このこわれものの世界の中で、
もろくも崩れる瓦礫の上で、
僕は詠おう、何かを想い。
突発的に独り言を書き連ねます。
突発的ゆえに、いつ出てくるかわかりません。
詠うものもあれば、話すものもある。怒鳴るものもあるかもしれません。
自らの心に、何かを求めることがあるならば、それを記していこう。
まあ、そんな感じ。
「それは、ただただ、舞い散る雪のように」
「言葉の刃をもって、今君を殺そう」
「あなたが正しいとしたら、本当は何が嘘だったのか」
「きっと、全てが歪んでいるんだ」
内なる孤独の中において、
人は炎を探すだろう。
それは狂気か、それは狂喜か。
神ならぬものに知る由もなく。
人は死して何処へ逝くのか。
記憶すらも失いて、魂だけが昇るのか。
あるいは魂すらもないのだろうか。
学術的には、死は全てを失うことになる。
しかし、全てが本当になくなるのだろうか。
今までの記憶、考え、
自分の全てが泡のように消えてしまうのだろうか……
泡となって消える自分。
想像することができるだろうか。
何もかもが失われ、
全て――自分の存在さえ――消える。
そんな死を、まだ私は受け入れることができない。
しかし、人は死ぬ。どうあれ、いつかは死ぬ。
その時、自分がどうなるのか、
「消える」ことを、どう想像できようか?
今、ちょうど200番目。
水は油を嫌うのか。
油は水を嫌うのか。
嫌っていなくとも、相容れぬ水と油。
誰が思うかその悲劇。
しもた……トリップ間違えた
欝だ……
言葉は時として、残酷で、
言葉は時として、無常。
しかし、言葉でしか伝えられぬもの。
意思、伝えること。
それが、言葉の真髄なのだろう。
伝えることは、己が愛か。
伝えることは、君が定めか。
壊れて
請われて
乞われて
恋われて
毀れて
コワレテ
壊れるまでの一瞬を
今はただ―――
失った時間だけが、悲しくて―――
空には数多の星あれど、
手に届くもの一つもなし。
それは、不幸か幸福か。
空の屑は何と語ろう。
宇宙の屑は何と語ろう。
何も無いことは、幸せだろうか。
何かがあることが、幸せだろうか。
全てを失っても、幸せである人。
全てを手に入れて、幸せである人。
違いは、満たされるものの違いは、なんだろうか。
答えすら、人を満たそうとするものでしかないのだが。
時には―――
そういう日があることも―――
――――良いんじゃないだろうか。
何が、正しくて、
何が、間違っていて。
何かが、正しくて、
何かが、間違っていて。
矛盾だらけの世界の中で、
それでも何かを探してゆくか。
永久(とわ)を願って――――
僕は―――
――――あの歌を詠おう。
明日を信じる若者と、
過去を夢見る若者と、
今を壊せぬ若者と。
互いが幸せであらぬ事を願う。
若者達は、祈りについた。
信じて夢見、生きるは何処か。
壊れ得ぬ、時代の流れか。
闇夜に映るは死の影か。
闇を切り裂く光の剣か。
銀の煌き闇を裂き、
闇に潜む陰を斬る。
影は己の邪なる半身。
影は己の内なる心。
斬れども斬れども影は消えず。
それが、世界の意思だったなら、
迷わず、僕は、戦おう。
そして、私はあなたを壊す―――
暗い闇の中で、もがき、苦しみ、
それでも先を求めるか。
汝の肌は闇にとらわれ、
汝の体は暗(くろ)を孕み、
それでも光を求めるか。
そして、世界は再び動き出す。
まどろみを振り払い、
幻想をほどき、
現実を見る目があるか。
人を縛る戒めを解き、
完全なる自由を見たとき、
現実の重さにつぶされることもあろう。
それは、人の業。
それは、人の「完全なる自立」
そして、「完全なる自由」
穢れ無き目を、濁り無き目を、
己の中に、持ち続け………・・・
手にすることはできぬ栄光。
手の中を廻り、巡る運命。
誰が言ったのだろう。
「運命は切り開くものだ」
誰が言ったのだろう。
「愚者は、時として聖者となる」
運命があるのだとしたら、
神よ。
我に夢を。生きるための夢を。
太陽を抱え月を背負い、
進み行くは、光か影か。
先に何かがあるとしても、
