1
私たちの身近なところで
原子力を利用しているものとしては
原子力発電所、病院での放射線画像診断・がんの治療
などが挙げられ、どれも大変役立っている。
中でも原子力発電所は、化石燃料を用いて
発電するのに比べ、地球温暖化を促す
温室効果ガスを一切排出しないため
非常にクリーンな発電であると言われている。
しかしながら実際は、原子力もその利用に伴い、
他の技術と同じ様に様々な形態の廃棄物を発生させてしまう。
それらは放射性廃棄物と呼ばれ、生物に影響を与える
可能性のある放射線を放出する。また放射性廃棄物は
現段階では地中に埋めて保管するより処理の方法が無く、
この問題は他の環境問題と同じく、
私たちの未来への負の遺産と言えるだろう。(304文字)
2
化学物質安全データーシートには
化学物資ついての名称から始まり、
取り扱い方法や製造企業名、環境への影響や
安全対策まで様々な情報が記載されているが、
これを利用する事により、従来、適切で具体的な
分離・回収法が見つからないとして
破棄されてきた化学品混合物や化学排出物中の
有価物のリサイクルを促進する事が出来る。
これは環境先進都市の実現や
新たな環境産業の創出に繋がると言えるだろう。(195文字)
3
環境アセスメント、環境マネジメントは共に
自然環境に与える影響を詳しく
調査・予測・評価する事で共通している。
環境アセスメントとは、大規模な事業を
実施しようとする事業者が事業計画を策定する段階から、
事業の実施により事業予定地やその周囲の地域に
及ぼす環境への影響環境の保全のための措置を検討し、
この措置が行われた場合、
事業の実施が環境に及ぼす影響について
総合的に評価することを言う。
対して環境マネジメントは、
ISO14001という国際規格に示されている通り
企業の日常の事業活動が環境に
どれだけの影響を与えているかを把握し、
その上で毎年目標を立て計画を作成し、
それを組織的に実行していく
継続的な改善の取り組の事を言う。(305文字)