営業活動中

このエントリーをはてなブックマークに追加
1銀タ呂
http://nara.cool.ne.jp/gintaro/
損させません。
他よりも絶対に格上!
2夢見る名無しさん:02/01/13 10:44
>>1はブラクラ。踏むな
3夢見る名無しさん:02/01/13 11:50
また薬か…
4 :02/01/22 00:06
test
やはり一度解禁としたせいなのだろうか、日増しにその間隔は短くなって
きている。最近においてはほとんど毎日といってもいい。まるで麻薬中毒者
そのものだ。他人とはいえ、つい相手の女の事を心配してしまう。無論、
Aなりに手加減をしているのだろう、Aに限らず奴らがもし本能赴くまま
に暴走するような事をすれば、どんな健康美人な子であろうと1ヶ月も持つ
まい。まったくAの奴め、かつては「なんという精神力を持った奴だ」と
心底感心したもので、それは尊敬といってもよいほどであったのに。私も
数多くのサンプルを見てきたつもりであるが、これほど自らを律する事の
できる者はAが初めてであった。大抵の奴は1週間と持たない。Aの仲間
のBなどはその日の内というのも珍しくないのだから開いた口が塞がらない。
奴らの方法はあくまで紳士的であったり、最近の若い奴のナンパの如く露骨
な奴まで様々であるが、結果としては同じ事である。いくら相手に対して
優しい素振りを見せようとも奴らの本質は変わらない。いや、それはいわば
当然の事だ。これは奴らにとって第4の欲求であり、本能そのものだからだ。
こうして見ていると「我々と大して変わらないではないか」という気さえ
してくる。Aがあの女、Cに初めて出会ってから彼女の口から解禁が言い
渡されるまでの過程約1年近く。常に監視の目を光らせてきたのでC以外
の女をこっそり頂いているなどという事はありえない。仲間のBのように
手当たり次第に手をつけるような奴なら話しは別だが、Aなら性格からして
そうした心配は無用であろう。それにこれは同僚達の間で密かに噂されて
いる事だが「AはC以外を既に受け付けなくなっているのではないか」と
いう見方だ。これはAのCに対する異常な執着心、あるいは独占欲から見た
仮説であるが、AがC以外の女に手を出そうとしない、それどころか全く
興味を示さない所を見ると、あながち単なる推測とは言い切れない部分も
あると言えよう。もう1つ重要な点がある。それはCの存在自体に関する
事だ。下の連中は私がまた新手の者を送り込んだと思っているようだが、
事実は異なる。これは私や一部の者しか知らない機密事項だ。それはAと
Cの接触は我々の意図したものではなく、本当に偶然の結果であったという
ことだ。つまりCは全くの一般人であり、かつてのように私が派遣していた
者ではないのだ。



AがCに溺れていく様子を私は驚愕するが如く見続けた。Cと出会う以前、
Aはまるで生きる屍のような状態で、何事に関しても無関心で無気力な奴
だったので我々も長年手を焼いていた。何とか改善しようと試行錯誤を繰り
返したが効果はほとんどなかった。ついには「経過観察を除いて対象から
除外するべきである」という声も上がる始末であったのだから、今の変化
は驚くべきものがある。これらの経緯からしてもCの存在は今や非常に重要
なものであり、だからこそ彼女が一般人に過ぎないにも関わらず、既に我々
の監視対象となっているのだ。この1年、経過は概ね順調と言えた。途中
いくつかの障害、あるいは妨害が発生したが、それほど問題にはならなかった。
これらの事も結果として関係強化に大いに役立ったからである。私も「ここ
までくればもう安心だろう」と肩の荷が下りた気分であった、しかし・・・
これは長期間欲求を抑圧してきた事への反動なのだろうか、以前同僚の1人
が言っていた事が頭をよぎる「Aは感情を取り戻したわけではない、ただC
に対してだけ執着しているに過ぎない」と。私も最近ではそれがいやに的を
得ている気がしてきた。しかしだからといって一端解放したものを再び閉じる
など不可能である。一度知った快楽は忘却できない。無理に封じ込めようと
すればそれこそ危険だ。Cからは何度か節度を守るよう言われているようだが
効果があるとは思えない。おそらくAも理性ではわかっているのだろう。
しかし我々が思っている以上に彼らが自らの欲望を制御する事は困難なのだ。
そしてそんな危うい自分をA自身が一番恐怖している。それはあの暴走事件
が頭に浮かぶからに違いない。「自分もあのようになるのでは」との思いが
Aの心にあるのではないか。我々はあの時のような悲劇を二度と繰り返して
はならないと心に誓ったものだが、今のAの様子からして事件の再発を懸念
する声が一部から出始めている。

あの時は我々が総力をあげて事実の隠蔽を計った為、なんとか表沙汰にならず
に済んだが、今また同じ事が起こった際にうまく揉み消せるという保証はどこ
にもない。奴らの正体が世間に漏れるなど絶対にあってはならない、なぜなら
それは我が組織の存続に直結する極めて重大な事態だからである。よって今後
のAの動向には細心の注意を払う必要があり、場合によっては私にとって辛い
選択を取らざるを得ない状況になる可能性も否定はできないのだ。