ライジングインパクト・17H

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292全女オープン
第4試合 マリー vs 光鈴
マリー「ふん、挨拶もしないで、生意気な後輩だね。ちょいと痛い目に合わせてやろうか。」
光鈴「アーサー財団と李王家の世界制覇の野望が砕かれて8年・・
私はこの機会をずっと待ち望んでいた。犠牲となった王煉の仇、
最強の名を手にすることで、必ずや果たさん。」
強風の吹き荒れるコース パー3
マリー「見な!風などの影響を受けぬ。私のパワーショットを!」
ピュー…思いっきり風に流されてOB
光鈴「悪いが、お前達のお遊びゴルフに付き合っている暇はない。」
まるで生き物の様にボールは風に運ばれグリーンに落ちる。
マリー「な、何ぃ」
振り返り、グリーンに背を向けつぶやく光鈴「風はまだ生きている・・」
コロコロ・・コトーン
マリー「嘘、このコースで、ホ、ホールインワンだと・・」
光鈴「偶然の代物ではない、奴の魂と私の修行の賜物だ。」
その後ろ姿に、もはや迷いはなかった。
光鈴「見ていてくれ・・この試合の優勝をお前に捧げる・・王煉」
勝者 光鈴 最終日進出