神戸事件の謎に迫る(2)

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376奈々八
>須磨氏
少年を犯人とする根拠は何か?と問うてから、証拠はあるのか?
検察は開示しない、それは証拠がないからだ。冤罪だ陰謀だ。
というお得意のループパターンなんだろうけど、そうはならない。

刑事裁判なら証拠能力なしとされる調書・証拠でも、すべて家裁に
送られる。検察は判断しない。少年に係る判断は家裁がすることだから。
また弁護士が証拠とするに同意する、という手続きも審判にはない。

さて少年審判が非公開とは、旧少年法では検察にも知らせないということだ。
つまり検察官は、家裁が調書・証拠のどれをどのように扱ったのか知らない。
分からない検察・警察が、これが証拠ですと勝手に開示できるわけがない。
逮捕するときの説明用の証拠を言うこともあるだろうが、そこまで。それも
審判でどう扱われるか分からない。開示する権限がないから、義務もない。
分からない検察・警察に取材した報道も、価値は低いことになる。

開示できる証拠がないのではなく、開示できる人がいない。制度上。
開示できないのに須磨氏が証拠はなんだと問うのは、公開された情報を
基に推理するという御自分が定めたルールに反してるでしょう。