101 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :
そしてええええええ!!!
無責任艦長OVAパワーで無責任放出。
ピユルルルルルルル。
リ「うわあああああああ」
102 :
◆va2KrOhAnM :03/07/21 05:27
そして、、、
リ 「うっ、、ワイフラー閣下は一体?
んっ、、手紙があるぞ!!!」
明日私出かけます。
続きは帰ってからね。
リ 「オーノーッ!!!!!!無責任もここまでいくと犯罪ねえ〜〜。流石無責任艦長を制しただけはある(汗
クソ〜〜〜ッ!!」
という事で
>>1が旅行から帰って来るまでお待ちしてください。
103 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/21 05:32
フフフッ、リポーターからは逃れる事ができたか(w
とにかくそういう事だ!!
だが、、、旅行から帰って来た時!!!!
>>45の1ヶ月以上前から言ってきた新作『至上最大最強無敵 神天機 ゴッドガイザー』を
本格的に書く。
封神演義も全巻読んで封神パワーも身につけたしもう最強過ぎる!!!!
で、、もう旅行で本読んで
会うーゆー!!!(意味不明
とにかく楽しみ成長して帰って来る。
その時にゴットガイザーの話を色々練り出し、
そして、、帰って来たら期待しろよ!!
じゃあなb
104 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/28 23:54
チョット何から何まで腹が立つ事ばっかでよお〜〜!!
マウスぶっ壊れるわなんだで、
あ〜今PC文字が大き過ぎてマジ糞だし、
明日映画の試写会観に行くけど、、男2人つうのはよお!!!!
あ〜なんか何から何まで
そうだよ、、肝心の日記スレはdat逝きするし
何か疲れた。疲れたよ。
とりあえずたまに来てageさせてもらうよ。
ゴットガイザーの公開はしばし延期な。
まあ、誰も期待しちゃあ〜いないけどさ。
んじゃっ。
雑談所にもおいでよ。
おかえり。
107 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 02:31
さてと、、ちっと文字無駄に大きいけど、、
新作ゴッドガイザー、、いきたいと思う。
せめてVガンダムが始まるまでは!!!
始まり、始まり〜〜♪
108 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 02:33
この世界は聖天教と邪心教の2つの聖と邪が争いあっている。
そしてその決戦に幕を閉じるに主人公ススグが神天機ゴッドガイザーをもちいて出陣する。
さあ、邪心教の連中をぶっ潰せ。
至上最強最大無敵天の力が悪を討つ!!!!
いざ神天機 ゴットガイザー参る!!!!
109 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 02:35
史上最大最強無敵のゴッドガイザー
GOD!!! GOD!!! ゴットガイザ〜♪
GOD!!! GOD!!! ゴッドガイザ〜♪
GOD!!! GOD!!! ゴッドガイザ〜♪
トゥルルルルルル〜♪ ルルルルル〜♪
GOD!! 神 神様〜♪
ゴッドガイザ〜 無敵〜♪
どんな邪心教もこの機体で〜♪
ぶっ潰す〜 楽勝〜♪
俺とお前が力を合わせば〜♪
ゴッドパ〜ンチ、ゴッドフラーッシュ、ゴッドアターック、ゴッドミサイル〜♪
ゴッドクラッチェ、ゴッドソード〜、これが奥義のゴッドウェ〜〜ブ〜〜♪
GOD GOD ゴッドガイザ〜♪
神 神 神様〜♪
これが史上最大ゴッドガイザ〜♪
最強無敵のゴッドガイザ〜♪
神の咆哮ゴッドガイザ〜♪
110 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 02:47
第1話 至上最大最強無敵のゴットガイザー見惨!!!
ここはある研究所。
1人の14〜15ぐらいの少年がテレビを観て
「うわあ〜邪神の奴らとうとうここまで来たよどうするよ博士?」
とやぶからぼうに言い博士と言う者に聞く。
「邪神の奴らはとうとうここら辺まで手を伸ばしたか。」
その博士と言われた中年の男は静かにそう言った。
「博士、もしここが占領されたら私達どうなるの?」
とさっきの少年と同じ年ぐらいの少女が急に出て来た。
「ここが占領されたら、我々はきっと酷い目にあうであろう。」
「そんなの嫌だよ博士!!」
「遂に時が来たか!」
「えっ??」
2人は同時に博士を見た。
111 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 03:01
「ススグ、マリ。2人共ついてきなさい。見せたいものがある。」
ススグと呼ばれたのが少年でマリと呼ばれたのが少女だ。
2人は不思議ながらも博士の後について行った。
そしてある部屋に入った。
「ここは博士の研究してるあかずの部屋」
「どういう事ですか博士?」
マリは博士に聞いた。
「実は邪神の者達に対抗する機体があるのだ。」
「えっ!!」
少年と少女は驚きながらも博士をまじまじと見た。
「そう、それこそがこの神天機だ!!!」
博士がライトを照らすと2つの機体が出てきた。
「なっ、なんだこれは!!」
「はっ、博士?」
「これこそ邪神に対抗する神天機。エンジェルトレイヤーとエンジェルチェキックだ。」
112 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 03:43
「なあ、博士?俺はどっちに乗ったらいいんだ?」
ススグがもう抑えきれない程の興奮を胸に博士に聞く。
「ススグは右のトレイヤーの方だ。このトレイヤーは攻撃型だ。」
「攻撃か。俺に似合うじゃん。」
「マリは左のチェキックの方を。チェッキックは防御型だ。」
「わかりました。しかし博士?」
「なんだ。」
「私達はこれを使いこなせるでしょうか?」
マリは不安気に聞いた。
「大丈夫だ。今までやってきた事はその為の訓練だったんだ。
数々の勉強や訓練、そしてこれはお前達2人が使ってこそ効果があるんだ。」
「どういう事ですか?」
「おのずとわかるであろう。」
その時突如地震がきた。
「じ、地震か!!」
「おっ、大きいわね。」
「違う!これは地震なんかじゃない!!邪神の奴らが近くに来たんだ!!!」
113 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 03:58
外にて
「フフッ、防衛ラインを突破した。ここら一帯を攻め落とせば俺の手柄だ。ククッ、出世間違いなしだなあ〜!!ハハハハハッ。」
「クッ、甲高い笑い声が聞こえるぜ。胸くそ悪い。」
ススグは苛立ちながらそう吐き捨てた。
「チッ、こうも早く来るとは計算外だった。」
「なんだよ博士は奴らがここに来るから乗せたんじゃないのか?」
「いや、奴らがこの近くに来たと言うだけでこの街にこうも早く来るとは思わなんだ。
今日はせいぜい機体を見せるぐらいで、明日からこの機体を使っての特訓ブツブツ。」
「とにかくまあぶっつけ本番になったわけだ。いっちょ初陣。華麗に飾るか。マリ行くぞ。」
「ええ、OKよススグ。」
マリとススグの乗るトレイヤーとチェキックは外に出た。
「あ〜あ、行ってしまったか。、、、これが運命なんだろうな。」
114 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 04:52
「ハハハハッ!!!これでここは第3邪の部隊が制圧だな。」
「そうはいくか!!」
「何!!!」
その時エンジェルトレイヤーとエンジェルチェキックが現れた。
「フフフッ、邪神共!!!1人残らずぶっ潰す!!!!」
「やれーっ!!!」
邪神の機体が幾つも襲いかかる。
「喰らえエンジェルカッター!!!!」
トレイヤーの放ったカッターが邪神達の機体を切り裂く。
『不思議だ。不思議とこの機体の攻撃方法がかわる。まるで自然な感じで。」
「撃て!!!」
邪神の機体から放つビームが幾つも発射される。
「エンジェルブロック!!!!」
敵のビームをうち消す。
115 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 05:41
『シャ、シャープな感じ。初めて乗るとは思えない。』
「チッ、やるな。ならこの俺直々に相手してやる!!」
「やっと大将格のお出ましか。行くぜ。」
トレイヤーのカッターが敵の機体を切り裂こうとするが、、
パキーン。折れてしまった。
「折れた!!!!」
「ハハハッ。このボドムスは貴様如きのボンクラ刀等効かないな!!!」
「刀じゃなくてカッターだよ、、クソッ!!どうしたらいいんだ。」
「今度は俺から行くぞ!!!」
ボドムスがトレイヤーの機体を掴む。
「ススグ!!!」
「クッ、くそお^〜〜!!!」
116 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 05:52
「や、やばい!!俺はここで死ぬのか、、まだまだああーーっ!!!」
トレイヤーはボドムスの腕から抜け出ようとする。
「なっ、、しつこい、、!!」
「セイントボール!!!」
バゴン!!!
