ラブひな終焉際!パート6(エイケン派に依存)

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思い起こせば、タマが空を飛んだ事が、非現実感を味わった最初の出来事だったな。

むつみの幽体離脱は、単純に漫画表現として認められる範囲のものだけど、空飛ぶカメってのは、
流石に言い訳が効くレベルの話じゃないからな。赤松とすれば、タマは読者のナビゲーターと
しての役割を持たせるキャラとして作ったのだろうが、単純に誰かの頭の上に乗ってるというだけ
では移動が出来ないという事に気がついて、しまったと思ったんだろうな。浦島−乙姫つながりで、
単純にペットを亀にしてしまった赤松が迂闊なんだけど。
で、結局、何週か悩んだ挙句、「ガメラが空を飛べるんだから、タマも飛ばしてしまえ」って
開き直ったんじゃないか?あくまで推論の話だけど。

こうなるともう、あとはタガが外れてしまい、表現はエスカレートする一方。カオラの発明が
それに輪をかけて現実から遠のいていく要因になった。正直、モルモル王国偏が終了して、連載
が継続するのであれば、カオラには退場してもらって、少しでも現実感を取り戻す方向に進んだ
方がいいかも(素子、可奈子もな)。