前者の中には、『殺害犯は「母親」が多い。』と記されている。
やはり・・・、
母親というのは、子どもと多くの時間を共有して生きなくてはならない。
父親よりも、どうしても子どもと接する時間が多くなる。
その中で、今のマスメディアから溢れだす「正しい子育て」だ!
という情報が、初めて子育てをする母親に対して、
大きなプレッシャーを与えている事は確かである。
しかし、そのような現状でも多くの母親はうまく子育てをしている。
確かにその通りである。その違いはなんであろうか・・・。
ある母親は、さまざまなマスメディアで、「正しい子育て」をしり、
その「正しい子育て」により近く育てようと決意した。
しかし、思うように行かず、さまざまな問題にぶつかった。
今まで、大きな問題にぶつからずに生きてきた母親は、
その大きな山を乗り越えられずにいた。
その問題は、対して大きな問題とは思えないことばかりである。
問題は、項目が「正しい子育て」に支障をきたす問題だったという事。
そして、いう事を聞かない子どもに手を挙げ虐待し、殺害してしまう・・・。
このようなケースは、あとを絶たない。
このような、マスメディアの情報が母親を苦しめているのである。
見本がないことは、不安につながる。
しかし、「仮説」の情報が氾濫していることこそが、
多くの『母親による幼児殺害事件』の引き金になっている事に
重要視する必要があるのではないだろうか。