チェキックの放った光の球体がボドムスに命中。
「なっ、なっ。」
ボドムスが少しよろけた隙を見計らいトレイヤーは脱出。
「サンキュー、マリ。」
「だけど大したダメージはないみたいね。」
「クソ〜ッ、コケにしてえ〜〜っ。」
「クッ、アイツバケモノかよ!!」
「、、一体どうしたらいいの。」
その時
「ススグ、マリ合体だ!!!!!」
博士がホバークラフトに乗りながら現れた
117 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 05:58
「えっ!!!」
2人はその言葉に驚き博士を見た。
「博士今何て言ったのですか?」
「合体だと言ったのだ!!」
「そんな事できるのか!!!!」
「できる!!2つの機体が一つになった時こそ神天機 ゴッドガイザーとなるのだ。」
「神天機、、」
「ゴッドガイザー。」
2人は呆然と口にする。
「なんかわからねえけえどやってやろうじゃないか。なあマリ?」
「ええっ。」
「2人共神の力を授かるのだ!!!」
118 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 06:05
「行くぞマリ!!」
「ええ〜っ。」
「な、何が起こるんだ!!」
さしもの敵も少し動揺を隠せない。
「俺と〜!!」 *ススグ
「私が〜!!!」 *マリ
「力を合わせば」 *合掌
「神より力を受けたまう」 *合掌
「至上」 *ススグ
「最大」 *マリ
「最強」 *ススグ
「無敵」 *マリ
「神天機 ゴッドガイザー只今見惨!!!!!」 *合掌
120 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/30 06:21
その時光が2つの機体を包み込み1つとなる。
そしてそこから巨大な神々しい機体が出現した。
敵は瞬く間の事なので呆然としている。
だがそれ以上にススグやマリの方が呆然としている。
「どうなっているんだこれは?」
「わっ、わからない。でも私達の機体が合体して一つになったようね。」
「2人が1つとなったか、、。」
「コクピットはそれぞれ離れているようね。ああっ。。しかし何とも不思議だぜ。」
「これが神の力なの!?」
2人はあまりの出来事にただただ呆然とするばかりである。
「くっ、クソッ!!どんなになったってこのボドムスは倒せねえよ!!」
敵が正気に戻って怒鳴った。
122 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 00:29
「フッ、倒せないかどうかなんてやってみなけりゃあわかんねえよ!!」
ススグは偉く興奮して言う。
「やっ、やれーー!!」
敵の大将がゴッドガイザーに迫り来る。
「喰らえゴッドフラーッシュ!!!」
辺り一面が眩しく光る。
「ぐっ!!眩しい。」
「今だ!!!!」
敵が眩しさにうろたえてる隙にガイザーは敵の機体を瞬く間に破壊していく。
「ぐうっ、一体どうなったんだ。」
敵の大将がようやく周りを見れる頃には部下の機体は全滅していた。
「なっ、何だと!!この一瞬で。」
「残る最後はお前1人だよ大将さんよお。」
ススグが見下すように言う。
「ゴッドガイザー。初陣にしては上出来だ。」
博士は1人で納得している。
123 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 01:04
「へっ、役に立たたねえ部下がやられたとこで俺には何のリスクもない。俺1人で充分だよ。」
敵がゴッドガイザー目掛けてタックルをかます。
不覚にもゴッドガイザーはまともに喰らってしまう。
「うわあ〜っ。」 「キャ〜ッ。」
さしものガイザーもよろめきそうになるが、ボドムスはその隙さえ与えなかった。
ボドムスはガイザーの機体に突っ込んだままで離れないのだ。
「フヒャヒャヒャ。ボドムスの力を舐めるなよ。」
敵が笑いながらそう言う。
「チ、チクショウ、油断した。」
「なっ、なんて力なの。合体する前に喰らってたらひとたまりもなかった。」
2人は同様する。
そしてすかさず敵は
「ハッ、このボドムスのタックルに耐えられただけでも大したもんだ。だがこれで終わりだと思うな!!
ここから始まる第2の攻撃!!!」
と言い次の攻撃に移る。
「なっ、、なんだと!!!」
「こ、こんなまじかから受けたら今度こそ!!!」
2人はますます焦るばかりだ。
124 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 01:18
「フハハハハッ、パイロット!!2人まとめて死ね。重量爪 ボドムスクロー!!!」
敵の硬く大きい爪がガイザーに迫る!!
「やっ、やばい!!!」
「終わりなの。」
2人の緊張がピークに達した時、
敵の爪が直撃する前に博士が早々と
「マリー!!お前の能力は防御的なものだ。ガイザーの体を守るんだ。」
と大声で言った。
「ぼ、防御。私がガイザーを守る。」
「マ、マリ。何でもいいから博士の言う通りやってくれええ。」
ススグが情けない声で叫ぶ。
「無駄、無駄、無駄だあアヒャヒャヒャヒャ!!!!」
そしてボドムスの爪がガイザーの腹に直撃した。
「勝った!!!ハハハッ、俺の勝ちだ。」
敵は思わず笑みを浮かべた。
125 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 01:46
「俺が勝ったんだ。こんな機体を倒したとあっちゃあ〜 俺の出世は間違い無し。
いや、俺のハクはますます上がる。流石俺のボドムスだ。フフッ、愛してるぜえ〜。」
完全に敵は有頂天になっている。
その時ガイザーから
「おい、おい、ヤケに嬉しそうじゃないか。俺も混ぜてくれるよ。」
と声がした。ススグの声だ。
「バカな、、何故だ!!!中心を貫いたはずなのに!!!!」
敵は思わず仰天している。
「へっ、オメエの爪は俺の機体を貫いてなんざいねえよ。」
ススグがニヤリと笑う。
「なっ、なんだと。」
見ると爪が折れている。
「バッ、バカなボドムスの爪が!!!!」
敵は驚きながら折れた爪を見る。
「あなたの攻撃は無効にさせていただきました。これこそ、、」
「これぞゴッドガードだよやくやったぞマリ!!!
これぞ防御の要だ!!攻・防一体化してこそゴッドガイザーの真の力が発揮されるのだ!!!」
126 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 01:54
「ですよ。」
マリは自分が言おうとしてた事を途中で博士に言われたので複雑な気分であった。
「さあ、ススグ!!次はお前の番だ。ありったけの力をお見舞いしてやれ。」
博士は嬉しそうに大声でススグに言う。
「がってん!!」
ススグも嬉しそうに返事をする。
「クッ、クソーッ。もう一度タックルをお見舞いしてやるよ。」
さしもの敵も慌てている。
その時ガイザ−の拳から光が放つ。
「2度もない。喰らえ。神より力を携えて邪神を打てと轟き叫ぶ 正義の鉄槌 ゴッドパンチ!!!!」 (Gガンのドモンの技の台詞のパクのように感じられるのがいたたまれない
拳の光が敵のボドムスを打つ!!
「うっ、、うわああああああああっ!!!!」
光の拳をボドムスを粉砕する。
「邪神粉砕!!やったぜ!!!!!」
ロラントフライスラーSS司法長官ウザイ
128 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 03:03
しかし敵は脱出をしていた。
「ハァハァ、脱出装置があったせいで助かった。ゴッドガイザーか。いずれ潰してやるよ。
しかし、、クソッ、歩いて基地に変えるのか。面倒くせえ。」
そして、敵のボドムスを大破したススグ達は
「ススグ、マリよくゴッドガイザーを使いこなせたな。」
「なんか自然に使えた感じだった。」
「抵抗感無かったよね?」
2人共結構不思議そうに言った。
「この先も色々は苦労あるだろうが頑張ってくれ。さあ、家に帰ろう。」
「あ〜なんかお腹すいたよ。今日はどっかで外食しようぜ。」
「それ、いいわね。」
「ゴッドガイザーの前祝か。何でも好きなのを頼めよ。」
「やりい〜。」
「嬉しいわ。」
2人は戦いの後の休息を楽しむ。
また明日からは新たな戦いが待つのだから。
続く
ときめきのは小説じゃなくて脚本読んでるみたいな感じだな。
130 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 03:42
EDはまだ考えていません
131 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 03:48
次回予告
ゴッドガイザ〜♪
よっ、俺スグル。前回見事に邪神の一味を倒した俺達は何故か火山にいるんだよなあ〜。
何でだと思う?それは博士が新たに炎の機体を作るからだってよ。
んなのいらねえのになあ〜。ガイザーだけで充分だぜ。
そんな時邪神の奴が現れるわ、変な男に炎の機体が盗まれるわ、もうどうなってんの?