心に太陽、内には月。
掲げてゆくか、未来へと。
サイレンが鳴るぜ ベランダの向こう
赤いライトが遠くに消える
あたしの部屋は六階 ずっと 震えたままの 銃を
倒れるまで 眠らないの だって 勿体無いから
あたしの部屋が鳴って 六階は 一人って
ビートが干渉する 町のざわざわが聞こえてくるよ
部屋ってる 夜ってる 笑ってる 一人ってる
つーか恋しちゃいました。
相手はとんがってますね。でも、きれいな子です。
ねえ 君の泳ぐ姿が夕日に溶けて オレンジ色の中へと 吸い込まれていく
帰らないのなら
抱かないでよ 抱かないでよ
ああ 君はブルーの海をこよなく愛す 自由に泳ぐ魚 あたしはきっと
それに恋した
人魚なんでしょう 人魚なんでしょう
深夜三時の心境。目の前には、青い海に泳ぐ美しい魚。
恋した子は、昔恋したあの子に似ている。
白い肌、高い鼻、きれいな目。
性別なんか関係ない。少数派なのはわかってる。
今日もあたしの肌とあの子の肌はこすれ合う。
それは、正しくなんかなくて―――
だけど、それしかありえなくて―――
そんな事を思いながら、僕は、涙を流していた―――
終わりのない時間はなくて、
人にはいつか終わりが来て、
それでも懸命に人は生きて―――
そこに浮かぶもの。
手を伸ばせば届くけど、
触れれば、きっと消えてしまう……
何のために、
何のために、
何のために、
生きているのだろうか……
ふと、そう思った……
「確かにそれを、僕は望んでいた」
「けれど―――」
「本当に、僕はそれを望んだのだろうか?」
「あなたは、きっと望んでいた」
「あなたは、きっと望んでいない」
「私は、あなたが、何を望んでいるのかを知っている」
「だけど―――」
「あなたは、あなたで、それは、自分で決めることで……」
「私は、あなたを知らないから」
「本当のあなたを知るのは、あなたしかいないから―――」
そこにあったのは、
絶望だったから、
彼はきっと、
壊れてしまったのだろう。
凍えた心に炎を灯そう。
冷えた体に暖かい心を。
凍えた体の止まった時間。
炎の心が崩しだす。
何も感じない、
何も求めない、
何も、いらない。
そう思うことは、幸せか?
そう思うことが、幸せか?
答えは、既に決まっているだろう。
いつから―――
翼を―――
失ってしまったのだろう―――
「その手の温もりが、今はただ寂しくて」
「いつか想った未来が……遠くて、遠くて……」
「悲しいくらいに、遠くて……」
無から有などは
――例え出来たとしても――
してはならないことではないのか
最近、親父の寝言が増えてる気がする。
やはり、母を亡くしたことが効いているのだろう。
家にいないのは一緒だけど、
やはり「いる」と「いない」では決定的な差だから……
何か、出来ることもなく、
ただただ逝ってしまった母を、
親父はどう思っているのだろう。
泣かなかったけど、
きっと心はボロボロで、
疲れはてているんだろう。
疲れたのなら、言って欲しい。
一人減っても、家族は、まだ、ここにいるんだから。
「この手についた血は、誰のもの?」
「消えることのない、紅く、赤い血は」
「誰の、命?」
「誰の、心?」
全てが、空回りしている気がする。
一体、何をしているのだろう。
本当は、きっと泣きたくて、
でも、泣くことを自分は許さなくて、
居場所が、何処にもなくて、
それを心地よいとは思うけれど、
時々とても、寂しくて……
全部を忘れてしまえたら、
こんなに幸せなことはないだろう。
全てが無へと帰し、全てを失って、
それでも、まさに「新しい」者へと変わる。
だけども、
捨てることは、
本当は、
悲しいことなんだろう。
何もかもが、上手くいかない。
いや、上手くいかない、ではないか。
上手くすることができない。
本当に、これは正しいのか?
自信がない。
どれにも、何にも自信がなくて、
生きることの意義さえ忘れ、
惰性だけで生活している。
これで、いいのか?
よくはない。しかし、
どうにも、先が見えない……
(・∀・)9 ガンバ!
