北海道石狩市、元同級生母親会社員殺害事件

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1少年法により名無し:05/01/17 19:07:45
<女性会社員殺害>少年の中等少年院送致を決定 札幌家裁

 北海道石狩市の女性会社員(当時46歳)が昨年8月、自宅で殺害された事件で、札幌家裁(小野博道裁判長)は17日、
長男の元同級生で殺人などの非行事実で送致された少年(15)の第2回少年審判を開き、中等少年院に送致する保護処分を決定した。
札幌地検は「刑事処分相当」の意見書を付けて送致したが、家裁の決定により、少年は少年院で更生の道を探ることになる。
 家裁は少年が広汎性発達障害の一つ、アスペルガー障害と認定。
「他者の心や気持ちを知るのが困難で、現段階で自責の念を抱いて心から謝罪することは期待できない。刑事罰では真の更生は達せられない」と処分の理由を述べた。
 殺害に至った経緯について、「アスペルガー障害の適切な対処が取られない中、中学時代の不快な体験がよみがえった。
母との衝突や葛藤でいらだったことなどの事情も重なった」と指摘した。
ただ、この障害が「直ちに非行や犯罪に結びつくものではない」と付け加えた。
 審判は17日午前10時半から少年を収容している札幌少年鑑別所(札幌市東区)で非公開で行われた。
裁判官3人と付添人、少年の保護者らが出席したとみられる。
 01年の少年法改正で、刑事罰の対象が16歳以上から14歳以上に引き下げられたため、
家裁が検察官送致(逆送)を決定すれば、少年は成人と同様の刑事手続きで起訴される公算が大きかった。
付添人は少年に広汎性発達障害の疑いがあるとして保護処分を求めていた。
 家裁は昨年9月の第1回少年審判後、3カ月の鑑定留置を行い、事件前後の精神状態を分析。
鑑定書の内容を踏まえ、決定を言い渡した。【遠藤拓】


(毎日新聞) - 1月17日17時6分更新


アスペルガーだったらしいです。