ゾンビパウダーMAXIMUN2 ―久保帯人もMAXIMUM―

おまけページのキャラ設定なんだけど、どうでもいい事ばかり述べてある。

エルウッド（ガンマの舎弟みたいな男の子。スリとナイフ投げの天才）については、
その名前はアメリカにあるレコード会社の社長の名前を拝借したそうだ。
「ＣＣＭ系に詳しい人なら知ってるかも」との事。
それからエルウッドの服についてる★のマークは、「Ｂｉｇ Ｆａｔ Ｓｔａｒ Ｊａｃｋ」
という安価でヘビーデューティーな服を作る事で有名なメーカーの服だとか。

まず、Ｂｉｇ Ｆａｔ Ｓｔａｒ Ｊａｃｋなんて知らないし、ＣＣＭ系と言われても
よく分からない。
久保先生は自分の日常をそのまま漫画にしちゃっているのである。
これは漫画家にとっては当たり前の事に思えるだろう。日常からネタを絞り出す
事は重要な要素だと思う。
しかし、仮にも商業誌なのだから、読者に読んでもらう事を踏まえて、ひとりよがりな
アイデアをちゃんとフィルターで濾過して、読者にも分かりやすいような作品に
しなくてはならない。

「独自性のある漫画」とひとりよがりな漫画とは大きな差がある。

久保先生は読者を完全に置き去りにして、自分が分かっていればそれでいいと
思っているふしがある。
例のＨＰの件にしてもそうだが、「俺が駄目だと言ったら駄目なんだ。なにが悪い？」
という言い草にすべてが現れている。
画像をダウンロードどころかプリントアウトさえも許さないという心の狭さ。

サービス精神がないという時点で、彼には商業誌で描く資格はない。