それが全てではないわけで、
だから希望があるわけで。
「世界なんてのは、結局は物の集まりに過ぎない」
「だから、物は物らしく精一杯やればいいんだ」
「言葉なんてのは、多少乱暴でも、気持ちが伝わればいいんだ」
「言葉の要らない時間というのも、あるものさ」
「言葉にしてくれなきゃ、伝わらないよ」
「まあ、なんだ、言葉で伝えきれないことも、あるんだから」
有形にして、無形のもの。
言葉は、つなぐ。
それが声でなくとも、言葉は人をつなぐ。
今、しなければ、きっと後悔する。
そんな、決断を迫られることが、
一生に何度あるのだろう。
惰性で生きることと、
慣性で生きることと、
必死に生きることと、
実際、人は何を思い、生きているのだろうか……
「そんなことも、あるさ」
ふと呟いた、その言葉。
明日を想う言葉。
過去を省みる言葉。
全てを一括りにして、
「そんなことも、あるだろう」
言葉を、口にした。
踊る、踊る、僕は踊る。
誰に言われるでもない。
誰に強要されるでもない。
誰に操られるでもない。
踊る、踊る、僕は踊る。
誰かの手のひらで。
この星の上で。
この、無常な世の中の上で。
正しいことが、あるのか。
本当に正しい選択が、あるのか。
そんなことは、分からない。
「人は、いつか死ぬから」
「それが早いか遅いかなんて、関係ない」
「生き抜くことが、正しいかなんて」
「本当は誰も知らない」
「知らないからこそ、生きるんだろう」
「知ることが、怖いんだ」
「どうでもいい事って、あるよなぁ……」
白い呟きは、天に消え、
それが存在したことすら、分からない。
「さあ、僕が殺してあげよう」
「あなたの心を」
「その心を」
「姉弟がそろうのは、これが最後だな」
母の葬式のとき、叔父が言った言葉。
叔父は、このとき、何を思っていたのだろう。
あまりにも正しすぎて、
あまりにも寂しすぎて、
涙を流すまい、と誓った心に
少しだけ、緩みが生じた言葉。
この言葉は、多分、一生忘れないだろう。
なぜ、今になって思い出したか、
否、思い出す、ではなく、思い返す、だ。
忘れたことなどないのだから。
「歩み寄ることが出来ない人間って―――
―――少し、嫌だ」
「始まりは、いつも、こんなんだった」
あっけなく、ことは始まり、
そしてあっけなく、ことは終わる。
それが現実……
それは、本当に、あっけなく。
たまーに覗いてたスレが落ちたりしたりして。
まあ、因果は巡るわけで、これも一つの運命で。
空は、光を湛えずとも、
光は空の上にある。
「誰かが、見ているかもしれないな」
疑心は不安を、
不安は幻覚を、
幻覚は恐怖を呼び覚ます。
それは、循環。
不の循環。
星の光も昔のもので、
消えた数多の星達の残光降りそそぐこの地は、
一体どんな無常を抱えているのだろう。
変わりゆくもの。
変わらずとどまるもの。
流れは早く、また遅く。
時間は何かを分かつけれど、
確実に何かをもたらす。
それを拒否することが、
果たして出来るだろうか。
あれほど固く誓ったというのに、
その約束は、守られはしなかった。
あの人は、何処へ行ったというのだろうか。
月が照らすこの街は、
その足跡を浮き上がらせることもせず、
唯々、静かに眠るだけ。
「愛することは、力だ」
誰かはそう言った。それは、本当なのだろうか。
私は、実のところ、愛を知らないのではないか、と思う。
確かに、家族は大事だし、それは愛かもしれない。
ただ、愛する、ということが、分からないのだ。
人を愛することの出来ない人は、愛されることは出来ないのか。
答えはイエスだろう。
出来ない、もある。しかし、それ以上に資格が無い。
私は、愛を知らないのだろう。
それは、ある意味残酷で、ある意味幸せなのかもしれない。
私は、愛を知らないのだろう。
今は、それを求めることすらしようとは思わない。
それが正しいかは、いつか、時が答えを出すことだろう。
「愛することは、力だ」
本当ならば、私は、途方も無い落ちこぼれなのかもしれない。
終わりの無い時間の中で
ヒトは何を想い
消えてゆくのだろう
すれ違う誰かにも、人生はあって。
一瞬の交錯だけが、その人との関わり。
とある一瞬のみが、その人との交わり。
世には、なんと人の多きことか。
世の中は、なんと広きことか。
何千、何万分の一の確立で出会う、
その人たちが、必死に生き、必死に戦い、
必死に自分を生かそうとすることが、
正しいことで、必要なことで。
誰かは、何かに気づくだろう。
誰かも、何かに気づくだろう。
それは、何かは分からないとしても、
きっと、何かに気づくだろう。
「何だって出来そうな気がしたんだ」
可能性は、人を伸ばし、
可能性は、人を散らす。
信じればこそ、一歩を進める。
だが、その先にあるものは、
光だけではないということを、
どうか忘れないように……
巻き起こる渦は、我々を飲み込み、
遥かなる奈落へと導くであろう……
「僕が、誰かを愛するときが来たら」
「きっと、そのときは」
「僕は、壊れているのだろう」
もう、何も、正しいと、思うことは、出来ない……
「もう、何も――」
「怖いものなんて――」
「――無いんだっ!!」
この手の内にあるものは、一体何で、
どうして、それを持っているのかも、
なぜ、それを手放さないかも、
それが、どうしてあるのかも、
全部、分からなくて。
手に持っている、
その事実だけがそこにあって。
事実だけを受け入れたとしても、
それは、先の見えないもので。
この手にあるものは、何?
