2.衝動的な自殺に走る場合
この傾向は性格的に衝動性傾向の者に比較的多く見受けられ、性格的には短期でカッ
となりやすい人に多く見られる。そして何の見境もなく衝動的に自殺に走る場合がある。
こういう傾向の人は反面誤って殺人を犯してしまうのことがある。
よく、ささいなことから親子喧嘩や、夫婦喧嘩の末、カッとなって親や子をまた、妻
を突き飛ばして、家の柱やマンションのコンクリートの壁などに頭を打ちつけて死に
至らしめることがある。
3.精神異常的な自殺の型
そううつ病の患者や分裂病の患者など、また、麻薬や覚せい剤の中毒者など、一つの
自己件をの妄想などにとりつかれ、その妄想から自殺行為に走り、自己を死に追いや
る場合がある。
4.事故死が自殺として第三者的に決定づけられてしまうもの
本来なら自殺でないものが、ある事故から自殺であるかのごとく第三者的に結論づ
けられてしまう自殺の型である。
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多々良省三著「いじめの定義」(
http://www.nap-inst.co.jp/speach.html)より無断転載。
無断転載すまん!