意識も戻るはず・・・と言っていたっちゃ!」
『うっ、う〜ん・・・』
人工芝 「あっ?!、怒さんが目を明けましたよ!!!」
ぱんだ 「おぉ、意識が戻ったんだなぱんだ!」
『ここは・・・?』
ピュトワ 「ホテルの医療室だ、怒は入院してるんだよ」
ペコ 「ところで何が起こったんだ怒?」
『怒・・・怒・・・
私の名前は怒というんですか・・・?』
み-たん 「なっ、何を言ってるの、怒たん〜♪(T-T)」
『それに君達は誰ですか・・・?』
リヴ 「リヴでちゅ〜
それに怒たんが、君達とか敬語を使うのは変でちゅよ〜ヽ(*T-T*)ノ」
ラ( ゚∀゚)g 「まっ、まさか・・・記憶が・・・」
『私はいったい何者なのだ・・・?』
D・ランド 隣接ホテル 1室
外傷は軽く入院の必要はない
とのことで私は通常のホテルの1室に移された
病室にいるよりは通常の生活環境に近い方が良いともDrは言う・・・
記憶喪失症・・・
精神的なショックや、頭部への強い打撃等により引き起こされる症状だ
現代医療でも決定的な治療法はないという
また症状自体も様々なケ−スがあり、言語をまったく忘れてしまう者・・・
一部の記憶だけが欠落してしまう者・・・
など、多種多様だ・・・
私の場合は後者のようだ
言語にはまったく支障はないし、世界情勢や歴史のコトも覚えている
このホテルに隣接するD・ランド知識も健在だ
ただし・・・
私自身の出来事や、これまでの行動
そして友人のコトがまったく思い出せない・・・
無理に思い出そうとすると頭の中に霧がかかる・・・
D・ランド 隣接ホテル 1室
外傷は軽く入院の必要はない
とのことで私は通常のホテルの1室に移された
病室にいるよりは通常の生活環境に近い方が良いともDrは言う・・・
記憶喪失症・・・
精神的なショックや、頭部への強い打撃等により引き起こされる症状だ
現代医療でも決定的な治療法はないという
また症状自体も様々なケ−スがあり、言語をまったく忘れてしまう者・・・
一部の記憶だけが欠落してしまう者・・・
など、多種多様だ・・・
私の場合は後者のようだ
言語にはまったく支障はないし、世界情勢や歴史のコトも覚えている
このホテルに隣接するD・ランド知識も健在だ
ただし・・・
私自身の出来事や、これまでの行動
そして友人のコトがまったく思い出せない・・・
無理に思い出そうとすると頭の中に霧がかかる・・・
怒・プロフィ-ル
悪!悪!悪!
目的の為には手段を選ばす、抜群の行動力、特異な発想
悪魔のように頭が切れ、冷静沈着、冷酷、かと思えば単純であり、子供のような一面もある
何より大騒ぎになるのが大好き
そして、この物語の中では神と同等の力を発揮する
なっ、何だ・・・これは・・・?
ト-ナメント大会主催 宇宙戦艦の主砲でバラバラとなる
クイ-ン・コンテスト主催 特殊能力を浴びまくり逃亡する
魔境にて世界征服を画策 宇宙の流刑星に送られる
宇宙から地球の破壊を画策 ラ( ゚∀゚)gに喰われる
大陸横断レ−ス主催 核爆発に巻き込まれる
ギリシャにて神による世界征服計画を阻止 美女にフラれる
バ-ベキュ-主催 活躍せず
み-たんの夢に登場 サイコキネシスでボコボコにされる
テ-マ-パ-ク-建設 妻に追いかけまわされる
・・・。
さっ、参考にならん・・・(TДT)ゴルァ!!!
このまま記憶が戻らないほうがイィのではないか・・・(TДT)ゴルァ!!!
『コンコン!』
困惑している所にノックがあった
『どうぞ・・・』
「怒た〜ん、元気〜?♪(^0^)」
『君は確か、み-たんさんでしたっけ・・・?