俺がまとめて倒してやるよ。
次回
ズッコン、バッコン、火山での出来事 新機体 ファイアードを取り返せ
ゴッドの力が悪を討つ!!!!
132 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 03:56
俺はスグル俺達は今火山に向かっている。
その理由は博士が邪神に対抗すべく新機体を作るからだ。
その為にはどうしても火山の力が必要らしい。
、、正確に言うと作るというより仕上げだな。
前々から作りあげていて今日はその最後の仕上げらしい。
まあ俺とマリはオマケみたいなもんかな。
新しい機体が出来上がるからせっかくだから見ろとの事だ。
「ススグー、何してんの早くう〜。」
「まっ、待てよ。」
ったくいい気なもんだぜ。
大体新しい機体なんざいらねえよ。ガイザーだけで充分だよ。
なあ、ゴッドガイザー??
133 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 03:57
史上最大最強無敵のゴッドガイザー
GOD!!! GOD!!! ゴットガイザ〜♪
GOD!!! GOD!!! ゴッドガイザ〜♪
GOD!!! GOD!!! ゴッドガイザ〜♪
トゥルルルルルル〜♪ ルルルルル〜♪
GOD!! 神 神様〜♪
ゴッドガイザ〜 無敵〜♪
どんな邪心教もこの機体で〜♪
ぶっ潰す〜 楽勝〜♪
俺とお前が力を合わせば〜♪
ゴッドパ〜ンチ、ゴッドフラーッシュ、ゴッドアターック、ゴッドミサイル〜♪
ゴッドクラッチェ、ゴッドソード〜、これが奥義のゴッドウェ〜〜ブ〜〜♪
GOD GOD ゴッドガイザ〜♪
神 神 神様〜♪
これが史上最大ゴッドガイザ〜♪
最強無敵のゴッドガイザ〜♪
神の咆哮ゴッドガイザ〜♪
134 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/07/31 05:41
第2話 ズッコン、バッコン、火山での出来事 新機体 ファイアードを取り返せ
ススグ達はようやく火山地帯に辿り着いた。
「暑いなあ〜」
「暑いわねえ。」
ススグ達はあまりの暑さに参っている。
「さっ、最後の作業に取り掛かるか。」
やけに博士は張り切っている。
「博士、その新しい機体はどういう機能を持っているんですか?炎の機体とだけ言われましても。」
マリが博士に興味気に質問してみた。
「どういう機能か。う〜ん、特にその名の通りで、、まあしいて言うならゴッドガイザーに近いものがあるな。」
博士は笑みを浮かべながら応えた。
「ゴッドガイザーに近いものと言われますと?」
マリはキョトンとした。
「マリ。君は炎の機体を作るからって何故今までこんな火山帯で作ってたのか不思議じゃないか?
機体を作るのにそんなわざわざこんなややこしいとこなんかで作らずとも研究所で作ればいいのに。」
今度は反対に博士がマリに質問してきた。
137 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 02:00
「それも私が質問しようと思ってた事です。」
マリはアッサリ質問を返した。
しかしのその顔はわからない事が多く複雑な顔であった。
そんなマリを見ながら博士は嬉しそうに
「ではご説明しよう。この炎の機体はただの機体ではない。
この機体は並大抵の普通の機体ではない。言わば炎の化身だ。
火山の灼熱の力を借りてこそ真に出来上がるものなのだ。
パイロット次第でどこまでも力を引き出す事ができる。
ゴッドガイザーと同じく限界は無い。」
と長々と説明した。博士はどうやら人に説明するのが好きらしい。
博士はマリがどう反応したか見やった。
だが、それを聞いたマリは博士が思ってたのとは違う反応であった。
「ゴッドガイザーは限界がないのですか!!???」
マリは驚いたように言った。
「そうだ、ゴッドガイザーに限界は無い。、、少なくともその力は未知数だ。」
博士はマリの質問に答えたがどこかぎこちなかった。
それは博士はマリが炎の機体に驚きを見せると思ったのにその対象がゴッドガイザーだったので
あまり良い気分ではなかった。
138 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 03:04
「んまあ、どっちも俺の作った機体だけどさあ〜」
博士はボソッと呟いた。
博士とマリは静まりかえる。
「いやっ、別に。」
その時2人のやりとりを見ていたススグが口を開いた。
「でよお、博士。その炎の機体には名前とかあんの?まさか炎の機体ってだけじゃないよなあ?」
博士は微笑を浮かべながら
「その点は心配無い。ちゃんと考えてある。その名も、、火炎機 ファイアードだ!!!」
自信気に答える。
それを聞いたススグは
「火炎機、、ファイアード、、、プッ。ダサッ。ハハハッ、博士はネーミングセンスないなあアハハッ。」
大笑いをした。
「火炎機って、、安直ですねフフッ。」
マリも笑いをこらえてるようだった。
「だっ、だったら、、、おっ、お前達なら何てつけるんだ?」
博士は笑われたのがシャクだったらしく、少し口惜し気に2人に聞いてみた。
「んまあ、どっちも俺の作った機体だけどさあ〜」
博士はボソッと呟いた。
「えっ、今何か言いましたか博士??」
「いやっ、別に。」
博士が寂しげに答える。
その時2人のやりとりを見ていたススグが口を開いた。
「ところでよお、博士。その炎の機体には名前とかあんの?まさか炎の機体ってだけじゃないよなあ?」
博士は微笑を浮かべながら
「その点は心配無い。ちゃんと考えてある。その名も、、火炎機 ファイアードだ!!!」
自信気に答える。
それを聞いたススグは
「火炎機、、ファイアード、、、プッ。ダサッ。ハハハッ、博士はネーミングセンスないなあアハハッ。」
大笑いをした。
「火炎機って、、安直ですねフフッ。」
マリも笑いをこらえてるようだった。
140 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 05:40
「だっ、、だったらお前達は、、どういう名前をつけるんのかな??」
マリとススグに笑われた事がシャクで博士は口惜しながら2人に聞いた。
するとススグが
「へっ、俺なら爆炎機 ファイアーサンダーバルバリオンってつけるぜ。」
と自信タップリに言った。
「・・・・」
「・・・・・」
シーン。
マリと博士は何も言わず物静かだった。
「・・・・ススグ。」
流石のススグもはずしたと恥かしくなり
「マッ、マリならどういう名前つける?」
と話をそらすようにその話題をマリに聞いた。
「わっ、、私ならねえ〜」
「なっ、何だよ勿体ぶらずに早く言えよ。」
「そっ、それより博士。その肝心のファイアードのパイロットは誰なんですか?」
141 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 05:50
『逃げたな。』
話をそらしたマリに対して2人はそう思った。
「ファイアードのパイロットはまだ決まっていない。」
とりあえず博士は少しスッキシしないもののマリの質問に答えた。
「えっ?ファイアードのパイロットは決まっていないんですか?」
マリは驚いて博士に聞く。
「ああっ。まだ決まっていない。これに乗れる者は限定されてるからな。誰でも乗れるわけではない。」
「選ばれた者だけが乗れると?」
「まあ、そういう事だな。」
話が一段落つこうとした時、
「しかし博士よお〜。何でガイザーがあるのにファイアードなんて。
邪神を倒すのはガイザー一つで充分ですよ。」
とススグが口を尖らせて言った。
142 :
夢見る名無しさん:03/08/01 09:06
143 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 20:12
「そうは言ってられんだろススグ。これから先いくつもの邪神と戦うんだ。
戦力は増やした方がいい。それにだ。現に昨日の邪神の戦いでもいくつもピンチになりかけたじゃないか?
