このごろレイプ事件がよく報道されている。それを読みながら、かつての在日活動家たちの隠れたレイプを思い出す。
古い資料だが『マルコポーロ』1993年9月号に、梁石日、崔洋一、鄭義信の対談があった。
崔「一時流行ったんだな。左翼少女を口説くときは日帝三十六年史で落とせというのが。」
鄭「いまだにそんな手を使っている人、いるんだよね。」
梁「男の風上にもおけんなあ。」
崔「梁さん、唇、震えてますよ(笑)。」
朝鮮問題に関わる日本人女性たちが、在日活動家に警戒心をなくし、
レイプされるという事件が少なくなかったのである。そして彼女たちは、
反体制意識を持っていたために警察に通報することもなく、泣き寝入りした。
周囲からは運動団体内でフリーセックスが流行ったと思われたのだろうが、実態はレイプであった。
人権に最も敏感なはずの在日活動家が何故そんなことをするのか。また日本の女性たちは、
活動家とはいえ在日男性がたずねてくると、なぜ警戒心をなくして部屋にあげてしまうのか。
今はどうなのか知らないが、昔はそういう時代であったということである。