東京足立区綾瀬女子高生コンクリート詰め殺人事件

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娘がいなくなって約四ヶ月間、殺されたことが分かるまで時間があったわけですが、
私も会社を休んだりして探し回っていました。殺されたことが分かってから、
妻は十数キロ痩せ、うつ病にかかり、精神科に通っています。誰かがそばにいないと自殺して
しまいそうな状況がずっと続きました。事件を報道するマスコミも記事や雑誌をわざわざ
私達のところに送ってきたり、公判のコメントを求めて大勢の記者がひっきりなしに押しかけて
きていました。私は妻に事件の詳細を知らせないようにしていたのですが、残酷な話しを知らせて
くるので、よけいに妻は精神をおかしくしてしまったのです。ですが、告訴状にサインをするために
夫婦で地検に出向いたとき、あまりにも殺し方が酷いので告訴状の内容を読むなと妻に言ったのですが
妻はあえて読みました。妻は言葉では言い表せないショックを受け、話しさえも出来ない状態になりました。
これだけ残酷な殺し方といいますか、親にしてみれば耐え忍びない状況で殺されたというのを思うと
返せと言っても死んでしまったわけですから、加害者には一生償っていってほしいという気持ちしかありません。
それから加害者の親にも恨みがあり、責任を問いたい気持ちです。
(Cの親を指して)同じ家にいながら気が付かなかったというのは、これは殺人幇助にあたるのでは
ないのでしょうか」

被害者の父親の裁判所での証言より。