この手を蝕むものは、一体、何?
言葉の無い、会話。
どこかでつながっている、心と心。
合図と合図でする、息の合った行動。
それは、人のなし得る、
「信頼」という名の絆。
正しくも、間違っていても、
絆は、つながり。
つながり弱きものは、
つながりを否定することを恐れ、
より強く、絆を求める。
雑踏の中、すれ違う人の一生を思えば、
それは、ただの戯言だとしても、悲しげで。
人それぞれに、人生はあれども、
それを分かち合う者のなんと少なきことか。
過去を知ることはかなわなくとも、
現在を、未来を共有することは出来る。
が、それも一時の交わりなれば、
人は真に孤独なのか。
あるネット関連会社の社長は、「いずれにしても2ちゃんねるは
資金が底をつけば終わり。あまり知られていないことだが、
2ちゃんねる内部関係者によると今、大手通信会社系が調査費名目で資金提供している。
だが、それが止まれば続けてはいけないだろう」と証言する。
2ちゃんねるが判決によって力を失った場合、資金提供の打ち切りも予想される。
http://ascii24.com/news/reading/causebooks/2002/07/01/636911-000.html 以下、別の記事から引用
2ちゃんねるに近いあるインターネット関連会社の社長は、2ちゃんねるの幹部から得
た話として証言する。「2ちゃんねるは、運営者や幹部などがそれぞれ別々に会社を
作りカネの流れを見え難くしているが、実際の資金源は複数の大手通信会社系からの
調査費名目のカネ。月額で計約700万円と言い、年間にすれば1億円近く。額はともあ
れ、これは通信会社系的には、ぼう大なトラフィックを調査すると言う表向きの理由
が一応は立つ。自社系に都合の悪い書き込みがされた時に優先的に削除してもらうこ
とも期待している」と前置きし「通信会社系の削除の期待も含めて、2ちゃんねるは
総会屋と同じになっている」と言うのだ。
その具体的な理由として社長は、こう話す。「2ちゃんねるはボランティアの削除人
が書き込みをチェックして、好ましくない書き込みを一所懸命削除している、という
ことになっているが、あれはウソ。削除人には給料が支払われ、その給料の原資と
なっているのが、まずいことを書き込まれた企業が削除要求とともに渡す裏金。これ
はまさに、総会屋の構図そのものだ。これまで裁判になっているのは金額で折り合え
なかったり、裏金を出さない強い態度の企業とだけだ」
あがいてもあがいても、
先は見えずに後ろは昏く、
羽ばたこうにも空はなく、
唯々、下へと落ちるだけ。
因果は巡り、時は巡り、
新たなるものを生み出さず。
されども崩壊のときは来て、
新たな時代を創りたもう。
新年となりました。
だから、何が変わるのかと言われれば、
「結局何も変わらない」んでしょう。
年を一つ食うだけの、そんな一年のはじまり。
あたりまえの日常の中に生きているのですから。
誰も知らない暗黒の中で、
誰も知りえない暗黒の中で、
心を失った、人は、
翼を失った、鳥は、
牙を失った、獣は、
鰭を失った、魚は、
途方もない、絶望と、
どうしようもない、歓喜と、
変えようのない、愛を持って、
終わらない闇と調和する。
あぼーん
別にそれは、求めたものではなかったかもしれない。
別にそれは、本当のものではなかったかもしれない。
今、欲しているものは、確実になく、
今、求めているものは、何処にあるのかも分からない。
この無限の空間の中で、
出会い、別れ、そしてまた出会う人々の中で、
それを求めても、手に入らないことくらい知っているというのに。
手に入らない自由よりも、
拘束された安全を選ぶか。
世界は殻で、また空で、
そこに、何が潜むかも、誰も知らず。
ただ、手をかざせば、
空の蒼さが身に沁みて……
(^^)
永遠を望む者は、
永遠の持つ本当の孤独など、