何でも私が倒れている所を、随分お世話になったみたいですね・・・
ありがとうございます・・・』
「それよりも身体の方は大丈夫なんでしょ〜?♪(^0^)
D・ランドに行こうよ〜♪(^0^)」
『あまりそういう気分では・・・』
「何か思い出すかもしれないじゃない〜♪(^0^)
行こう、行こう〜♪(^0^)」
私はこの、み-たんという少女に手を引かれ
半ば強引に部屋を出された
そうだな・・・
部屋の中に閉じこもっていても何も始まらないだろう
そして私は歩きながら彼女に幾つかのコトを尋ねてみた
『ところで他の人達は・・・?』
「園内にいるよ〜♪(^0^)
元々、みんなは怒たんのお見舞いじゃなくて
D・ランドで遊ぶコトになってたんだもん〜♪(^0^)
怒たんは記憶が無いだけで身体は元気でしょ〜♪(^0^)
心配しても仕方がないので遊ぶって〜♪(^0^)」
『そっ、そうですか・・・』
「でもキノたんだけは調べるコトがあるって
部屋にいるけど〜♪(^0^)」
『あの・・・み-たんさん・・・
私って・・・いったいどういう人間だったのですか・・・?』
「う〜ん・・・、上手く説明できないな〜♪(`-´)
一言で言うと・・・」
『一言で言うと・・・?』
「変な人!〜♪(^0^)」
『へっ、変な人・・・? (TДT)ゴルァ!!!』
「いいや、違うな・・・物凄い変な人だ・・・」
「あっ!、さえたん〜♪(^0^)」
『こんにちは・・・
ご心配をかけてます・・・』
「かっ、勝手が違う・・・貴殿らしくないぞ・・・」
「さえたんは遊ばないの〜?♪(^0^)」
「いや、チョット気になるコトがあってな
調べごとをしているのだ・・・」
「調べごと〜?♪(^0^)」
「うむ・・・
このD・ランド全体が妖気に包まれている
ごく僅かだが・・・」
「容器〜?♪(^0^)」
「ちっ、違う・・・妖気・・・(TДT)ゴルァ!!!
それよりも怒殿はもう動いてよいのか?」
『はい・・・外傷はたいしたコトがないので・・・』
「それよりも、みーたんと怒たんはゴ−スト・マンションに行くんだ〜♪(^0^)
怒たんが倒れていた現場だから
何かを思い出すんじゃないかと思って〜♪(^0^)」
「ゴ−スト・マンションか・・・我も付き合おう・・・」
「あっ、見えてきたよ〜♪(^0^)」
「むっ?!、妖気が強くなっている?!!!」
「あれ?、誰かいる〜♪(^0^)」
『確か・・・ぱんださん・・・』
「ぱんだたん、どうしたの〜?♪(^0^)」
ぱんだ 「チョット気になるコトがあってなぱんだ」
さえ 「貴殿もか・・・?」
ぱんだ 「ああ・・・漏れのフォ−スが感応している
D・ランドを包む妖気の中心はこのゴ−スト・マンションだぱんだ」
さえ 「怒殿の記憶喪失と何か関係がありそうだな・・・」
み-たん 「怒たん、何か思い出した〜?♪(^0^)」
怒 「 ・・・。
だっ、ダメです、頭の中に霧がかかる・・・」
さえ 「入ってみるか・・・」
ぱんだ 「そうだな・・・」
み-たん 「チョット怖い〜♪(T-T)」
我々はゴ−スト・マンションの中に入った
2人乗りの車に乗り込み、勝手に順路を進んで行く
「怖いよ〜♪(T-T)」
隣に座っている、み-たんさんが怯えている
どうやらオバケが苦手らしい
私は彼女の手を握り締めた
「どうしたの怒たん〜?♪(T-T)」
『怖がっている人は手を握られると落ち着くんですって
どうですか、多少は気がまぎれるでしょう?』
「本当だ〜♪(^0^)
怒たんって優しいんだね〜♪(^0^)」
『いっ、いや・・・わっ、私は・・・』
「わ〜、怒たんが照れてる〜♪(^0^)
オマケに赤くなった〜♪(^0^)」
『かっ、からかうのは止めてください』
それよりも・・・
順路を進む館内は、ロボットやモニタ−音声などで恐怖感を造りあげている
最新の技術を使っているので全部本物みたいだ
しかし・・・
私の記憶を復活させるようなモノは皆無だった
やがて順路も終わりを告げようとしている、収穫はなしだ
そして出口の手前では
このアトラクションを構成している世界のミニチュワが広がっていた
中心には巨大な城があり、周辺には建物やら山や湖がある
D・ランドの構成に似ているが、もっと禍々しく陰質な感じだ・・・
こんな世界があっても、行くのは御免こうむ・・・
!