ああいう時仲間がいればああもピンチにもならずに勝てたはずだろ?」
博士は冷静に言った。
「ピンチだからこそゴッドガイザーの力を引き出せたと俺は思うんだけどな。」
「でもススグ。味方が多い方がいいには変わりないわよ。」
ふてくされるススグにマリが正論を言う。
「フンッ。」
と不満気にそれだけ言った。
やはりススグは納得していないようだ。
・・・そして数時間後
144 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 20:49
「できた!!」
と博士が嬉しそうに言った。
「博士。ファイアードができたのですか?」
「ああっ、遂にできた。じゃあこれを研究所に持ち帰ろう。運転はススグがやってくれ。」
「えっ、俺が?」
博士の言葉にススグは驚いた表情を見せる。
「だけどこのファイアードは選ばれた者だけが乗れるんじゃなかったのか?」
「ゴッドガイザーを乗りこなす事ができたススグなら操縦ぐらいはできよう。
だからこそトレイヤーとチェキックを研究所に置いてきたのだ。」
「しかし、博士。それなら何故ススグのトレイヤーだけでなく、私のチェキックまで置いていったのですか?」
マリが博士に聞いてきた。
「それはだな。私とススグが歩いてマリだけが機体に乗って行くなんて不公平だろ?
それに歩いた方が良い運動になる。 若い時はいっぱい運動して汗をかいた方がいいんだぞ。」
「しかし、博士。それだと、ススグは帰りは機体に乗って帰る事になり私と博士は歩きじゃないですか?」
「うっ。とっ、とにかくだ。ファイアードを持ち帰ってもらわないと。それともマリがファイアードを運転するかい?」
マリの反論に少し言葉に困った博士であった。
145 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 20:58
「俺は歩きでもいいぜ。」
ススグが陽気に答えた。
「いえ、私は歩きでいいわ。ススグが運転しなさいな。」
マリは遠慮した。
「ところで博士。こういう時に邪神が来ると推定しなかったのですか?」
「ハハハッ、まさかこんなとこにまで邪神が、、」
ドシン。
博士がマリの質問に笑って答えてる最中に機体の歩く音が聞こえた。
「まっ、まさか。」
不安になった博士達の前に赤い機体が見えた。
「ご苦労だったな。俺は前々からこの火山でお前が怪しげな機体を作ってるのを見張ってたんだよ。
俺はいつもこの火山の見回りをしてるんでねえ。とりあえずこの機体は貰うぜ。
これを基地に持ち帰れば俺の手柄になる。」
機体から図太い声が聞こえた。
「チッ、昨日戦った奴と言い邪神には自分の手柄の事ばっかしか考えてねえ奴が多いんだな。」
そう言った後ススグはファイアードに乗りこもうとしたが、その瞬間に敵の機体から火が吹いた。
146 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:04
「グッ。。」
ススグはもう少しで炎にあたると思えばヒヤッとした。
「動くなよ。動いたら丸焼きになるぞ。しかし小僧。お前はさっき昨日戦った奴と言ったな。」
「よく聞こえていたな。」
ススグが苦笑しながら言う。
「俺は耳がいいんだ。実は昨日この近くを攻めていた奴からの通信が途絶えたんだよ。心辺りあるのか?」
「心辺りがあるも何も俺が潰してやったさ。」
「バッ、バカ。」
ススグの挑発的な言葉に博士は焦ったが意外にも敵の反応は違った。
「ハハハッ、面白い冗談を言う奴だ。まあ、どちらにせよアイツは失敗したわけだ。良い気味だ。」
嬉しいようだ。
その頃。
ここからもう少し上の方で
147 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:16
1人の青年がいた。
「俺に、俺に機体があれば。あんな奴ら。この灼熱のマグマは俺に力を与えてくれないであろうか?」
青年はそう言うと遠くの空を見ながらふけっていた。
「んっ、そういえば下が騒がしいなあ。」
青年はススグ達の騒動に気付いたらしく下を見下ろした。
「邪神がいるのか。んっ、あれは何だ!!」
青年はファイアードの存在に気付いた。
「よし、行ってみよう。」
青年は邪神に気付かれぬように静かにファイアードに近づいた。
「これは、、色からするに炎の機体か。」
そしてコックピットを見つけると、
「ここがコックピットかよし。」
青年はファイアードに乗り込むと中の設備に驚いた。
「中々良い機体だ。んっ、、何だこれは。」
青年は何かを感じた。
熱い灼熱の鼓動。
「なっ、何だこれは。マグマの力を感じる。灼熱の力を感じる!!」
148 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:22
すると青年はファイアードを操作した。
「なっ、何だ。初めてだというのに初めての気がしない。まるで自然に動かし方とかそういう操作がわかる。
これも火山のマグマのお恵みか。灼熱のマグマは俺に力を与えてくれたんだ。」
青年は感動しながら機体を動かした。
その頃ススグ達は
「えっ?何だって冗談だって??冗談じゃんないよ。ソイツの機体はボドムスって言うんだろ?」
ススグは笑いながら言った。
「なっ、何故それを知ってる!!」
敵は驚いた。
「へっ、あいつ自身がそう言ってたからな。これで少しは信じる気になったかいおバカさん?」
ススグはますます煽る。
「すっ、ススグ。いい加減にするんだ。たまたま私達はあの近くを歩いていてそれを聞いただけだよな?」
博士は下手なフォローをした。
「・・・・・」
ススグは何も答えない。
ススグは嘘吐き呼ばわりや冗談扱いされるのが嫌いなのである。
149 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:29
「、、アイツがやられた事なんかどうでもいいが、お前を生かしておくとこちらが危なくなりそうだな。死ね。」
敵の機体がススグに炎を撃とうとした時、、
ファイアードの動く音に手が止まった。
「おっ、音がする。。なっ、誰が炎の機体を操縦している。」
敵がファイアードを見やった。
「手始めにここにいる邪神を倒すか。」
ファイアードを操縦している青年はそう言うと敵に襲いかかった。
「て、抵抗するか。」
ススグ達はあまりの予測できない事態に呆然とする。
「はっ、博士。あれは誰が操縦してるんですか?」
マリは博士に聞くが
「わっ、私にもわからん。だが、あのファイアードに乗っているパイロットは選ばれた者には違いなようだ。」
当然博士にもわからなかった。
「とにかくだ、、どちらにせよヤバイぜ。トレイヤー、チェキック、、こーーい!!!」
ススグが大声で叫んだ。
150 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:33
「来るわけないわよ。」
マリは呆れ気味で言ったが、、
何とトレイヤーとチェキックがこちらに来るのに気付いた。
「なっ、何で誰もいないはずのチェキックとトレイヤーが動いてるの!!???」
マリは何が何だかわからなく混乱しているようだ。
「ガイザーにはまだまだ隠された力があるようだな。」
博士は驚きながらもう言った。
「とにかく、そんなのを考えてる暇じゃない。乗るぞマリ。」
えっ、ええ。」
ススグに声をかけられてマリは正気に戻った。
2人はお互いの機体に乗り込み
151 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:34
「俺と〜!!」 *ススグ
「私が〜!!!」 *マリ
「力を合わせば」 *合掌
「神より力を受けたまう」 *合掌
「至上」 *ススグ
「最大」 *マリ
「最強」 *ススグ
「無敵」 *マリ
「神天機 ゴッドガイザー只今見惨!!!!!」 *合掌
すかさず合体した。
152 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:46
一方ファイアードに乗り込んだ青年は敵と戦っている。
「同じ炎の機体か。」
「チッ、当初の予定が。こうなったら壊してでも持ち帰ってやる。ファイアアーーッ!!!」