知りはしないのだろう。
考えはしないのだろう。
言葉よりも重要なものは、
言葉でしか表現できず、
それゆえ、言葉は、
言葉を超える重要なものの存在を、
かき消しているのだろうか。
「その手の中に――」
「自由を――」
「そして、絶望を――」
言葉は足りない
足りなすぎる
だから僕は多くを語らない
悲しければ泣けばいい
楽しければ笑えばいい
愛を語りたいなら
口付けを交わせばいい
(^^)
「いつか、そこにたどり着けるならば――」
「今は――」
「何も、望みはしない――」
「僕は、それを恐れ」
「それは、僕を恐れ」
互いに干渉し合うことは、互いのためとなるのだろうか。
互いのことを知ることが、互いの理解となるだろうか。
互いを恐れ、互いを壊すほどに、強く、きつく結ばれる。
そんな力もあるだろう。
(^^)
言葉を選べども、真実は変わらず、
歪曲することだけが正しいとも言えず。
何を伝えたかったかも忘れてしまうほどに、
その言葉は、多彩な鏡面を持ってしまった。
89 :
夢見る名無しさん:03/01/29 17:50
全部壊してしまえるなら、
それはそれで、幸せだし、
悲しいことかもしれないけど、
己が求めたことなのだから、
きっと、それでよいのだろう。
人間は言葉なしでは生きられない生き物なの
「人生などというものは、迷いのためのものだから」
選ぶことが別れだとしても、
別れが選ぶことだとしても、
避けては通れないことだから、
だから、
その手の中の真実を抱きしめて、
こぼれた現実も全て受け止めてしまえるような、
そんな、
そんな終わりを迎えよう。
そんな終わりを望もう。
何も
何も
何も
何も無く
誰も
誰も
誰も
それを、知ることはなかった……
何気ない一言が人を傷つけ、
何気ない一言に人は喜び、
何気ない一言が、人生をも変える。
それに気がつくのは遅いかもしれないけれど、
それを後悔する時間がない分だけ、
それを迷う時間がない分だけ、
踏ん切りがつく、というものなのかもしれない。
「見る」ことと「見える」ことは決定的に違っていて、
それを理解していても、「見る」ことの出来ないもの、
「見える」のに届かないものがあって。
「見る」ことは、己の意思。
「見える」ことは、己の認知。
確かに違う二つであれども、
背中合わせのように、
一卵性の双子のように、
似通った、人としての認識。
「それは本当に貴方がやりたい事なのか?」
「ここで終わるのも良いだろう」
死を前にすること。
死の前にすること。
世を去る前に、するべきこと。
先を、望むこと。
「いつか、また……」
消え逝く未来と過去のために。
過ぎ去った今と後、
通り過ぎた昔と先。
時間は人を変えるけれども、
人は時間を変えれない。
変えることは、かなわない。
急がなくても、いつか、
人には、終わりがあるから、
その言葉は、胸に秘めたまま、
明日を願うことは、正しいことと信じられず、
鏡面のような心の中を覗き、
万華鏡のような心の移り変わりを見、
それでも一歩進もうと言うのなら、
それは「人」であることなのだろう。
人は人であるが故に人を好き、
人は人であるが故に人を嫌い、
人は人であるが故の傲慢と偽善に満ちた態度を持ち、
その力を行使し、他を退けようとする。
ただ、人が人である事の重要な点は、
「それ」に反発することが出来る、という事かもしれない。
偽善と欺瞞に満ちた世界でも、声高に叫ぶ者がいる。
それは、決して減らない人種。
抵抗と言う名の、反発と言う名の、
意思を持って善をもたらそうとする存在。
人は鏡、人は檻、人は爆弾、人は医療。
いつかなれるなら、私は「本当の人」でありたい。
剣をかざした時そこに映るのは、
己自身の姿であり、
己自身の心であり、
己自身の欲望。
剣を持ちて絶つは何か。
己自身と戦え。
己自身を超えよ。
そうしなければ、訪れるのは崩壊のみ。