わっ、私はこの世界を見たことがあるぞ!
しかも最近だ!!!
だが・・・再び頭の中に霧がかかる・・・
だっ、ダメか・・・(TДT)ゴルァ!!!
やがて終点に到着する
私はすぐに今の出来事を3人に報告した
ぱんだ 「気味の悪い城だったぞぱんだ
それにしても、妖気の手がかりになるモノはなかったな・・・」
さえ 「我はドコかであの城を見た
確か文献の挿絵の中にあったようなのだが・・・」
み-たん 「文献〜?♪(^0^)」
怒 「どんな文献だったのですか?」
ぱんだ 「さえの読む文献だから、何か魔道の・・・むっ?!」
さえ 「むっ?!」
み-たん 「どうしたの〜?♪(^0^)」
怒 「立ち入り禁止の表示があるようですが?」
ぱんだ 「この先から強い気を感じるぞぱんだ!!!」
さえ 「それも徐々にだが強まっている・・・」
み-たん 「怖いけど行ってみよ〜♪(T-T)」
怒 「いったい何が・・・?」
我々は立ち入り禁止の表示を乗り越えて通路を進んだ
やがて行き止まりになり、そこには1つの扉があった
だが扉は鋼鉄製で、その他にも鎖や南京鍵でがんじ絡めにされている
まるで何かを封印でもしているように・・・
ぱんだ 「こっ、これは・・・」
さえ 「なっ、なんという妖気だ・・・」
み-たん 「みーたんにも判る〜♪(T-T)」
怒 「わっ、私にも判ります・・・」
ぱんだ 「尋常ではないぞ・・・」
さえ 「ヘタに手を出さない方が良さそうだな
調査が必要だろう・・・」
み-たん 「怖いよ〜♪(T-T)」
私にも判る巨大な気が扉から発散されている
これは只事ではない
さえさんの言う通リ調査が・・・
!
私は一瞬立ち眩みのような感覚に襲われた
そしてある映像が頭の中を駆け巡る
私がこの扉に爆発物らしきモノをセットし、爆破して部屋の中に入ったのだ
さらに中には別の扉があり私がノブに手をかけている
そして・・・回した・・・
ところで・・・頭の中に霧がかかる・・・
怒 「わっ、私は・・・
この扉の向こうに行ったことがあるぞ!!!」
ぱんだ 「なっ、何だって?!!!」
さえ 「だが扉は鎖や鍵で封印されているぞ
見たところ何十年も放ってかれているようだが・・・?」
み-たん 「埃だらけだし、クモの巣もイッパイ張ってるよ〜♪(T-T)」
たっ、確かに言われればそうだ
こんな厳重な封印を突破するのは容易ではないし
何十年も放ってかれているのは見れば判る・・・
ぱんだ 「怒の記憶が混乱してるのではないか?」
さえ 「デジャブ-と言って
疲れた脳が生み出す偽りの記憶ということもあるし・・・」
み-たん 「怒たん疲れてるんだよ〜♪(T-T)」
しかし・・・
ぱんだ 「とりあえず戻って今後のコトを考えようぱんだ」
さえ 「我はイギリスに飛ぶ
そして、あの城のコトを調べてくるぞ」
み-たん 「頼むね〜♪(T-T)」
我々はゴ−スト・マンションを後にした
だが・・・
私は絶対にあの扉を通った!!!
どこまでもドア〜
L
AA □
=゚_゚)∩
がちゃっ がちゃっ がちゃっ がちゃっ がちゃっ がちゃっ がちゃっ …
↑大昔観たオワライのネタデス
AA
=゚_゚) ワープ
ミバタン
風肴子は判っただろうか、判らんかったのか・・・? (゚Д゚)ゴルァ!!!
仕事スレにレスをハケ-ンしたのだがコノヤロウ!!!
2〜3日後にはオマエも登場するので楽しみにするように(゚Д゚)ゴルァ!!!
では、更新する!!!(゚Д゚#)グオルァァァァ!!!!!!