敵の機体から火が吹きファイアードは直撃した。
「ケケッ、終わったな。なっ!!!」
しかしファイアードは平然としていた。
「何だこの生ぬるい炎は次はこちらの番だ。新の炎を見るがいい。ファイアーーボール!!!!」
ファイアードから炎の塊が出た。
「ぐっ、負けるかファイアーッ!!」
敵も炎を吹きお互いの炎が激突した。
そしてその激突した中で勝ったのはファイアードの炎であった。
「ぐぎゃあああああ。」
敵の機体は木っ端微塵になった。
「じゃ、邪神に勝った。すっ、凄いぞこの機体は!!!」
青年は初めて邪神を倒した事とこの機体の凄さに感動している。
この青年と敵の2人の決着がついたのはススグとマリが合体して直の事だった。
153 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 21:57
「さあ、勝負だ。」
とススグは邪神の方を見たがそこにあるのはファイアードにコナゴナになった敵の機体だけだった。
「なっ、何だと。もう勝負がついたのか!!!!俺でさえ邪神を倒すのには苦労したのに。」
「あれがファイアードの力。」
2人はあまりの勝負の早さに驚いている。
そこでススグが口を開く。
「とにかく、邪神を倒してくれてありがとうな。」
とススグは言ったが心の中では『チッ、余計な事しやがって』と思っていた。
「どうもありがとうございました。」
マリは素直に礼を言った。
「君が誰かは知らないがありがとう。失礼だが私の研究所でお話をしたいのでお話をしたいので来てもらえないか?」
博士は青年に頼んだが、、
「何か勘違いしてないか?これは俺が乗ったんだから俺の機体だぜ。
それに俺はこの機体でやる事があるんだ。邪魔するとさっきの邪神の奴みたいに燃やすぞ。」
青年の態度は敵対心で溢れていた。
154 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 22:22
その言葉に苛立ったススグは
「上等だ。燃やせるもんなら燃やしてみろ。ぶっ潰してやる。」
「フンッ、俺はお前の相手してる程暇じゃないんだ。失せろ。」
青年は意外にも冷静で、そう言うと逃げて行った。
「ススグ、マリ!!追いかけるんだ!!!」
博士は大声で言った。
「博士はどうすんのさ?」
「私は後から追いつくからさっきに行ってくれ。
せっかくゴッドガイザーと同じく長い間作ってきてようやくできた念願のファイアードをおめおめ渡すわけにはいかん。」
「わかった。」
ススグはそれだけ返事するとファイアードの後を追いかけた。
「大変な事になったね?」
マリは不安そうにススグに聞いた。
「ああっ、そうだな。」
ススグはそうは言ったものの心の中ではこうなる事を望んでいたのだ。
155 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 22:23
「しつこい奴等だな。」
ファイアードは足を止めて、
「ファイアーボール!!!」
ガイザーに炎の塊を放ってきた。
その炎の塊はガイザーに直撃した。
「ぐっ、、、、!!!」
「キャッ、、!!!!」
炎の直撃にススグとマリは声をあげた。
「くっ、、くそ〜っ。」
ススグは口惜しそうにそう言った。
「、、やるな。邪神の奴はあれで一発だったのに、、、ならばもう一発!!」
またファイアードから炎の塊が出た。
「こうなったらもう容赦しない。徹底的に叩き潰す。勿論中のパイロットは死ぬけどな。」
ススグは相当苛立っているようだ。
「だけど、ススグ。きっとあの人にも何か事情があるのよ。それを聞いてあげなきゃ。」
156 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 22:28
マリはススグを落ち着かせようと思ったが
「人1人、1人の事情なんか知るかよっ!!!」
ススグは尚苛立つばかりだ。
「話は済んだか。これで終わりだ。ファイアーボール!!!!」
炎の塊がガイザーに向かう。
「2度も喰らうかよ!!ゴッドーーパンチィィィィィーー!!!!」
ゴッドの拳が炎を裂く。
「何だと!!!」
青年は驚く。
だがその時にガイザーはもう次の攻撃を開始していた。
「終わりだ!!!!」
ガイザーはジャンプしてファイアードにゴッドパンチを放った。
「ぐっ。」
だが間一髪ファイアードは避けた。
そのゴッドパンチの当たった岩が粉々になった。
「まともに喰らってたら危なかったな。
青年は冷や汗をかく。
157 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 22:48
「チッ、避けたか。これを避けたのはお前が初めてだ。」
ススグは自信気に言う。
それを聞いたマリは『初めても何もまだ3回しか使ってないじゃないの』と思ったがあえて口には出さなかった。
「ならばもう一度喰らえ!!!ファイアーボール!!!!」
ファイアードからまた炎の塊が出る。
「フンッ、バカの一つ覚えみたいに。」
ススグは笑いながらそう言った。
マリは『あなたも同じでしょ』とまたしてもツッコンだがやはり口には出さなかった。
言うとうるさくなるからである。
158 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 23:11
しかしファイアーボールの向かう先はガイザーではなかった。
炎の塊はガイザーとは違う所にあたった。
「何処を狙ってるんだ。」
ススグは敵の失敗に思わず笑みを浮かべたがこれは罠だった。
「ククッ、お前は気付かなかったようだな。」
「何!!!」
「俺はお前を狙ってたわけじゃない。。」
「どういう意味、、!!!」
ススグがそう言いかけた途端落盤が起きた。
「まさか!!」
「ファイアードは上の岩を狙う事で落盤を。」
2人は慌てた。
「自然の力に押しつぶされるがいいさ。じゃあな。」
ファイアードはそそくさと去って行った。
そして落盤がガイザーの上に直撃した。
「うわああああっ!!!」
、、しばらくして、、、、
159 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 23:12
落盤に直撃したもののガイザーは無事だった。
「ぐっ、、俺は無事なのか。」
ススグは周りを見渡して言った。
「ゴッドガードで何とか防げたわ。」
マリが疲れ気味で言う。
「よくやったマリ。さてと、、」
ガイザーは立ち上がった。
「あいつの後を追わなきゃ。」
「見てここに足跡があるわ。」
「これを辿れば。」
「ウン。」
160 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 23:13
2人は足跡を辿って行った。
火山帯を抜けるとそこは森になっていて、
そこからもう少しするとほんの小さな崖の下に町があった。ここからよく見える。
足跡はそこで途絶えている。どうやらファイアードはこの崖から町に着地したらしい。
「こんなとこに町があったのか。」
ススグは不思議そうに下にある町がある。
しかし何か様子見て。
「ススグ。どうやらここは邪神に占領されてるみたいよ。」
「どれ。本当だ。」
周りを見渡すと初めて邪神と戦った時の機体がいくつもあった。
「ボドムスではなく雑魚機だな。」
「みっ、見てあそこ。」
マリが指を指したとこには幾つか破壊された雑魚機とファイアードと2人の男とがいた。
続く
161 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 23:13
EDはまだ考えていません
162 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/01 23:18
次回予告
ゴッドガイザ〜♪
俺達はファイアードの後を追いかけるとそこには町があったんだ。
そこには2人の騎士のような奴がいて半端じゃなく強いんだ。
あのファイアードが破れるぐらいだからな。
更にもう1人の方は中流隊とか言って俺より強いらしい。
ふざけるなよ!!
何だかわけわからないけどとにかく全員まとめてかかってこい!!!
次回
2人の騎士
ゴッドの力が悪を討つ!!!!
