目を覚ましたときいつもの独房ではないとネオむぎ茶は錯覚した。
もちろん、その場所ははいつもの刑務所のホールであったのだけれど、
何かがおかしかった。何かが違っている。
すぐに、ネオむぎ茶はその原因に気づいた。ホールの屋根の気配で既に夜であることがわかった。
さっきまでカツ丼を食っていたいたはずなのに・・・
ネオむぎ茶は、辺りをそろそろと見回した。同じ犯罪者が、
先ほどまでのネオむぎ茶と同じように床に伏して眠っている。
そのなかには、酒鬼薔薇聖斗、麻原彰晃、宅間守もいる。
俺はいったいどうしたんだろう? ネオむぎ茶がそう思ったとき、扉から一人の中年が現れた。
「どーも小泉純一郎です」
みな、なにが起こったのかわからないという顔で焦点の定まらない目つきを
している。
なぜ小泉首相が?これはいったい?
そして小泉首相がスピーカーで叫んだ
そして小泉首相の発言に皆完全に目をさまし戸惑った
「今日はバトルロワイヤルを開催したいと思います。
つまり今日は、みなさんにちょっと、殺し合いをしてもらいます!」