ホテル・1室
その後、夕食の後に全員でミ−ティングをした
しかし謎の扉があるというだけでは、今後の対策が取れない
結局、話しは纏まらなかった
だが、キノさんが「(゚Д゚)ゴルァ!!!財団」のス-パ-・コンピュ-タ-に潜入しているという
私の元々の目的のカギが絶対にあるというのだ
一方、さえさんはイギリスの魔法学校に戻って行った
何でも学校では教鞭を振るっているらしい
そして、その魔法学校では1200年も続いている図書館があり
ゴ−スト・マンションの中にあった城はそこの文献で見かけたらしい
彼女はホウキに跨って飛んで行った
マッハ5 は出るのでイギリスまでは2時間で行けるという
それにしても・・・
頭の中に浮かんだ、あの映像は何だったのだろう・・・?
どうやら部屋の中にあった扉の向こうに進んだようなのだが・・・
さらにあの城とあの世界・・・
・・・。
だっ、ダメだ・・・
どうしても思い出せない・・・(TДT)ゴルァ!!!
そして焦燥感がますますアップする・・・
カレンダ−も時計も何度見たコトだろうか
11月18日の0時・・・
何かが起こるのか・・・?
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(`0´)」
『んっ?!
どうしたんだい?、確かヤポンだったっけ・・・?』
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(`0´)」
何となく私はこのネコの言っているコトが理解できた
どうやら早く寝ろと言っているようだ
確かに今日は園内をアチコチ歩いたからな〜
だいぶ疲労が溜まっている
『ありがとうな、ヤポン・・・』
∧∧
「ウニャウニャ、ニャ〜(^0^)」
私はベットに潜り込む、やがて睡魔が訪れた・・・
『フン、私の敵ではなかったな
だが4人同時に相手となるとチト厄介か・・・』
なっ、何だこれは・・・私の夢の中か・・・?
『だがヤツラの目的が判ったのは大収穫だったぞ
11月18日の0時まであと4日、96時間か・・・
絶対に阻止しなければ!!!』
目的・・・? 96時間・・・? 阻止・・・?
私は何かと戦っているのか・・・?
『ついでに〜私の〜目的のモノの場所も判ったし〜(`∀´)ゴルァ!!!』
私の目的・・・?
それに何だ・・・あのイジワルそうな顔は・・・
絶対に悪いコトを考えているぞ・・・(TДT)ゴルァ!!!
『さて・・・キノ達は明日来る予定で
ヤツラの計画を話せば協力してくれるだろう
私1人では手が回らん・・・
そして、あの城に潜る為には装備が足らん
1回戻って再検討だ』
キノさん達への協力要請・・・?
装備の再検討・・・?
『おっと、急がねば!
おぉ見えてきたぞ、コッチの世界のゴ−スト・マンションが
でもあの扉を潜るのは嫌だな〜(TДT)ゴルァ!!!
ジェット・コ-スタ-みたいな落ちる感覚は、どうも好きになれん・・・(TДT)ゴルァ!!!』
ゴ−スト・マンションが見える・・・
だがD・ランドにあるモノとは若干形状が違うぞ
そして私が建物の手前で立ち止まった・・・
『むっ?!
この妖気は・・・?』
私の前に1人の影が現れた・・・
しかし雲が掛かったように人物がぼやけている、記憶が曖昧なのだろう
それにしても誰だ・・・?
「あのクーフィ−がコテンパンにやられて帰ってきたので興味が湧いた
確か怒だったかな・・・?」
『な〜に、軽く遊んでやっただけだ
そして御大の登場か・・・
だが私を止めるのは不可能だと思うぞ・・・』
「フン、所詮は人間・・・
我輩の敵ではない・・・」
『同じようなコトを言って
衛星軌道を周回している神を私は知っているぞ』
「力を見せなければ納得しない・・・か・・・?」
『私は、まどろっこしいのが嫌いなのだ(゚Д゚)ゴルァ!!!
トットとかかって来い、○×○×○×○よ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!』
なっ、何だと?!!!(◎Д◎)ゴルァ!!!
今、私は確かに○×○×○×○と言ったぞ?
そして2人が激突したーーーーッ!!!!!
『ばっこ-ん!!!』
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(TДT)ゴルァ!!!』
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(TДT)ゴルァ!!!」
あっ、相打ちか・・・?
『わっ、私と互角とは・・・(@Д@)ゴルァ!!!
