白い羽

俺は夢を見てるのかもしれない・・・
終らない夢・・・
繰り返される過ち・・・
償いきれない罪

俺は中学まで成績は良い方だった
なんでも自分は知ってると思ってた
そう思うと何もかもが無駄に思えて・・・
全てが霞んで見えた
俺は誰にも追い越されないと思ってた
まるで白い羽を持っている鳥のように高みへ羽ばたける
そんな特別な存在だと思ってた

俺はそう思うと羽ばたく気がなくなった
「もう何もしたくない」
そう思った

俺は全てが嫌いになった

いや、憎んでいたのかもしれない

高校になってどんどん成績は落ちていった
俺は親に｢お前はどんな事でもやればできる子だ」
そう言われて育ってきた
俺自身そう信じていた

でも、現実は違っていた
どんなに頑張ってもただ自分の小ささを証明するだけで
何一つ変りはしなかった

長い間生きてきて学んだ事
本当に大切な事

どんなに頑張っても人は人でしかなくて・・・
それ以上は何も出来ない無力な存在で
どうしようもなく弱くて・・・

それしか俺には分からなかった

親や友人には申し訳けのないことをした
俺なんかが生まれたせいで
幾人もの人が不幸になった
俺のせいだ・・・

俺は白い羽根を持った崇高な鳥ではない
そう悟るのに時間が掛かりすぎたんだ・・・

人を見下してばかりの人生・・・
何に対しても投げやりで・・・
何に対しても優しく出来なくて・・・


・・・みんな、ごめんね・・・

唯一、俺を心から好きだといってくれた人の最期も見届けられない俺は
本当に心から彼女を愛してやれただろうか・・・
本当に彼女は俺みたいなクズといて幸せだったのだろうか・・・
もし伝えられたら明日死んでも構わない

それで俺の罪から解放されるのなら・・・
今となってはもう分からない・・・
せめて、もう一度会えたら俺の全てを差し出してもいい
俺なんかができることなら何でもやっていい
伝えたい事がある・・・

伝えたい思いがここにある

test

何もかもを失ってようやく気付いた事・・・
何に変えても守らなくてはならない物

限られた時間の中で俺は・・・
俺には何が出来るのだろう・・・

どうか最期は彼女と一緒に・・・


俺はこれを見た全ての人に言います

　俺のようになるな・・・と・・・。

･･･なんか分かる気がする・・・

AIRのやりすぎだ、ヴォケ

そうおもった
どこかでみたようなのだとおもったらAIRか・・・
>>1よ
葉鍵板に来いよ