いいんだよ。

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19少年法により名無し
2007年2月5日 西日本新聞朝刊より引用
夜回り先生からのメッセージ
大人のみなさんへ
 1日に1時間でも、子どもたちときちんと向き合い彼らの悩
みや哀しみ、喜びにふれあっていますか。つらさに気づいてい
ますか。まわりの子どもたちに一人の大人として向き合い、優
しさを配っていますか。子どもたちは今、大人たちからの優し
さを待っています。
 どうか、大人のみなさん。子どもたちの悲鳴がストレートに届
き、救いを求めていく場となってください。救うことはできなく
ても、そばにいて抱きしめ、一緒に泣くことはできる。それだけ
で、その子どもたちは、少なくとも目の前の明日を生きる力を
みなさんからもらうことになります。
 いじめた子を責めて、学校から排除しても、根本的な解決に
はつながりません。いじめた子も、いじめられた子も、救うには、
和解しかないのです。
20少年法により名無し:2007/02/05(月) 20:43:38 0
子供たちへ
 いじめは相手の命を奪うだけでなく、相手の心を殺してしまう重い行為です。君が謝らな
ければ、相手の心の傷はいやされません。君がいじめた子が、その後、何年も大人になっても苦
しむことを知っていますか?君はその時だけのつもりでも、学校に来られなくなったり、リストカッ
トをしたり…。
 君たちは宇宙に1つしかない尊い花の種です。君たちの仕事はその種を一生の中で自分の
手で咲かせることです。君たちは、とても、敏感、そして繊細です。一人の大人に裏切られると「大
人なんて」、一人の先生に裏切られると「先生なんて」、一人の友だちを失うと「私は一人、死に
たい」、そう考えがちです。でも、大人は何人いますか、先生は…、友達は何人作れますか。お
願いです。裏切られても、つらい思いをしても、それでも大人や先生、多くのまわりにいる子どもた
ちをもう一度信じてくれませんか。泣いていい、叫んでいい、救いを求めてくれませんか。
 子どもたち。私は、すでに50年生きてきました。君たちの何十倍も生き、何十倍何百倍の人たちと
ふれあってきました。人間は捨てたものではありません。君のまわりには多くの君を守ってくれる
人たちが、君の救いを求める声を待っています。まず、救いを求めてください。必ず、明日が来ます。