小班伝説

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188名無しさん@1周年
むかしむか〜し、飛騨の滑谷(なべりだに)に爺さまと婆さまが暮らしていたそうな。
二人とも大変心優しく、村はずれの透明地蔵さまには暇あるごとにお参りして
貧しい中にもお供え物を欠かさなかったそうじゃ。

ただ爺さまは長いことインポを患っていて、円満な夫婦生活を営めなかったそうな。
ある夜、旅の僧が一晩泊めて欲しいと訪ねてきたそうじゃ。
二人は喜んで迎え入れ、家の中にあるだけのものを出してもてなしたそうな。
189名無しさん@1周年:2001/04/12(木) 00:05
翌朝、坊さまは二人に礼を言って家を出ようとすると、爺さまは家宝の真珠を差し出した。
坊さまはお礼にインポを治して進ぜましょうと、爺さまに向かって経を読み加持を行ったそうな。
するとチンチンはビンビンに勃つようになリ、喜ぶ爺さまが振り返ると
もう坊さまは雨の中を去って行くところだったそうな。
次の日、いつもどうり二人は透明地蔵さまにお参りに出かけた。
すると、なんと透明地蔵さまの亀頭にあの坊さまに差し上げた真珠が乗っているではないか。
二人は、泊まってくれた坊さまが実はこの透明地蔵さまだったことにようやく気がついたんじゃ。
今もこの地蔵さまは「とめ床地蔵」と呼ばれ、インポに悩む人々が遠くからもお参りに来るというそうじゃ。
めでたしめでたし。