■□ビバ!雑スレVOL45!!□■

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739天帝モナ司祭
莉子は包丁使いがあまりうまくない。
指を間違って切ってしまうことなど日常茶飯事だった。
「きゃっ!」
「どうした、莉子!! 大丈夫か!!?」
「うん、大丈夫・・・。 これ切ってしまわないと・・・」
「後はおれがやるから。 お前は身重なんだしすわってなよ・・・」
くそ餓鬼は莉子の指を舐めて血を拭き取りカットバンをしてやった。
「さぁ、やるぞ!!」

莉子は思った。
あなた包丁なんてつかえないじゃない・・・。
無理しちゃって・
ありがとう・・・。

莉子の目には涙があふれていた・・・。