163 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 01:42
「少しはやるようだな」
そう言ったのは青い髪で青い眼で青い鎧を着け青に包まれたような少し陰のある若い男であった。
その男は17〜19ぐらいでファイアードに乗っていた青年と同じぐらいの年である
「お世辞はいい。この町から去れ。そうすれば見逃してやる」
青年は静かにそう言った。
「お前の名は?」
そう言ったのは金髪で金の眼をした金色の鎧をつけた青の男より少し年上の感じだ。
「俺の名はヴジュル=ミラレルだ」
「そうか」
この2人の男は騎士のような格好をしている。
あえてここでは金の騎士と青の騎士と呼ぼう。
「メルシャ。ヴジュルの相手をしてやれ」
金の騎士はメルシャと呼ばれた青の騎士にそう呼びかけた。
この2人は言わば師弟のようなものである。
金の男が師匠で青の男が弟子のようなものだ。
「少しはやるようだな」
そう言ったのは青い髪で青い眼で青い鎧を着け青に包まれたような少し陰のある若い男であった。
その男は17〜19ぐらいでファイアードに乗っていた青年と同じぐらいの年である
「お世辞はいい。この町から去れ。そうすれば見逃してやる」
青年は静かにそう言った。
「お前の名は?」
そう言ったのは金髪で金の眼をした金色の鎧をつけた青の男より少し年上の感じだ。
「俺の名はヴジュル=ミラレルだ」
「そうか」
この2人の男は騎士のような格好をしている。
あえてここでは金の騎士と青の騎士と呼ぼう。
「メルシャ。ヴジュルの相手をしてやれ」
金の騎士はメルシャと呼ばれた青の騎士にそう呼びかけた。
この2人は言わば師弟のようなものである。
金の男が師匠で青の男が弟子のようなものだ。
「少しはやるようだな」
そう言ったのは青い髪で青い眼で青い鎧を着け青に包まれたような少し陰のある若い男であった。
その男は17〜19ぐらいでファイアードに乗っていた青年と同じぐらいの年である
「お世辞はいい。この町から去れ。そうすれば見逃してやる」
青年は静かにそう言った。
「お前の名は?」
そう言ったのは金髪で金の眼をした金色の鎧をつけた青の男より少し年上の感じだ。
「俺の名はヴジュル=ミラレルだ」
「そうか」
この2人の男は騎士のような格好をしている。
あえてここでは金の騎士と青の騎士と呼ぼう。
「メルシャ。ヴジュルの相手をしてやれ」
金の騎士はメルシャと呼ばれた青の騎士にそう呼びかけた。
この2人は言わば師弟のようなものである。
金の騎士が師匠で青の騎士のメルシャが弟子のようなものだ。
∧_∧ ∧_∧
ピュ.ー ( ・3・) ( ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
=〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
= ◎――――――◎ 山崎渉&ぼるじょあ
167 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 02:57
「わかりました」
メルシャはそう言うと機体に乗り込んだ。
「ところでヴジュル。お前がその気ならメルシャが機体に乗る前に我々を撃つ事ができたのに何故そうしなかったのかな?」
金の騎士が笑みを浮かべながらヴジュルに聞いてきた。
「俺はそこまで腐っちゃいない」
「いい答えだ」
2人が少し話しをしてる間にメルシャは既に戦闘態勢にはいっている。
「では行くぞ!!!」
メルシャがヴジュルに襲いかかって来た。
2人の戦いが始まった。
168 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 02:57
史上最大最強無敵のゴッドガイザー
GOD!!! GOD!!! ゴットガイザ〜♪
GOD!!! GOD!!! ゴッドガイザ〜♪
GOD!!! GOD!!! ゴッドガイザ〜♪
トゥルルルルルル〜♪ ルルルルル〜♪
GOD!! 神 神様〜♪
ゴッドガイザ〜 無敵〜♪
どんな邪心教もこの機体で〜♪
ぶっ潰す〜 楽勝〜♪
俺とお前が力を合わせば〜♪
ゴッドパ〜ンチ、ゴッドフラーッシュ、ゴッドアターック、ゴッドミサイル〜♪
ゴッドクラッチェ、ゴッドソード〜、これが奥義のゴッドウェ〜〜ブ〜〜♪
GOD GOD ゴッドガイザ〜♪
神 神 神様〜♪
これが史上最大ゴッドガイザ〜♪
最強無敵のゴッドガイザ〜♪
神の咆哮ゴッドガイザ〜♪
第3話 2人の騎士
メルシャとヴァジュルの一騎打ちがはじまった。
ヴァジュルのファイアードから炎の塊が出る。
「行けえーーッ、ファイアーボール!」
炎の塊がメルシャの機体に向かう。
メルシャの機体は肩の後ろにある剣を取り出して、
「炎か。だが俺には効かない。アウトシャフト!」
もの凄い剣の回転で炎をはじく。
「くっ、剣の回転で炎をはじいてるだと!」
ヴァジュルはあまりの剣の回転の速さに驚いた。
「死ねええええええええっ!!!!」
ヴァジュルがほんの少し驚いてた間にもメルシャの第2の攻撃が始まっていた。
メルシャは高く飛び上がりファイアードに向かって剣を下ろし右腕を瞬く間に斬り裂いた。
170 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 15:55
「みっ、右腕が!!!」
ヴァジュルはあまりの速い攻撃に反応できなかった。
メルシャは休む隙を与えない。
「スティルスラッシャー!!」
メルシャの剣が瞬く間にファイアードの機体を斜め十字に斬り裂く。
「ぐあっ!!!」
機体に深い斜め十字の傷跡はできたものの、パイロットの操縦席には及ばなかった。
「つ、強い。強過ぎる」
ヴァジュルはあまりの強さに驚愕した。
またそれを見ていたススグとマリも驚いていた。
「あっ、あの青い機体。あのファイアードをこうも簡単に」
「ガッ、ガイザーより強いかも」
「バッ、バカ言うなよ。ガイザーの方が強いよ」
不安気なマリにススグは強がってみせたものの、
やはり心の中では不安がよぎっていた。それは自分より強いのではないかという不安。
171 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 16:59
いきなしだが設定資料をここに載せたいと思う。
登場人物
ススグ 年齢14〜15ぐらい
ゴッドガイザーのパイロット。
短気で怒りやすくて単純。
マリ 年齢13〜15ぐらい
ススグと同じくゴッドガイザーのパイロット。
ススグよりは冷静。
博士
頭いいがどこかマヌケ
ヴァジュル 年齢17〜19
ファイアードをかっぱらった青年。
町を救おうとしている。
メルシャ 年齢17〜19
金の騎士の弟子みたいな存在。
第5邪に所属している。
金の騎士 ??
メルシャの師匠的存在。中流隊に属する中隊長。
ストーリーの簡単な粗筋もお願い!
173 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 17:02
用語説明
聖天教 神を信じる軍団。略して聖天と呼ばれてる
邪神教 邪を信じる軍団。略して邪神と呼ばれてる。
第〜邪 邪神は第〜部隊の代わりに第〜邪と使っている。
地理説明
火山帯
町 ▲ 研究所
× ■
174 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 17:06
ストーリー
この世界は聖天教と邪心教の2つの聖と邪が争いあっている。
博士は昔2人の子供を拾った。
その子供達に素質があるのを見抜き聖天と邪神の戦いに終止符を打つ為に日々特訓させた。
そしてあれから10数年後。
今その決戦に幕を閉じるに主人公のススグとマリが神天機ゴッドガイザーをもちいて出陣する!!!
さあ、邪神教の連中をぶっ潰せ。
至上最強最大無敵天の力が悪を討つ!!!!
いざ神天機 ゴットガイザー参る!!!!
175 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 17:33
ブロロロロロロロロロロ。
その時後ろから物音がした。
2人は邪神かと後ろ見た。だがそこにいたのはスクーターに乗った博士であった。
「はっ、博士どうしてここに?」
ススグが驚いて聞くと、
「あの近くを探していたらスクーターらしきものがあってな。
恐らくファイアードのパイロットのものであろう。で、2人共こんな所に立ち止まってどうしたのだ?」
博士は隠れて町の下を見る2人に問い掛けた。
「実はあの後不覚にもファイアードに逃げられてしまいその足跡を辿って行くと町が見えたのです。
どうやらあのファイアードのパイロットは邪神から町を救う為に戦っているようです。」
マリは博士に簡単な説明をした。
「成る程不純な動機ではなかったか。」
博士は安心して言った。
「それならそうと俺達に言えば言いのに。」
ススグの発言に2人は『見ず知らずの人にいちいち説明できるかよ』と思った。
「でっ、博士。重要なのはここからだ。あのファイアードのパイロットが邪神と戦ってるんだけど。
その邪神の奴が強いのなんのって、ファイアードの右腕を斬り裂くは斜め十字に斬り裂くわで。」
ススグは興奮して博士に言う。
176 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 17:49
「あっ、あのファイアードを!!!どれ?」
博士は町の下を見た。
そこには右腕を斬られボディーに斜め十字の傷があるファイアードがいた。
「これは相当な強者だのう。あの邪神を一発で倒したファイアードがこうもやられるとは」
「んっ、、ファイアードが動いた!!」
ススグ達はまじまじとファイアードを見る。
「まっ、まだまだ」
「・・・、まだ動くのか」
メルシャは静かに呟いた。
「マグマの力を舐めるなよ!!うぉおおおおおおおおおおおおおおお!!!!!!」
ファイアードがメルシャの機体に勢いよく向かった。
177 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 17:56
「ファイアーパンチ!!!」
炎の拳がメルシャの機体にぶつかる。
「グヌッ」
その後に隙を与えず
「ファイアーナックル!!」
裏拳をかました。
その裏拳は見事にメルシャの機体の顔にHITした。
『勝ったか!!!』
とヴァジュルは思ったがメルシャの機体は少しよろけたものの直体勢を立て直した。
「ホオ〜ッ、メルシャに2連撃も与えるとは」
金の騎士が少し関心したように言った。
「、、少しは効いたな、、、」
メルシャは内心少し驚きつつも冷静に言った。
「クソッ!!片腕じゃあ力が出ない。」
ヴァジュルは口惜しがる。
178 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 18:13
「もう片方の腕も斬って力を出なくしてやるよ!!」
そうメルシャが言うとファイアードの左腕を切り裂いた。
流石にヴァジュルはこの2連撃があまり効かなくもう負けを覚悟していた。
だからその隙をつかれメルシャにいとも簡単に左腕を斬らせてしまったのだ。
「左腕も。これで両腕が。もはやこれまでか。負けだ。俺を殺れ」
ヴァジュルは負けを覚悟してメルシャにそう言った。
「いざぎよいな」
ススグはマリに顔を合わせ
「行くぞ!!マリ。あのまま見過ごすわけにはいかない」
「そうねススグ。私も同意見よ」
「二人共頼んだぞ」
ススグとマリは各機体に乗り込んだ。
179 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 18:39
2人はトレイヤーとチェキックに乗って崖を降りた。
「終わりだ!!せめて楽に死なせてやる」
メルシャの剣がヴァジュルのコックピットを貫こうとした時!!
