木々のざわめきを葬送曲に代えて

全てが終わったら樹海へ行こう

━―━―━―━―━―━―━―━[JR寒河江駅⊂⌒~⊃｡Д｡）⊃]━―━―━―━―━―━―━―━―

やめれー
あともしかしてジザメリ？

ジザメリ？何の事だい？

や、勘違いでした
樹海出れなくなっちゃったら大変よ

死んでしまうのか。どうやって？

いつからだろう？人間の心を取り戻せたのは・・・・・・・・
あの地獄の日々を感情を殺して生きてきた。２ｃｈで温かい人々に出会った。
ほんの少し頑張ってみよう。でも・・・・・・・・

いってらっしゃい

線香あげとくよ、自分ちで

パキスタンに仕事か・・・・・・危険だよ。
君が行く必要ないよ。神様・・・・無事に帰してあげて下さい。何なら俺の
命を渡してもいい。

天国の母上
あなたの望むような生き方は俺には無理でした。
これからどん底の人生を歩まないといけないでしょう。もし、生き続けるとしたら。
１秒でいい。もう一度あなたの声が聞きたい・・・・・・・

泣いた。あの夜は本当に泣いた。なぜ君は見ず知らずの他人にあそこまで温かい
言葉をかけれるの？あの一言で救われたよ。本当にありがとう。
帰り道ヘルメットの中の顔は涙でグシャグシャだった。俺も君みたいな優しさを
身につけたい。

なんだ、遺書か・・・

あのスレのお陰でとりあえず生きられてるよ。みんなありがとう。

カッターを首筋に当てて過ごした夜もあった。
海に体半分まで入水した夜もあった。
縄を梁にくくりつけた夜もあった。
でも、今は思いとどまってよかったと素直に思える。

生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。生きたい。

今頃、親のありがたみが分かった馬鹿さ加減。
面倒は最後まで見るからな。母上、心配しないで見守っててね。

９月まで頑張ってみよう。それで駄目なら・・・・・・・・ｻﾖﾅﾗ

本当はこんな事してる場合じゃないのに・・・・・
頭で分かってるのにいざ行動しようとすると足がすくむ・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

明日から勇気を出して頑張ろう。
神様、ほんの少しの勇気を下さい・・・・・・・・・・・・

沖縄の西表島に行ったんだ。
でマングローブのジャングルのカヌーツアーに行ったの。
太陽がギラギラして相方が体力を失ったので、ツアーの人たちは
私たちを途中のマングローブの林に置いていってしまったの。
体力を取り戻すために相方に水を飲ませて持って来てたおにぎりを
食べさせてそこでじっと待ってた時、
小さい蟹が地面が見えないくらいに大勢でわさわさとこちらに寄ってくるの。
水分を含んだふやけた私たちの皮膚を剥ぎ取っては蟹は食べていたよ。
手で一払いするとすぐに反対方向に逃げて行くんだけど、一分もしないうちに
戻ってくるのね。
もし、ツアーの人たちが戻ってこなかったらもっと食べられちゃったのかな。
ふとそんなことを思い出した。