君に言いたいことはあるのか

なつかしい唄を聴く
爆音ヘッドフォン

ただそれだけで
涙

取り戻せないし
取り戻すつもりもない

はがゆい
誤解？

招いたのは君だと
そう云うけれど
あたしは

不安でしょうがない

どんどんどんどん
裏切られる
見捨てられる
見放される

言葉さえも
もう
いただけない

劣等感
おいすがる

ねえ
なんでこんなに空虚なの？

本当に望んだものは
決して
その手には入らない

そういう法則

ぶち壊さなくたって
いいや
諦めはついたさ

どうにでもなれ

あたしはきっと
誰からも許されない

なんだって
こんなあたしなんだ？
あたしじゃなくちゃダメだなんて
そんなの嘘っぱちだよ
あたしは君が思うような人間じゃない　誠実さもない

勝手に期待して
勝手に失望して
そんなの繰返してる？

ごめんね
望まれないココロ

いっそのこと
白痴

　　愛されたい

正しくなくてもいい
薄汚れていてもかまわない

どうしてあたしはここを逃げ場にしてるんだろう

君の部屋はあたたかい
何もしてくれないし

カラダやココロを求めることもしないから
その安心感だけ頂戴

無言の会話

なんて移り気で単純なんだろう

でも
脆弱なモノはいずれ
淘汰されてゆくから
その予定だから

今はこのまま
もたれさせて

ふれていたいよ
君に

無力だ
どうしようもない

廃棄処分
バーコードをください

管理して！

ねえ
生きることをやめたら
何が残る？

生活とか
そいうの
よくわかんない

ねえ
もっと讃えてよ

いやいやいや

罵倒でも何でもいい
陵辱でも
アイサツのひとつでもいい

それでも欲しい
今のあたしに足りないのは
言葉

どうでもいいや

キライなら離れてってよ
ねえ

届かないことがわかっていても
それでも延々と吐き出しつづける

灰みたいね

水曜日に彼女は死んだ

君は言葉をもうもってる
君は言葉に気持ちを込める

だからなに？
どんなに愛しさをこめて君の髪を撫でていたか
君は知らないだろう？
わからない優しさに込める気持ちこそ
暖かい
わかりやすさは自分のため

求められたい
安心したい
愛されたい
陵辱されたい
殺されたい
逃げたい
唄いたい
歩きたい
うもれたい

好きな人がいるのに
寂しさをもてあますのは
なんでなんだろう

別に好きじゃないのかな
そうなんだろうな
でも苦しいよ
嬉しい



ふれていたい

どうしていいのかわかんないよ！

なんでこんなことになった？
誰の所為？
あたしの？

ねえ
応えてよ

霞みにだってもっと
実感っていうもんがあるでしょうに

今のあたしにとって君は
妄想の小鳥以下の記憶

こうなったらもう
そのへんの性欲に満ち満ちた
どうでもいいような男に
全部任せてみようか

どうしようもなく堕落してゆく
そんなんでも
きっとあたしにお似合いだよ　　　

誰もカレもが上の空

あたしが欲しいのは
指輪でもマンションでもなくて
ねえ
ただそこにあるぬくもりなんだよ

どうしてわかってくれないかなぁ
そんなに信用できない？

期待して
諦めて
臆病で
身を乗り出して
嘘をついて

それでもう
さよなら

肌さえも
本当にはふれあえない

スバラシイ日々

ありえんねぇ
縁がない

寝る前のお仕事
どうだった？

好きだなんていうのは
好きだよって返して欲しいから？
君のひとみには誰もうつっていなかったよ
寂しさをごまかすために
孤独じゃつらいからと
誰かをもとめても
君の瞳にはなにもうつらない
君が見てるのは君

欲しいものがあるとして
それを手に入れる為に最善の努力を尽くすのは
至極真っ当なことだ

だけどあたしには今まで
そんなことをする必要がなかった

必死になる
っていう方法がわからないんだ
必死ってなぁに？

ねえ
求める前に手に入ってきた人生で
そんなものベンキョーする必要がなかったんだよ


幸せ？
そうかもしれない
そんなわけないが

欲しいものはいつだって
絶対に手には入らないものばかりだ

その君のうつろな瞳を嫌う
なぜならそこにはかつての自分を見る
その傷はみたくない

暗然とした
暗然とした

君にとってすべては
ありふれていないのだ

！

あたしをここに縛りつけてよ！
そうしてどこにも逃げないように
四六時中見張っていて

そうすればあたしはもう
震えなくてすむし
あんな野暮なクスリも
必要なくなるんだ

あたしだけだと思っていたら
どうやら違うみたいね
君はそうやってすぐ
自棄になって
ヒミツを探ってバラして
傷ついてく

守れません
何もかも

単純すぎる
ねえ
でも
複雑にはなりたくない
めんどくさい

わかりやすい言葉があればいいのに

幸せな人間は
あたしのことを「幸せ」だとか「恵まれている」だとか
云う

それは
ただ見放しているにすぎない

罠だよ

ねえ
本当に幸せなのはあなたたちのことで
それはあたしがどんなに欲しても
無駄な

この血の流れが憎い

言葉にすることだけで
それが手に入るのなら
そんなに虚しくて幸せなことはないね

指先が震える

君の言葉を待つ

ねえ
その向こう側には
何が見える？

あたしには届かない
許されない

君がよろこぶのなら
どんなことだってするよ

ねえ
でもそんなこと
君は気づかないんだ

今もきっと眠りの淵

君は
きっと
あたしを必要として
いない

だから
こんなにもアザヤカに
離れていけるのでしょう？

明日と
明後日を越えて
辿り着けば
まだ何か
見えるのかな？

誰にも
何にも
期待なんて
しません

ねえ
それでも
夢見てしまうのは

きっと
自虐の回路が作用しているから

まだ寝てないよ。
どうしたらいいか分からないだけ。
心が震えてるだけ。

みじめな君のすがたなんて見たくない
それが自分のせいだと知ってるから
泣かないで欲しい
苦しまないで欲しい
見てる自分が許せなくなるから

あたしのことを
君がそんな目で見ていた
なんて
気づかされて
目が覚めた

君にとって
あたしは
何だった？

君のその七台の無機物以下
東京方面
五〇〇km地方

アムステルダムには遠すぎる

呼吸するので
精一杯
な
毎日

ねえ
ここに君がいたなら
どんなにスバラシイだろう！

（嘘をついた）

執行猶予三年

表面を舐めただけ
それだけで
理解したような
ありふれたそんな顔は
見たくないよ

きっと君は笑うだろう
君のためだった

自虐的なのは君だけじゃない

嘘をつくな！
嘘をつくな！
嘘をつくな！

君がすべてで
すべては君で
なくしちゃったらもう
それで
おしまいなんだ


もう
こんなココロ要らない

きっと
みんな経験する事は似たような感じ

太陽がのぼる
なんて
無神経なんだろう

愛されたい

さようなら　

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