なっ、なかなかヤルではないか・・・(@Д@)ゴルァ!!!』
「きっ、貴様・・・たっ、タダの人間ではないな・・・(@Д@)ゴルァ!!!」
『わっ、私は急ぐ・・・(@Д@)ゴルァ!!!
きょ、今日のところは勘弁しといてやる・・・(@Д@)ゴルァ!!!』
なっ、何だと?!!!(◎Д◎)ゴルァ!!!
今、私は確かに○×○×○×○と言ったぞ?
そして2人が激突したーーーーッ!!!!!
『ばっこ-ん!!!』
『うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(TДT)ゴルァ!!!』
「うわぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!(TДT)ゴルァ!!!」
あっ、相打ちか・・・?
『わっ、私と互角とは・・・(@Д@)ゴルァ!!!
なっ、なかなかヤルではないか・・・(@Д@)ゴルァ!!!』
「きっ、貴様・・・たっ、タダの人間ではないな・・・(@Д@)ゴルァ!!!」
『わっ、私は急ぐ・・・(@Д@)ゴルァ!!!
きょ、今日のところは勘弁しといてやる・・・(@Д@)ゴルァ!!!』
「たっ、タダで帰れると思っているのか・・・(@Д@)ゴルァ!!!
そっ、それに貴様の力は厄介だ・・・
いっ、今・・・我輩は貴様のあるモノを封印した・・・
当分この世界には近寄れないだろう
仮に封印が解けたとしても、その時は既に我輩の思う世界になっている・・・(@Д@)ゴルァ!!!」
『なっ、何を訳の判らんコトを言っているのだ・・・(@Д@)ゴルァ!!!
わっ、私はすぐに戻ってくるぞ・・・
そっ、そしてオマエの野望をブッ潰す・・・(@Д@#)ゴルァ!!!
サラバ!!!(@Д@)ノ~ ゴルァ!!!』
私が力を振り絞って歩いて行く
そしてゴ−スト・マンションの例の部屋に入った
やがてあの扉に・・・
どこまでも落ちる落下感・・・
どうやら現実世界に戻ったようだ・・・
『てっ、手ごわいヤツだった・・・(@Д@)ゴルァ!!!
それはともかく、急ぐがねば・・・
むっ?!
爆破した扉が再生していくぞ?!!!
ヤツの力か?
だが、またフッ飛ばせばイィんだ
私も舐められたモノ・・・
あっ、あれ・・?
どんなヤツだったっけ・・・?
そっ、それにこれは何の扉なのだ・・・?
私の何かを封印したと言っていたが・・・?
・・・。
わっ、私って・・・
誰だ・・・?
そっ、それに・・・身体中が・・・いっ、痛む・・・
いっ、意識が・・・(@Д@)ゴルァ!!!
バタ・・・
ツ---------------。
A
_゚) ウルトラ チョベリベリ ワカッタゾ
>> 風肴子@偵察部隊
だから間にレス入れるなっていっとるだろうがぁぁぁ!!!(゚Д゚#)グオルァァァァ!!!!!!
・・・。
仕方あるまい・・・
私の力を見せないと納得しないようなので・・・(゚Д゚)ゴルァ!!!
予定では明日の晩に更新する予定だったレスも更新する(゚Д゚#)ゴルァ!!!
砕け散ってくれ・・・風肴子よ・・・
ぐふ・・
ぐふふふふふふっ・・・
ぐわっはははははははははははっ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!(゚Д゚#)ゴルァ!!!
『うわぁぁぁぁぁぁぁ!!!』
私はその時、叫び声を上げていたのだと思う
寝汗でパジャマがズブ濡れになっている
ヤポンも今の騒ぎで起きてしまったようだ、目をパチクリさせている・・・
今の夢は現実に起こったコトなのか・・・?
そして夢の中に登場した、あの人物が私の記憶を封印してしまったのだろうか?
そして何かが動いている・・・
11月18日の0時には何かが起こる、というのが確信となった
現在11月15日の午前2時・・・
あと70時間しかない・・・
私は居ても立ってもいられなくなる
そして決意した!!!
行かなければ・・・
私の記憶を取り戻すのだ!!!
私はすぐに着替えた
だが、「城に潜る為には装備が足らん」・・・
との言葉が頭をよぎる・・・
装備といってもね〜
とりあえず私の私物が入っているのだろう旅行用のス-ツ・ケ-スを開けてみた
げげっ!!!(◎Д◎)ゴルァ!!!