崖からトレイヤーとチェキックが降りてくるのを見た。
「なっ、何だ。増援か?」
「今だ!!!ファイアーヘッド!!!!」
ファイアードがメルシャの機体に目掛けて頭突きをする。
ヴァジュルはまだ諦めてなかった。敵が隙を見せたらいつでも攻撃できるような態勢に入っていたのだ。
しかしファイアードの頭突きはメルシャの機体に抑えられた。
「くっ、しつこいんだよお前は!!」
メルシャがファイアードの頭を抑える間にも、、
メルシャは崖から来るトレイヤーとチェキックの二機が気になってしょうがなかった。
そして崖を降りるマリとススグは降りて走ってる間にも
180 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 19:23
「俺と〜!!」 *ススグ
「私が〜!!!」 *マリ
「力を合わせば」 *合掌
「神より力を受けたまう」 *合掌
「至上」 *ススグ
「最大」 *マリ
「最強」 *ススグ
「無敵」 *マリ
「神天機 ゴッドガイザー只今見惨!!!!!」 *合掌
合体した。
「なっ、何だあの光は!!」
メルシャは思わず光につられガイザーの方を向いてしまった。
その隙をヴァジュルが見逃すはずがなかった。
「おらあー隙あり!!ファイアーヘッドオオオ!!!」
「がふっ」
181 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 19:24
ファイアードの頭突きがメルシャの機体の顔の顎ににHITした。
「フッ、まだまだ青いな」
金騎士は微笑した。
「こっ、このお〜いい加減にしろよ」
メルシャはファイアードの頭を離して、ファイアードのコックピットに剣を指そうとする。
「終わりだ!!」
『ここまでか!!!』と思ったその時、、
「そうはさせるかゴッドキィーーック!!!」
ガイザーの足が光となる。
「ずはっ」
崖をジャンプしたガイザーがおもいっきりメルシャの機体の頬に蹴りをいれた。
流石のメルシャの機体もいきなしの、それも勢いのついた攻撃を喰らってかなりよろめき剣を手から離してしまった。
182 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/02 19:24
「チャーンス!!2度と剣をつかませずに終わりにしてやる正義の拳!!ゴッドパーンチ!!!」
ガイザーの拳がメルシャの機体にあたる。
「くうううっ、、。」
だがメルシャは腕で防御していて倒れなかった。
「なっ、何だと!!」
「あっ、あの体勢で防御したというの!!」
「防御したにせよゴッドガイザーのパンチを受け止めるなんて!!!!」
ススグとマリはゴッドガイザーを初めて防がれた事に驚いた。
「フフッ、大したパンチだ。中にいるこの私っまでかなりの衝撃が走ったよ。
だがこれまでだ。んっ!!」
メルシャはある事に気付いた。それは、、
何とゴッドガイザーのパンチを防いだ腕にヒビができてたことだ。
「バッ、バカな。俺のザムソーにヒビが!!!」
メルシャはまるで信じられないというような顔つきをする。
「ホオ〜ッ、あの機体のパイロット。荒削りだが中々やるな」
金の騎士はガイザーに関心を示した。
「へっ、何だ効いていたのか」
ススグは笑いながら言うものの
『しかしあのパンチでヒビだけか』と内心少し残念であった。
「不覚をとったが2度は無いと思えよ!!」
メルシャが声をあげて言う。
「上等だぜ。ゴッドガイザーの力を見せてやる!!」
ススグが嬉しそうに笑いながら言う。
その時
「おっ、お前はあの時の・・・」
ヴァジュルがススグに声をかけてきた。
「安心しな。理由はわかった。お前はこの町を救いたかったんだろ?
俺はお前を倒すつもりはないよ。俺が倒すのはあの真正面にいる邪神共だ!!」
「おっ、俺も戦う・・」
ヴァジュルがかすれた声で言う。
「両腕の無いお前がか?足手まといだ引っ込んでな。選手交代だぜ!!」
ススグがヴァジュルに厳しく言った。
しかしそれはススグなりの気遣いだったのだ。
「すまない」
その気遣いを理解したヴァジュルはそれだけ言うとグッタリと倒れた。
「さて、行くぞマリ!!」
「ええっ、ススグ!!!」
「来いゴッドガイザーとやら」
ガイザーがザムソーに走って向かって行った
185 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/03 00:04
「ゴッドーパーンチ!!」
ザムソーは素早くあの時(ゴッドキックを喰らった時)に落とした剣を拾い上げ、
ゴッガイザーの拳を斬り裂こうとした。
「そう何度も通じるか!!」
剣がガイザーの拳に降ろされたが、、
ガイザーの拳は斬り裂かれる事はなくただぶつかりあった。
「なっ、、!!何故斬れない」
「ゴッドのパンチを舐めるなよ!!」
カキン、剣と拳がぶつかり合った衝撃でお互い後ろに下がる。
「、、やり方を変えさせてもらおう」
メルシャはそう言うとザムソーから弓矢を取り出した。
「ゆっ、弓!!飛び道具だと!!!
「終わりだガイザー。フロストアロー!!!」
ガイザーに向かって幾つもの矢が飛ぶ。
「この数は防ぎ切れまい。」
186 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/03 00:22
『クッ、どうする』と思ったススグだが
「ゴッドガード!!」
マリの防御技が防いでくれた。
「よし、そのまま突っ走ろう」
「ええっ」
「矢、矢を弾き返してる!!!」
「よし!!」
マリがゴッドガードを解くと
187 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/03 00:23
「よし!!喰らえゴッドパーンチ!!!」
ゴッドパンチがザムソーの頬にHITする。
「ぐわああああっ」
『これで!!』と思ったが、、、
ザムソーは倒れなかった。
「こっ、こうも易々と攻撃を許すとはな。。自分自身が許せないよ」
メルシャはかなりプライドが傷つけられたようだ。
「ゴッドパンチを2度も喰らったのに、、平然としてるなんて!!」
『い、今まで戦ってきた敵とは格が違う。いや、まだ今回を合わせて3回しか戦ってないけどさ』
とススグは心の中で自分にツッコミながら焦った。
「年齢○〜○」って、
おまえが作者(=神)なんだから、きっちり設定してしまえよ。
…それとな、『最強無敵』はイイとして、『史上最大』ってのは、なんかなー。
デカけりゃイイってもんでもあるまいに。
189 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/03 22:39
>>188 ちょっと年齢はもう少し考えてから。
それから『至上最大』というのは別に至上最大に大きいと言う意味でなく、
どちらかというと至上最大に寛大だって感じ。
大きさはそうだねえ〜〜。ガンダムより少し大きいぐらいが目安。
「フッ、しかしこうもやるものとは思わなかったよ」
メルシャはプライドが傷つけられた反面、
強い相手に会えて嬉しそうだった。
「はっ、そちらこそ」
ガイザーもまたメルシャと同じ心境であった。
「中々良い勝負だ」
金の騎士が笑みを浮かべそう言うと、その直後に部下に声をかけられた。
「ミレル様。後はこの私ガリア=ガムレイにお任せを」
「お前がガイザーを倒すと言うのか?」
「ハッ、その通りです。ここはあくまでも我々第3邪の占領地。
自分の陣地は我々で守りとうございます。如何でしょうか?」
「ウムッ、わかった。後はお前達で何とかするがいい。
金の騎士はガリアのその願いを聞き入れた。
そして
191 :
夢見る名無しさん:03/08/03 23:51
タイガー!
