韓国を揺るがす乞食弁当騒動
配給弁当「粗末」と非難 韓国、福祉策が裏目
【ソウル12日共同】韓国南部・済州島の西帰浦市が冬休み中、
生活苦にある児童らを支援しようと昼食の弁当を無料で配給したところ、
市民から「粗末な弁当だ」と非難が巻き起こり、他地域でも同様の
事例が発覚した。福祉重視策として弁当配給を始めた政府だが、
思わぬ批判に出はなをくじかれた。政府は昨年、子どもへの支援として、
1人当たり2500ウォン(約250円)の弁当を配給するよう
各自治体に通達。西帰浦市は12月27日から約2週間、
市内700人の小中高生に提供した。ところが、おかずの品数は少なく、
同価格の一般の弁当店よりも大幅に見劣りする内容。
市民団体はパンやたくあん、うずら卵などが並ぶ弁当の写真を公表し
「激励どころか力を奪うことになっている」と批判した。
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