矢吹健太朗のBLACK CAT★黒猫No.89

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621ベルゼーの平社員時代
同僚「やめとけ!やめとけ! あいつは付き合いが悪いんだ。
  どこかに行こうぜって誘っても、楽しいんだか楽しくないんだか。
  『ベルゼー・ロシュフォール』 33歳 独身。
  仕事は真面目でそつなくこらすが、今一つ情熱のない男…。
  なんかエリートっぽい気品漂う顔と物腰をしているため、女性社員にはもてるが
  クロノスからは伝令とか、使いっぱしりばかりやらされてるんだぜ。

  悪い奴じゃあないんだが これといって特徴のない…影の薄い男さ」


ベルゼー(ひとりごと)
   「おいおい、何を怒っているんだい?
   新入社員の女の子に「お昼」を誘われただけじゃあないか…。
   ぼくが君を一人ぼっちにさせた事があるか? ン?」

そういって懐から取り出した盆栽と一緒に、サンドイッチを選ぶベルゼーたん。