192 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/03 23:59
「行くぞゴッドガイザー!!」
メルシャザムソーがガイザーに向かって行った時!!!
「そこまでだ。メルシャ!!」
ミレルがメルシャに声をかけた。
「ミッ、ミレル中隊長!!!何ですか?」
「護衛はここまでだ。引き上げるぞ!!」
「しっ、しかしせっかくこれからが」
メルシャがしぶると
「私の命令が聞けないのかメルシャ?」
ミレルが睨みをきかせた。
「わかりました」
メルシャは渋々返事をした。
193 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/04 00:11
「なっ、、あのザムソーのパイロットに偉そうに命令しているアイツは何者なんだ!!」
「ちゅ、中隊長だと!!まさかこんな所に」
ススグが驚いて言うと下から博士の声がした。
「はっ、博士!!いつの間に!!!」
ススグは博士の声に驚いた。
「ついあの騎士らしき格好をした2人が気になってな。つい来てしまったのだ
幸い殆どの雑魚機はファイアードが倒してくれて助かったよ」
「それはそうとしてだ博士。中隊長って何なの?アイツそんなに凄い奴なのか?」
「ああっ、そうだ。お前やあのザムソーを含めここにいる全員が束になってもあいつには勝てんよ」
「なっ、何でだよ?」
「しかし何で博士は敵の機体がザムソーだって知ってるんですか?」
2人同時に違う質問をしてきた。
194 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/04 00:24
「ふ、2人同時に質問するなよ。ややこしいなあ。じゃあまずマリからな。
私が敵の機体を知っているのは博士なのだから当たり前だろ?敵の機体もそれなりに知ってるさ」
博士はまずマリに質問を返した。
「それもそうですね」
マリは簡単に納得した。
「おーい、俺の質問は?」
ススグがせがむように言う。
「せかすなよ。2人同時に質問は返せないだろ」
一方それを見ている敵達は
「ミレル様。今の内やっちゃいましょうか?」
ガリアがせかしながら言う。
「まあ、もう少し待ってやれ」
それに対してミレルは落ち着いている。
195 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/04 01:17
「そもそもだな。邪神には小流隊、中流隊、上流隊の三つのランクがあるのだよ」
「3つのランクにか」
ススグが博士に聞いた。
「そうだ。今までお前達が戦ってきたのはザムソーのパイロットを含め全員
小流隊の者だ。そして奴は恐らく中流隊の者であろう」
「俺が今まで戦ってきたのは一番下のランクなのか。だけど何故あの金の騎士が中流隊の者だってわかるんだ?」
「中隊長と言うのはだな。中流隊の全体を指揮する一団の位なのだよ。
その中で色々な部隊があって奴は騎士部隊の者らしいな。小流隊にはそういうのがないからな」
「とんでもねえな。って事は待てよ?もしかしてあの中隊長はゴッドガイザーより強いのか?」
ススグが唾を飲んで博士に聞いた。その時の心境は正に何とも言えない気分だったであろう。
「当然だ。格が違い過ぎる」
博士はアッサリと言った。
「なっ、なんだとおーゴッドガイザーは最強無敵の機体じゃなかったのよ!!!
嘘ついたのかよ!!!どおりで無敵と言うわりには今まで大分苦戦したな〜と思ったんだ!!!」
196 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/04 01:49
ススグは怒りながら博士に言う。
「まっ、待て落ち着かんかススグ!!ゴッドガイザーはパイロットが強くなればなる程、
それに連呼してゴッドガイザーも強くなるのだ。現に最初の戦いより幾分ガイザーの力が上がったと思うだろ?」
「確かに」
「ススグ、マリ。このガイザーにはまだまだ色々な技や力が隠されている。
どこまで強くなるかはお前達次第だ!!!」
「ヘッ、成る程な。そいつは面白いぜ。俺がいずれこいつを真の最強無敵の機体にしてやるよ!!!」
ススグは博士の言葉に納得したようで嬉しそうに言った。
「それまで大変そうね」
マリも嬉しそうに笑いながら言った。
197 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/04 01:49
ススグは怒りながら博士に言う。
「まっ、待て落ち着かんかススグ!!ゴッドガイザーはパイロットが強くなればなる程、
それに連呼してゴッドガイザーも強くなるのだ。現に最初の戦いより幾分ガイザーの力が上がったと思うだろ?」
博士はススグを納得させるよう言う。
「確かに」
「ススグ、マリ。このガイザーにはまだまだ色々な技や力が隠されている。
どこまで強くなるかはお前達次第だ!!!」
「ヘッ、成る程な。そいつは面白いぜ。俺がいずれこいつを真の最強無敵の機体にしてやるよ!!!」
ススグは博士の言葉に納得したようで嬉しそうに言った。
「それまで大変そうね」
マリも嬉しそうに笑いながら言った。
198 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/05 01:17
2人供やはり嬉しかったのだ。
人は努力して能力を昇華するのを好むものだ。
「でっ、ガイザーの力が凄いのもわかった。中流隊が俺達より強いのもわかった。
だったらあの金の騎士が出たら俺達は勝ち目がないじゃないか!!」
ススグが不安そうに博士に問い掛けた。
「確かにそうだ。だがそれはまずないであろう」
「どっ、どうしてだよ?わけわからないよ」
博士が言った事がよくわからなく動揺したような声を出した。
「基本的に中流隊の者が自分より下の小流隊並の者に手を出す事はないからだ」
「ん??、、とにかく詳しい話はこの戦いが終わった後に聞かせてもらうぜ」
そう言うとススグはメルシャの方を向いた。
「という事はだ。あの金の騎士は俺に手をださねえんだな。なら倒すべき敵はあのザムソーのみ」
ススグが大声を出して言った。
199 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/05 02:09
「待たして悪かったなあ。さあ、勝負だザムソー。まさかここで終わりにする気はないよなあ?」
ススグはメルシャとの戦いを続行しようと挑発してみたが
「ミレル中隊長の命令は絶対だ。悪いがお前との戦いはまた今度にお預けだ」
メルシャは軽く流した。
「ふざけるなよ!!人がしたでにでてればよおっ!!!」
ススグは怒鳴った。戦いを放棄されるのが腹立たしくてしょうがないようだ。
それを聞いたマリは『したでにでてないでしょ』と思った。
「意地でも戦いを続行させてやるよゴッドーーパーンチ!!!!」
ススグはザムソーに向かってゴッドパンチを放とうとしたが、、
その突如横から敵の機体のパンチがゴッドの顔にHITした。
「うわあーーっ」
その強烈に重いパンチを受けてガイザーは倒れてしまう。
「くうっ、誰だ!!!」
ススグがそう言って立ち上がると前にはサイのようなごつい機体が前にいた。
「さあ、ミレル様にメルシャ殿。ここはこの私に任せて帰還してください」
その機体のパイロットはさっきミレルにガイザーを倒すのを志願したガリア=ガムレイであった。
「では、ガリレイ。後は頼んだぞ。ではメルシャ。これより帰還するぞ」
200 :
ワイフラー閣下 ◆va2KrOhAnM :03/08/05 22:10
ミレルはそう言うと自分の機体に乗り込み自分の帰還する場所に足をすすめた。
その機体は黄色でザムソーに似ている。
「ハッ!!」
それだけ言うとメルシャはミレルの後に連いて行った。
「ふっ、ふざけるなよおーー!!!!」
ガイザーはメルシャを追いかけようとするが、
それをガムレイが阻んだ。
「おっと〜、お前の相手はこのガリア=ガムレイ様だ」
そうガムレイが言うとガイザーにパンチをしてきた。
ガイザーは見事それを手で受け止めた。
『なっ、何て重いパンチだ!!!』
がっ、、かなりの重いパンチに押されている。
「受け止めるとは流石だな。メルシャと一勝負しただけの事はある」
「、、メルシャ?そいつがザムソーのパイロットか。待てよ!!
お前はさっきメルシャ殿と言ってたはずだ?それがどうして急に呼び捨てになるんだ!!」
ススグが気付いたようにガムレイに言った